風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ホシヒメホウジャクと、ホシホウジャク

2020年09月06日 | ホシヒメホウジャク
初めて飼育した「ホシヒメホウジャク」が、8月の終わりに羽化しました。
成虫になった姿をゆっくり見られなかったので
「またヒメちゃんに会いたいな」と思っていたら・・・
あっさり出会えました。

庭で水まきしていて、同じヘクソカズラのツルにいる幼虫を
みつけました(#^.^#)


ホシヒメ1号さんは、うちに来てすぐにサナギになったので
予備に採っておいたヘクソカズラが
まだ手付かずで残っていました。


この子は前の子と違って、食欲旺盛。
葉っぱをモリモリ食べます。
2日後、エサの葉を取り換えるときには
ひと回り大きくなっていました。
あれ?でもなんだか違和感が・・・


そうだ!お尻の角が短い・・・
この子の尾角(ビカク)はチョンと短かくて黄色いです。
ホシヒメホウジャクのお尻には,体長の三分の一くらいの
長いシッポ(尾角)があります。


じゃあ、アナタは誰?
ヘクソカズラに来るスズメガを検索したら
名前に「ヒメ」が付かない「ホシホウジャク」のようです。
翌朝見ると、体が淡いピンク色に変わっていました。
サナギになる合図です。


ホシヒメホウジャクと同じように
葉を綴って蛹化すると思い込んで見ていたら
飼育ケースの中でずっとウロウロしています。

変だなー、と思っ急いで調べてみたら
ホシホウジャクは、葉を綴らず
土の上で荒いマユを作ると判明しました。
なんで?同じホウジャクなのに!
アタフタ・・・└(゚ロ゚;)┘
もう夜ふけだし
ちぎったティッシュで、ここはなんとか・・・お願い・・


翌日ケースを見てみると
テレビ番組で見る「観察記録」の画のように
ティッシュの中にマユが出来上がっていました。


前蛹から2日後、サナギになりました。


**
もう、初めての子なので触らず、動かさず!
そっとそっと、羽化の日を待ち続け
蛹化から10日後の朝、ホシホウジャクさんが羽化しました\(^o^)/


飼育ケース越しの、お腹。


ケースのふたを開けて、背中の模様を・・・
とてもきれいです。


こちらは先日羽化した「ホシヒメホウジャク」です。
名前にヒメがつくのは、ただ単に小さいだけではなくて
翅の模様が全然違っているのが分かります。


猫の目みたいな、ホシホウジャクの横顔です(^_^)
止まっている姿を見られるのは今だけでしょうね。
庭で会ってももう、羽ばたきが早すぎて分からないかも(笑)
飼育ケースから空へ飛んで行きました。


**
手元に残った抜け殻です。


寂しい・・・
でも、ホシホウジャクを放しに行った庭で
また見つけました(笑)
ホシヒメホウジャクの幼虫です。


更に、採ってきた葉っぱにも小さな幼虫がいました。
これはどっちかな?
ヘクソカズラの葉で・・・
ホウジャク、エンドレスです(^O^)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする