今日は、私の地元の行事で、お昼から近所の人達と野焼きをしていました。
まず12時30分に公民館に集合です。
近くに住んでいるとは言え、普段は近所の人と滅多に顔を合わせる事がないので、久しぶりの再会にちょっぴり嬉しくなりました。
二言三言、周りの人と会話を交わしてるうち、組合長が、出席を取りだし、その後、野焼きをするたんぼや畑に、みんなと向かいました。
と、歩いていると、今は空き家になっている、お家の庭に生えている金柑の実が道路にはみ出していて、何人か実を取っているではありませんか。
そして、おいしい!と言って、何個も、もいだりなんかしています。
ほかの人も、持ち主がいないのだからと言って、次々にもいでいます。
その言葉に勇気を得て、私ももいで、食べてみました。
すると、噛んだ瞬間、じゅっと口の中に広がる果汁が、とってもおいしかったです。
そんなこんなで、幸先の良いスタートをして、たんぼに着きました。(笑)
そこで、私は枯れた竹を二本束ねて、松明とし、たんぼの畦の枯れ草に火をつけました。
今日は、ちょっと風が強かったので、簡単に燃え広がります。
一緒にいた人が、普段は火をつけると放火魔みたいだけど、今日はじゃんじゃん燃やしても何にも言われないからと言って、大喜びで、どんどん火をつけます。
大丈夫、この人?
と思ううち、後ろの川の堤防にある枯れ草がものすごい勢いで、燃え出しました。
かなり、離れているのに、熱風で、熱い事。
気をつけないと、火にまかれて焼け死にしないとも限りません。
現に、大分の由布院では野焼きの最中に、逃げ場を失って、何人か亡くなってるというニュースもあったのです。
そこで、私はちょっと恐々、周りに気をつけて、火をつけて回りました。
そうして、その辺りの畦がほとんど焼けたら、山の近くのそばの畑の畦を焼こうという話になって、何人かとそちらに移動しました。
だけど、山の木に燃え移るのは避けなければなりません。
その畦は斜面になっていて、下から火をつけたのですが、私はほかの人と、上の畑にいて、枯れ草が燃えるのを見守っています。
そのうちの山に近い方の燃えている枯れ草だけ、持っていたスコップで、土をかけて、山に燃え広がるのを阻止しました。
だけど、ただ燃えてるだけでも熱いのに、煙りがもうもうと出ていて、目を開けてるのが、やっとで、涙さえ出てきました。
それが終わった後、川の近くの畦を焼いたのですが、その間に、地元の人といろいろな会話をしました。
近所の人のウワサ話から、大昔、ここは湖で、水の底に沈んでいた事など・・・
みんな、私が子供の頃から知っている気心の知れた人ばかりで、おまけに野山に久しぶりに行けて、とても懐かしかったです。
なんだか、宮沢賢治の「風の又三郎」みたいだなぁと思いながら、野焼きを楽しんだ私でした。
まず12時30分に公民館に集合です。
近くに住んでいるとは言え、普段は近所の人と滅多に顔を合わせる事がないので、久しぶりの再会にちょっぴり嬉しくなりました。
二言三言、周りの人と会話を交わしてるうち、組合長が、出席を取りだし、その後、野焼きをするたんぼや畑に、みんなと向かいました。
と、歩いていると、今は空き家になっている、お家の庭に生えている金柑の実が道路にはみ出していて、何人か実を取っているではありませんか。
そして、おいしい!と言って、何個も、もいだりなんかしています。
ほかの人も、持ち主がいないのだからと言って、次々にもいでいます。
その言葉に勇気を得て、私ももいで、食べてみました。
すると、噛んだ瞬間、じゅっと口の中に広がる果汁が、とってもおいしかったです。
そんなこんなで、幸先の良いスタートをして、たんぼに着きました。(笑)
そこで、私は枯れた竹を二本束ねて、松明とし、たんぼの畦の枯れ草に火をつけました。
今日は、ちょっと風が強かったので、簡単に燃え広がります。
一緒にいた人が、普段は火をつけると放火魔みたいだけど、今日はじゃんじゃん燃やしても何にも言われないからと言って、大喜びで、どんどん火をつけます。
大丈夫、この人?
と思ううち、後ろの川の堤防にある枯れ草がものすごい勢いで、燃え出しました。
かなり、離れているのに、熱風で、熱い事。
気をつけないと、火にまかれて焼け死にしないとも限りません。
現に、大分の由布院では野焼きの最中に、逃げ場を失って、何人か亡くなってるというニュースもあったのです。
そこで、私はちょっと恐々、周りに気をつけて、火をつけて回りました。
そうして、その辺りの畦がほとんど焼けたら、山の近くのそばの畑の畦を焼こうという話になって、何人かとそちらに移動しました。
だけど、山の木に燃え移るのは避けなければなりません。
その畦は斜面になっていて、下から火をつけたのですが、私はほかの人と、上の畑にいて、枯れ草が燃えるのを見守っています。
そのうちの山に近い方の燃えている枯れ草だけ、持っていたスコップで、土をかけて、山に燃え広がるのを阻止しました。
だけど、ただ燃えてるだけでも熱いのに、煙りがもうもうと出ていて、目を開けてるのが、やっとで、涙さえ出てきました。
それが終わった後、川の近くの畦を焼いたのですが、その間に、地元の人といろいろな会話をしました。
近所の人のウワサ話から、大昔、ここは湖で、水の底に沈んでいた事など・・・
みんな、私が子供の頃から知っている気心の知れた人ばかりで、おまけに野山に久しぶりに行けて、とても懐かしかったです。
なんだか、宮沢賢治の「風の又三郎」みたいだなぁと思いながら、野焼きを楽しんだ私でした。