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奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

車中泊で気づいたこと

2018-05-05 20:28:49 | Weblog
 お久しぶりです。
 ゴールデンウィークの半ば、5月1日から、昨日にかけて、博多にいる息子や主人に会いに

行ってきました。
 しかも、ただ会いに行ってきただけではなく、人生初の車中泊を体験して行ってきたので

す。
 その訳は、ずっと前から、北海道に住むある女性のブログを読んでいるのですが、彼女の

いずれキャンピングカーを買って、女一人旅に出かけたいという文章に触発されたからです


 でも、だからと言って、私もキャンピングカーを買いたいと思ったわけではないのです。
 私は旅行が趣味ってわけではないですし、そんな余裕もありませんから。
 それに、独身の頃や子供が小さかった頃、奄美諸島や沖縄の島々など、九州各地、いろん

なところを旅行してましたから。
 
 え?
 だったら、九州から、外に旅行に出掛ければいいじゃないかですって???

 実は、私、九州を離れて、旅行するわけにはいかないんです。
 その理由は、昔、BOROという人が歌った「大阪で生まれた女」に隠されています。

 ♪踊り疲れたディスコの帰り これで青春も終わりかなとつぶやいて あなたの肩を眺め

ながら やせたなと思ったら泣けてきた 大阪で生まれた女やさかい 東京へはようついて

いかん 踊り疲れたディスコの帰り 電信柱にしみついた夜

 この歌を、私流に解釈すると、こうなります。
 
 私は、九州の女やから、九州を離れるわけにはいかん。
 だって、九州を離れたら、私の青春が終わっちゃうから・・・

 だから、九州から出たくないという私の気持、どうか察して下さいね。(涙) 


 ああ、こうして、正直に書いたら、日本はおろか、世界中を、女一人で旅してきた彼女に

、鼻で笑われる気がする・・・(汗)

 でも、そういう訳で、九州内、行きたいところは殆ど行っちゃってるので、まったくの他

人事として、彼女のキャンピングカーの記事を読んでいたのです。
 ところが、彼女はキャンピングカーを旅に使うだけじゃなく、お店で、ビールを飲んだ時

、キャンピングカーで一眠りしてから帰るのにも使えると書いていて、そこに心を動かされ

たのです。
 実は、このところ仕事が終わったあと、くたくたになることが多く、そんな時、車で、小

一時間でも横になれば、疲れが少しは取れるんじゃないかと思ったんです。
 しかも、私の軽のワゴン車は都合がいいことに、後部座席を前に倒せば、フルフラットに

なっちゃうんです!
 そうすると、180センチも、平面が出来るのです。
 それだけあったら、体を十分、伸ばせます。
 でも、それだったら、せっかくだから今度のゴールデンウィークに、息子たちに会いに行

く時、ついでに車中泊もやってみようかなと思ったのです。
 つまり、彼女があまりにも楽しそうにキャンピングカーの一人旅のお話を書いてるものだ

から、私もつい車中泊がどんなものか体験してみたくなったのです。
 そこで、善は急げと言わんばかりに、ネットで、車中泊に何が必要か調べて、揃えること

にしました。
 マットレス、寝袋、カーテンなどの目隠し、それに乾電池式のランタンなどが、主なもの

です。
 あと、乾電池式の蚊取り器と除湿剤。
 これらは、いろんな種類があって、どれにするか選ぶのが、すごくワクワクして楽しかっ

たです。
 とくに、カーテンは、自分の車に合うか、非常に慎重に選び、それだけに自分で取り付け

られたときは、めちゃめちゃ嬉しかったです♪
 しかし、この中で、寝袋だけは持っていました。
 というのも、私は以前、寝てる時、よく寝返りするので、一晩に何度もベッドの下に掛け

布団を落としてしまい、しょっちゅう鼻をグズグズさせていたんです。
 そこで、なにかいい方法はないかと考えて、寝袋を思いついたのです。
 寝袋だと、ジッパーを締めたら、絶対落とすことはないですから、それ以来、冬になると

重宝してるんです♪
 
 では、グッズを揃えたところで、車中泊女子の実際とはどんなものなのか気になってしま

いました。
 そこで、車中泊について書いた女性のブログを色々読んでみました。 
 すると、様々な年代の女性が車中泊を趣味としているのがわかったのですが、私がひとき

わ気になったのは20代前半の女性にも、結構、多いという点でした。
 しかも、一人であちこち、車中泊しながら旅をしているみたいなのです。
 何でも、車中泊を趣味としている人は、基本的に一人で旅してる場合が多いのだとか。
 付き合っている男性はいないのでしょうか?
 それとも、いても、一人旅がしたいとか?
 そういえば、私がブログでよく読んでいる旅好きの女性は、一人だと誰にも気を使わなく

ていいから、とっても気が楽だと書いていました。
 ということは、若い女性達も誰に気兼ねすることなく、自由に旅出来るからということで

しょうか?

 う~ん、いろんなケースがあるだろうし、ま、どうでもいいかな?(苦笑)

 そんなこんなで、車中泊の準備が整ったところで、どこかに寄ってから息子たちに会いに

行くことに決めました。
 こんな時、役立つのがスマホですね。
 温泉付きの道の駅で、79ヶ所回った人の一押しが、大分県竹田市のながゆ温泉だそうで

、行ったことがないので、そこに行ってみることにしました。
 何でも、その温泉は日本でも珍しい炭酸泉で、建物はレトロで独特の雰囲気を醸し出して

いるそうです。
 そこで、カーナビに、ながゆ温泉を入力して、高速だと早く着きすぎるので、一般道で行

くことにしました。
 わが家からだと、約210キロなので、午後4時過ぎには着いちゃいます。
 それにして、スマホとカーナビって、本当に便利ですね。
 この二つさえあれば、行きたいところが、すぐに見つかるし、目的地だって、初めてのと

ころでも、全然、迷わずに行けますから。
 これなら、20代前半の女の子だって、一人でどこまでも行けるでしょうね。
 もしかしたら、それくらいの年頃の女性は社会経験が少ないから、自分の力を試したくて

、車中泊の一人旅をやりたくなるのかも知れません。
 そして、それを可能にしたのが、スマホとカーナビなのかも?
 なんて、いろいろ考えてたら、ながゆ温泉に着いちゃいました。

 駐車場はぎっしり満車に近い状態でした。
 かなり、人気があるみたい。
 そして、道の駅の建物を見たら、何と、日本一の炭酸泉と壁一面に、デカデカと書いてあ

るではありませんか!
 大分県は日本一の温泉県らしいけど、私は別府と湯布院くらいしか知らなくて、ながゆ温

泉という温泉自体初めて知りました。
 このながゆ温泉、川の中にも岩で出来た湯船があって、そこにも入れるらしいのですが、

何にも囲いがないから丸見えだとか。

 でも、私はそこはさすがに勇気がなかったので、川のすぐ近くの建物の中の温泉に入るこ

とにしました。
 期待を裏切って、ごめんなさい。(笑)
 建物の中に入ったら、いつ建てたんだろうと思うくらい、柱が色あせ、湯舟も湯の花が固

まったものが、びっしりくっついていて、確かにレトロな雰囲気が溢れていました。
 独特な雰囲気は、建物が六角形をしているところでしょうか?
 レトロな中に西欧の文化が感じられて、本当に独特な雰囲気だなと思いました。
 そして、日本一の炭酸泉という触れ込みですから、パイプからチョロチョロ出ている温泉

のお湯を飲んでみました。
 お味は金属っぽくて、美味しいということはなかったですが、炭酸は確かに舌の上で弾け

てるような気がしました。
 それにしても、お湯の温度も熱すぎず、ちょうどよくって長く入ってられる感じ。
 だから、ながゆ温泉と命名されたのかも?

 だけど、私はいい温泉だなと思えば思うほど、私一人じゃなく、もし一緒に主人と来たら、どれだけ楽しかったろうと思えてなりませんでした。  
 たぶん、うちの主人は、温泉に行こうと言っても、そんなに好きじゃないから躊躇するか

も知れないけど、「日本一の炭酸泉よ」と言えば、ミーハーっぽいところのある人だか

ら、きっと「よし、それなら」と言って、ここに来たに違いありません。
 そして、入ったあと、「どうだった?」と聞いても、簡単には「よかった」とは言わない

でしょう。
 でも、私にはわかるんです。
 どこかウキウキしてて嬉しさを隠しきれない。
 温泉自体より、日本一の温泉に入れたことが嬉しくてたまらないってことが。
 そういう人なんです、うちの人は。
 そして、「今度のゴールデンウィーク、どこに行ったの?」って、職場の若い女のコに聞

かれたら、さも自慢そうに日本一の炭酸泉に行ってきたと吹聴する。
 そこまで考えたら、主人と来れなかったことが悲しくて、涙が次々に湧いて仕方なくなり

ました。

 私は、本当は主人と一緒に来たかったんだ。

 主人と一緒に思い出を作りたかった・・・

 
 私と同じ宮崎出身で、銀色夏生という女性の詩人がいるのですが、彼女の詩の一節にこう

いうのがあって、私はそれにすごく共感するんです。

 あなたとはじめてのことを

 たくさんしたいから

 知らないことを

 たくさんとっておく
 
 銀色夏生 「LESSONN」より

 
 私も同感だな。
 自分にとって、とても大切な人だから、一緒に思い出を作っていきたい。
 初めての感動はそれに優るものはないと思うから。
 そして、それが私の真心だから・・・
  
 私は20代前半で、車中泊しながら、一人旅をする女性は私とは全く違う恋愛観を持って

いるように思われてなりませんでした。
 
 そして、八女市のとあるコンビニで一夜を過ごして、翌日、主人と二人の息子の待つマン

ションに、無事到着し、久しぶりに家族団欒を過ごしてきました。

 今回の人生初の車中泊で、私はかけがえのないものというか、主人への愛を再確認した
思いでした。

 それにしても、あの旅好きの女性は何を求めて、一人旅に出るのでしょう?

 そして、旅の魅力とは?

 そんなことを考えていたら、テレビで、ミュージシャンの松任谷由実さんが、ご自身なり

の旅の魅力をこう話していて、思わず頷いてしまいました。
  
 「旅は刺激です。帰るべき場所が大事だなって、すごくわかる」


 旅の本当の魅力は、そういうところにあるのかも知れません。

 そして、私の帰るべき場所は、やっぱり、あの人しか・・・


   

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