奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

冬来たりなば、春遠からじ

2010-02-04 12:57:01 | Weblog
ある冬の日の一こま。
我が家に面している道路は通学路になっていて、毎日大勢の小学生達が登校しています。
なかには、兄弟で手を引いている子供もいて、ほほ笑ましい光景を見る事が出来ます。
私の住む都城は温暖な気候に恵まれているとはいえ、この季節になると、霧島連峰から吹き降ろしてくる冷たい風で、みな寒さに震えながら過ごしています。
子供達の恰好も、風邪をひかないようにとの親御さん達の気持ちの表れでしょうか。
あったかそうなマフラーをしている子や、毛糸のてぶくろをしている子など、みな思い思いの冬の装いをしています。

今日は久しぶりに寒い朝でした。

みな寒さに震え、キャーキャー言いながら楽しそうに、我が家の前を通って行きます。
道路のぬかるみに出来た氷を、足でバシャバシャ割っている男の子もいれば、道路脇の土のところに出来た霜柱を踏んで喜んでいる女の子もいます。
無邪気に喜んでいる子供達を見ていたら、なんだか私まで嬉しくなって、思わず、「おはよう!」と声をかけてしまいました。
すると、明るく可愛い声で、「おはようございまーす!」と返事が返ってきました。
なんだか朝から、とっても、すがすがしい気分になりました。

凍てつく寒い朝も、あと少しで終わりです。

冬来たりなば、春遠からじ。

春は、もうそこまで来てますよ。