奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

横山光輝「魔剣列剣」手塚治虫VS横山光輝♪

2016-09-20 21:29:50 | 読書
  前回、熱血柔道漫画「イガグリくん」の作者福井英一さんは手塚治虫先生の強力なライ

バルだとお伝えしました。
 そうなると、手塚先生のもう一人のライバル横山光輝さんについても書いてみたくなっ

ちゃいました。
 そこで、気になったのが、私が読んだ「イガグリくん」が入っていた冒険活劇大ロマン

というシリーズの中の横山光輝著「魔剣列剣」です。


 しかし、この本も「イガグリくん」同様、本棚に置いたまま、ずっと読んでいなかった

のです。
 理由は、横山ファンじゃないというのもあるのですが、簡単に説明すると時代劇が苦手

だからです。
 ファッションだって、今と全然違うし、言葉遣いも、「恐縮至極に存じます」とか、す

っごく固苦しいでしょう?
 それに、お侍って、普段から、人殺しの道具を腰にぶら下げていて、物騒じゃないです

か。 
 だから、黒澤明監督の映画ならともかく、それ以外はまったくと言っていいほど興味が

なかったんです。
 それより私は白馬に乗った王子さまが、囚われの身のお姫さまを助けようと、様々な困

難を乗り越え、見事、ハッピーエンドで幕を閉じるお話のほうが、断然、魅力を感じてい

たのです♪

 あ!
 だけど、そんな私でも、時代劇ごっこというか、悪代官ごっこは好きな人とよく遊んで

いましたっけ?

 例えば、こんなふうに。

 悪代官(好きな人)
 「ヒッヒッヒ、おぬし、見るからに美味しそうなカラダをしとるのう。
  どうじゃ、わしに抱かれぬか?
 嫌とは言わせぬぞ。」

 私
 「嫌です!私は愛する夫がいる貞淑な人妻なんです。だから、私のカラダは夫だけのも

のなの。私に近づいたら、承知しないから!」

 悪代官
 「何をぬかす。だったら、こうしてくれるわ!」

 そう言い放った次の瞬間、悪代官は、私の着物の帯に手をかけ、思いっきり、帯を引っ

ぱるのです。
 すると、そのはずみで、私のカラダはクルクル回り、「あ~れ~」と言いながら着てい

るものが、全部ほどけて、あられのない姿になり、悪代官(好きな人)にじっくり、いい

ようにされるってわけ♪
 
 もしかしたら、「魔剣列剣」にも、それと同じ場面が出てくるかも? 

 そうしたことを期待しつつ読むことにしました♪

 しかし、読み進めていくうちに、あれ?これは、手塚先生の「リボンの騎士」に、ちょ

っと似てるなと気づいたんです。
 この物語は、天下の刀工と言われた白雲が、越中富山之守に一振りの刀を作れと命じら

れ、二振りの刀を作ったことに端を発します。
 その二振りの刀は、当の白雲でさえ、ほれぼれするほどの出来だった。
 ところが、その素晴らしい出来栄えに、目を見はっていた時、突如として、凄まじい嵐

が吹き荒れ、天地を圧するかと思わんばかりの雷鳴が轟き始めたのだ。
 しかし、白雲が刀を鞘に収めた途端、荒れ狂っていた嵐は急にピタッと止んでしまうの

だった。
 その後、刀を抜くたびに嵐は起こったので、白雲は、その刀が嵐を呼ぶことを、はっき

り悟るのだった。
 すると、もう一振りの刀も嵐を呼び起こすのだろうか?
 おおっ!
 なんと不思議、その刀を抜くと嵐が起こるどころか、たちまちしずめてしまった。
 いかに嵐を呼ぶ刀を振り回しても、その刀を抜いていると、空はいつまでも青々と澄み

切っているのだ。
 何という不思議な力を持った刀だろう。
 白雲は、嵐を呼ぶ刀に、黒龍、嵐をしずめる刀に、白龍と名付けた。

 その後、白雲は黒龍を持って、殿様のもとへ参上した。
 殿様は、黒龍を見て、あまりの美しさにしばらくは口もきけなかった。
 やがて、刀をじっと見つめているうちに、殿様の頭のなかに恐ろしい考えが浮かんだ。
 「白雲を生かしておけば、ほかの大名にもこんな名刀を作ってやるかもしれない。殺せ

ば、もう刀は作られない。わしだけが、名刀の持ち主になる。」
 そうして、白雲は無残にも殺されてしまったのだ。

  その白雲を父に持ったのが、少年、夕日照之助であった。
 照之助は、亡き父の敵を討とうと、山本竜馬、村雨次郎の協力を得て、忍者組織・白龍

党を結成し、越中富山之守が雇った人斬り新九郎や山彦族を、次々と追い詰めるのだが、

照之助の実の正体は男を装った乙女だった。

 ね?
 照之助って、「リボンの騎士」のサファイアそっくりの設定でしょう?

 私は、この事実に、横山さんが、手塚先生の強力なライバルになり得た秘密が隠されて

いる気がしてきたのです。

というのも、数年前、私は野球漫画「グラゼニ」の原作者森高夕次さんが、NHKのイ

ンタビューで、ライバルについて、熱く喋ってるのを聞いたことがあるからです。
 ところで、「グラゼニ」とは、「グラウンドには、銭が埋まってる」を略したもので、

ずばり、お金がテーマの野球漫画だったらしいです。
 これ、昔のスポーツ漫画が好きな人はどう思うでしょう?
 私は、スポーツマンに爽やかなイメージを期待してますので、ちょっとどうかしら?と

思わないでもないのですが、何でもプロ野球の選手や業界関係者にはただの夢物語でなく

、現実に近いという理由で、評判はよかったのだとか。

 この「グラゼニ」は、ライバルについても描かれているらしく、森高夕次さんによると

、普通、ライバルは自分とあまりにもかけ離れた人とは成り立たないそうです。
 例えば、プロ野球選手ですと、境遇や能力、健康状態や、年収など、自分に近いければ

、近いほど、人はライバル意識を持つらしいです。
 
 そこで、手塚治虫先生と、福井英一さんです。
 福井英一さんは、「イガグリくん」という柔道漫画の傑作で、人気を博していましたが

、手塚先生はスポーツ漫画が大の苦手でした。
 だから、お二人はお互いに切磋琢磨して、才能を遺憾なく発揮するという意味での良好

なライバル関係を築くのは難しかったかもしれません。
 その福井英一さんが、過労で倒れ、亡くなったのが、昭和28年だそうです。
 その福井英一さんと入れ替わるようにして、横山光輝さんは、翌昭和29年に手塚先生

の前に、彗星のごとく現れるのです。

 この事実だけでも、運命を感じませんか?

 その後、横山光輝さんは昭和31年に、手塚先生が「鉄腕アトム」を描いている漫画雑

誌「少年」に「鉄人28号」の連載をスタートし、アトムの人気に肉迫していくのです。
 そうして、お二人は、かたや電子頭脳を持った人間に近いアトムと、リモコン操作で動

く巨大ロボット鉄人28号という同じロボットもので、熾烈な人気競争を「少年」誌上で

、10年にも渡って繰り広げるのです。
 そのほかも例を挙げれば枚挙にいとまがなく、横山光輝さんが、昭和46年に漫画雑誌

「希望の友」で歴史ものの「三国志」を描けば、手塚先生も翌昭和47年に歴史ものの「

ブッダ」を描いて、ともに大人気を博します。
 さらに、横山光輝さんが、超能力少年の「バビル2世」を描けば、手塚先生も「三つ目

がとおる」を描き、横山さんが、昭和50年に久々に少女漫画を、週間少女コミックに「

フェニックス・クイーン」を描けば、手塚先生も負けてなるものかと言わんばかりに、同

じ昭和50年10月に同じく週間少女コミックに「虹のプレリュード」を発表するのです



 こうして見ると、このお二人がいかに素晴らしいライバル関係を結んでいたかが分かる

ようです。
 
 
 また、手塚先生は、ライバルの重要性を認識しておられたようで、アシスタントさんに

も、「早く一人前の漫画家になって下さい。そして、私のライバルになって下さい。」と

、常々、仰られていたとか。

 
 手塚先生の創作の秘密は、良きライバルを持つことも、その一つだったのでしょうね?

 
 
 
 
  
 ところで、「魔剣列剣」には、あれほど期待していた悪代官は登場しませんでした。

 それだけが、ちょっぴり残念だったかな~・・・(苦笑)

 
  
 



熱血柔道漫画「イガグリくん」から、怪獣?柔道日本♪

2016-09-06 22:25:22 | 読書
さて、だいぶ間隔が開いちゃいましたが、今回は前回に引き続き、オリンピックシリー

ズの第二弾にして、最終回を書きたいと思います!(笑)

 前回、オリンピックの華は、マラソンだと書きましたが、実を言うと私にはそれ以上に

、注目している競技があります。
 それは、日本のお家芸、柔道です。
 柔道は、日本発祥のスポーツですから、ぜひ、勝ってもらいたいと思わずにはいられな

いです。
 そんな私の熱い想いが通じたのか、今回のリオ・オリンピックでの柔道は、金メダル3

個、銀メダル1個、銅メダル8個、計12個と、史上最多のメダル数を獲得しました。
 しかも、レスリングや水泳を抑え、全競技の中で、もっとも多かったのです。
 なぜ、今回の柔道は、これほどの成功をおさめたのでしょう?
 その原動力となったのは、井上康生監督の改革が功を奏したからだそうです。
 前回のロンドン・オリンピックで、日本の柔道は初めて金メダルゼロに終わり、柔道発

祥の国としての威信は地に墜ち、まさに危機的状況にありました。
 そこで、その状況を打開すべく、全日本柔道監督に就任した井上康生監督は、それまで

の指導法を見直し、科学的なトレーニングや他国選手の映像分析、他国の格闘技を学ばせ

るなど、様々な改革に着手し、その傍ら、選手に寄り添い、選手を信頼し、選手の自主性

に任せることに気を配り、見事、日本柔道の復活を成し遂げたのです。

 全種目終了後、報道陣の前で、大粒の涙を流しながら、井上康生監督はこうインタビュ

ーに答えたそうです。

 「4年前は屈辱というか、自分の無力さに悔しい思いを持ちながら、涙したことを昨日

のように覚えています。今日においては、素晴らしい選手たちと素晴らしいスタッフと、

最高の環境で精一杯戦えたことの幸せの涙。(全7階級でメダルを獲得して)歴史に名を

刻んだ7人になったのかなと思う。誇りに思います。」
 
 もし、井上康生監督がいなければ、今回のリオ・オリンピックでの成功はなかったかも

知れません。
 
 では、なぜ、そこまで、私が詳しいのか、気になります?

 実は、井上康生監督は、私の地元、宮崎県都城市の出身なんです♪

 井上康生監督といえば、選手時代、2000年のシドニーオリンピックで、金メダルを取

り、亡き母親の遺影とともに、表彰台にあがった姿は今も多くの国民の脳裏に焼き付いて

いると思います。
 あの時は、私の地元も大フィーバーとなり、井上康生に続け!と言わんばかりに、柔道

をはじめたチビっ子が沢山いたらしいです。
 でも、井上康生監督がどんな顔をしているのかご存知ない方のために、お写真を1枚紹

介したいと思います。

 あれ?
 「たれ」の文字が大きく写っていますが、これは宮崎県内だけで販売している焼肉のたれのイメージキャラクターをしていた時のものです。
 どうやら、井上康生監督の強さの秘訣は、焼肉にあったようです♪
 
とにかく、オリンピックでの柔道の快挙に、何か、柔道のお話を書きたくなっちゃった

のであります。

まず、柔道といえば、私は柔道をテーマにした大好きな歌があります。
 それは、美空ひばりさんの「柔」です。

 この歌は、あの名作曲家・古賀政男さんの作曲で、柔道のテレビドラマにも使われたそ

うですが、1965年に第7回の日本レコード大賞を受賞したばかりでなく、美空ひばり

さんの全楽曲中、最大のヒット曲で、180万枚の売上を記録したそうです。
 私も、この歌を聴くと、体の奥からメラメラ闘志が湧き、ファイトがみなぎってくる気

がします。

 「柔よく剛を制す」という言葉も好きです。
 柔道は、力や、体格で勝敗が決まるのではないそうです。
 柔道の技では、相手の力を巧みに利用し、小さい人でも大きい人を豪快に投げ飛ばすこ

とが出来る。 
 それが、柔道の醍醐味だと思います。

 それと、もう一つ、オリンピックの期間中に、連載されていた、あるブロ友さんの熱血

柔道漫画の記事に、とても興味深いことが書いてあり、それが、この記事を書く大きなき

っかけになりました。
 そのブロ友さんの記事によると、福井英一さんの「イガグリくん」はスポーツ漫画の草

分け的作品で、後世のスポーツ漫画に与えた影響は計り知れないものがあるとして、影響

を受けた熱血柔道漫画をいくつもご紹介されていたのです。
 あの「ドカベン」の中にも、イガグリくんをモデルにしたキャラクターが登場するそう

です。

 実は、私はかなり前から、昔「イガグリくん」という漫画があったのは知っていたので

す。
 それは、あの漫画の神様・手塚治虫先生の自伝的著書「ぼくはマンガ家」に、「イガグ

リくん」のことが書いてあったからです。
 当時、「イガグリくん」は、爆発的な人気を博し、手塚漫画の人気を揺るがすほどで、

手塚先生は猛烈な嫉妬心に苛まれていたのだとか。
 その勢い余ってか、手塚先生は漫画雑誌「漫画少年」に連載していた「漫画教室」で、

漫画の悪い例として、「イガグリくん」そっくりの絵を描いてしまい、これを見た福井英

一さんは「悪書漫画の代表としてさらしこき下ろした」と激怒して、大変な事態を招き、

手塚先生は平身低頭して、平謝りに謝ったのだとか。
 つまり、あの漫画の神様・手塚治虫先生が、「イガグリくん」という漫画でおかしくな

っちゃったのです!
 それほど、すごい漫画だったらしいです。
 しかも、手塚先生はどういう訳か、スポーツ漫画をまったく描けなかったのです。
 それも、「イガグリくん」を嫉妬した理由の一つかも知れませんが、手塚先生は確かに

、スポーツ漫画を描けなかったかも知れませんが、「鉄腕アトム」と「ジャングル大帝」

の二つがプロ野球のイメージキャラクターとして採用されたという事実があるのです。
 「サンケイアトムズ」と「西武ライオンズ」がそうです。
 漫画が、実際のスポーツのイメージキャラクターに採用されたのは、いまだに手塚先生

の作品だけらしいです。
 これって、すごいことだと思いませんか?
 スポーツ漫画の描けない手塚先生に、「どうか、力を貸してください」と、現実のスポ

ーツの方から歩み寄って来たのですから。

 これこそ、手塚マジック、手塚先生が漫画の神様と言われる由縁ですね♪

 そういえば、噂によると「サイボーグ009」という漫画は、プロ野球のイメージキャラ

クターに採用されたくて、サイボーグ戦士を野球の人数と同じ9人にして、タイトルに、

これ見よがしに9という文字を入れたそうですが、いまだに採用されたという事実はない

です。

 そんな理由で、漫画を描くのも、どうかと思いますが、手塚先生との違い、これだけで

も明らかですよね?(笑) 
 

 ところで、「イガグリくん」とは、どんなスポーツ漫画だったのでしょう?

 だけど、「イガグリくん」というタイトルは、アイスキャンディの「ガリガリ君」に似

てなくもないですよね?

 「ガリガリ君」も、立派なイガグリ頭ですから、何か、関係ありそうです。
 もしかしたら、イガグリくんは、アイスキャンディを食べると、ほうれん草を食べたポ

パイみたいに百万馬力の力持ちになって、次々に相手を投げ飛ばすのでしょうか?

 ううん、どうなんでしょう?

 これは、真相を究明しなくちゃですね。

 でも、それには、どうしたらいいでしょう?

 ところが、ご安心あれ。
 

私、奇跡的に「イガグリくん」の単行本を持っていたのです。
 だけど、それは別に読みたくて買った訳ではないのです。
 その熱血柔道漫画をいくつもご紹介されていたブロ友さんと、5年前に初めて知り合っ

た時、その方のレトロな漫画やテレビ番組の記事に触発されて、私もレトロな漫画が読み

たくなっちゃったのです。
 そこで、「黄金バット」の漫画を買ったのですが、それは「冒険活劇大ロマン」という

作品のセットだったので、「イガグリくん」も含まれていたのです。

 (画像はネットからお借りしたものです。)
 私は、その「冒険活劇大ロマン」シリーズの中から、今まで「黄金バット」「不思議な

国のプッチャー」「火の鳥風太郎」を記事にしています。

 ところが、「イガグリくん」は、この5年間、一度も読んでいなかったのです。
 だけど、ようやく、そのブロ友さんの「イガグリくん」の記事で、読む気になったので

す。
 
 読んでみて、まず気づいたのは、主人公のイガグリくんが、中学生だったことです。
 この漫画は、昭和27年に始まったのですが、昭和30年代まで、漫画の主人公は小学生

が殆どだったみたいなのです。
 アトムもそうですし、「鉄人28号」の金田正太郎君や、「ナガシマくん」もそうです


 私の子供の頃は、中学生や高校生の主人公が多く、逆に小学生は殆どいませんでした。
  
 そのイガグリくん、本名は、伊賀谷栗助と言い、東中学の柔道部員で、散髪屋をしてい

るお父さんと二人暮らしという設定です。
 プロローグ早々、イガグリくんは、東中学に転校して来るのですが、そこで、今久とい

う暴れん坊の柔道部の主将に睨まれるも、柔道で戦ってから仲良くなり、巴投げを武器に

、隣町の西中学の主将安古や、強敵・山嵐や、熊皮らと戦い、全国大会で優勝するまでを

、ほのぼのとしたユーモアを交えながら描いています。

 それで、私が、この漫画を読んで、一番、驚いたのは、正統派の柔道漫画でないという

点でした。
 普通は、柔道の大会で、正々堂々と戦って、勝ったり、負けたりして、人間的に成長し

、或いは対戦相手との友情を育む。
 それが、正統派の柔道漫画だと思うのですが、イガグリくんは大切な友達が手痛い目に

遭わせられるのを始めとして、相手の卑怯な仕打ちに耐えかね、売られたケンカは買わね

ばならぬとばかりに、酔っぱらいの空手家や、暴力団と戦ったり、異種格闘技さながらの

思いもよらぬ展開を見せるのです。

 それで、私は、この「イガグリくん」は軽いユーモアを交えながら、負けじ魂と、友情

の大切さを謳ったところが、当時の少年たちを魅了したように思えたのでした。
   
 
 ところで、最後に、どうしても気になることを書いて、終わりにしたいのですが。

 それは、美空ひばりさんの「柔」の歌詞を書いた関沢新一さんのことです。
 この人は、脚本家としても有名で、「大怪獣バラン」「モスラ」「キングコング対ゴジ

ラ」「モスラ対ゴジラ」「宇宙大怪獣ドゴラ」「三大怪獣・地球最大の決戦」「怪獣大戦

争」「ゴジラ・エビラ・モスラ南海の大決闘」「怪獣島の決戦・ゴジラの息子」「ゴジラ

・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」「ゴジラ対

メガロ」「ゴジラ対メカゴジラ」と、数多くの怪獣映画の脚本を書き、「ウルトラシリー

ズ」で知られる金城哲夫さんの師匠にも当たり、怪獣と深い関係があるのです。
 
 つまり、柔道と、怪獣が、どう結びつくのか、とっても不思議でしょうがないのです。

 だけど、あの怪獣博士なら、この疑問解けるのかしら?

 もしかしたら、マラソンのほかに、柔道もやってる???


 それは、絶対、あり得ない~~~(笑)



 何はともあれ、柔道日本の復活、おめでとう~~~~~♪