奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

仕事のお話

2018-01-09 15:34:06 | Weblog
  お久しぶりです。
 ブログを書かないでいる間、いつの間にかお正月も過ぎちゃいましたが、お元気でいら

っしゃるでしょうか?
 私は前回の記事で、お伝えした通り、先月から仕事に復帰したのですが、年末の繁忙期

に加え、別の部署に移り、慣れない業務にてんてこ舞いしていました。
 だから、とてもブログを書く余裕はなかったんです。
 実はまだ覚えなければならないことが沢山ありますし、人間関係の構築も図っていかな

ければいけないので、仕事のことで、頭がいっぱいなのですが、今日はお休みということ

もあり、ちょっと時間が出来たので、久しぶりにブログを書いてみることにしました。
 それで、何にしようか、あれこれ考えたのですが、やっぱり、仕事のお話をするべきじ

ゃないかなという結論に達しちゃった訳です。
 私が移った部署。
 そこは社内で、もっとも忙しい部署で、辞めていく人やミスする人が後を絶たないので

す。
 だから、私はよっぽど、大変な仕事なんだろうなと、常々思っていて、まさか、自分が

その部署に行くとは、思いもしなかったのです。
 でも、前の部署もそれなりに大変な面もあったので、会社側から移らないかと打診され

た時、とにかくやってみようという気になったのです。
 確かに、そこの部署は辞めていく人やミスする人が多いのですが、長年働いている人も

いれば、まったくミスしない人も大勢いるのです。
 いえ、そちらのほうが、断然多いのです。
 だから、到底、不可能ということはないはずです。
 問題は、仕事をずっと続けている人や、まったくミスをしない人と、そうでない人との

違いを見極めることだと思いました。
 とは言え、果して、そこの部署の仕事が私に出来るのか、期待とは裏腹に心配もたくさ

んありました。
 ところが、そういうこともあろうかと会社側でも、ちゃんと考えていて、私にマンツー

マンで仕事を教えてくれる人を一人つけてくれたのです。
 その人は、私のまったく知らない人でした。
 私はその部署の人のほんの数人は、以前から知っていたのですが、殆どの人は顔を合わ

せたことすらなかったのです。
 私は最初、同性で、年上の人をつけてくれるのかなと思っていたのですが、その人は意

外なことに41歳の男性で、笑うと唇から覗く白い歯がキラリと光る、いわゆる爽やか系

のイケメンだったのです!
 なんだか、とっても嬉しいような?(苦笑)
 あ、でも、その人ちゃんと仕事も出来るんです!
 そうでなくっちゃ、会社も私がただイケメンが好きだからという理由だけで、その人を

、私につけるはずがないですから。(苦笑)
 ところで、この部署と前の部署の最大の違いは仕事の速さなんです。
 だから、この部署をやめる人やミスする人が多いのは、その速さについていけないから

ではないかと、別の部署では思われていたのです。
 なぜ、そんなに速くしなくちゃいけないかというと、仕事を受けてから完了するまでの

時間が、短く設定されているからで、その訳は競合他社に、スピードで勝つという理由か

らです。
 そこで、私を指導してくれることになった爽やか系のイケメン男性は、口であれこれ説

明しながら、実際に仕事ぶりを見せてくれたのです。
 すると、本当に仕事が速くて、仕事の山が次々に、テキパキ片付いていくではありませ

んか!
 この人、どれだけ頭の回転が速くて、運動神経が抜群なんでしょう?
 しかし、私は、彼の仕事ぶりを見ているうちに、あることに気づいたのです。
 彼のやっていることは、私の先入観、いいえ、世の常識を覆すものだったのです。
 当然、その方法もありだとは思うけど、それでは短時間でダウンしちゃうんじゃないか

しら?
 それに、何もそこまでしなくても?という疑念が、彼の仕事ぶりを見て、湧いてきちゃ

ったのです。
 そこで、私は、「この部署ではみんな、その方法で仕事してるの?」と聞いてみたので

す。
 すると、彼は「いえ、たぶん、そうじゃない人のほうが多いと思います。」と答えたの

です。
 そりゃ、そうでしょう。
 だって、それではなんだか、つまらない気がするし、何もそこまでする人はいないんじ

ゃない?
 それに、彼は、もう一つ、世間の常識を覆す方法で、仕事をして見せたのです。
 それは仕事に対する疲労を軽減し、持続性を高めるために有効だと、この業界の多くの

人や私自身が信じ込んでいた方法でした。
 そう、彼の仕事のやり方は、世の常識をはなはだしく逸脱していたのです。
 でも、しっかり、結果は出てるし・・・
 あの世間の常識とは、なんなのでしょう?
 しかし、私は、彼の生真面目さと、その昔ながらの方法に思い当たるものがあったので

す。
 それに私は、彼ほど仕事上の無駄を徹底的に省き、シンプルに徹している人を見たこと

がありませんでした。
 はっきり言って、彼は超Aクラスの仕事の出来る人に間違いないです。

 人類は利便性を追求するあまり、様々な方法を編み出し、発明をしましたが、それらは

人類が本能として持っている長所をかえって損ねたのではないでしょうか?
 そこで、私はともかく、彼のやり方を模倣してみることにしたのです。
 果たして、それは私にも出来ることなのでしょうか?
 結果、彼には遠く及ばないものの、確かに、今までより数倍も速くテキパキと仕事を処

理することが出来たのです。
 そして、スピードがアップしたことで、五感が体中にみなぎってくるような感じがし、

充実感、或いは陶酔とでも言うものが湧いてきて、思わず、アルチュール・ランボーの詩

の一節が浮かんできたのです。
 
 「一番高い塔の歌」

 時よ、来い、来い、

 陶酔の時よ、来い。

 
 よくよく辛抱したからに、

 永久に俺は忘れる。

 積もる怖れも苦しみも

 空を目指して旅立った。

 ・・・(以下略) 


 そして、私はスピードを速めて、仕事をするところから、高速学習法の有効性を認識し

た気になりました。
 高速学習法の利点は、早口言葉を聴くことで、集中力を高め、記憶力もアップするらし

いです。

 ともかく、私は超Aクラスの仕事の出来る人の仕事ぶりを、お手本とすることで、仕事

のコツを少しは掴むことが出来ました。
 しかも、このやり方だと、仕事への情熱とか、やり甲斐が湧いてきて、仕事が断然、面

白く感じられるようになったのです。
 やっぱり、仕事の出来る人には見習うべきだなと、心から思いました。
 だけど、仕事のコツは掴んだとは言え、まだまだ覚えなければいけないことが沢山あり

ますし、ほぼ毎日、新しいことや、バリエーションの仕事が舞い込んできて、仕事のこと

が頭から離れないのです。
 そういう訳で、爽やか系の笑うと唇から白い歯がキラリと光るイケメン男性が、「いつ

でも、わからないことがあったら電話してもいいよ」と言って、アイフォンの電話番号を

教えてくれたのです。
 これで、私、仕事が終わったあとも、彼とお喋り出来ちゃう。(真っ赤)
 あ、でも、これも仕事の一環ですから。
 だけど、大人の女性と男性ですから、仕事のお話ばかりじゃなく、プライベートなお話

も少しはしてますけど。フフフ♪
 ところで、彼は去年、赤ちゃんを授かったようで、時間外に電話すると、赤ちゃんを抱

っこしながら掛けてるのか、赤ちゃんの幸せそうな笑い声が時々、聞こえてくるのです。

 仕事が出来るだけじゃなく、お父さんもしっかりやってる!

 ますます、好感持っちゃう~♪


 そういう訳で、新しい部署のお仕事、張り切ってやってますので、一応ご報告申し上げておきますね。
 仕事の関係上、更新は遅くなりますが、ブログは続けていきますので、これからもどうぞよろしく♪