奈々の これが私の生きる道!

映画や読書のお話、日々のあれこれを気ままに綴っています

続・仕事のお話

2018-02-05 17:34:13 | Weblog
ご無沙汰しています。
 前回、私の仕事のお話をしましたが、今回はその後の経過です。
 私が異動した部署は一年で一番、忙しいのが12月で、その頃、私はてんてこ舞いして

いました。
 だから、年が明けたら、少しは楽になるだろうと期待していたのですが、まだそんなに

慣れていないというのに、さらに難易度の高いものを要求されてしまいました。
 それを告げられた当初、凹んじゃわない私でもなかったのですが、到底無理なことでも

なかったので、引き受けることに決めたのでした。
 ところが、そこで、私を思わぬ出来事が待ち受けていて、仕事を始めて、ものの数時間

も経たないうちに疲労や眠気を感じるようになってしまったのです。
 当然、仕事に支障をきたすようになり、ペースが著しくダウンするようになったのです


 せっかく、笑うと白い歯がキラリと光る爽やか系のイケメンが、仕事の極意を伝授して

くれたというのに・・・
 それで、一つ一つその原因を洗い出してみることにしました。
 そこで、思い当たったのが、炭酸系の栄養ドリンクだったのです。
 実を言うと、私は今まで以上にハードな仕事内容になったので、気合を入れようと仕事

前に、職場にある自動販売機で炭酸系の栄養ドリンクを飲むようになっていたのです。
 これが、かえって私を疲れさせているのではないのか?
 そこで、ネットでいろいろ調べた結果、栄養ドリンクの疲労回復効果は一時的なもので

、ある一定の時間が過ぎると、より疲れやすくなるという文章を見つけたのです。
 つまり、栄養ドリンクは長時間、その効能を持続させることは出来ないらしいのです。
 そう言われれば、私が疲れやすくなったのは、その炭酸系の栄養ドリンクを飲み始めて

からでした。
 そして、飲むのをやめたら、確かに疲労や眠気を覚えにくくなったのです。
 しかも、栄養ドリンクには多量の糖分が入っているので、糖尿病や肥満の原因にもなり

、いくつもの健康被害が報告されているとか。 
 そういう訳で、栄養ドリンクを飲むのをやめたのですが、そのほかにも飲食物で気をつ

けるようになったものがあります。

 甘いお菓子やお飲み物は口にしない。
 あたたかいお飲み物や食べ過ぎもNG。
 その代わり、栄養バランスのとれた食事と、腹八分目を心がけること。

 甘いものには安静効果があるのですが、これも時間が経てば、疲れや眠気を誘発するよ

うです。
 あたたかいお飲み物は、体の緊張感を弛緩させるので、常温のものを飲むようにしまし

た。
 食べ過ぎも要注意です。
 何でも、一説によると食事を消化するのが、もっとも体を酷使するというデータがある

とか。
 これらは、万全の態勢で仕事をするうえで欠かせないことなので、重々肝に銘じていき

たいと思います。
 もちろん、こういうことは仕事以前のことなので、あの爽やか系のイケメンに聞くこと

はしませんでした。(苦笑)
 だから、爽やか系のイケメンには直接、仕事のことしか聞かないのですが、やっぱり、

この人、教えるのが、とっても上手で、肝心要のことは教えつつも、必要以上のことは喋

らず、考える余地をちゃんと残してくれるのです。
 つまり、彼の教えに納得しながら、お仕事が出来る訳です。
 
 そうそう、私、彼に「わ~ん!仕事の難易度高くなっちゃった!どうしよう・・・」と

泣きそうになって訴えたことがあるのですが、その時も「あ~それなら、ぼくも、この間

やったけど、全然、ヘッチャラだったよ」と、さも得意そうに言われたことがあったんで

す。
 私としては慰めや同情の言葉が聞きたかったのですが、そう言われたことで、ファイト

が湧いてきちゃったので、やっぱり、この人は仕事を教えるのが上手だなと感心した事で

した。
 どうやら、私は、この爽やか系のイケメンに教わること沢山、ありそうです。
 そういえば、去年の12月、彼に仕事を教えてもらい始めの頃、とてもびっくりするこ

とを言われたことがありました。
 それは、「自分は金儲けのために働いているんだ」という言葉です。
 私は、仕事はどういうものであれ、世の中の誰かが必要としているから、その仕事が存

在している訳だから、人のため、或いは社会のために働いているという意識が強かったの

です。
 実際、私がこれまでしてきた仕事はまったくの公共事業ではないけれど、不特定多数の

多くの人の生活に密着したものでした。
 でも、私が、その仕事をしたからと言って、「スゴイね!」と驚かれたり、大きな喜び

を与えられるものでないのは分かっています。
 ましてや、それにどんな人が関わったのか、そこまで考える人は誰もいないでしょう。
 それでも、私はそれでいいと思っています。 
 だって、その仕事がないと、当たり前と思っていたことが当たり前でなくなっちゃうの

ですから。
 その当たり前と思っているうえに作られた私たちの生活、それがどんなに大切なものか


 私たちの幸せとは、当たり前のうえに成り立っているのではないでしょうか?
 だからこそ、私は、そのためにもせっせと仕事をしてきましたし、お金はあとからつい

てくるものだとばかり信じて、これまで働いてきたのです。
 実は、私がそう思うようになったきっかけは高校の教科書に載っていたプロレタリア文

学の葉山嘉樹作の短編小説「セメント樽の中の手紙」に感動したのが大きいのです。
 その作品の舞台は恵那山や木曽川が近くにある工場で、そこで働く一人の労働者が、セ

メント樽の中から見つけた布切れに巻かれた木の箱に入った手紙から始まります。
 その手紙はある若い女性が書いたもので、彼女の恋人はセメント工場で働いている最中

に、ミキサーに吸い込まれ、体中が粉々になり、そのままセメントと一緒になってしまっ

たということでした。
 その女性は、当然、恋人の死を嘆き悲しんだのですが、同時に彼の体の一部が入ったセ

メントが何に使われるのか知りたくて、手紙を書いたのです。
 その手紙には恋人が優しくてしっかりした男らしい人で、26歳の若さで亡くなった事

から、どれほど彼女を可愛がってくれたかが書いてあり、木の箱に巻かれた布切れは恋人

の仕事着だったことまで書かれてありました。
 *この作品はネットの青空文庫にもありますので、興味のある人は是非読んでみて下さ

い。
 高校時代に、この短編小説を読んだ私は、仕事はどういうものであれ、社会と繋がって

いるものだから、誰かの幸せや社会のためでなくてはならないと教わった気がしたのです


 だから、仕事を金儲けのためと言った爽やか系のイケメンの言葉に、「えっ?」と驚き

、つい怪訝そうな目で、彼を見つめてしまったのです。
 すると、私の訝しそうな目に気づいたのか、すぐに、自分はバツイチで、前の妻との間

に、中学生と小学生の二人の息子がいて、その子らの養育費を払っているし、再婚した妻

との間にも、半年前に赤ん坊が生まれたので、その子供たちのためにもお金がいるんだと

教えてくれたのです。
 なんだ、それなら、はじめから、そう言えばよかったのに、最初に金儲けのために働い

ているなんて言うから・・・
 ところが、それから、まだ日も浅い頃、私が、長年、愛読しているあるブログの女性が

、お金に対する姿勢の大切さを記事にし、彼のお金の利用目的を明確にしている姿勢を、

ふと見直したくなったのです。
 その記事にはこんな事が書いてありました。
 

 とにかく老後のためにお金を貯めたいのです。
 お金、お金とイヤらしいと思うかもしれませんが、家賃12万円のマンションに住んで

払っていけずに超貧乏暮しをしている人や、離婚した子供の養育費を払わず親としての責

任を果たさない人や、お金も無いのに節約もせずに、行き当たりばったりの生活をしてい

る人や、将来の事も考えずになるようになるさ的な事を言っている人や、贅沢な生活が身

に付いて商売が上手くいかなくなっても質素な生活が出来ない人や、借金地獄に陥ってい

る人や、いざとなったら生活保護があるさ!と平気で言うような人にはなりたくないので

す。
 世の中親切な人は沢山いるかもですが、努力しない人達に対してはとてもシビアです。

 将来の為に今、元気な内に頑張らないといつ頑張るの?

 そんな訳で、田舎での4回目の冬を何とか乗り切ります!

 春になると、こんな事があったのがまるで嘘のように、また快適な生活に戻るのです。

 人生と同じです。

 


 お金のことを口にするのを憚る人は多いですが、お金に対する姿勢が甘いと、どれほど

の不幸を呼び寄せることになるのか。
 この文章を読んで、私も肝に銘じたいと思いました。

 そして、あの爽やか系のイケメンは、お金に対する姿勢も立派だったってことが、この

文章を読んで、よく分かりました♪

 ところで、爽やか系のイケメン男性は、うちの会社にはほかにもいるんです。
 というか、その人は私に仕事を教えてるイケメンよりも、さらにイケメンで、社内誰も

が一目置くほどの人格者なんです。
 私に仕事を教えてるイケメンも私より、ずっと若いですが、別のイケメン男性も私より

10歳近く若いです。
 実は私、その人は、8年前に入社した時から知っていたのですが、その頃、私は入社仕

立てで、仕事は不慣れで、誰も知らない人ばかりで、不安で淋しい毎日を送っていたので

す。
 そんな時、この人、なぜか、部署が違うのに、不思議と会社で出会って、顔を合わせる

たびに、いつもニコニコしながら親切に話しかけてくれたのです。
 それで、私はすごく救われていたのです。
 彼と話していると、悩みや苦しみは、どこかへ行ってしまい、まるで、暖かい陽だまり

に包まれているようで、この世の人じゃないみたいな気がしてくるのです。

 聖人

 そんな言葉が、ぴったりするような人なんです。

 だけど、3,4年前くらいに彼は大きな仕事をするようになり、その時、私は「すごい

出世ね!」と祝福したこともあったのですが、それを境に会う機会がめっきり減ってしま

ったのです。
 だから、私はこの部署を異動する際、このイケメン男性と同じ部署になるのを、非常に

期待していたのです。
 彼はデスネ、びっくりしたことに私が大怪我したことも知っていて、久しぶりに再会し

た時、すごい喜んでくれたんですヨ。
 それで、私は部署が同じになったのをイイことに、「仕事でわからないことがあったら

教えてね」と言って、彼にスマホの電話番号を聞き出したのです。

 彼は快く教えてくれてですね~♪
 だけど、やっぱり、仕事以外のお話もしたいですよね?

 あ、あ、いつの間にか、彼のスマホに電話しようとしている自分が恐い。(苦笑)

 二人の仕事の出来るイケメンに囲まれて、この部署で仕事する喜びが湧いちゃいました


 でも、男性って、顔だけじゃないですから、本当は素敵な人なら、誰でもOKなんです

ヨ。(笑)
 と言いつつ、先日、スーパーで、男前豆腐を買っちゃいました!


 どうせなら、お豆腐もイケメンじゃなきゃって訳でもないのですけど・・・(苦笑) 

 ところで、このお豆腐、京都で作ってるらしいですが、京都の人にも大人気なんでしょ

うか?

 特濃と書いてあるだけ、すごい濃厚なお味でしたが、どんなふうに食べる人が多いのか

聞いてみたいです。


 そういう訳で、前回を含め、話せる限り、私のお仕事のお話をしましたので、次回から

また映画や読書のお話をしていくつもりですが、お仕事の関係上、更新にお時間をいただ

ければなと思います。

 それでは、どうぞよろしくネ♪