黒澤明の「羅生門」をレンタルしてきて観ました。
若い頃いっぺん観た記憶があるのですが、内容はほとんど覚えていません。
いやーなかなかシリアスな人間ドラマでしたねー。
公開は昭和25年ですよ。
印象的な光線の陰影やカメラワークなんて当時はかなり斬新だったのでしょうね。
ただ昔のほかの映画にも言えることなのですが、
一部セリフがとても聞こえづらい場面が多々あります。
途中のセリフを聞き逃したままシーンが先に先にと進んでいくのは実に忍びない。
可能でしたら字幕付きバージョンがあっても良いのかと。
見たこともないのに本物じゃないの?と勘違いしてしまう羅生門は、
大映京都撮影所内の6百坪の広場におよそ1か月をかけて建設したそうです。
あまりにも大掛かりなセットになり、
屋根までまともに作ると柱が支えきれなくなるため、
屋根の半分を崩して荒廃しているという設定にしたのだとか。
この崩れかけた羅生門と叩きつけるような大雨が、
人間の不安な心理をいっそう際立たせています。
昔、学生だった時に地元の先輩から教えてもらった
「京都の七不思議)を思い出しました。
一つ
東寺は在るのに、西寺がなくなったのはなぜ?
二つ
地図を見ると右手に左京区があり、左手に右京区があるのはなぜ?
三つ
洛北の人は東寺の五重塔の上を歩いているって本当?
四つ (ここからはうろ覚えです)
京都のへそって何処にある?
五つ
本能寺は?・・・(思い出せない)
どなたかご存じでしたら教えてくださいませ。
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