透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

夏至の日に

2024-06-21 18:58:28 | 日記

晴れ。最低気温16.4℃、最高気温27.5℃。

夏至の日。最高気温が27.5℃と夏日となりました。

午後から北海道立図書館へ。

現在、本館等はリフォーム中なので、道立文書館の玄関から入館し、2階の北方資料館で貸借の手続きを済ませました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

空蝉はセミの抜け殻とのこと。その姿を作者は「セロファンと硝子のあはひ」のようだと表現しています。

こわれそうな空蝉をセロファンでもガラスでもないその「あはひ」にあるとした作者の感性の研ぎ澄まされた”冴え”に目を見張りました。

捉えどころのあるようなないようなものは得てして、世の移り変わりの早さに取り残されがちですが、そういうものに何となく心惹かれます。

さて、夏至の日が穏やかに暮れていきます。

明日からの一日一日が皆様にとって良き日となりますように・・・・。

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