福島木工家具店

製作した家具の紹介と日記

CADソフト

2013-10-28 20:09:24 | 日記
家具を作るには、設計図が必要です。


日曜大工のノリで、簡単なものを手早く作るときには、

つくりながら寸法や形を決めていくので、図面は要しませんが、

部材が多く、3次元的な家具を作るときには、

間違いなく、確実に組み立てるために、それなりの図面は必要となります。


家具を作り始めた頃は、自分なりに手描きしておりましたが、

修正・変更するたびに、消しゴムの減りが早く、

図面も黒ずんてきて、くちゃくちゃになって、美しくない!


きれいで、スマートに設計できれば、その作品にも反映してくると考えると、

やはり、今では一般的になっているCADソフトで作成することにした次第です。


CADの利点は、描き直しが自由自在で、いろんなバージョンの図案を描くことも苦にならず、

使い方によっては、手描きの何十倍ものスピードで完成させることが出来たりと、

せっかちな自分にとっては重宝しております。


CADソフトを使い始めた当初は、インターネットよりフリーソフトをダウンロードして使っていたのですが、

フリーだけありまして、ちょこっとした図面、シンプルな図面を描く分にはいいのですが、

機能が少ないので、どうも効率が悪い。


どうしたものかと考えた末に、仕方なくソフトを購入しようとインターネットで探し始めたところ、

数万円するのは当たり前で、プロ用になってくると数十万円もするのでびっくり。


とても庶民には、もったいなくて手が出ない。

もっとお手軽な価格のものはないかと、あれこれ探してみると、

入門向けソフトである、ターボスケッチというものを見つけた。

価格は14,000円ほどで、数年に一度、バージョンアップして、機能などが進化しています。


今回、新しいPCに変えたところ、今まで使っていたソフトのCD-ROMがどっかへいってしまい、

PCにCADソフトをインストールすることが出来ず、図面が新たに描けないという問題が起きたため、

思い切って、最新のバージョンを購入しました ↓





このシリーズを使うのはこれで3代目。

同じグレードをバージョンアップする場合は、半額近くで購入できるので助かります。


省資源化の流れか、箱の中身はこれだけ ↓





使用許諾契約書と、インストールガイドのペラペラの紙と、紙のケースに入ったCD-ROM。


取扱説明書(マニュアル)が入っていないので慌てましたが、

インストールガイドを読んでみると、CD-ROMの中にPDF形式で収録されているとのこと。


最近の電子機器の分厚いマニュアルには辟易するものですが、

いざ、無いとなると、これが心細くなり、人間とは勝手なものだと苦笑してしまいます。

分厚いマニュアルが欲しい場合には、請求できるようなので、

辟易なんて書きましたが、手元に置こうと思っています。


コメント
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