昨日、今日と立木の伐採をしました。
冬に備えての薪ストーブ用の薪確保と、勢いよく伸びた樹木の剪定を兼ねて行いました。
材の乾燥には少なくとも3ヶ月以上は欲しいところ。
本来ならば先月に伐っておくのが理想でしたが、なかなか予定通りにはいかないものです。
伐採は、直径30cm前後のスダジイ、クスノキ、ヒメユズリハの各1本、計3本。
丁度、畑の東側に生えており、ここ数年で随分と伸びてきたので、
半分くらいの高さで伐ることに。
根元から伐るのは、それほど手間はかかりませんが、
今回は、地上2~3m位の高さでチェーンソーを入れるので一筋縄ではいきません。
真っ直ぐに伸びる針葉樹と違い、広葉樹は幹が曲がっていたり、
枝も大きく張り出したりしているので、
下手に伐ると伐っている最中に捻り曲がりながら倒れてきたり、
また、倒れる方向も枝の重さや、風のあおられ方によって予期しない方向に倒れることも。
結構危険な作業ですので、慎重に慎重に。
ですので、一度に真ん中から伐るのではなく、
梯子をかけてチェーンソー携えて木に登り、
頭から少しずつ伐っていくことに。
高いところと木登りは嫌いではありませんので、
脚が震えることはありませんが、
いかんせん、体は昔から硬い方で、枝の合間を縫ってよじ登り、
さらに幹や枝に抱きつきながら、チェーンソーを片手に持ち、
腕を伸ばして、刃物の角度を考えながら伐って行く作業というものは、
筋肉だけでなく、筋にも堪えるものです。
また、今日は台風の影響で風も結構強く、緊張しました。
何とか枝を落としてバランスを整えたところ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/b1/b567dffbcbe7a2678b1fc5c3bf10b655.jpg)
この木は割りと真っ直ぐに生えていたので、
登ってでの作業で、幹はもうこれ以上伐れないのでロープをかけることに。
8割がた、幹にチェーンソーで切れ目をいれておいて、
その後、倒したい方向にロープで引っ張って無事に作業終了。
気持ちの問題ですが、
伐採の作業前と作業後には手を合わせることにしています。
「伐らせて頂きます」
「無事に作業を終えることが出来ましてありがとうございます」
伐った木材 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/cb/175877b06b1a9b762c07cac0bda3e11d.jpg)
この後、チェーンソーで薪サイズに切って、太いものは斧で割ります。
昨日、今日の伐採で結構疲れましたので、薪づくりの作業はまたの機会に。
まあ、何はともあれ、一仕事終えてホッとしております。