はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

お買い物へのこだわり

2010-02-12 23:57:38 | Weblog
ああ、昨日は寝ました。
純粋に休みなのは一ヶ月ぶりでした。

来週のお友だちの結婚式に来ていく衣装を、何とか水曜日までに決められたので、
お出かけしなくてよくなったのもあり、
昨日は、うたうだ過ごしてました。

皆さんは、お洋服を買いに行ったら、どういう買い方をしますか?
私は、この時期に来週着るものならば、絶対に定価では買いたくない。
例えば、2万円が予算ならば、定価で4万円の物を買いたいのだ。

こないだ、蘭茶で着たお洋服もそんな感じで、定価の半分を切っていたので、
スカート短い?と思いつつも、気合いと工夫で着ましたよ。
そして、普段着ないテイストだったため、お友だちからは、ちょっと目を丸くされ…(笑)、
それもまた、安かったからです…とは、黙っておきました。

結婚式に何を着るか?
そもそも、結婚式に出席することが、Pちゃんの結婚式以来で、
その時は、MWちゃんのお母様にスーパードレスを作っていただいたのです。

しかし、今回はさすがに、あそこまで着飾るのはどうだろう?と思った。
会場の片隅から、美しい花嫁と幸せそうなご家族の姿を見られたら、それでよいのです。
ちょっと、大人的参列者でいたいわけ。

着物…も、持っていないし、
シックなドレスもないし、
ああどうしよう?

こないだの蘭茶のお洋服が、
もう少しスカート丈が長ければな…と思った。
私の希望は、シンプルラインのロングスカートなんだけど、
流行が短いスカートなので、私の身長だと膝上10センチの世界がざらなのだ。
蘭茶のお洋服のスカートの裾を飾ってくれるスカートか、
素敵なラインのフレアパンツ…
でなきゃ、新たにワンピースを、というのが、今回の目標。

そして探し始めて二日目。
お店の人に、話しかけられちゃったから、
結婚式に来ていく服を探してるんです
と、言ってみた。
すると、
いつですか?
と訊かれ、
来週です
と言ったら、笑われた。
失礼な!私は、先週まで、忙しかったんだよ。
(何が?と訊かれると弱いけど)

ぎりぎりって言えば、
こないだの蘭茶の時なんて、
ショールと髪飾りを用意したのは、当日の昼、
バイトの昼休みにたまたま入ったお店ででしたよ。
勿論、大変にお買い得でした。
あれをぎりぎりって言うのであって、一週間あるんだから、まだ大丈夫じゃん?

それはともかく。
私が蘭茶のお洋服の話をしたら、
お店のお姉さんは、一着のスカートを出してくれました。
ワンピースの裾に、ひらひらが出るでしょう、というスカート。
「下に下げ気味ではけば、いいんじゃないでしょうか?
しかもこれ、リバーシブルなんですよ?」

ふううむ。
はっきり言えば、私は、普段はほとんどスカートをはきません。
しかも、下げて膝丈ならば、普通にはくと、ミニですわ。
スカートだけ買っても、合うトップスはない。

試着をしました。
悪くはない。
悪くはない…というのは、キュンとはこないってことでもある。
値札を見ました。
9000円。

9000円!
普段、私がスカートに出す値段ではありません。
しかも、蘭茶のワンピースは、もっともっと安かった。定価は高いけど…セールだったからね。
そのワンピースの裾に、ひらっとさせるために、ワンピースの倍近い(あっ言っちゃった!)物を、
定価で!

そう、ここですよ。
「定価」
9000円の物を9000円で買って、何が楽しいのだ?
これが15000円のスカートが9000円ならば、買うかもしれないけど。

「考えます」
って、返したら、お姉さんは思わずムッとしていた。
「何がダメなんですか、似合っていたのに。
9000はお買い得ですよ?」
説明したけど、上手く伝わらなかったみたい。
…私に、説明義務もなかったと思うけどね。

同じ販売員として、あの態度はダメだよなぁって、お勉強になった。
ムッとされなかったら、迷えば戻ってくるかもしれないのにね。
その可能性は、お姉さんの態度でゼロになりました。
あのスカートは、却下。

そこから歩いて、よく知ったブランドのお店で。
イギリスに行ったときには、いろいろとお買い物したお店です。
サイズ展開が、割に私に優しく…そして、セールでした(笑)。
結局、このお店のワンピースが可愛らしかったので、それに決定しました。
バッグまで買ってしまい、使ったお金は、先ほどのスカートよりもいくらか沢山でした。
でも、半額だった(にやり)。

ケチと言われたって、何だって、
同じお金で、よりいい品質の物が手に入る方がいいに決まってるもん!
…チケット代なら、出すくせにね…と思って、自嘲したけど、
いや、でも、チケット代だって、どちらかと言えば、ケチリ派じゃん?
…重症ファンの中では?

だけど、私だって、出すときには出すんだぞ!!
…多分ね。


とにかく、このように、
何とか、結婚式に着ていくお洋服の調達が調ったわけです。
結構満足行くお買い物で、ご機嫌です。
せっかくの結婚式ですからね、幸いです。

それで、昨日は、観られてない映像を観たりしようと思った。
すると、昨日は、CSで宙中日公演「ベルサイユのばら~アンドレ編」をやることになっていました。
ほほぅ…録画はしないで、リアルタイムに観てみるか?


つづく。

続♯宙95話

2010-02-11 09:48:10 | Weblog
95期といえば、
宙男の子チームで目を引くのは、やっぱり、ずんちゃんと、まりなくんです。

ずんちゃんは、新人公演でもご紹介しましたが、
いつもキラキラしているのが、大好きです。
しかし…どうも丸くなったのではないかと気になる。
丸くなっても、キラキラしておられるし、
放っておいても、痩せる学年にもなるだろうし…?

でも、丸いよな…
と、ロケットの衣裳を観て思う。
特に、脇が甘いのだ。
その脇はまずいだろう?と冷や汗をかくようなんだけど、
しかし、ずんちゃんはダンサーでもある。
ポージングが、めちゃめちゃゴージャスだ。
ポーズ決められて、あの笑顔を見せられちゃったら、何か満たされた気持ちにさせられちゃう。
丸いようだけど、スタイル抜群なんだよね、むしろ。
宝塚の子たちが、細すぎるので、ずんちゃんが、ますますゴージャスに見えるのもあるのでしょう。

今のうちですから…
と、ゴージャスっぷりを眺めさせていただいた、楽でした。

そして、まりなくんもまた、…というか、
まりなくんこそ、ダンサーです。
音楽学校の発表会のころから、その身のこなしとセンスのよさは、目を引いていました。
日舞でも、綺麗だった。
しかも、男役映えするお顔立ち。
花組のレイちゃんと、対称で踊る時なんて、
物凄く贅沢な気持ちになれたもんです。

が。
まりなくんは、どこか気が弱いんじゃないかと思う。
その感じが、心もとなさを醸し出してるんじゃないか?と思わされる、舞台姿です。
そうでなくとも、ひょろんとしてるんだから、、、ちょっとぶつかられたら、舞台袖までふっ飛ばされちゃいそうな感じがするんだけど(苦笑)。
…あくまでも、私のイメージですよ?

私を見てっ!
という勢いがほしいなぁって思う。
そんなまりなくんは、踊っているときは、大変に生き生きとされていますが、
それでも、もっと得意気にきらきらしてくれていいと思う。
…私は、きらきら好きだから(笑)。

そんなまりなくんですが、
ある時、まりなくんが、スペシャルポジションに立っておられるのを、発見。
それは、とっても上手の席で観劇したときのこと。
普段の視界の背後に、まりなくんが佇んでおられるのが、目に飛び込んできたのだ。

それは、ゆーひさんや悠未さんやみっちゃんのファンの方には、気付き得ないんじゃないかという場所だったので、
ゆーひさんのファンのお友だちに、訊ねてみた。
ねぇねぇ、まりなくんが、こんな美味しいことになってるの、知ってる?

私は、Hちゃんは、まりな派(派って何?(笑))だと思っているのですが、
それでもご存じありませんでした。
「ていうか、その場面に出てることすら知らなかった」
あらま!(笑)
存在だけは、ご存じかと思っていたのに。

芝居の中心は、上手よりのテーブルで展開中。
みんなが、そこに注目している場面。
そうね、台詞は多分、
「アルコール合衆国」
「ははははは、ここには、世界中の酒があるんですよ」
の辺りか、その少しだけ後。

舞台の真ん中には、ピアノ。
サムが演奏を続けています。
人気者のサムの周りには、お客さんが……
わぉっ!まりなくんじゃんっ。
…てな感じです。

観察してると、はじめは女の子と二人でサムの元へ行きますが、
談笑の間に、一人残って、サムとしばしのトークタイムをもつのです。

研一のまりなくんが、舞台のど真ん中で、
最上級生退団者の萬さんと二人でお芝居してる…。
たとえ芝居の真ん中ではないとしても、
舞台の構図としての、絵としての重要性はなかなかなもんだし、
しきりに話してくださってる萬さんは、一体まりなくんに何をお話しされているんだろう。

そんなに長い時間でもないはずですが、
どきどきした私には、結構長く感じたりもしました。


ところどころ、さりげなく、
いい経験をさせていただいてたお二人。
ずんちゃんは、次はバウへの旅立ち…
さぁ、研一くんたちは、どんなご活躍ができるのでしょう。

宙95話

2010-02-09 23:57:07 | Weblog
真みやくん、と書きましたが、
95期応援団としては…なんて言って、たいして応援もできちゃいないし、正直見分けられる子も少ないのですが、
95期のお嬢ちゃんたちが二人、入団早々、ムーア人の男子役をやっているのが、注目ポイントでした。

まだ、娘役の所作事も勉強できてないのに、いきなり男役!
しかも、通し役?ってくらい、ことあるごとに、そこに居るんですよ(笑)。
それが、真みやくんと、うららくんでした。

うららくんは、小顔ですらっとした美少女です。
お人形さんみたいな美しさで、きっともっと表情が出せるようになれば、
ご活躍が期待される…というか、ご活躍を希望したいお嬢さんです。
次回の大劇場公演では、是非貴族のお嬢さんの中に居て欲しい…
いや、メイドでも、美しいでしょうね。
後々には、往年のぽっぽさんみたいな魅力を出せるような方に成長していただけたら…
と思わせてくださる。

しかし、今回は、浅黒い男役。
しかも、揉み上げとお髭がついている。
はじめ、見た時には、目を疑い…
うらら…ちゃん?
と身を乗り出したもんです(笑)。

まぁ、でも、美人というのは、何をやっても美しいものですよ。
丸い目をしてて、エキゾチックな…でも、おっちゃん(笑)。
おっちゃん、まではいかないのかな?
そして、彼はいくらかおとなしそうな感じ。

一方の真みやくんは…
ちょっと、ひょっこりひょうたん島に出てきそうな…
って、私はひょっこりひょうたん島を観たことがないんだけど(笑)。
丸顔を生かし、かなり着込んでのご登場。
少なくとも、カールすっしー氏くらいは着込まれてるんじゃないかと想像される。
ちょっと離れ気味の丸い目、口髭…ものすごくキャラクターナイズしていて、可愛いおっちゃんでした。

真みやくんは、かなり賑やかな芝居をしまくっていました。
面白すぎる(笑)。
みんなそれぞれ色んなことをしてるんでしょうけど、
ある日、前述の冒頭のナンバー、ヴィザを求める人たちの背後で、
やたら亜呼ちゃんに絡んでる真みやくんの姿を発見(笑)。

そもそも、このヒゲモジャなおっちゃんが、亜呼ちゃんであることに気づいたのも、公演日程の後半で、
おっちゃん亜呼ちゃんが、実はカジノの中央で、ルーレットに興じてたりするのに気がついて、判別できるようになったのだ。
(ルーレットは、ちーちゃんを中心に観ているので、、、しかも、これまた真みやくんも居るし、当然ゆーひさんもおられるし、忙しいのです)

そのおっちゃん亜呼ちゃんに、無茶苦茶話し掛けている、真みやくん。
はじめから、そういう芝居ならば、先生にそうつけられたのかなって思うけど、
いや、公演のこの時期に、それもないであろう?(笑)

更に、カジノの場面…
リックが、情けを見せた♪の場面前半ですよ。
いつも、扉の横で、トレイを抱えて立っておられるカールすっしーさんをご存知でしょうか?
そこに…何と、これまた、カールさんにガンガン話し掛けている真みやくんを発見(笑)。

何と、でしょ?
お芝居にキャリアは関係ないとは言え、
最下のぺーぺーの分際で、組の長であるすっしーさんに、
臆する様子もなく、アドリブをぶつけておられるのだ。
度胸あるなぁ(笑)。

この日にこの場面に遭遇後、
次の観劇時には大人しく?されていたのですが、
何と千秋楽で、またもや!!亜呼ちゃんにも、すっしーさんにも話し掛けている真みやくんを観られたのでした。
ああ、面白い。


つづく。

楽絡みのお話

2010-02-08 23:57:58 | Weblog
非常にあたたかい、いい千秋楽でした。

前楽のデュエットダンスで、
倒れかかるすみ花ちゃんを斜めに支えるゆーひさんが、一瞬バランスを崩す場面があり、
思わず、足を踏み締め直すゆーひさんのその靴音が、2階席にまで聞こえてくる、
なんてことがありましたけど、
それもまた、客席をヒヤッとさせただけですんだご様子で、何よりでした。
楽でなくてよかったし、
楽では、リフトをいつもより長く回しておられるくらいでしたし、
そんなドッキリ場面も、また、よき思い出になりました。

楽…
まず、サムのピアノが、…オケの方が弾いておられるわけですが、
いつもの演奏よりも、飾りが入った弾き方をされていました。
粋だし、素敵だけど…サムご自身は、演じきれられてたか…?(笑)
どんなアレンジが入るか、萬さんには読めないわけですもん。
そこまで、観られるファンも、多分いなかったでしょうけど。(笑)。


一幕のラストのゆーひさんのお芝居が、大変に、熱かった。
話を聞いて欲しい…と、やってくるイルザに、酔っぱらった勢いで感情をぶつけてしまうあの場面です。
今まで、胸につもった想いを、全て出し切っておられるのか…という芝居×熱唱。
そこはそれ、酔っ払いさんですから…(笑)といえば、
酔っ払いさんぶりも、ちょっと激しめだったようにも感じました。
それが、非常に面白くて、テンションアップしたまま休憩に入り、
二幕への期待が膨らみました。
最後に来て、こんな気持ちになれるのって、素敵なことですね。


蘭ちゃんは、といえば、
このところ、「屈しない!」に非常に力が入っておりました。
ああいう熱い場面であったり、行動であったりするものに大事なのは、メリハリで、
蘭ちゃんは、「屈しない!」に押し出しのピークを持ってきていて、
そこを、殊更に強く出していくところに、パワーの発散を集中させていた訳です。

なので、全部が走りすぎたり、火だるまになっちゃうみたいな感じはなく、
私は、蘭ちゃんのこういうところが好きなんだよなぁ…と、勝手に(笑)ご満悦でした。

それにしても、「我々は生きている」の身体表現力はすごいなぁと、改めて思った。
躍り狂うような振りがついていたら、
熱さや、みんなを引っ張るみたいなことを表現しやすいんだと思うんだけど、
案外そうでもなかったでしょ?
全身をあますことなく、無駄な動きは押さえ込みつつ、使って表現する、
あのレジスタンスの真ん中に立つ…
つまりは、あくまでも、地下での活動なんで、地下にこもってる感覚を、
どこかで観客に与えるような振りなんでしょうけれど…

みんなが、それぞれの想いを高めて、集まりなおし、
ひとつにまとまって、「立ち上がる」のは、壮観ですね。
千秋楽には、一際、そのみなぎるパワーが、劇場全体を飲み込んでくようでした。

あと…
ファンだけが、その差に注目してるのかもしれないのが、
ラズロとイルザの銀橋の場面。
「僕は、君を愛しているよ…」
「私もよ、ヴィクター…」
で、イルザを優しく抱き締めるラズロ…
貪るようには抱き締められず、ましてや、ちゅーすら出来ずに、
実にそっと離れる、あそこです。

このところ、その背中を引き寄せる指先にも、
やや力が入っているように見えていたラズロ氏でしたが、
とうとう千秋楽では、これまた、今まで溜めていた想いが溢れたかのように、
かなりぎゅっと……

逆転裁判のニックが、ラストでレオナを抱き締めたことを、
あの場面の度に思い浮かべてはいたけれど、
千秋楽では、思い浮かべるだけではなく、オーバーラップするに至ったのでした。


千秋楽の、ショックだった出来事。
こんなに、ちーちゃんが好きだ好きだと…
近ごろとみに言いまくってる私なのですが、
楽の10日前に、やっと知ったことがありました。
それは…冒頭の暗殺されちゃうレジスタンス役がちーちゃんである、ということです。

2階席も半分より上からばかり観ているのと、
あの場面は、ムーア人真みやくんを観たり、
亡命希望者のえりちゃんを観たり、みこちゃんを観たり…
と、案外忙しいのとで、
詳しく観察している余裕がなかったからだ。

お友だちに、あれもちーちゃんなんだよって言われて、
次の観劇でチェックしようと思ってたら、
その前に、ちーちゃんのCAFE BREAKで映像が流れましたよ(苦笑)。
いや、番組を観る前に知ることができたことには、お友だちに大感謝です。

確かに…と言うのも変だが、
言われて観てみれば、確かに、ちーちゃんのシルエットです。
物凄く下級生がやってるんだと思い込んでたんだもの!
よく考えたら、身のこなしは、ちゃんと男役が身に付いた人のものなんですよね。
だけど、考えてるゆとりがないくらい、一瞬の登場なんだもん。

そうですよ、一瞬なのです。
ちょっと油断していたら、運ばれてくところしか観られないのです。
知ってからの観劇は、3回でしたが、
前楽は、結構完璧に観られ…残すはあと1回となった、楽。

場面も佳境に入り、
そろそろちーちゃんの出番…となった辺りで、
遅れて客席に入ってきた方がいらっしゃいました。
私は、通路側の席に居て、
割にすんなりと登っていかない感じの係員とお客さんのコンビが、とっても気になったのです。

自分が、間違った席に座ったりはしてないよね?
実は空いてる目の前の席が私の席で、
今私が座ってる席が、この人の席だったりしたらどうしよう?

無事に、このお客さんが席についたような気配を感じてホッとした時には、
銃声がやんでしまっていました。
やんでしまってる、と我に返った時には、とっくに、ちーちゃんの姿はなく、
ペタン元帥がどうのという台詞が展開されていたのでした。

があああああん!
観、そ、こ、ね、たぁぁっ!

そうでなくとも、観られてないってのにっ。
…まぁ、だからこそ、反射的に観るってことが出来なかった訳ですわね。
せっかくの貴重な千秋楽観劇の幕開きは、実は私にとって、こんなスタートだったわけなのです(笑)。

おかげで、ここから後は、
まず、車に乗ってくるちーちゃんを待ち構え(笑)、
更に後からやって来た、私の前の席の人たちの着席にも、
一瞬、(こんないい場面の邪魔を…)といらっとしつつも、引きずらないように、必死でオペラグラスにかじりついたり…と、
いろいろ頑張った…頑張れたんですけどね(苦笑)。


つづく。

パンドラの箱

2010-02-07 07:16:01 | Weblog
いよいよ、カサブランカも千秋楽です。
東京公演は、休演される方こそは出ませんでしたが、
私ごときがわかるだけでも、体調のギリギリのところで頑張っておられる方々が何人もおられる感じ。
みんな、あと一日、頑張れ!

さて、公演終盤になって、やっとやってみたのが、
オペラグラスを外して、蘭ちゃんを観る
ということでした。
今回は、出番の絶対量が少ないから、どうしても、それが出来ずにいたのです。

しかし、CAFE BREAKで、新たな発見に出会ったため(苦笑)に、
もしかして、見逃してることが多分にあるのでは?
と思って、かなり頑張ってみた。

すると…
大変なことに気がつきました。
場面は、「パンドラの箱」。

因みに、私の通常viewをご紹介しましょう。
わらわらと男たちが出てきたら、ちーちゃんを探して、ちーちゃんにオペラグラスをロックオンします。
そして、いりすくんの、
「戦おう!」
の声と共に、オペラグラスを階段に向けるんです。
すると、蘭ちゃんがむくっと現れる。
そこからは、蘭ちゃんにロックオン状態になる…というわけ。

このオペラグラスワークは、
かなり早い段階から、変わっていませんでした。
蘭ちゃんが出ている時間も短いから、特に後半は、多分一度たりともまともにオペラグラスを下ろしたことがないのです。

いや、待って。
銃を手にしてからは、後ろのスクリーンを観るために、
ちょっと下ろし気味で観たことはありました。
しかし、それだけではわからない…それが、「パンドラの箱」なのです。

何がわからない?(笑)
だから、パンドラの箱が、わからないのですよ(笑)(笑)。

確かに、箱はある。
ゆーひさんが登ったりしてるのも知ってる。
しかし…箱が開かれ、そこからみんなが、銃を取り出すなんて知らなかったのだ。
つまり、パンドラの箱が、開かれちゃってるのを知らなかったのです(笑)。

って言ったら、
みんなが、どこから銃を持ってきたと思ってたの?
と言われましたが、
だって、ラズロさんは、テーブルから銃を取り上げるじゃん?
箱からって発想自体が皆無だったのですよ。

もう、観ながらびっくりし、
可笑しくて可笑しくて、震えながら観ていました。
いやぁ…知ることが出来て、よかった(笑)。

因みに、その次での観劇では、オペラグラスを使ってしまったら、
やっぱり、気づけばみんな銃を持ち、箱も無くなってました(笑)。

さて…
今日は、その瞬間を観ることができるでしょうか?(苦笑)。

蘭茶のおはなし★5

2010-02-05 23:56:09 | Weblog
このお茶会に於いて、最もみんなのハートを虜にした一言…といえば、これだったでしょう。
「『ラズロさんが、うっかりお国訛りが出てしまいました』
お国訛りといえば、とむさんは関西弁。
テーブルの方に、ラズロの台詞でお好きな物を、挙げていただいて、
とむさん、それを関西弁で言ってください」

ここで、テーブルの方がおっしゃったのが、
『好きです』
…これを、関西弁で言うと…

「好きやねん」

私は、ちょうど、横顔が見える位置から、その様子を眺めておりました。
テーブルに軽く手をついて…そう、ちょっと前屈みに、身を乗りだし、
やわらかく、一言、「好きやねん」と。
微かに漂う照れと、甘い想いとで、何とも…
会場じゅうが、ほわぁっという溜め息に包まれたのでした。

あの声、あのイントネーションをお届けできないのが、大変に残念です。
そやねぇ…また、関西弁で演じる役を観てみたいかも。

夜、メールを交わしたお友だちは一様に、
この「好きやねん」をお休みなさいの結びの一句に入れて来られました(笑)。
みんな、いい夢観られたかな?


一方、このすごろく勝負の結末は?
実は、ずっと蘭ちゃんが一歩リードし続けていました。
蘭ちゃんの後を、会場が追い掛けていたのです。
最後の最後に、蘭ちゃんは、ゴールに必要な数より一多く、さいころの目を出されました。
その後から振る、会場チームは、あと二つでピッタリでゴールというところで、最後のさいころを振る形。

どちらもゴール出来た場合は、ピッタリゴールを勝ちにします、とのご説明がありまして…。
つまり、ここで、会場が2の目を出せば、会場の勝ち、
3ならば、同着、
1ならば(1から3までしか目がないさいころでした)、蘭ちゃんの勝ち、ということ。

聞いたところによると、蘭ちゃんは、非常に…
勝利への執念を燃やしておられたご様子で(笑)。
私のように、遠くからでは、クールに挑んでおられるようにしか見えなかったのですが、
いい!そういう熱く、負けず嫌いなあなたが好きです(笑)。

会場のさいころが2の目を出すと、
思わず、しばしさいころをみつめる蘭ちゃん(笑)。
はい、会場の逆転勝利でした。

最後のテーブルの方、GOOD JOB!
一体どんな素敵扮装写真が送られてくるのか、実に楽しみです。


今回の蘭ちゃんの歌、は、
リクエストが多かったという、ジタン・デ・ジタン。
タカラヅカスペシャルで歌われた、名曲ですね。
「沢山リクエストをいただいたということで、
歌詞がちょっと不安なのですが…」
と言いながらも、かなりの熱唱をしてくださいました。

今回は、参加人数の割に、会場が狭く、
テーブルが結構きゅうきゅうに押し込まれているイメージでした。
普段でも、蘭ちゃんが通られる時には、椅子を引くもんですが、
今回は、更に細心の注意を要する…
隣の方にまで、注意を促さねばならない…(自分では加減が見えませんからね)という感じでした。

この状況で、果たして近くまで来て歌っていただけるものなのだろうか?
歌いはじめは、舞台の辺りの広いスペースにおられたので、
練り歩き歌う時間が短かった!
いや、今回は席の間隔が狭いから、練り歩きはしないのか?と思ったくらい、広いスペースで長く歌われていたのです。
この歌って、そんなに長いのかしら?

歩き始めてくださっただけでも、御の字で、
更に、だんだん近づいて下さるのを見て、大喜びでした。

たとえ、私の近くに来られる前に曲が終わってしまっても、私は大丈夫♪(何が?(苦笑))なんて思っていたのですが、
私の目の前で歌ってくださったどころか、
私の主観から述べさせていただけば、一番カッコイイところが私の目の前だった!

…だから、私の主観ですよ?
私が、目の前で聴いたからかっこよく感じたのか、
自分の目の前が一番って思いたいのか…
まぁ、どっちもかもしれませんけどね(笑)。
でも、おめでたいことは、この場合、幸せなことでしょ?悪くないよね。

とにかく、またもや、ぽかーんと嬉しそうに見上げてたんだろうなぁ…私。
結局、会場を回りきらない形で曲が終わってしまい、
ご本人も、「あっ終わっちゃった…」みたいに呟いたんじゃなかったかと思うのですが、
そんな中、見上げることが出来たのは、本当に幸せでした。
ああ、満喫。

歌が終わって、
照明が入っても、ぽーっとしたまま、切り替えられず、
お茶会の終わりの挨拶をされるのを、茫然と見ておりました(笑)。

あんまり、お芝居についての語り、みたいなことについては、ご紹介しませんでしたが…(ゴメンナサイ)
今回のお茶会のお話は、この辺りでお開きで。

蘭茶のおはなし★4

2010-02-04 23:52:49 | Weblog
今回のテーブルトークは、
会場との「すごろく対決」方式でした。
あらかじめ、くじで決められたテーブルで、サイコロをふり、
蘭ちゃんは止まったコマに設定されたことを、そのテーブルで行う。
また、そのテーブルの方が、会場の代表として、会場チームの分のサイコロをふることになっていました。
パリを出発し、カサブランカを通過し、最後はアメリカへ飛ぶ…というすごろくです。

今回は、トークテーマよりも、やってくださることが当たった印象の方が強いのですが…
そう、トークでは、忘れてはいけない「最近で一番笑ったこと」

「えー、さっき、ケイさんの話しちゃったし!」
と、一瞬困る、蘭ちゃん。
しかし、ほどなく、
「ああ、今日笑ったことが…」
と話してくださったのが、この日の舞台で?のお話。

フェラーリに会いに、ブルーパロットにやって来た、ラズロ氏。
挨拶を交わしたと思ったら、盆が回り、場面が転換されてしまいます。
転換といっても、回っているだけ。
フェラーリのお店の背中が、客席側を向いている、そのお店の中に、二人は居るままでしょ?

さて、二人は、何をしてるんだろう?
というのは、私の疑問でもありました。
そのまま、談笑しているのか?

「いつもは、ぼーっとしているのですが」
意外に、舞台袖が近いんだそうです。
その袖で、アピールする人影が。

「蓮水ゆうや、鳳翔大…」
挙げた順番は忘れましたが、この辺りで、皆まで言わずとも、メンバーはわかり…
会場からは、クスクス笑いが起きはじめました。
「…春風弥里の同期三人が…」

三人は、順々に袖に現れ、
劇団レッスンのエクササイズの振りを、歌いながらこちらに向かって掛けてくる。
蘭ちゃんも、
「こんな振りとか、こんなのがあるんですが」
と言いながら、三人がやった振りを一部再現してくれました。

最後は、三人でキメポーズまで…
かなり大笑いをしました!…というエピソードでした。


さて、今回のすごろくの一番のインパクトは、
変装の扮装をし、逃げるというコマで、それが二回も出たことでした。
しかも、会場がすごろくに勝てば、全員にこの扮装写真が送られる、ということになっていました。
この扮装というのが…
つけ髭、メガネ、薔薇、タバコ。
このうちの二つを、そのテーブルの方が選び、それを蘭ちゃんが身につける、という…。

まず、選ばれたのは、
薔薇とメガネでした。
メガネというのは、大振りのサングラス。
薔薇はくわえるのが指定となっていまして…
「えっ。くわえるの?棘とかは?」
「大丈夫です。くわえても大丈夫なように、キレイにしてあります」

そう言えば、約一年前には、散々くわえておられた訳ですね(笑)。(アンソニー・ブラック)
じゃあ…と、えいっと薔薇をくわえ…
カメラに向かって、ポーズ、ポーズ、ポーズ。
しまいには、壁に手をついて、までしてポーズをつくるに至り…(笑)。
超、ノリノリです。

次の扮装タイムには、つけ髭をリクエストされ、、、
多分、両面テープか何かがつけてあったのでしょうが、
いざ、つけようとしても、全く貼り付く様子がなく…
そう、髭糊というのは、大切なんですよ!
(体験したい方は、東急ハンズなんかにも売っていたりするもんですよ…
少なくとも、15年くらい前までは、売っていましたね(=うちの演劇部では、用意するのは私の所属する小道具スタッフ担当だった)。

つかないものだから、
取り敢えず、手で押さえたまま、
つけたらこんなですけど?風に、みんなにお顔を見せてくださいました。
口の幅いっぱいを越えるくらいの口髭で、大層お似合いでした。
…舞台化粧でもないのに!(笑)

髭がつかないから、
メガネにタバコの実演で、写真撮影。
タバコを手に、蘭ちゃんは訊ねます。
「これは、舞台で使ってるやつと一緒ですか?」
「はい、電子タバコです。煙も出るはずです」

じゃあ、煙が写るように…
と配慮しながら、すぱーっと煙をはいて下さいました。
なかなかお上手じゃん!
舞台で、ルノー大尉に勧められても、吸って大丈夫では?
(…そういう問題ではない?)

因みに、髭は、蘭ちゃんにプレゼントされてました。
「ごっこ遊びなどにお使いください」

なんとっ!
…私は、そんな扮装遊びをしている姿のお写真を見たい。
(笑)


つづく。

蘭茶のおはなし★3

2010-02-03 23:48:03 | Weblog
書き初め。
これは、クイズ形式のゲームでした。
とむさんに、書き初めをしていただきます。とむさんは、なんて書かれるでしょう?

書き初めをしていただきますって言われて、
え?ホントに書くの?という感じの反応の蘭ちゃんの元へ、
「お習字セットをご用意させていただきます」
と、大きなトレイに載ったお習字セットが運ばれ…
「とむさんのお召し物を汚してはいけませんので、
素敵なアームカバーをご用意させていただきました」
「えっこれつけるの?」
かしゃかしゃかさかさ…(使い捨てのアームカバーなのか?)
蘭ちゃんが、弱い感じの笑顔で客席に見せたのは、
可愛いネーム入りのアームカバーでした。

「そらぐみ、らんじゅとむ!」
可愛らしい声で読み上げると、客席に笑いと歓声が。
「え?可愛い!?…調子に乗っちゃうよ?」
そして、もう一度、
「そらぐみ、らんじゅとむっ」

そりゃ、可愛かったですよ。
思い出すだけで、顔がほころんでしまう、バカファンな私(笑)。

さて、お題は三つ。
まず、一つめは、「とむさんの2009年を一言で表すと?」

お習字セットにご用意されていた筆の種類の多さに、ウケる蘭ちゃん。
ほらっと、客席に見せてくださると…確かに、選り取りみどりです(笑)。
筆を選んで、色紙に…

「とむさんは、お習字は習われていたんですか?」
「習ってましたよ。…随分昔のことで……」
…まぁ、そりゃそうに決まってる(笑)。

これが、手の動きで、
何て書いているか、客席から案外わかるもんなんですね。
少なくとも、自分のテーブルの答えが、あっていそうか、間違っていそうかは、わかる。
書いてる手元だけなのに、結構みんな一喜一憂しながらみつめてました。
結構よいゲームですよ。

書き初めなので、名前を入れてくださいと言われて、
既に色紙にいっぱいに文字を書いてしまったご様子の蘭ちゃん、あわあわする。
「小筆もご用意しておりますので…」
「ここから小筆でいいのかな…」

じゃんっと、見せてくださったのは、
『逆転』
小さく、隅に「とむ」って書いてあるのが、可愛らしい。

思うに、一番難しかったのがこのお題でした。
ここをクリアすれば、全問正解への道は、開かれた!と言って、過言ではありません。
「異議あり」説を、強引に却下してよかった♪(にやり)

次のお題は、
ラズロを表現すると?「○○く」の形容名詞でお願いします。
美しく、とか、逞しく、とか、そういう言葉ですね。

そして、最後のお題は、今年の抱負を一文字で表すと…
でした。

さぁ、皆さんは、答えがわかりますか?
CSをよくご覧になっていれば…パッと思い付く言葉があるはずです。
これを、蘭ちゃんが素直に書いてくだされば…と祈る。
自分の発言をお忘れになったり、気まぐれちゃんを発揮しちゃったりしたら、
ハイ、サヨウナラ…です、ウチのテーブルは。

が。
蘭ちゃんは、実に真面目に、真っ直ぐに、取り組んでくださいました。
よしっ!

正解は、
『大きく』
そして、
『進』
…わかったかな?

こういうクイズに勝ったためしがないので、
大変に、狂喜乱舞でした(笑)。
知ってる人のいないテーブルなのに、
持ち前の獅子座気質を発揮して、仕切りまくった手前、いやぁ、よかったよかった(笑)。

ご褒美がもらえるのは一テーブルで、
そのくじ引きには敗北してしまいましたが、
まぁいいじゃん…全部当たったことが、まず満足です。

蘭ちゃんのお茶会では、
DVDと共に写真集が販売されるのが常ですが、
今回は、絶対に写真集も購入しちゃうぞ!
書き初め色紙も写真集に入ってるはず!
アームカバー姿もお写真になってるはず!
(注:誰も約束なんてしてません)
写真集が「買い」な理由は、もう一つ、あります。
それが、テーブルトークに絡めたゲームです…(ふふふふふ…)。


つづく。

蘭茶のおはなし★2

2010-02-02 23:59:48 | Weblog
共演されている、専科さんのお話。

☆萬さん。
色んな作品で、ご一緒させていただいて、
最近では「NEVER SLEEP」、宙組に来ても、ご一緒させていただきました。

今回は、大変にテンションが高い萬さん、
舞台袖に入られても、まだテンションが高い。
袖では、蘭ちゃんは、そんな萬さんのお隣で着替えさせていただいているそうです。

ある時、萬さんが、早変わりの着替えをされながらおっしゃいました。
「10年前は、何を演っていた?」
話し掛けられた、と思った、蘭ちゃん、必死で考える。
えーっと、10年前ですか?10年前は…

しかし、萬さんは、
「うん、老け役をやっていた…!」
…なんだ!自問自答だったのか!!(笑)
その話を、幹部部屋に帰って話すと、皆さんも大爆笑でした、というお話でした。


☆ソルさんのお話。
ソルさんは、花組時代、組長さんでいらして、
下級生の頃、大変にお世話になり…
「大きくなったね(肩をぽんっ)」
昔の話なんかもします。

下級生の頃、黒燕尾を舞台袖から見てくださって、
肩をそんなに動かしてはいけない
ベストの丈は、もう少し短い方が…
などと、細かいアドバイスを沢山していただいた。
「黒燕尾を育てていただきました」

ソルさんとの距離の近さを感じるお話は、影コーラスのエピソードにも。
今回の公演は、みんなで影コーラスをしている…というお話は、多方面から聴きますが。
蘭ちゃんも、大熱唱されている、そのお隣で歌われているのが、ソルさん。

ソルさんは、たっぷり着こんだ状態でマイクの前に立たれる為、
「ごめんなさいよ~」(という姿が想像できるジェスチャーをご披露)
蘭ちゃんは、端っこに追いやられ…
狭ぁいところで、窮屈に歌っている自分の姿が、ツボだそうです。

更に…
今回、肉布団入りのお衣裳を着られている方たちがいらっしゃいますが、
とむさんも着られましたか?
着たいと思っておられるのではないですか?
との質問に、
「着たいんですけど、まだ着られてないんです。
ソルさんが、いいよ、着なよ、一式貸してあげるよって言ってくださってるんで、
楽までには、是非、着たいと思います」


エピソード、といえば…
この度、幹部部屋入りした蘭ちゃん。
自分もびっくりだけれど、観劇に来た方たちが、みんな、
「もう、ここにいるの?」
ってびっくりされる状況で。

はじめは、緊張していたけれども、
だんだん楽しくなってきた、とおっしゃる蘭ちゃん。
紅茶が好きな蘭ちゃんは、楽屋で紅茶を淹れられたら…と考えた。

ティファールだ!
(お湯が沸くのが速いんですって?←お友だちに教えていただきました)
と、蘭ちゃんはお休みの日にティファールを購入、
紅茶もいろんな種類を用意して、
毎日、決まった時間にオーダーをとるのが日課になりました。

「とむさんが、振る舞われるのですか?」
「そうですよ。今日は、何を飲みますか?って」

さて、
下級生たちも交えて、ご飯を食べに行った時に、
ゆーひさんと二人で、エスプレッソマシンを検索し、大変に盛り上がる。
ゆーひさんと蘭ちゃんは、紅茶好きですが、すっしーさんは、コーヒー好きなんだとか。
だったら、エスプレッソマシンがあれば、コーヒーを淹れてあげられるよね。

そこで、お届け先の名前をすっしーさん宛てにしたりして、
(その辺りでも、テンションの高さをうかがえます)
ノリノリでオーダーしたものの、頼んだ期間が年末押し迫っていたため、すぐに発送にならず、
届いたのは、年が明けてしばらく経ってから。

その後無事に、
すっしーさんやお客さんには、コーヒーもエスプレッソも、振る舞っているのですが、
気がついたら、ゆーひさんも蘭ちゃんも、一度もコーヒーを飲んでいない!(笑)
千秋楽までには、飲みたいと…

すみません、
気付いたその時に、淹れたらよいのでは?
と、心中ツッコミ入れたのは、私だけでしょうか?(笑)
よほど、コーヒーにご興味が薄いお二人なのかと察するのですが、
機械が来て、すぐ試してみないとしたら、
多分、よほど頑張らないと、飲まないで終わる…方に、1000点!(笑)


つづく。

蘭茶のおはなし★1

2010-02-01 23:52:15 | Weblog
昨日は、蘭茶でした。
今回は、またまた濃い語りなんかもあったりして、楽しんで参りました。

その語りの中でも、きっと参加者の胸にさっくり刺さったのは、
ゆみちゃんのお話だと思います。

ゆみちゃんの退団発表があったときに、
私自身、自分の中で、いろんな種類の衝撃を感じると共に、
身勝手なファンの心情として、蘭ちゃんは大丈夫だろうかと、どうしても心配でならなかった。
やめられるゆみちゃんや、ファンの皆さまへの心配と同じくらい…
或いは、どうしたってそれ以上に、心配する気持ちを止められなかった。
それが、ファンというものだから、ご容赦いただきたい。

心配したって、どうなるものでもなし、
みんながそれぞれ消化して、いい形で進んでいくしかないし、
そうして、乗り越えて行く、行かれるってことは判っていても、
痛みは、襲いかかる…
その痛みを思うと、居たたまれない気持ちになるものです。
おとめさの足りない私でさえ、こうなんだから、
きっと、蘭ちゃんのファンはみんな、そういう気持ちを抱えてると思う。

蘭ちゃんにとってのゆみちゃんは、いろんな意味で、特別な先輩であり、特別な戦友であり…。
心配はしても、その胸の内について、
明かして下さるとは、思っていなかった。
それだけ、大切な想いだし、表現するのは難しいだろうし…。

ところが。
タカラヅカスペシャルのお話を振られて、
蘭ちゃんは、自分が2曲くらいソロを歌ったことと、
宙コーナーで、コミカルなコーナーをやって、
スーツで日舞を舞った(笑)ことなどを、軽く話して下さった後、
ゆみちゃんの退団についてのお話をしてくださったのです。

あくまでも、私の脳内記録の、印象に左右される記述になりますので、
蘭ちゃんの言葉や、お話の内容をきちんと間違いなくお伝えすることはできませんので、
悪しからず、誤差を前提に読んでいただけたら。

タカラヅカスペシャルのお稽古のときに、
蘭ちゃんは、ゆみちゃんから、そのことを聞きました。
まず、信じられない蘭ちゃん。
「ほんとなんだよ…?」
蘭ちゃんご自身、この「ほんとなんだよ」という言葉を、2~3回繰り返しておられました。
そのくらい、まず、その言葉を飲み込むことができなかったご様子。

その後、振り付けの時に?(すみません、ここがものすごくあやふやです)、
とにかく、時間を置いてから、大号泣してしまい、
更に、その後にも、大号泣、もう止められない酷いお顔のまま、コミカルな場面のお稽古などに臨み、
先生方から見たら、「蘭寿とむ、どうした?」ってふうなことになってしまっていた。

ゆみちゃんを中心として、黒燕尾で踊らせていただけたこと…
はじめは、振りにはなかったんだけれども、
「どうしても、ゆみこさんのお顔が見たい」
と頼んで、変えてもらったそうです。
二人が、互いに、泣き出してしまう寸前のぎりぎりまでみつめあって…

最後に、舞台で、こういう形でご一緒できて、本当によかった…
と、噛み締めるように、蘭ちゃんは語っておられました。


こうして語って下さったことが、
私たちの心配を、癒して下さいました。
改めて、書き出してみれば、やっぱり辛いことではあるし、
どうにも、切ない気持ちでいっぱいになってしまうのだけれども、
どこかで安心したような想いも抱けたんですね。

こう言われてしまうと、
タカラヅカスペシャルのDVDが欲しくなってしまうんだよなぁ。
…いつ観るんだよ?(苦笑)


つづく。