昼間は、昼間で面白く楽しく過ごしたのですが、
先に、ロミジュリの話をしとこうかな。
トップお披露目で、ミュージカルで…
って、意識してなかったのに、
話が進んで行くにつれ、
そちらへ意識が集中していく私。
どれだけ、ナーバスになってるんだろう、
毎週、毎週(笑)。
美海ちゃんは、それは可愛かった。
今回は、ロックミュージカルであることで、一番得したのは、
この方なのかもしれない。
歌が上達してるのは、勿論なんだけど、
宝塚的歌唱でなくていいことが、
美海ちゃんの声のいいところを、ものすごく引き出してるのかな?と思った。
お芝居で歌ってるから、
逆に、これがまたいいんだよね。
大変に、客席に気持ちが届いている。
台詞を奏でてるみたいなんだもの。
最後は、ジュリエットの健気さに涙する感じ。
音月さんは、何だか、大人しい。
あれれれれ?
パリスの方が、華やかだって思ったのは、私だけかしら?
金持ちだから、確かに、華やかな出で立ちなんだけども…
う~ん。
ロミオが、ロミオたる説得力が薄いのかな?
もっと、天真爛漫でもいいのに。
みんなを諭す時も、
自分は幸せいっぱいなんだし、
もっと、一人で、平和を脳天気にうっとり夢見てる感じでもいいのに。
その方が、その後の不幸が、ずどんっと落ちてくる。
私の勝手な、音月さんのイメージだけど、
そういうやんちゃさが、もっとあって、
もっときらきらしてたらなぁって、思いながら観てました。
もしかしたら…
あみちゃんのジュリエットの時の方が、
バランスが変わってくることで、いいこともあるかも?
…それを検証できるのは、しばらく先だけども。
それにしても、
楽曲が難しい。
はらはらせずに、聴ける曲、
聞き惚れる曲のなんて少ないこと!
普段、歌が得意だと思ってる人でも、聴いてて落ち着けなかったりする。
アンサンブルが、弱い。
最後の盛り上がりが、もっとはじめから欲しい。
…なんで、こういうロミジュリを、
わざわざ宝塚で、繰り返して上演したいのかが、
あんまりよくわからなかった。
音月さんのお披露目だったらば……もっと、何か…。
まっつさんが、素敵だ、素敵だとは聴いていたけど、
ロミオを探しに行くところの、熱唱なんて、
見事だった。
彼の気持ちの隅々が、ホントに染み入る…
思わず、この時点で、
うるうる来てしまう…。
全身で、歌いこみ、全身で、訴えかけてきて、
心を震わされたのでした。
神父が、彼に手紙を託さなかったことを、こんなにも悔しく思わされるとは…
彼のこの後までの絶望も、
本当の悲劇は、彼にあるんじゃないかとまで、思わされるくらいでした。
緒月くんは、大変に、生臭い…って、言っていいのかな?
あらゆる女を抱いて来たって言うことばが、
説得力を帯びているのが、凄かった。
それもまた、想いを遂げられぬジュリエットへの気持ちの裏返し
という哀しさも漂う。
役割をきっちり果たした、一人。
3対1みたいな構図で、その3人を相手に、吹っ飛ぶことなく、
悪役を果たしたのは、さすが、緒月くんというべきか。
そして、
ちらりと触れましたが、ひろみちゃん。
パリス役が発表になったときに、
パリスって誰よ?
って語りを書きましたが(笑)。
予想以上の存在感にびっくりした。
何だろうか…ひろみちゃんって人は、本当に小池先生との相性がいいのかもしれない。
パリスの出番は、あんまり多くないんだけど、
パリスって名前が出るたびに、あのにやっとした顔がちゃんと浮かぶよね。
いい意味で力が抜けていて、
こんなに、舞台上で、ひろみちゃんを大きく感じられたのは、初めて。
ある意味、パリスの存在が、
ロミオとジュリエットを駆け抜けさせるわけで、
その役割をきっちり果たしてくれている。
いいお仕事だと思いました。
フィナーレで、せりあがって来たり、
パレードを大きな羽を背負って来たり…
という音月さんを、見て、
胸の中が、ざわざわしました。
あれ…?
さえちゃんや、かしちゃんの時には、どんな気持ちだったんだろう?
って、思ったんです。
勿論、嬉しかったに違いないのですが…
かしちゃんの時には、あの大きなマントに包まれて登場、のところで、
わーっ!
と思ったのかもしれない。
あそこが、まず第一の実感だったし、結構なインパクトだった。
さえちゃんの時は、
とにかく、飛鳥の幕開けの印象の強さと、
休憩になっても、入鹿の無念さにまだ泣いてた記憶が…(笑)。
ショーの感動は、あんまり覚えてない。
嬉しかったし、
涙ぐんだかもしれないんだけど、
いや、多分涙ぐんだんだけど、
…かしちゃんの場合、嬉しいだけではいられない複雑な状況だったからか!
あとは、そうか…
蘭ちゃんの場合、ショースターである部分が、
ダンサーであるだけに大きいから、そこに思い入れの振れ幅が大きいのかもしれない。
今日は、
音月さんのその姿を見て、
蘭ちゃんのそんな姿を見たら、私は、どんなになっちゃうんだろう?
というくらい、胸に迫ってくるざわざわした感情の動きがあったのです。
まだ、早いんですけどね。
早いのに、感じたので驚いたのです。
…ついてるショーが、素敵に仕上げていただけますように。
(だから、まだまだ先だってば!)
先に、ロミジュリの話をしとこうかな。
トップお披露目で、ミュージカルで…
って、意識してなかったのに、
話が進んで行くにつれ、
そちらへ意識が集中していく私。
どれだけ、ナーバスになってるんだろう、
毎週、毎週(笑)。
美海ちゃんは、それは可愛かった。
今回は、ロックミュージカルであることで、一番得したのは、
この方なのかもしれない。
歌が上達してるのは、勿論なんだけど、
宝塚的歌唱でなくていいことが、
美海ちゃんの声のいいところを、ものすごく引き出してるのかな?と思った。
お芝居で歌ってるから、
逆に、これがまたいいんだよね。
大変に、客席に気持ちが届いている。
台詞を奏でてるみたいなんだもの。
最後は、ジュリエットの健気さに涙する感じ。
音月さんは、何だか、大人しい。
あれれれれ?
パリスの方が、華やかだって思ったのは、私だけかしら?
金持ちだから、確かに、華やかな出で立ちなんだけども…
う~ん。
ロミオが、ロミオたる説得力が薄いのかな?
もっと、天真爛漫でもいいのに。
みんなを諭す時も、
自分は幸せいっぱいなんだし、
もっと、一人で、平和を脳天気にうっとり夢見てる感じでもいいのに。
その方が、その後の不幸が、ずどんっと落ちてくる。
私の勝手な、音月さんのイメージだけど、
そういうやんちゃさが、もっとあって、
もっときらきらしてたらなぁって、思いながら観てました。
もしかしたら…
あみちゃんのジュリエットの時の方が、
バランスが変わってくることで、いいこともあるかも?
…それを検証できるのは、しばらく先だけども。
それにしても、
楽曲が難しい。
はらはらせずに、聴ける曲、
聞き惚れる曲のなんて少ないこと!
普段、歌が得意だと思ってる人でも、聴いてて落ち着けなかったりする。
アンサンブルが、弱い。
最後の盛り上がりが、もっとはじめから欲しい。
…なんで、こういうロミジュリを、
わざわざ宝塚で、繰り返して上演したいのかが、
あんまりよくわからなかった。
音月さんのお披露目だったらば……もっと、何か…。
まっつさんが、素敵だ、素敵だとは聴いていたけど、
ロミオを探しに行くところの、熱唱なんて、
見事だった。
彼の気持ちの隅々が、ホントに染み入る…
思わず、この時点で、
うるうる来てしまう…。
全身で、歌いこみ、全身で、訴えかけてきて、
心を震わされたのでした。
神父が、彼に手紙を託さなかったことを、こんなにも悔しく思わされるとは…
彼のこの後までの絶望も、
本当の悲劇は、彼にあるんじゃないかとまで、思わされるくらいでした。
緒月くんは、大変に、生臭い…って、言っていいのかな?
あらゆる女を抱いて来たって言うことばが、
説得力を帯びているのが、凄かった。
それもまた、想いを遂げられぬジュリエットへの気持ちの裏返し
という哀しさも漂う。
役割をきっちり果たした、一人。
3対1みたいな構図で、その3人を相手に、吹っ飛ぶことなく、
悪役を果たしたのは、さすが、緒月くんというべきか。
そして、
ちらりと触れましたが、ひろみちゃん。
パリス役が発表になったときに、
パリスって誰よ?
って語りを書きましたが(笑)。
予想以上の存在感にびっくりした。
何だろうか…ひろみちゃんって人は、本当に小池先生との相性がいいのかもしれない。
パリスの出番は、あんまり多くないんだけど、
パリスって名前が出るたびに、あのにやっとした顔がちゃんと浮かぶよね。
いい意味で力が抜けていて、
こんなに、舞台上で、ひろみちゃんを大きく感じられたのは、初めて。
ある意味、パリスの存在が、
ロミオとジュリエットを駆け抜けさせるわけで、
その役割をきっちり果たしてくれている。
いいお仕事だと思いました。
フィナーレで、せりあがって来たり、
パレードを大きな羽を背負って来たり…
という音月さんを、見て、
胸の中が、ざわざわしました。
あれ…?
さえちゃんや、かしちゃんの時には、どんな気持ちだったんだろう?
って、思ったんです。
勿論、嬉しかったに違いないのですが…
かしちゃんの時には、あの大きなマントに包まれて登場、のところで、
わーっ!
と思ったのかもしれない。
あそこが、まず第一の実感だったし、結構なインパクトだった。
さえちゃんの時は、
とにかく、飛鳥の幕開けの印象の強さと、
休憩になっても、入鹿の無念さにまだ泣いてた記憶が…(笑)。
ショーの感動は、あんまり覚えてない。
嬉しかったし、
涙ぐんだかもしれないんだけど、
いや、多分涙ぐんだんだけど、
…かしちゃんの場合、嬉しいだけではいられない複雑な状況だったからか!
あとは、そうか…
蘭ちゃんの場合、ショースターである部分が、
ダンサーであるだけに大きいから、そこに思い入れの振れ幅が大きいのかもしれない。
今日は、
音月さんのその姿を見て、
蘭ちゃんのそんな姿を見たら、私は、どんなになっちゃうんだろう?
というくらい、胸に迫ってくるざわざわした感情の動きがあったのです。
まだ、早いんですけどね。
早いのに、感じたので驚いたのです。
…ついてるショーが、素敵に仕上げていただけますように。
(だから、まだまだ先だってば!)