バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

トンネル week2 Tough love

2017年02月14日 | シカゴ中学校


学校へは何とか行っても、
授業はほとんど出ず、オフィスにある小部屋で一日を過ごす日々。


それでも、Tough love(愛のムチ、とでもいうのかな…)だと自分に言い聞かせ、
毎日なんとか学校まで送迎し続けたアタシ。
この方法が合ってるか間違ってるかなんて考えてる暇はなかった。

学校で校長と話し合いを進める中で、
アタシ自身の甘さにも気付いたから。
アタシが彼をダメにしている部分もあると思ったから。


その代り、

帰ってきてからは
一緒におやつを食べながら話しを聞いたり、話し合ったり

買い物に一緒に行き
ご飯を作るのを手伝ってもらったり

できる限り一緒に過ごして、
できる限り大笑いして、
できる限り王子を頼って過ごした。


学校にうまく通えなくなってから、
いろんなことに自信を無くし始めた王子へ


アナタが必要。
アナタが大切。
アナタは宝物。
そのままでいいんだよ。

のメッセージを伝えるために。



時を同じくして、学校側もお手上げの白旗を上げてきた。
「カウンセリング」と「登校拒否克服セラピー」のようなものを勧めてくる。


学校ではもう面倒見きれません、と言われた気がして
転校(全日校・ほかの現地校)も視野に入れて今後を見直す必要があるな、と
このころからアタシ自身も少し落ち着いて対処できるようになってきた。


王子の笑顔を守るため、
そんな言い方をするとかっこつけてるけど(笑)
元気に過ごせるなら、今の当たり前を崩してみるのも一つの手だと気持ちを切り替えた。

このころから、
王子も少しずつ自分の現状、自分の気持ちを整理して話してくれるようになり
アタシと王子で向かい合って学校こと、今後のことをよく話した。

こんなこと考えてたんだ~
こんな風に思ってたんだ~
なかなかしっかりした考えもってるな~


話しをする中でたくさんの知らない王子を知ることができ、
このところできていた親子間の溝がどんどん埋まっていく感じ。