バリボーママのひとりごと♫

福岡発東京経由シカゴ行!ご主人様よっちゃんの仕事の関係でシカゴへ。約7年の駐妻生活を経て帰国、今に至ります☆

カンファレンス その後

2016年02月04日 | シカゴ小学校

王子のカンファレンス/保護者面談が
うまくいかずへこむだけへこんだあの後の後日談


結局、アタシ自身の納得がいかず
家庭教師のセンセに相談

王子とESLのセンセがあまりうまくいっていないこと、

その原因は王子にもあるけど
親のアタシはセンセのほうにも原因があると思っていること、

王子が、インド人であるESLのセンセの英語をまったく聞き取れてないこと、

授業で使うIPadの翻訳機能の日本語が
めちゃくちゃすぎて(笑)時に彼を困らせていること、

わからないことを矢継ぎ早に質問されて頭がフリーズし
それをまた質問で返されるのが辛そうなこと、

この状態がかれこれ何か月も続いていること、

王子が自信喪失してヤル気をなくしていること…

親のアタシは、
ESLのセンセを責めたいんじゃなくて
もっといいコミュニケーションの方法を探したい、
彼に気持ち良く楽しく学校に通ってもらいたいだけだ、と思っている。。。


このようなことを
正直に、全部話しました
家庭教師のセンセは日本人なのでもちろん日本語で
なのでニュアンスも伝わりやすい

学校の校長センセに現状を把握してもらったほうがいいのでは
というご意見をいただき、
そして内容が内容なので、誤解があってはまずいから…と
家庭教師のセンセにその場にいてもらい
通訳をしてもらう運びとなりました


家庭教師のセンセに相談してすぐその日に
校長センセにじかにメール
(アタシ、小学校でも中学校でも校長にメールしてばっかじゃんっ
ミーティングのアポイントメントを取り、

校長センセ、担任のセンセ、
家庭教師のセンセ、アタシ、の
4人でミーティング

家庭教師のセンセはアタシの言葉を
丁寧に、間違いなく、かつ誤解のないように伝えてくれて

校長センセもしっかりと聞いてくれました


結果、いろんな人を巻き込んでしまいましたが
現状をしっかりと伝えられ、
アタシとしてはある意味スッキリ

王子の性格や行動の意味、日本人の気質…
というところまで話はおよび、
お互いに「王子が気持ちよく学校に通う」ことを目指して
これからも見守っていこう、というような感じで終了


校長センセからは
「彼はとても賢くて、頑張り屋さん。
だからこの学校に来てくれてうれしいのよ。
これからも何か心配なことがあればなんでも連絡してきてね。」と
優しい言葉をいただきました

…な、泣ける

その後、
特に何も事態は変わっていないし
特に何も事件も起こってはいませんが…

一つだけ、変わったことが…


王子自身が変わりました


センセの文句ばかり言っていたここ最近でしたが、
アタシがミーティングという行動を起こしたことで
自分にもできることはあるのでは…とわが身を振り返ったようで…

彼の口からは
①自分のセンセはESLのセンセなので、きちんとリスペクトする
(悪い態度をやめる。わからなくても話を聞く)
②自分もはっきりと「Yes, No」などを伝える
③わからないことはできるだけ質問する
④家でできる勉強は頑張る

…とこのような言葉が出てきました



アタシ、
大号泣


アタシが一人悶々とモヤってイライラしていたその横で
王子本人が一番つらかったはずなのに…

胸の中で一生懸命受け止めて、
一生懸命頭で考えて、
こんな前向きな気持ちになっていたのかと思うと

オトナのアタシ、
ただただお恥ずかしい限り

このモヤモヤ事件で
一番オトナだったのは王子かもしれないなと思うと

オトナなはずのアタシ、
モーレツに反省


何はともあれ、
あれから王子の口からは愚痴や文句は減り、
自分もどうにかしなければ…と行動を見直して過ごしているようです


それだけでも、
ミーティングまで持ち込んだ甲斐があったのかな…

いまだアタシのこの行動は正しかったのか、と自問自答の毎日で
事態も何も変わっていないように思えますが
なにか新しい風が吹いたような、そんな気はしています

そっと見守る時期なのかもしれません

ご心配をおかけしました