AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

超凡ミス

2018-05-26 23:48:00 | 音楽・ライヴ
先程、ライヴより帰宅。

今回は久々のBeat Stationで、DAMEDETHとして出演。
生憎、オファーをくれたジェイソン華山氏がこの場に居合わせられなかったってのが寂しかったが、今回は目論見通りに、PAISTEのカラーシンバル群を使う事にした。


かなり残念な写り方になっちまってるが(笑)、外観としてはやはりインパクトはあったかと思う(多分客席側じゃあ、照明の関係でよく分からないんじゃなかったかね)。

先日、スタジオで試した際にはあまりにも音通りが悪かった為に、名実ともに「イロモノ」と認定していたものばかりだったので、演奏の際にも期待は全くしていなかった。

が、
実際あれだけ空間が広い場になると響き方が全く変わるもので、当初の印象とかなり変わり、好感触にすら思えてしまった。

バンドのメンバーも「シンバル悪くないじゃん」と言ってくるほどだったので、今後もライヴに於いては使用していける事が確定した。

とは言え、これから頻繁に使っていくとは考えてもいない。
やはり飽くまでもお楽しみの一環としてであり、それこそこっちの気分次第というもの。
メインにはならない。

まァ、使えるのが判ったってだけでも収穫だったのだが、今回は超がつくほどの凡ミスをやらかしてしまった。


スティックを忘れた。


今回シンバルを収納しているケースを、ライヴで持ち運ぶ用のものに入れ替えしなかったので、ゼロの状態のまま会場に来てしまった。

で、セッティングしていた時にその事実が発覚するという・・・ギターで言えば、ピック忘れるのと同義だからね。恥ずべき事態だったわ(苦笑)。

一先ず、リハの時だけでも場を凌げるようにと、ライヴハウスでの持ち帰り忘れスティックを借りてこなす事に。
1ペアだけでは何となく不安だから、もう1ペア貸してもらって良いかと尋ねた結果、足下がこんな状態に。



渡し過ぎじゃい(笑)。

向こうからしたら、不要物にあたるものだから折れても痛手にはならないんで使えよ、って意味なんだが。
同じペアが存在しない(結局リハでも本番でも使ったスティックは、互い違いのもの)って時点で、こればっかりは甘んじるしかなかったが、それでも演奏に対する言い訳にならない状態でやり通せたのは、オレもドラマーとして成長した証でもあるのか(苦笑)。

ま、スティックも結果折れずに済んだし、この会場で演奏するのはやはり気持ちが良い。
これだけで演奏に対するノリも変わる(他人からしたら、変化は無いように思えるだろうが)し、少なくともオレの方のモニターから聴こえてきたバンド演奏に関しては、差し当たってヒドイ状態にはなっていなかった。

普段の環境考えると、あのくらいの広さでやれるのは本格的に音が開放されるので、やりやすさにも繋がるんだよね。

しかし、今回のスティック忘れは痛快でもあった(笑)。
次はマジで気を付けよう。



2018.5/26 ~ビーカミ!Rebirth~ @Beat Station


DAMEDETH Set List

1・BLACKMAIL THE UNIVERSE
2.WAKE UP DEAD
3.HEAD CRUSHER
4.TORNADO OF SOULS
5.KILLING IS MY BUSINESS
6.ASHES IN YOUR MOUTH


古風

2018-05-20 00:57:00 | 音楽・ライヴ
先程、necronomiconが主催する「死者の書」のライヴから帰ってきた。
仕事上がりで見に行ったので途中から参加となったが、まさか主催者のnecronomiconがトップバッターだとは知らず、最初に観たのは3番手のDEATH GAZEからだった。

ネクロのドラマーのTaila氏からチケットを取っていたので申し訳なかったが、今回はもう一つゲストであるNECROPHILEを観るのがメインでもあった。

30年以上に渡るキャリアを誇る、オールドスクール・デスメタルの真髄を目の当たりにした感じ。
トリオ編成である事から、やはり思い浮かぶのはVENOMか。
しかしソレも強ちハズレではない。

聴こえてくるのは、いかにもスラッシュ/デスメタルが分化される以前の、不穏な空気を纏ったサタニックなメタル。
そこにブラストビートをブチ込んでグラインディングなスピード感を取り入れたのが、NECROPHILEの「あの時代の」デスメタルグルーヴ。

帰り際にTaila氏と話していたが、「NCROPHILEのあの雰囲気はあの当時を生き抜いてやってきた時代の人たちだからこそ。今の若いバンドでは出せない空気」とは彼の弁。

実際、一理ある。
今の若い世代のバンドを悪く言うつもりは毛頭無いが、音楽にまつわる、ある一定のグルーヴというのは何かしらで存在しているものである。

その時代に見合った空気=グルーヴってのも当然ながら存在しているものだが、音楽形態をある種定義づけたものに関しては、殊更その雰囲気を求められるものだ。

要は、そこに衝撃を受けたかどうか。
耳にしたり目にしたりするものってのは、当事者がそこで受けた最初の衝撃が原型となり得る。

なので、
人によっては、昔のものを語るのは懐古趣味と揶揄されかねないと捉えてしまうのも無理からぬこと。
そりゃあ仕方ない。生まれてきた年代が違えば、当時の出来事も同じであるワケがないのだから。

だから好みの問題として言うならば、NCOPHILEはオレにとっては好きな音楽である。
彼をオールドスクール・デスという捉え方に関しても、彼らの受けたであろう影響源を考えれば異存は無い。

但し、理想というワケではないというのも注釈しておく。
オレにとって理想のデスメタルというのは、やはりVADERなんだよな。

彼らもデスメタルとしては古風の部類であるが、オレがデスメタルという音楽形態で真っ先に思い浮かぶのはこのバンド。
何故なら、このバンドがオレにとってデスメタルという形態の素晴らしさを、音で説いてくれたからだ。

そーいう違いが出るのは千差万別ってことで、大事なのは、「演奏する側に回った時、自分が果たして何をやりたいのか、どういったものを想像し得るのか」という事になる。

古風であったって良いし、その時代の空気を取り入れてみても良い。
最重要なのは、そこに自分を形成している骨格が見えているか、だ。

テメェで判断するのは、中々に難しいものだがね。


撃沈しかかる

2018-05-16 21:23:00 | ノンジャンル
昨日午後から今日の午前にかけて、猛烈に体調崩した。

状態としては食あたりか。
腹痛に始まり発熱し、汗が噴き出して気分が悪かった。

当初身体の節々も傷んでいたので、まさかインフルか?と思ったが、そこは連日トレーニングの所為だって事が判明。

まァ、思い当たる節は無くもない。
食ったものの組み合わせがまずかったってのは有り得るし、ココ最近の食生活の在り方も本来ならもう少し考慮すべきなんだよな。

ソレが原因で便通の悪さにも繋がるし、実際のところそこがかなり大きかったりもする。
結局食って余計なものを排泄する事がうまくいかなければ、体内で毒素が溜まるのと同じ意味になる。

食い足りねェケド、寝る間際の食い過ぎはダメ。
腹八分目で済ませるとはよくいったもので、正直次の日を健全に迎えるにあたっては多少の空腹に慣れた方が良い。

結局、今日は午前中身動きがとれなくて、午後から出勤せざるを得なかった。
以前も、この時期に体調もろに崩したことがあったのを思い出す。

多分、何かバイオリズムを整えようとして起こった不具合なのかもな。
まァ、そうであったにしても、食の在り方には今後注意払っていこう。



所詮は色モノ

2018-05-12 20:42:00 | スタジオ
まァ、今月下旬にライヴがあるのでスタジオ練習当然だが、それに伴って一度は試しておかないといけないと思ったのが、こちらのセッティング。


カラーシンバル群。PST7、ALPHA、そして900の混合セット。

ブルーのクラッシュは実は20"のライドで、当初ライドとして使ってみたものの、あまりにも音の鳴りの悪さに使う気がしなくなったんで、いっそのことクラッシュにしてしまおうかと(笑)。
で、必然的にライドは22"。コレは以前にも上げていた900のHeavy Rideで、カラーシンバルとしては、正直このくらいの仕様でなけりゃ音として成立しない。

実際のところこれでバンド練習やったワケだが、まァ音の通りが悪い。
厳密に言えば弦楽器の音が2人とも濁っていて判別がし辛く、それによって本来あるべきタイトさが失われていた。
その中でカラーシンバルの音通りの悪さが助長してしまい、無駄に力が入って兎に角演奏が乱れた。

特にブルークラッシュ(ライド)の影響は大きかった。
音が悪いと言えど、ライドとしての仕様であるのでクラッシュした際の響き方に鈍りが生じることも間々あったし、そうならない為にも思い切り叩き込んだ。

終始力み過ぎ。
付け加えてバンドとしてまとまりにも欠けていた音像にしか聴こえなかったので、疲労が相当蓄積された。

ま、結論としては、所詮この類のシンバルは見た目通りの色モノ。
メタルで使うとなると、とても成立しないモデルだ。
まだ900を使った方が見込みはありそうだ。

このバンドとして入ってきた中で、今回音作りは過去最低でもあった。
これで今回のライヴも演奏ちゃんと出来てなかったというものなら、ソレは演奏の場所の問題ではなく、自分達の練度不足に他ならない。

もうちょいピりッとしておく必要があるな。