AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

自身の自信へ

2021-10-31 23:01:00 | 音楽・ライヴ
数時間ほど前にライヴを終えて一息ついているところ。

何せ、現地が山間にある場所で、言わば登山コースの一角でライヴを行う様なモンだったから、立ち入り時間も夕方までと制限されている。

18時前に帰宅したライヴなんてのもそうそう味わえるものじゃない(笑)。
その分、行きの出発時間も相応早かったが(笑)。

まァ、このイヴェントに関しては町が協力して開いてくれているもので、今回が2回目となる。
その為もあってか、機材の設営等も出演者含めての協力体制で行っている状況なので、皆が思い起こすライヴ環境へと持って行く途上の感じではあった。

それでも、野外ライヴという点に於いては、個人的にも久々だったし、広々とした空間で演奏出来るのはやはり何とも言えぬ爽快感がある。

上述した点もあって、設置されている機材ではバンド演奏を満足にフォローするには至ってないというのは致し方ないところだが、是非とも助成金なりで、更にグレードアップを期待したいところだね。

総合で言えば、楽しかった。
件の機材の関係で、ちょっとしたミスとかは出たりしたが、それらもあの空間ではあり得る、「それもライヴならでは」の事態。

そこに対して臨機応変できるかというのも、場数を踏んできた者としての振る舞いであり、力量の見せどころとなる。

まさか出演順番が最後になったことで、アンコールするとは思いもよらなかったが、予めどの曲やるか決めておいて良かったと思うよ(笑)。
どうせその曲しかもうやれる曲残ってなかったケドな(獏)。

出演者と関係者との距離感も温かい感じで、良いイヴェントだと思った。

また呼ばれる機会があれば、参加させてもらいたいね。


~四王寺 ROCK FESTIVAL 21~

MEISTER Set List

1.WHITE OUT
2.PRIDE
3.PRIVATE RIDER
4.BADMOON RISING
5.DARKNESS OF LIGHT
~Encore~
6.SURVIVE

見える色は

2021-10-30 22:22:00 | ノンジャンル
描く時間の間隔が一向に縮まらねェが、兎に角集中して仕上げるしかないわな。


「BADMOON RISING」。題名は今やっているバンド、MEISTERの曲の一つで、そこから構想を得た。

まァ、月って、その時によって見える大きさや形、色が違っている。
撮影の仕方によっても様相は変化するものだが、そこがまた不思議な魅力と言える。

これを描くにあたって感じて見えた月の色は、青だった。
温かみよりは、冷ややかで、不穏。

写実的に描ける画力など持ち合わせていないので、月であるかといえば疑問になるかもしれないが、今のオレにとっての月は、こうである。

開き直るつもりはないが、現実味を帯びた描写を、わざわざ筆を執って描こうとする労力は今のオレにはあまりない。

集約した部分を描く。
当然、その周囲には空間が出来上がる。

ソレを寂しいとか、物足りないとか思うのも、また一興。

それらを含めて、その空間は構成されている。

自分にとって感じて見える色。
現実にないからと否定せず、納得できる表出に到達できたら、素晴らしい事じゃないかと思う。

古豪の頑張り

2021-10-20 23:46:00 | ノンジャンル
ここ3年くらいで、メタルでも大ヴェテランの域に達するバンドのリリースしたアルバムがかなり良いものを生み出しにかかっている。

世界がこんな状況だったから、曲作りに専念できた結果が反映されたというバンドもあれば、そうなる直前、現在進行形で冴え亘っていたバンドも当然ある。

ソレは今年に入っても言える事で、特にエクストリームメタル系列でのバンドがそんな感じに思える。

個人的に引っかかったのは、AT THE GATES、CARCASS、FEAR FACTORYの3バンド。
いずれも、その音楽形態としてはある種先駆的存在だ。

そんなバンドが最新アルバムで意欲的な創作性を露わにしているのは何とも心強い。
同時に、新進気鋭なバンドがテメェの中で現れてこないのが何とも悲しいところだ。

影響を受けた時代背景的は、大きな事実である。
その時代の音楽をリヴァイヴァルとして表現にかかる若いバンドも居り、彼らにとって「新たな発見」として演奏している節は理解できる。

でもなァ、そこが「音楽形態そのままモノマネ」の領域を脱してないのが多いと感じる。
ここもまた無駄に歳食って吟味してきた老害的見識であるのは、ちょっとは自覚しているよ。

ただ、腐っても現役で音楽活動している身としては、その音楽かくあるべしな定型にばかり意識の行ったもの以上に、そのバンドの「音そのもの」を核として、定型より少しでも違った形を提示しようとする創作性を重視した方が、見聴きしていても面白いと感じる。

出している音って、実際大事。
特にロック/メタルでは、ギターの音がヴォーカル以上に重要視される。
そこには当然ながら演奏者の様々な技量が絡んで、最終的にアンプから放たれる音として結実するワケだが、まァギタリストという存在が実に重要。

そして、そこに集っているベースやドラムも、少なくない影響を与えているワケで、最終バンドとしての決定的な個が生まれる。

そこには、魔法や化学反応と言った、理屈/理論では到底言い表せないものが結びつきとして存在していて、メンバーの演奏が、必ずしも同調しているとは限らないのも特性だ。
それでも、得も言われぬ良さというものを感じられる。

少し前に、年輩の仕事場の同僚と話していたが、曰く「ロックは、(専門)学校で習うべきものじゃない」と。
オレもそうだと思う。

楽器の演奏技術として学校で習うのは必要とは思うが、その音楽形態を教えられてやるのは、オレも昔からおかしいとは思っていた。
ま、ある程度型式ができている昨今であるし、教職としての立ち位置で仕事を得ようとするならば、多少なりとも先達の恩恵によって出来上がったものを「このジャンルはこういうもの」と指導していくのは、致し方ない部分でもある。

爆音なジャズがあれば、繊細なロックもある。
音楽形態としての存在感や意味合いとしちゃ、そこは「は?!」と思ってしまうが。
つまり、演奏技術をジャンル分けするというのは、特にロックという分類では必要ないとすら感じる。

そーいう感性を統合させ、先に挙げたバンドは自分達の創作性を露出させていると、オレは感じている。
特にそこでアーティストぶるつもりも無ェが。

卓越したセンスを持ちながら長く続けてきたバンドの強み。
古豪と呼べるバンド達は、そーいうものなんだろう。

そーいや、MACHINE HEADもあともうちょっとで結成30年に到達するんだよな。今のあのバンド、どーいう方向に進もうとしているのかさっぱり解らずだが。

そんなMACHINE HEADへSLAYERのケリー・キングが祝福のメッセージを送っていたが、その中で「俺達は止めるの早過ぎた」みたいな愚痴も漏らしていたのを記憶している。

まァ、そう思うのも無理からぬ事だ。
でも、ケリーは続けられたと思っていても、『REPENTLESS』以降でSLAYERがあの威厳を保てたかというと、無理なんじゃないかと個人的には思っている。

ジェフ・ハンネマン、そしてデイヴ・ロンバード師匠が居ないあの面子で、SLAYERがSLAYERたらしめるものは半分も提供できない気がする。

だったら、ケリーもいっその事K.K.s SLAYERとか名乗って始めたら良いんじゃないのかね。
ケッコー前の情報が確かなら、ケリーは今ポール・ボスタフと一緒に組んで曲作りしているらしいからな。

もう一つのSLAYERって形で、また始めればよろしかろう。

あ、そーいや、MACHINE HEADで思い出したが、
来月にリリース予定のBULLET FOR MY VALENTINEのアルバムは期待。
「バンド史上最もヘヴィになる」とマット・タックが公言した中で公開された2曲は、聴いててMACHINE HEADみてぇだなと思った次第で、前作がまったく煮え切らない感じだったんで、今回はかなり良さそう。

もう彼らもヴェテランの位置に居るんだよな。
新世代メタル御三家などと呼ばれていたのも、今は昔だな。

その中でも、オレは彼らは好きなバンドである。
ほぼ同世代ってのもあるんで、頑張ってほしいな。

写真。

2021-10-01 23:17:00 | 音楽・ライヴ
この間のライヴの写真を、メンバーが寄越してくれたんで、その一部を折角だから上げておく。

「鋼鉄のロック魂」のイヴェントでは名物となっているカメラマンが提供源なんだが、何せ撮影している枚数が膨大なモンなので、全て載せるのは無理がある(笑)。

ま、一部ではあるが、その瞬間を切り取った映像は、やはり写真という媒体であるからこその魅力だと言えるね。