AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

再挑戦

2018-07-19 02:40:00 | ドラム
この数日、ドラマーである知人たちと会う機会があって、自分の中でドラム叩かねェと、という活気が湧いてきた。

この3週間ほどはなるべく熱入れない様に、スタジオへ行く事を寧ろ避けていた状態だったが、流石にここまで来ると居ても立っても居られなくなってきたので、今日決行。

前回入った際に、GRETSCHのスネアを試したんだが、生憎装着したスナッピーが純正のベルト仕様だと全く機能してくれなかったんで、今日は先ずスネアのコンディション再挑戦で、元々あのスネアに付いていたスナッピーのフィルムを利用。


この状態だと、何の問題もなく装着完了。
オレのやり方が悪いのか、単にあのベルトとの相性が悪いのか・・・まァ、望み通りの仕様に一先ず落ち着いたんで良しとしよう(笑)。

で、
今回スネアのコンディションを本格的に均していこうと考えてたので、セッティングはもうシンプルで行くかと思ったんだが、結局いつも通り(笑)。



ま、イイんじゃね?
どーせこのセッティングじゃないとやる事やれんし。

それで、いざスネアのコンディションを見る形で練習していったワケだが、鳴りが凄まじい。
GRETSCHじゃねェな、この音は(笑)。少なくとも、GRETSCH使って出す音ではないと思った(笑)。
木胴らしい芯のある詰まり気味な響きは当然出るのだが、それにも増して高域のアタックの切れ味が前面に思い切り出てくる。

こりゃあ、Heavy Weight Snareを装着して大当たりだね。
6.5"だから、低域のパワーもしっかり含まれて重厚感もある。
加えてダイキャストフープってのもあるんで、リムショットした時の鳴りは痛快。
というか、そこがオレとしては最も欲しいところであったりもする。

この状態での響きは、オレが聴いてて心地良いと思えるスネアサウンドの一つ。
但し、この状態は、ちょっとでもミスタッチがあれば、音量/音質に対してしっかりと反映されてしまう。

かなりシビアなコンディション。
しかし、ソレで良い。

そーいう状態の機材でなければ、自分の演奏の向上は図れないと思う。
融通の利く響きを提供してくれる機材は、ここぞという時に必要。
しかし、自分を少しでも上達方向へ導くのであれば、ソレとはまた別の在り方を示す機材を使ってみるのも一理あり。

その機材を通して、いかに自分が出す音量を維持し演奏できるようにするか。
オレにとっての命題。

ソレが一定でクリアできるようになれば、オレにとっては上達を意味する。

いずれにしても、これはまた鳴らしていくのが楽しみなスネアとなった。
提供者に、良い報告ができそうだ。

TEN TON HAMMERの夕べ。

2018-07-09 00:26:00 | 音楽・ライヴ
先程、MACHINE HEADもとい、TEN TON HAMMERのライヴより帰宅。

福岡でMACHINE HEADのライヴがある事はかなり前から告知していた。
オレも大好きなバンドであるので、この日を待ちわびていた。

だが、件の大雨で、一抹の不安は過っていた。
そして、ソレは概ね的中した。

バンドのオフィシャルサイトのスケジュールでは、公演中止とされていた。
だが、現場である会場のサイトでは、中止というアナウンスが出ていないので疑問に思っていたら、「別の形で行う」という連絡が。

要は、
バンドは現地に辿り着いているが、バンドの機材が大雨の影響により、福岡まで辿り着けないでいたという事である。
その為、MACHINE HEADとしてのライヴは事実上不可能となってしまったワケだが、バンドの意向により、急遽TEN TON HAMMERというカヴァーバンド名義として、ライヴを敢行。

緊急でロブ・フリンも声明を出して、無かった事にしない様に務めてくれた。

なので、
今回のライヴは当然の事ながらカヴァー祭り。
彼らが影響を受けてきたバンドの曲(BLACK SABBATH、JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、METALLICA、SLAYER、SEPALTURAなど)を、約2時間の中でやれるところまでやってくれた。

勿論カヴァーバンドなので、MACHINE HEADのカヴァー(笑)も披露。
おおよそでファンが聴きたいと思っていた曲は演奏してくれた(『UNTO THE LOCUST』以降は披露されなかった『CATHARSIS』からも当然無し)。


まァ、正直に言おう。
音はかなり酷かった。特にベースの音が妙なフィードバックを起こしていて、時には不快に感じる事もあった。
緊急でレンタル機材使用する形になったわけだし、しかもその場でセットリスト組んだと思しき状況だったので、箇所によってはメンバーの演奏もちょっとあやふやになっていた。

ただ、音響に関しては、果たしてちゃんとした機材であったとしても、会場の規模を考えるとバンドの音がしっかり作れたかどうかは疑問に思った。


それにな。
やってくれたバンドの心意気に感謝だよ。
今回のライヴは、オレが望んでいたMACHINE HEADのライヴでは絶対に無い。
でも、バンドが来ると信じていた客に対して、せめて一緒に楽しんでもらおうと、皆知っているであろうHR/HMの超有名曲を選んで、出来る限りを尽くしてくれた姿勢を感じ取れて、文字通り貴重な体験となったライヴだった。

だってさ、MACHINE HEADがカヴァーバンドと銘打って日本でライヴやる事なんて、恐らくこの先無いと思うぜ?
彼らがやっぱりこの手の音楽に影響を受けたという愛情を感じたひと時に思えた。


本音を言えば、やはりMACHINE HEADとしてのライヴが観たかったし、ソレはバンド当人が最も痛感している事だろう。

生憎、今回チケット代は払い戻しとなるワケで、TEN TON HAMMERとしてのライヴ料金2000円にしても、到底元を取れるものじゃない。

それでも。
この心意気を、無かった事にしてしまうのは、観てきた身としてはあまりにも勿体ない。

やってくれて有難うよ、MACHINE HEAD。
次に福岡があるならば、その時こそ本来のバンド名義でやってほしいモンだ。


続く大雨

2018-07-07 23:51:00 | ノンジャンル
今週の頭から、台風接近に始まり豪雨という被害に、日本全土が悩まされている。

以前もあった事だが、本来恐れられている台風よりも、その後に来た雨の方が甚大な被害を齎している。

今回に関しては、日本にとっては驚異的な雨量と範囲となったワケだ。

色々なメディアで現在その事態の凄まじさが確認出来るが、完全に水没している場所も伺える。

自分が住んでる所こそ避難勧告とはならなかったが、少し先では水害に見舞われている有様だったからね。
この数日で、オレもそのあおりはそれなりに食らっている。

まァ、仕事場に向かうとなれば、真っ先に打撃を受けるのは交通機関と目に見えている。
行きも帰りも随分待たされたモンだ。

加えて、あまりの天候の悪化で、遂に施設全体が営業中止を余儀なくされたりした。
ま、この辺は冷静に考えてみれば当たり前な話だが。
誰があそこまで猛烈な雨天の中で出歩いて買い物をしようとするんだって話だからな。

台風の時にしたってそう。
国外の人間が日本を異常視するのはどう考えたって普通。
被害に遭う事が予想されるにも関わらず、仕事先へ向かうという姿勢は正にエコノミックアニマル。狂気の沙汰としか思えんだろう。
というか、当のオレらだってそう思ってる(苦笑)。バカか、と。

それに伴って、予定されていた催しが出来なくなったりというのも当然起こっている。
先だって野中貿易が、LUDWIGの新商品発表会を福岡でも行う話があったのだが、この大雨で実行不可能に。同時に開催される筈であったRUSSIAN CIRCLEのデイヴ・ターンクランツのドラムセミナーも中止。

後者はともかく、前者はオレが参加する予定で楽しみにしていたので、残念である。
まァ、こんな状況で果たして向こうが来れんのか?という疑念はあったが、見事的中したワケだ。

個人的には、明日こそ被害拡大する様な天候は免れてほしい。
正直、一週間の雨天でこれほどウンザリさせられるとは思わなかった。

少しばかりグッタリしときてェ。