AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

今になって

2020-01-24 16:37:00 | ドラム
何故か今頃になってから自分の手元に加えてみたくなった。


ZildjianのSシリーズ、18 China。

SシリーズはB12合金を使用した、明るい音が主体となるモデル。
現状、zbtが廃盤となった事により、このSシリーズがZildjianで実質リーズナブルモデルとなるが、逆にコストパフォーマンスを考えると、zbtは遂にお役御免となった感じにも伺える。

サイズラインアップもしっかりしており、ウエイト(厚さ)も豊富に選択可能。
自分の好みのモデルを見つけるという意味で、入門者にとっても手を出しやすい。

高域をメインとしながら、反応も早く、低域こそ狭いが倍音が伴った際に実感できる響きも備えているんで、ただ明るくて変に硬ェ・鳴ってくれねェみたいな問題は起こらない。
まァ、その手のシンバルよりは高額にはなるが、質を考えたら全然安い方だと思う。

とか言いながら、テメェで所持するのはこのチャイナが初だったりするんだが(笑)。

実際ドラムセットの中で鳴らしてみたところ、やはり持ち前の明るさはしっかりと発揮。
単に高域強調だけではなく、アタックもしっかり備わっている為、連打しても輪郭ボヤけもなく、リズム刻みとしても十分活用できる。

ただ、単発で聴いていた感じだと、連打した際には歪んだ低域が混ざり込み、サイスティーンとしては妙な印象を受けてしまった。
だが、この程度はバンドのアンサンブルの中では取り立てて邪魔をする事にもならないので、叩いて鳴らした際はその爽やかな音を楽しんでもらえると思う。

流石にAシリーズと比べると、クリアさは少ないが、ハッキリした音色が欲しい向きには充分使っていけると思う。

それにしても、Zildjianも何だかんだで、あと2枚クラッシュ揃ったら、フルラインアップ出来上がるな。
ま、持つなら、それでもブリリアントフィニッシュにしたいね。

ある意味では報復

2020-01-15 01:01:00 | 音楽・ライヴ
3日前になるが、UNITEDのカヴァーバンド、REVENGERでライヴを行った。

ギタリストのRYU氏が復帰してからのライヴという意味では、実に7年振りとなる。
その後違うギタリストを迎えてやってきたが、色々と事情が重なりバンド自体の活動をストップ。

実はOUTRAGEのカヴァーバンドのE.O.Dって、そのREVENGERの5分の4のメンバーでやっていたバンドで、REVENGER活動復活ってのは、そのRYU氏が再びやる気を見せたってのと、本家の新作『ABSURDITY』リリースも重なった事もあり、ある意味ではRYU氏が再合流する形で再開するようになった。

あと、
もう一つバンドとしてやっておきたかった事としては、このREVENGERが活動不能のなった直後に、UNITEDのベーシスト横山 明裕氏が急逝した事を受け、一度でももう一回集まって、追悼の意を込めたライヴをやろうって事。

オレの知っている記憶では、その当時何処かのセッション大会で、オレとRYU氏以外のメンバーが一緒になったので、そこでUNITEDを1曲やって追悼の真似事はしていた(片割れのギタリスト、ドラマーはそのセッションで集められたプレイヤー)らしいが、本格的なライヴではないし、それこそREVENGERとして名乗るバンドでもないので、本当に追悼したと言える意味合いは薄い。

まァそんなこんなでライヴをやったワケだが、ライヴの出来としてはそれなり・・・というところだったかな。
正直、オレは最近右半身のガタがケッコー身に染みてきて、速い曲になってくると右腕の持久力が以前と比べたら著しく落ちている。
ライヴ最後にやった曲に関しては、「ダメだこりゃ」と思う他ないくらい叩けてない感が強かった。音にもうソレが現れとる(苦笑)。

身体のガタをカバーするのに色々考えてるってのは、その日のライヴで対バンする事になっていた知り合いのドラマーとも話をしていたな・・・・・・

ソレはソレとして、ライヴ自体は楽しんで臨んだよ。
オレにとっても、REVENGERでやってた当時最後の方はあんま良い気分のしない状況下で終わってしまったんで、今回は報復の意味を持ってやっていた部分もある。
今の方が、当時よりも遥かにカヴァーバンドとして楽に構えて(オレ個人としては)やれる様になったんでね(逆にその所為で、以前よりテキトー感も強くなったな:笑)。

あとは、何よりもRYU氏が楽しんでやってくれているのが良かった。
まァ言い出しっぺなんだからそうであってくれなきゃ困るんだが、後ろ向きな気構えにならないでライヴを敢行できたのはオレにとっては良い事だと思ってる。
何しろ、前回の離脱はそういった精神面に依るところがあったからな。

次このバンドでやるのは何時になるかはもう判らんな。
バンド復活の話にしても、一昨年から話していて結局メンバーのスケジュールを合わせるのが難しくてライヴに向ける練習もままならなかったから頓挫しちまってたし。

今回のライヴで終わったとしても、まァ後悔が残らないワケではないが、楽しめてない状況とは正反対の気持ちでやれていたので、8割以上は清算できた感じではある。

さて、
今年のオレのバンド活動はどうなるか。

コンスタントにやれりゃ良いなとは思うケドね。



2020.1/12 ~なんかすごいやつらがやってくる!~ at DRUM-SON

REVENGER Set List
1.SETTLE MY WAR
2.HELL BREAKS LOOSE
3.MOSH CREW
4.SNIPER
5.REVENGER
6.COMBAT!
7.CROSS OVER THE LINE
 

噂のほどは(本編)

2020-01-14 00:49:00 | ドラム
この間スネアを取り上げたが、今回はそのスネアを基にして取り付けたものがメイン。


EVANSのUV2。
はがれにくいUVコーティングを採用したヘッドで、コイツは7mil + 7milの2プライ仕様。

薄いコーティングであるが、硬い質感でもあるので、音の太さの中にアタックが際立つ響きをスネアに与える。

モデルとしての売りはコーティングの耐久性で、ブラシなどで繊細な音を表現する際に、この耐久性は重宝する。
実際、このヘッドを装着して4時間ブッ叩き続けていたが、はげ落ちている傾向が伺えない。
従来なら、このくらいの時間ではがれ痕が出てくるモンだが、コレは強い。

あとは、スネアとしての仕様変更で、スナッピーはコイツに。


PURESOUNDスナッピーのS-1430。
個人的には、本数の多いスナッピーとして最終的に信頼できるモデル。
迷ったら、コイツ(笑)。

スネアの素材が持つ音を損なうことなく、カスタマイズした分を上手くブレンドした響きを提供してくれる意味では、スナッピーも然ることながら、件のUV2もそこは言える。

丸みがあって太い鳴りを基本としながらも、中心に中~中低域のアタックがしっかりと存在し、全体に広がりも感じるスネアサウンドに仕上がった。

音作りってのは考えれば考える程、ものスゲー数のパターンが存在する事になるが、正直なところ、「自分が理想とする鳴りを出せる組み合わせ」であるか、「その組み合わせでの理想とする鳴りを見つける」かの2通りになる、ザックリ言えば。

時間が経てば嗜好や思考も変化していくものだが、オレとしちゃあ後者の考えでやれる方が好ましい。
ハイブリッドメイプルのカラーリングが良かったってのと同じで、見た目で選ぶってのは個人的にはそれなりに大きい要素を占める。
その好きなものを、どうやって多方面に使えるものに仕立て上げていくか?
結局自分の技量が問われるワケである。

通用するのかしないのか?というのも音楽によっては出てくるものだが、そこへどうやって自分の理想とする音を入れ込んでいく事が出来るかっていう点が、音に個性を生み出していく手法になってくるんじゃないかと、オレは思う。

一応、ハイブリッドメイプルに関してはこの仕様で一先ず留めておく。
そもそもにしてこれから使うかどうか考えてもいなかったからな(笑)。

ま、
機会はあるさ。


噂のほどは

2020-01-10 22:59:00 | ドラム
さてさて、
前回の叩き納めから、今回は叩き初めである。

まァやるからには何か新味は欲しくなる、ってのは性分だから仕方ねェや(笑)。

というワケで、先ずはコイツから。


YAMAHAのAbsolute Hybrid Maple。
ウエンジ材というとても硬い木材を、メイプル材で挟み込んだハイブリッドシェルで、これまでのメイプルが所謂「明るくて太い鳴り」を表現していたのであれば、このハイブリッドメイプルはそこから低域のアタックを、過剰出力にならない程度に加味したスネアと言える。

実際、全体の響きはいかにもなメイプルスネアの響きで、過去にYAMAHAのスネア使ってきた人であれば納得いくサウンドだろう。

どんな音楽にも、使い方次第で持って行ける。
常にプレイヤーフレンドリーである点にも、今のYAMAHAは変わりない。


ま、何が魅力でこのスネア入手したかっつったら、カラーだね(笑)。
このジェイディッド・グリーンスパークルの色のキレイさが最大の魅力。

木目の出たグリーンカラーのスネアは、既にLIVE CUSTOMが君臨。
スパークル系のグリーンカラーで探していたが、やっぱりコイツかな、と。

所謂一般的なグリーンスパークルの色合いでもないってところが良い。
それに、深さが6ってのも決め手になった。

やっぱり、持っておくにはもう5.5以下は所持する気にはなれない(仕様の問題で、限定されているモデルであれば例外だが)。
せめて6インチ以上の深胴にしたい。

この辺りは深胴使用者としての変な拘りがあるんだが、低音を伴って切れ味を出すんであれば、やっぱりそういったサイズのスネアを選ぶようになってくる。

とりあえず、オレにとってはどんなところでも使えるスネアっていう事で、所持しておきたい一台にしておきたい。