AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

モチベーションに必要

2016-05-30 02:43:00 | 音楽・ライヴ
先ほど、Hi-Gainのイヴェントより帰宅。

今回はあの直訳ロックでひと昔前に名を馳せた、王様をスペシャルゲストとした「Hard Rock Night」と冠したライヴだったが、それをCavern Beatでやるという(笑)。

ここのライヴスペースは、基本THE BEATLESのカヴァーバンド、或いは弾き語り系列の様な、比較的おとなしめな音楽をメインとした場所であり、事実大音量を基本とするハードなロックはステージ上の音作り、特にヴォーカルは厳しい。
当初、オレもスネアに対しては何かミュートをした方が良いかと考えていたが、結局そのままの状態でも全然問題なかった。

ま、
以前やったお手製感甚だしいHeartsと比べたら、こちらはスペースこそアレだが、ライヴとして機能させている空間。
生音に関しての出力の心配は無用だった。

とは言え、去年も同じ月にHi-Gainのイヴェントに参加させてもらったが、まァ今回も出演バンド離脱という災難に見舞われた。
最初はLast Nitesが、ギタリストの身体に問題が生じた為に早々に離脱。代役として、Yumi projectが参加する事になったは良いものの、ライヴ当日直前になって、今度はBIG GUNSのヴォーカルが肺炎になって離脱。

そこで、博多JOKERのジュリア氏とユミ先生で2曲、X JAPANのバラードを演奏するのと、名称があまりにも長いので略称「偶まま」によって、ひとバンド分を補うという強硬手段に。

だからぶっちゃけると、今回まともなバンドとして演奏したのは、オレらE.O.D.と紫電改のみ。
Yumi projectもインストバンドであるが、今回はドラムのヤマケン氏が間に合わなかったので、ピアノとベースのみという変則体制になってしまっていた。
観ている分には、ベースのワタル氏のトークは実に面白かった。この人、プロベーシストとして活動していた経歴(今もか?)があるので、腕は間違いないんだが、兎に角喋りがウルセェ(笑)。喧しさは普通のバンドの5人分くらいはあるんじゃねェかな(笑)。
多分、Cavern Beatくらいの規模だと非常に受けの良いエンターテイナーであると思う。

王様含め、イヴェント自体は滞りなく終えた。
正直オレは気にもしてなかったが、出演バンドの中で、E.O.D.はメタルという括りに強く属する音楽性のバンドだから、アウェイな状態になると予測していたが、結果的には中々盛り上がってくれたみたいで、観客数もそれなりに居てくれた事から、オレもやる気が一気に上がった。

白状してしまうと、オレは今回のE.O.D.でのスタジオ練習に関しては気が乗っていなかった(今月紙屋氏とまともにスタジオに入れなかったのもある)。
ライヴ会場の場所が場所ってのもあったんで、バンドの本質を引き出せないんじゃないのかっていう考えも先行してしまっていた。

で、
蓋開けてみたらイイ感じだったってワケだ。
やっぱ、バンドやってるんだったら、ライヴは必要だよ。
少なくともオレはそこを目指してスタジオで練習していくし、ステージ上でも本気になれる。

その経過で客席もバンドも良い状況になってきたら、こっちの気分も上場になる。
そこを感じ取って演奏している瞬間は、非常に気持ちが良いモンである。

また遠くない将来に、オリジナルのバンドでその瞬間を味わいたいものだね。

2016.5/29 Cavern Beat

~ E.O.D. Set List ~
1.My Final Day
2.Under Cntrol Of Raw
3.Lost
4.Rise
5.This Is War
6.Megalomania

ワタリガラス

2016-05-13 02:46:00 | ノンジャンル
現在、オリジナルのバンドで作った曲の中に、「Rave(n)」という曲名のものがある。
「嵐鴉」と訳す形になるんだが、では実際に歌詞の内容はというと、今一度構築する必要がありそうだと感じている。

現段階では、紙屋氏にその辺りを一任してもらっているが、その曲名に相応しい内容になっていたかどうかを再確認しておきたい。

この曲は、オレ個人としては重要な曲となり、オリジナルのバンドとしての指針ともなり得るので、テーマに少しでも接近した歌詞内容にすべきだ。

そこでしっかり調べておきたかったのが、Ravenという英単語の示す意味。
Ravenは一般的に「カラス」を指すのは周知であるが、実はカラスの中でも、「ワタリガラス」という存在を指したものである。
Crawというのが、一般的なカラス目科の総称としての英単語で、日本でもよく見る「ハシブトガラス」や「ハシボソガラス」などを指す。

Ravenを意味するワタリガラスは、カラスの中でも最も大きい体長の鳥で、主に北半球に生息地域を広げ、日本では北海道北部に渡り鳥として目撃される。

このワタリガラス、神話にも登場し、言わば神格化された存在となっている。
イギリスでは国鳥となっていて、アーサー王の化身という逸話もあり、実際「ワタリガラスが死滅すれば国は滅ぶ」という啓示の下、ロンドン塔ではワタリガラスを必ず6羽飼育し、その飼育係をレイヴンマスターと呼んでいるらしい。
そう読み取っていくと、イギリスのメタルバンドのRAVENって、中々デカイ名前背負ってるって感じがする(本人たちからはそんな気配全く伺えないが:笑)。

また、このワタリガラスは鳴き声も一般的なカラスとは違い、「カァ」とか「ア゛-」とかいうのではなく、犬みたいな鳴き声で、我々が認識しているカラスとは思えない声を持っている。
知性も高く、動物学の研究によれば、チンパンジーやボノボよりも高いともされている。

「烏の濡れ羽色」という、流れる様な艶やかな黒髪を称えるこの言い方も、実はワタリガラスの色合いから由来しているもの。
光の当たり具合によっては、青みがかった色をしている箇所も見える、やはり他のカラス群とは別格視したくなる容姿を備えているのも特徴かも。

しっかり調べていくと、興味深い生態が見えるワタリガラス。
何ともRavenという言葉を容易に使ってはいけない気にもさせるが、バンドの曲名として使うにはやはり相応しい存在でもあると感じる。

カラスの書物に関しても、幾つか出ているみたいなので、何かその辺りも一冊くらい手にしておこうかな。

使えるように

2016-05-01 17:27:00 | 音楽・ライヴ
4月29日に、水田組雷舞夜露死苦哀愁Vol.6のライヴにDAMEDETHで出演。

主催者である水田氏は、去年暮れにやっていたMEISTERが解散した事で、本業であるドラムをやれるバンドが無くなった為に、今回のイヴェントを中止しようか考えていたらしいが、周囲の協力もあり、ALKAROIDというバンドを急遽結成。
このバンドの中には、数年前にALBLADEという、水田氏が即席で立ち上げたバンドのメンバーが在籍しており、向こうもこちらの事を覚えてくれていた。

それ以外にも、今回はペットペレッツェリンというバンドのドラムには大丸道雄氏が居て、道雄氏との対バン自体も随分久しぶりだった。

DAMEDETHでやった今回は、サポートベーシストでマーティ大久保氏を迎えた編成にてライヴ敢行。
まァ大久保氏はギタリストなんで、ベースに関してはそこまで期待は持っていなかったが(笑)、引き受けてくれたのには感謝。
引き受けてくれた返礼として、彼の大好きなMETALLICAを一曲、大久保氏がギターに持ち替えて最後にする事にした。

ライヴ後に映像を確認したが、それで見た限りでは、演奏のトータルは以前よりも良くなっていると感じた。
特にヴォーカルは、2週間ほど前にスタイルを変化した事で、安定力が増した。
以前まではこのバンドでやる上でデイヴ・ムステインをどうしても意識した歌唱をしていたが、今回METALLICAのカヴァーをやるにあたって、その曲でのヴォーカルに安定力を見出した事により、いっその事そのスタイルで通す事へ切り替えたのが奏功したと思う。
とは言っても、段階的には付け焼刃な状態でもあったし、まだまだ伸びしろはあるのも事実なので、ここからの練成度合が、延いてはオリジナルバンドでのヴォーカルの鍵になる。

ま、
オレは今回ドラムの機材を色々と違うものを使う事にしたが、今後の事を考え、いつでも駆動可能な状態にしておける様に試運転をしてみた次第。
事前にスタジオでセッティングして練習しておいたので、演奏面に関しても問題はなく、HeartBeatでやったというのもあって、自分でやっていて聴こえてくるドラムサウンドが実に気持ち良かった。

機材はいつどうなるか判らないし、もしもの為に控えていた機材も、即座にテメェの演奏に応対可能な状態にしておかないと意味が無いからね。
今回試した事によって、これまで使ってきた機材はいつ引退しても良くなったワケだ(なってもらいたくはねェが)。

さて、
自分の機材がブラッシュアップ可能な状態であるのが理解出来たので、今後はオリジナルバンドでも活用出来るものを更に見つけていく必要があるな。
特に、シンバルか。
PAISTEのAlphaはクラッシュやらを一通り入手していく必要がありそうだ。
最近、このシリーズのラインアップが少なくなってきているので、今のうちに集めておかないと、下手したらシリーズ自体が廃盤なんて事にもなりかねないからな(苦笑)。


2016.4/29 @Heart Beat

1.SKIN O’MY TEETH
2.DREAD & THE FUGITIVE MIND
3.DISINTEGRATORS
4.HEAD CRUSHER
5・HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE
6.DAMAGE,INC(METALLICA Cover feat.マーティ大久保)