AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

相性確認は必要

2024-07-07 01:23:24 | ドラム

このクソ暑い状況下でも、スタジオには向かう必要はある。

以前に紹介した、YAMAHAのハイハットスタンドHHS9Dを、FP9と組み合わせてスタジオ練習に入ってみた。

暦の上では昨日は休日であったんで、バンド練習前に個人練習に入る時間も空いていた為、バンド練習でぶつける前にある程度相性の適合度合いを確認してみた。

ドラマー側から見るとこんな感じ。
やっぱりこの鏡面仕上げのフットボードとブルーカラーのパーツの見栄えはカッコイイ。
足下だけは高級感漂う(笑)。

ハイハットに関しては、前回試した時同様、フットボードのコンディションはデフォルトの状態で使用。
フットペダルはそれなりに状態をカスタマイズしているが、ボードの角度に於いては共に同じくらいの角度だったので、変更する必要がなかった。
そーいえばこの間書き忘れていたが、HHS9Dは、ダイレクトシャフトの真上にボルトが取り付けられている箇所があるんだが、そこでフットボードの角度を調節する事が可能となっている。

フットボードのテンションは一番低い、つまり弱い状態。
オレは現在、YAMAHAのHS1100というハイハットスタンドをメインとして使っているが、そのスタンドにしてもテンションは弱い状態。
ハイハットの動きに関しては、オープン/クローズの反応が良いに越したことはない。テンションを強くするとその分踏み込みを強くしなければいけない為、個人的には有効な手段とは思えないし、その負担が結局ハイハットスタンドに対してダメージに繋がると思うんだよね。
勿論、好みは人それぞれだし、メーカー側だってそんな機能をつける分、耐久性を想定しているワケだろうからね。オレはそうだと思ってるだけ。

ま、実際やってみたところ、特に問題もなく練習に打ち込めた。
FP9に関しては時たまに使う状況であるんで、使えるコンディションにしているとはいえ、直ぐにその踏み込みを扱うにはやや脚の使い方を調節する必要がある。
ロングボードという点が影響してるってのがあるんでね。

流石に、ライヴで初運用するというのはやりたくない。
初お披露目という命題を掲げてライヴで失敗するというのは、時折起こる。
特にペダル類は身体馴染みをさせておかないと、これまでどおりの演奏に結び付ける事はできない。

機材に振り回されるという事は、大体にしてテメェの身体の使い方の理解度を介していなかったりする。
使うものの性能を理解しつつ、自身の身体をどう使うかという技量を並行して考慮していかないといけない。
特にハイスペックなモデルになるほど、ある意味主従関係はつけづらくなるモンなんだよな。

そこについても、好みの問題である。
自分にとって相応しいものっつっても、結局のところ機材との二人三脚になる事は避けられないっていうのを知っておくべきだね。
そこから、使いこなそうという意地があるかどうか。

自分がコレ、と思って手にしたものであるなら、そのくらいの意志は持っておかないとな。

まァ、もう一つ本心を言わせてもらえば、それなりの金額のモンだったりするんで、自分の中で納得のいく落とし込みをしたいっていうのも、あったりはする(笑)。


構想としてはアリと思う

2024-07-03 21:48:28 | ドラム

あんまり真剣に考えず、外観でいけそうかどうかと思い入手。

MEINLのMC-CYS8。所謂シンバルスタッカーで、シンバルの上に更にシンバルを増設可能とするパーツ。

メーカー規格としてはロングモデルとなり、エクステンドタイプのパーツに属するモデルと捉える事ができる。
オレはこれまでTAMAのシンバルスタッカーを使用してきており、あのメーカーでもショートとロングの2種類が存在しているのだが、ロングモデルはL字ロッドを組み込んだデザインで可動域を考慮したものとなっているが、どうにも不格好な印象で使ってみようという気になれなかった為、ストレートタイプのロングモデルであるこちらを試してみようと思った。

使う用途の構想としては、ライドシンバル側でのシンバル増設。
現状、そっち側ではチャイナを2枚、一つのシンバルスタンドで枝分け方式を用いてセッティングしている状態をとっているが、そのうちの一枚にスタックを利用して、エフェクトシンバルを増設いけるかという事をやってみようと思った次第。

流石にショートモデルを利用するには、中口径シンバルには無理のある距離となってしまうんで、実際に装着してみた時は、かなり使い勝手が良いと感じた。
懸念していたのは、基幹となっているスタンドにセットしているチャイナとの距離感だったが、その辺りはシンバルホルダーのモデルによる影響が大きくなりそうで、今回は特に難しさを感じなかった。

ま、
とは言っても、今回試した内容、これから常時やっていくワケでは決してない。
そもそもにして、チャイナを2枚セッティングするという事態も、正直通常に於いて必要なセッティングでもないんでね。

セッティングしたら、合計10枚セッティングという大台に到達するし、見た目としては左右でのバランスも何となくとれる感じがあってカッコイイとは思う(笑)。

仮に装着するとしたら、パッと思い浮かぶのは、PAISTEのPSTX DJ’s45 Crashかね。
やっぱり通常のスプラッシュではなく、穴空き系のあの鳴りが加わる方が、アクセントに彩が出る感じだし、サイズとして12インチと手ごろ。

・・・どうかね。
視野に入れても良いとは思うケド。


やっぱり本数の問題か

2024-02-14 20:36:07 | ドラム

最近になって、スタジオでの練習用で使っているスネアの鳴りにいい加減変化をつけたくなった。

今のところ、打面側のヘッドを純正から2度ほど変えているんだが、いかんせんそれだけの鳴りに対して満足がいかなくなってきたんで、いよいよもって裏側を変えようと決意。

まァ、対象のスネアはコイツ。

SAKAE Heritage OsakaのMaple 14x6.5。
以前に、コイツの打面ヘッドはさっさと純正からEVANSのUV2に交換をしたが、その後に単純な耐久性を追加したいからと思い、コレに交換。


EVANSのHeavy Weight Dry。
ぶっちゃけ、先のUV2と何が違うかというと、単にUV2にセンタードット装着して、メーカー特有のドライ仕様にしたってだけ。

勿論、ドットの分だけ耐久性というか、音落ちは中々しなくなる上に、ドライ仕様の性質上、音抜けは一気に上がる。
但し、その音抜けってのは専ら高域に於けるもので、太い中域を求めるのであれば、このヘッドではない他のドライ仕様を選んだ方が良い。

強度がある分だけ、鳴りが硬質になるが、テンションのかけ方次第では、嫌味なカンカンが目立つ響きになるだけである。

言ってしまえば、このスネアに関してはその状態がこれまで続いていた。
オレはテンションを最大まで上げて叩く為、装着から暫くは、響きがまとまっていない感が目立っていた。

4、5回ほど練習で使ってきてからヘッドとシェルとの馴染みが出始めてきたが、それでもやっぱり詰まっている感覚は残っていた。
そしてこの音にも飽きが来ていた(笑)。

って事で裏側を変更。

EVEANSのスネアサイド。300milの標準的な厚さのもの。
メタルシェルのスネアなら、一番厚めの500milタイプを装着するところだが、ウッドシェルに関してはそもそものシェルの内側の厚みがメタルシェルよりもどうあってもぶ厚いので、必然的に中~中低域でのコシのある響きって加わるんだよね。
なので、コレに関しては標準の厚さでやった方が、音通りの融通は利きやすい。

そして今回の肝となるスナッピー。
コイツはPURESOUNDのS1430という、所謂30本タイプ。

現状、オレはテメェで所持しているスネアは24本以上(或いは、その本数の幅に相当するモデルのスナッピー)を装着するようにしている。
20本タイプと比べても、音に対してまとまりが出るので、狙っていた様な音が聴こえてくれる。

30本タイプはその中でも一番頼れる本数のスナッピー。
スネアの音がクリアになる感じなんだよね、オレの感覚としちゃ。
ワイアー本数が増えれば、スネアサイドに密着する面積が大きくなる分、必然的にスネアサウンドにミュートをかける(言い方換えれば、サスティーンを程よく除去する)事に繋がるワケだが、42本ほどのあからさまな効果に到達しない分、そのスネアのコンディションを上手く引き出している感じになると思っている。

換えてみたらやっぱ全然違ったよ。
SAKAEの純正スナッピーも、作りは実際とても丁寧でしっかりした品質。
実際のところ、PURESOUNDを参考にした作りになっていると思える。

であればこそ尚更。
20本と30本での違いってのが明確に表れた。

6.5インチのメイプル材という、明るさと硬質な太い鳴りの特性に、Heavy Weight Dryの高域を持ち上げた一音の明確な硬い響きを融合させた、「コン!」という鳴りが見事に表出。
詰まる様な感覚は除去され、真下にまで叩いた分の響きが貫通する気持ち良さが出る様になった。

スゲーと思った。
このSAKAEのスネアが。
既に同じ様なコンディションにしていたYAMAHAのAbusolute Hybrid Mapleでも、ここまでの鳴りになっていない。

勿論全編細部を考慮すれば、音の違いなんてのは出てきて当然なんだが、単純にコレが0.5インチの深さの差であるのか、一部違う材を組み込んだものによる影響なのか・・・?と考えてしまった。

何にせよ、これでまた練習に入った際のドラムが気持ち良く叩ける状況になった。
スネアの鳴りのお陰で、ドラムキット全体の鳴りもクリアになったんでな。

ま、こーいう事実を改めて目の当たりにすると、今メインで使っている一台は、もうそろそろ意地を張らないで、30本に交換するべき時なのかもね。


あるなしで言えば、あり。

2024-01-18 02:11:47 | ドラム

年末から、ちと利き手を負傷してしまっている。
もうちょっと詳しく言うと、負傷した時に無理してドラムぶっ叩いた所為で悪化した。

で、かれこれ3週間経って、回復も順調にきてはいるんだが、とりあえず油断はしない様に、念押しでこんなのを使用する事にした。

ドラムグローヴ。
コイツはPearlのRG-3MNのネイビーカラー。

負傷箇所は当然保護する形を取りつつ、そこから更に念を入れてという案で使ってみようと思った。

近くで目に入ったのがたまたまコイツだったってだけの話で、特にグローヴに関しちゃ拘りは無い。
ただ、実際に装着してみると、フィット感は良いんだよね。
オレは手は大きい方ではないが、このMサイズは生地余りを感じさせることが無い分だけ、妙なスリップ感の無い状態でスティックを握れる。

最初使った時は、まだ回復途中経過であった為、ケッコー恐る恐る叩くような感じであったが、対策としてはバッチリだったので、次第に恐怖感がなくなり、妙な緊張感も解けてこれまで通りに演奏する事ができるようになった。

来月、久々にOUTRAGEのカヴァーバンドであるE.O.D.でライヴをする事になったので、今年入ってから早々にスタジオ練習が控えていた為、どうにか演奏できる状況にはしておきたいという事で考えた対応策だったんだが、奏功したね。

まァ現状、最早グローヴ装着をしなくても大丈夫なところまできたんだが、見栄え的な点で言えばアリだなとやはり思ったね。
グローヴしてると、いかにも出来るドラマーっぽい感じに見える(笑)。

という事で、今回に限り、ライヴまではグローヴ装着状態でやろうと思っている。

それ以降は取り敢えず良いかな。
元々、素手で演奏する方がやはり好ましいと感じてやってきたワケで、実際ロールなど繊細な演奏となると、勝手が上手く行かないところもある。

それであっても、今回に関してはPearlのグローヴがテメェにとって使える代物であったというのを認識できたのは収穫だった。


鳴らしこなし甲斐はありそう

2023-12-26 21:42:50 | ドラム

この間チャイナを入手してからの、コレ。

UFiPのFXシリーズ、16 Power China。
全体の仕上げ方と鮮やかなブループリントロゴが象徴するように、シリーズ系統としてはBIONICに属するチャイナである。

で、
何故立て続けにチャイナを?となるんだが、単純に、これはタイミングの問題だった。

実はこのチャイナ、6ヶ月ほど前から注文かけていたもので、ただでさえ受注発注で2ヵ月ばかりかかる上に、日本に輸送されるまでの期間が諸々の条件によって長引いていた。

なんとなく、もうそろそろ入荷してくるだろうなとは思っていたが、この間PAISTE入手した後でのこのチャイナは、出費としてはかなりのダメージだわ(苦笑)。

今回、16インチを入手した理由に関しても、現在セットアップする上で、ハイハット側のチャイナが必要だった。
要は、BIONICシリーズで統一する中で、最後の一枚がコイツ。コレで仕上がったという事になる。

鳴りはというと、中々じゃじゃ馬な感じだね。
18インチは叩けば素直にその炸裂感と音量が出てくれるんだが、16インチは恐らく18インチの規格をそのまま縮小させた仕上がり方をしているため、何となく分厚さを感じるし、重量もそれなりにある。

なので、鳴らすのであれば、叩く場所を把握しておく必要がある。
勿論各方向から鳴るワケだが、「音量のある炸裂感」という意味になると、である。

当てどころが悪いと、ホント高域で聴こえてるかどうかが判らない軽い鳴りになってしまうんだよね。

なんかコレ、前のMEINLのClassics Customのチャイナでも同じ感覚あったな。

とは言え、
BIONICでシンバル統一というのはかなり見栄えがする。
サイズはオレが通常使うものよりもやや小さくなっているが、まァこのシンバルはコレで良い。
これからいつものサイズで揃え直すなんて、正直やろうとも思わない。

UFiPはもう、ここまでで良いかなと考えている。
既にTigerシリーズも揃えているワケだし、そのTigerもボチボチ、一通りのシンバルを預け場所から回収する事を考えないとな。

ま、今後どこかのタイミングで、BIONICとTigerは一度ライヴで披露してみても良いかもしれんね。