AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

サイズに左右されそうだね

2021-12-29 02:25:00 | スタジオ
今月入ってから、MEINLのClassics Custom(以下CC)最新モデルであるDualが発売されたが、早速次を入手。

幾らミドルクラスのシンバルとは言え、連続で3枚も入手するとなったらケッコー金食らうものだよ(苦笑)。
しかも、今回目的だったやつがまさかで取り扱い代理店で品切れしてたから、別のやつにしたっていうのもデカイ。


20 Ride。
因みに、裏はこんな感じ。

所謂、DARKコートに関しては、表よりも広範囲の面積を占めている状態となっていて、この部分が音に影響を更に与えている形をとっているんだろう。

実際使ってみた印象としては、CCの特徴である高域で大粒感のある鳴りを基本として、輪郭のボヤけた感じのある、所謂アーシーなピング音がこのライドの持ち味と言える。

ただ、このアーシーな響きはエッジ~ボウにかけて思い切り出る状態で、カップに関してはDark譲りの落ち着いた鳴りを持っているんだが、正直突き抜け感は弱く、カップのどの部分を狙うかによっては、ボウ部分の鳴りにかき消されるようにも聴こえた。

個人的な見解だが、MEINLのライドって、20インチだとケッコー薄味っぽく感じるんだよね。
コレがサイズ的に重量級であっても、何となくそーいう仕上がりになってる気がするんだよな。

まァ、飽くまでもオレが思っているだけに過ぎない。
元々、サイズで言えば22インチが好きな人間なので、MEINLに関してもこのサイズが使っていてしっくりくる。

但し、一つ面白いのは、ストロークスピードに対しての反応はすこぶる良く、若干粗目の粒子を持っていても、しっかりと対応の利いた鳴りを返してくれる。

Dualも、やはり本領を発揮するのは22インチの方になるんだろうな。
Darkも、実際22インチの方が、サイズからくる重量感で引き締まった音が出てくれる様に感じるんだよね。

ま、モデル仕様としては、Dualは柔らかい響きを持たせる事に特化させたシンバルだから、サイズ的にもう少し暴れ具合が削ぎ落せそうな気がする。

いずれにしても、20インチはそのままMEISTERでの練習に持ち出すようにする。
バンド練習で持って行く一通りのシンバルを揃えるつもりで今回ライドに手を出したワケで、今回3時間ほどかけて叩いてみた限り、充分使えると思ったしな。

22・・・買うかァ(笑)?!
持っていても面白いとは思うが、そうなったらクラッシュも取り揃えるべきだよな。
そうなったら、サイズはもう19、20とかで固めた方が良さそうな気がするな。

いずれは、っていう話だな。
次手に入れるんだったら、やはりスプラッシュだな。

そうでもなかったかな・・・?

2021-12-21 02:05:00 | ドラム
前回、MEINLのClassics Custom Dualをリサーチにかかっているのはあげたワケだが、早速コイツも入手。



Classics Custom Dual 14 HiHats。
表と裏をとりあえず載っけてみた。

前回のチャイナと同じ仕様なのはまァ当然なのだが、現在このモデルはミッドウエイトのみが出ている為、トップはミッドシン、ボトムはミッドという感じに設定されてるっぽいな。

実際叩いてみたところ、オープン時の鳴りはDarkに近い、粒の大きさとちょっとしたうねり(言い方換えればチープ感?)の伴った響きを持ち、それでいてDarkよりは明るいという、チャイナで感じた時と同様、ホント絶妙な点を捉えたモデル。

クローズ時のチック音も、太さを感じさせながら、硬さがあまりない粒立ちの質感が、いかにも軽めの重量であるモデルと思わせる。
抵抗感の少ない、叩きやすさは利点と言えるかもね。

ただ、
オープンとクローズを交えた奏法に於いては、その柔らかさからくる「クシャ」っとした鳴りは、ともすれば切れ味の悪さを感じさせるところもあり、好悪が大きく出る点となりそうだ。
この辺は、このメーカーのByzanceにもあるDualモデルに関しても同じ事が言え、大枠で語るのであれば、「Dualはトラッシー」というのが特色なんだろう。

見た目が中々印象的ではあるが、音も強烈な印象、というワケではないんだよな。

以前に発売されていたシリーズで、Sound Caster Fusionというモデルがあったが、今回のClassics Custom Dualは、そのモデルを想起させる様になってきた。

思い返してみれば、あのモデルがDualというデザインの元祖と言えるし、正直個人的にはパッとしない印象のモデルだった。

今の時点では、やはりClassics Customで使っていくとすれば、Darkが一番良いかな。
ハイハットに関しちゃ、Dark Heavy一強だな(笑)。

ま、一回や二回程度でその真価を述べるにゃ時期尚早なのは承知しとる。
少なくとも、スタジオ内で使用していく分には全然使えるので、これからその良さを感じ取れるまで使っていくようにしたいモンだね。

当然、Dualは他にも揃えていくつもりなので、次はスプラッシュ辺りを狙おうかね。

まァ結果良い

2021-12-07 00:55:00 | ドラム
最近、MEINLは調子乗りすぎな感じで新商品出しにかかってきてる。
正直、逐一把握できねー(笑)。

シンバルは3年前に一度こぞってシリーズが廃盤になった為、かなりスッキリしたラインアップになっていたが、この2年間でまた一気に増えやがった。

その中で、Classicsシリーズにまーた新たなモデルが加わった。



Classics Custom Dual。
写真は18 China。

Dualという名目の下で、同じ様なものが上級シリーズでも現在出ているが、Classics CustomはMEINLでも支持の根強い中級シリーズなのだが、まァ何というか今回は遊びが過ぎるだろと思ってしまったね(笑)。

見た目はレギュラーとDarkの組み合わせで、メーカーのサウンドレヴューも正にそんな言い草。

個人的には、工程の基盤はDarkで、そこからエッヂ~ボウにかけてレイジングで削り出しを施したのがDualというモデルのデザインになっていると思った。
その分かね、このDualに関しては一連のClassics Customよりも少し価格が高く設定されているのは。
作業工程費用増しという(笑)。

んで、
肝心の鳴りはどうかというと、チャイナだけなのでハッキリした事は言えないが、レギュラーよりもやわらかく、Darkよりも明るめといった、絶妙なバランスをとったモデルと言える。

明るくも大粒の音が出るという事から、ドライな質感を持ち合わせている点に於いても共通しており、このモデルが現状ミドルウエイトに設定されているところから、繊細な演奏に対しても明確な鳴りを、軽くならない響きを提供する様に仕上げられた感じもある。

なので、
「中級=深みにやや欠ける明るい鳴り」という概念を覆すモデルとして、MEINLが新たに加えたシンバルと言えそうだな。

Classics Customのこれまでのモデルが、かなり強烈な鳴りを提供してきただけに、その見た目に反してややマイルドな鳴りは、人によっちゃあ肩透かし食らう可能性も有るが、上述のオレの自論を展開するなら、良い狙いどころだと思う。

ま、結果言えば、良いシンバル。
個人的にはDarkがシリーズ中最も気に入っているモデルではあるが、Dualのやわらかい響きは、Darkと組み合わせても良い感じがする(当然、どんなシリーズと組み合わせても良い)。
一部だけDualを導入するのも、見た目的にカッコ良さそうだ(笑)。

ハイハットはClassicsでは目下、Dark Heavyがしっくり来ている感じだが、チャイナの流れの通りであれば、ハイハットはかなり良さそうな気がする。

ちょっと掘り探ってみるか。
元々好きなシリーズでもあるし、いつかはライヴでまた使っていける様にしたいね。