AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

無骨。

2019-02-28 00:26:00 | ドラム
この間、あるべきセットアップに戻していく傾向にしていくと書いていたが、その為にももう一つシンバルスタンドが必要になってきたワケだ。

ひとつ、無駄にゴツイスタンドがあるというのが、コイツである。


YAMAHAのCS925。

往時の重量級シンバルスタンドに於ける、最強の安定力を誇るひとつ。
現在だと、この手のモデルをしているスタンドは、もうほぼ生産されていない。

今はスタンドの機能も向上していて、パイプ部の太さも過剰に意識せずとも安定力のあるモデルは多く存在している。

今でもカウンターウェイトの付いているものは出回っているが、それも着脱可能なものが大半となっており、アームも実にスリムになった。

ところが、コイツはどうだ。

底部のパイプの太さは、今じゃタムスタンドでも見かけねーよというくらい太い(笑)。
この時点で、安定力が強いってのが俄かに判る。

更にバカと言えるのがアーム(笑)。
何故ここまでした?という太さで、現在出回っている重量級スタンドの底部に当たる程の太さを有している。
そして極めつけにカウンターウェイト。着脱?なにそれ?といわんばかりにガッチリくっついてる。

いまじゃ収納に困る部類のスタンドだよな、こりゃ。
無骨ここに極まれり、って感じだ(笑)。

でも、その分安定力に関しては絶対の信頼を寄せれる。
20"や22"のチャイナをセッティングしたとしても、揺らぐことは先ず無い。

ただ、高さの調整をするのにはそれなりに考えていく必要がある。
規格がデカイので、高さを調整できるパイプに関しては何と上部一段階だけ(底部はそれなりに高さがある)。
あとは、アームの距離感と共に上手く調整をしていくしかない。

高い位置にセッティングする分には寧ろ扱いやすい部類だと言えるケドね。
ま、時代背景を考えれば“セッティングを見せる”観点も考慮したモデルでもあるワケだよな。

現状で使い道がないからって事でスタジオに預かってもらって使える形にしたんだが、いざこうして使ってみると、ライヴで使うにはやっぱ頼れるよな、と思った。

まァでも持ち出すのが面倒ってのも事実だよな。
コイツの為にある意味専用のケース準備する必要がある。

とりあえずは活用の場を設ける為に、スタジオで使っていくのが今は関の山かね。

あるべきセットアップ

2019-02-20 00:33:00 | ドラム
やれやれ、今年入ってから2ヵ月。
シンバル5枚も買うとる(苦笑)。

自分でも正直バカじゃねェのかと思ってしまった(笑)。
まァ、楽器やってる人間であれば少なくとも機材に対する物欲が出るのは、ありがちな事である。
そしてそんだけ買ったって、欲が鎮静化する事は無いのだよ。

手に入れたやつで注視に値するので言えば、
今回はUFiPのTiger 16"Chinaかな。


オレの中では、Tigerに関しては殊更チャイナにハズレは無いという印象があったが、このチャイナは予想以上に使い勝手の良さを感じた。

もう少し言えば、個人的には16"のチャイナってのは、中々扱い辛いモデルだと実感していた。
ただ、叩く配置をもう少し工夫してやればもっと鳴りを活かせるんじゃねェのかとは考えていたのと、今後シンバルのセットアップを考慮した場合、14"を別位置にもう一枚加えるのはやりたくなかった(因みに、現在セットアップしているシンバルは、一部除いてサイズは敢えてバラバラに揃えている)。

そんな理由もあって、これからTigerも、メインで使うPAISTEと同様のセットアップをと考えているので、16"は入手しておくべきものと考えた(あと、現在Tigerで不足しているものの中では一番早く入手できるものであった)。

いやー、実際叩いてみて驚いたよ。
こんなに鳴らしやすいモンだとは思ってもみなかった。
Tigerのチャイナが優秀であるというのを、この16"が揺るぎないものにしてくれたな。

実は、メインで使うべきPAISTE ALPHAでも、16"のチャイナは一応確保はしている。
廃盤が決定してから急いで入手したものであり、実用面を特に考えていなかったんだが、今後は活用の場が出てくるようになるだろう。

それを踏まえて、本来やるべきセッティングってのはこんな感じなんだよな。


厳密には、ハイハット側には10"のタムがセッティングされる様にしていくから、これまで練習でやってきたセッティングは実際のところイレギュラーなんだよね。

なので、
今後はなるべくこの形でセットアップしていき、これで演奏していける様にまた練習をしていけなければならない。

シンバルスタンドどうすっかなァ。
一本、無駄にゴツくて使い道に困ってるやつがケースごと置きっぱなしになってるから、ソレをスタジオに預けてもらうようにするかな。

集まって演る必要性

2019-02-18 01:52:00 | スタジオ
暦の上では昨日、UNITEDのカヴァーバンドであるREVENGERでのスタジオ練習。

当初は3月のライヴを予定として動くつもりでいたが、練習に入れる都合が現段階で上手い事つけられず、ライヴの話は結局白紙になったものの、活動するにあたって入れる時に入ってほぐしておこうと、所謂リハビリは必要だという事で、今日はその最初の段階。

何せこのバンドが停止してから約5年近く経つし、REVENGERという名の下で初代ギタリストであるRYU氏が復帰するのは、実に7年近く経とうとしている。

その上、本家UNITEDが去年『ABSURDITY』をリリースした事もうけ、そのアルバムの中からプラスして、現ヴォーカリストの湯浅氏が加入してリリースしたアルバムの中からも新たに選曲というのもあり、ある意味まっさらな状態で練習に臨む形になった。

ま、正直言ってスコアとか宛に出来るものが非常に少ない中でやるワケだから、完全再現は先ず無理だと断言しておくし、このREVENGERの編成も久方ぶりにやるんで、最初からバッチリというのは望むべくもない(苦笑)。

とは言え、
個人的には楽しい練習であった。

バンド単位で練習に入ったのは、半年ぶり位だ。
その間、兎に角個人練習に明け暮れていたワケだが、ここまで来ると苦行に近かった。

ただでさえライヴ出来る状況にない期間であるのは承知しているんだが、そこにきてこれほどの長さでバンドとしての練習ができないとなると、最早発狂レヴェルだよ、オレにとっては。

だから、
出来がどうであれ、今日のバンド練習は、正に救いの手みたいな時間だった。

それに、これまで一人で曲練習していても、本当にコレで良いのか?という疑問が強まるだけで、確証には全く繋がらなかった。
なので、今日はバンドで入ってやったことで、「あ、大丈夫かも」という気になれただけでも、充分な収穫だったと言える。

あとはもう何度か入って、バンドとしての演奏の制度を高めていく様にすれば良い。

バンドやってるんだから、やはりバンドメンバー集まって練習するってのは必要な事。

そうしないと、糸の絡まりは強靭さを紡ぎ得ない。
一体感を具象化させるなら、ちゃんとバンドで練習すべき。



福をこじらせ

2019-02-04 02:04:00 | ノンジャンル
暦の上では昨日は節分の日であったワケだが、
この2年間ほどで問題が浮き彫りになってきたのが、コンビニで大量に廃棄されている恵方巻。

つーか、
この廃棄問題に関してはそもそもにしてチェーン店としてどれだけ勿体ない状況なんだ?と昔から訝られてきたものだと思うが、殊に恵方巻という、あまりにも限定された時間のみ大量に生産されるものである為に、世間一般でも疑問視されるようになった(個人的には、今更!?と思ってしまう事態であるんだが)。

豚の飼料にするとか、食べやすい様に小型化するとかさ、そんな問題じゃねェんだよな。
一部の風習を商戦化して全国的に常態化させてしまう事が、マンネリという失敗の道を辿る結果に陥るというのが理解出来てないとしか思えてならない。

まァ、恵方巻に限った事ではない話だからね、こーいうのは。

食品ってェのが当たり前に買えてしまう文化になってしまったが故に、福をこじらせた結果がこんな形で浮き上がってきているのが、漸く世間的にも目に見えるところまで来たってところか。



長谷川 町子が生きていたら、こんな風刺画を描いてたんだろうかと、思ってしまう。