AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

抑えるために収める

2018-12-29 00:56:00 | ドラム
年末という事もあり、日にち考えて今日がスタジオに年内入れる最後の日になる。

ま、
一先ずテメェの衝動を抑え込む(というか発散つった方が良い)為に、シンバル全とっかえ。
オールPAISTE。しかし統一性はほぼ無し(笑)。



今年はRUDEと900を試してきたが、好感触だった。
どっちかっつーとRUDEはCrash/Rideよりは、Wild HiHatsが良き収穫物だったんだが、やはり自分にとっての愛機はALPHAのMetal-Edge HiHatsなんだよね。

9月のライヴ以降引っ張り出していなかったが、たまにはスタジオで使う様にしていく方が良いんだろうな。
改めてその良さをテメェに刻み込む為にも。

まァ、後はやっぱり900だね。
12" Splashはこの間使ってみてから実に良かったんで、今後は出来る限り持ち込んで使っていこうかと思う。

そんで、
今回やはり試さずにはいられなかったのがコイツである。


19" Heavy Crash。

900って、実際のところ今手元にケッコー揃ってる。
カラーシンバルであれば、22" Heavy Rideに、14" Chinaがある。
で、レギュラーで現在スプラッシュとこのクラッシュがあるんで、実質あとハイハットともう一枚のクラッシュ、チャイナを揃えれば一応一通りのセット分は揃うワケだ。

クラッシュが入手出来たのは運が良かった。
至近距離で中々手ごろな値段になってた上に、暫く様子を見てても売れていく気配がなかったんで、入手させてもらった。
実はあと一枚、17"ってのがあるんだが、正直そこはどうするか・・・と思ってしまった。

今回スタジオで鳴らしてみた感じだと、ストレートな伸び方をするのではなく、飽くまでシンバル全体が振動するドシャッとした上での、低域が利いた明るくも繊細な響き。
反対方向にRUDEを設置していたってのもあるから、余計にそう思えたんだろうケド、しっかり叩かないと相応の鳴りを得られない点としては、いかにもロック向きというか、操作能力を問われるモデルと感じた。

となると、17"で合わせるのは何となく違う様な気がした。これだったら18"で合わせた方が良いなと思えた。

んで、
逆にRUDEに関してはもう一枚クラッシュ手に入れるんだったら、17"で良いんじゃねぇかと思えてきた。
今日900と組み合わせて使ってみたが、無駄に鳴ると思った(笑)。

ウルサイっていうんじゃなく、単純にちょっと叩いただけでも反応が凄まじい。
相応のショットスピードで叩けばその分しっかり出てくれるが、900のHeavy Crashと比べると高反応で重みがあるってのが再確認出来た。

オレにとっては、Crash/Ride使うんだったら17"、18"で良さそうかな、と思ったね。

ソレを入手するのは、何時になることやら、って感じだが。


あとは、先週から練習用として常備する事に決めたコイツも、今日で中々良い鳴りに落ち着いてきたかな。


今回でこのLW6514を使ったのは3回目となるが、漸くバターサイドのヘッドが馴染んできた感じで、低域と高域のバランスが良くまとまったアタックを出してくれるようになった。

広い部屋でやったからという理由もあるかもしれないが、あとはスネアサイドのテンションを再調整したのも影響あるかもね。
過去2回叩いてた時には、チューニング緩過ぎたのかボルトが落ちたからな。

なるべく落ちないように、テンションやや高めにしたワケだが、その影響で、ブラススネアらしさがありつつも重厚な鳴りを持つ感じに仕上がった気がする。

ただ、スネアサイドは近いうちに換えようかな。
標準装備のものは正直言ってちゃちい。
ここまでの傾向からすると、多分直ぐダメになりそうな気がする。

これまでのスネアとも差異を付ける為に、スネアサイド何にするかちと考えようかね。

懐かしき現在進行形

2018-12-22 22:00:00 | スタジオ
個人練習にゃ、なるべく週一で入れるようにはしているが、それにしたってバンドで入る事を想定した上での練習が主たるものなワケで、この3ヶ月ほどは正直言って不毛な闘いの様な感覚でやっている気がしてならない。

何せバンドとしての練習が全く出来てないからな。
ただでさえライヴが出来なくなってる状況で、更にバンドとして練り上げていく作業すらまともに出来ないとなると、そもそもにして自分が練習に入っている意味合いが薄れてしまう。

こうなってくると、何か別のバンド立ち上げてバンドロスをカヴァーしようかという考えが過るんだが、多分ソレやると何かがおかしくなる。

一先ず、来年に入ったら一応REVENGERでスタジオ入りする事にはなるから、更にまた別のバンド活動に着手するなんて考えていられなくなるだろうし。


ま、
ぼやきになってしまうがそこは容赦してもらいたい。

そんな状況下にあって、ストレス緩和の如く機材を漁っているワケだが(苦笑)、今回はいよいよもってコイツを試してみることに。


PAISTE 900 12" Splash。レギュラーカラーである。

2か月ほど前に、900シリーズに新たに加わったモデル。
例の如くカラー選択も出来るんだが、今回輸入販売元に初回で入荷した分は殆ど完売してしまったという事で、あんまり待ちたくもねェからレギュラーカラーにした(因みに、入手しようと思っていたのは、ブラックカラー)。

まァ、レギュラーカラーもどちらかといえばカラーリングされている様な色合いなので、カラーシンバル群に一枚くらい混ぜ込んでも、そんな違和感もあるまい(笑)。

確実に言えるのは、今回このサイズでのスプラッシュを出してきて正解だという事。

900は、シリーズとしてはPSTシリーズの上にくるもので、性質としてはPST7とPST8を混ぜ合わせた様な鳴りをする。

個人的にお勧めするのであれば、この900シリーズは厚みのあるHeavyモデルが良い。
厚みがある事によって低域とアタックが含まれやすくなるが、そのバランスが丁度良いと感じる。

故に、厚みを現状選択出来ない仕様のスプラッシュに関しては、8"よりは12"を作って正解だと思っている。

やはりスプラッシュとしては大口径にあたるので、鳴りは低域を含み余裕の音量。
ただ、元々やわらかい響きを持ち合わせているので、音量をしっかり出しながらも全体に煌きの強い、アタックばかり強調される感じのない鳴りに仕上がっている。

もっと言ってしまうと、初期ALPHAに近いものを感じる。
900は一応ALPHAの後に来たシリーズで、後期ALPHAがドイツで製造されいたのに対して、900は初期ALPHA同様スウェーデンで製造されている為、そう感じるのかもしれない。

誤解を恐れずに言っちまえば、ALHPAって出た当初、THE PAISTE LINE SIGNATUREの廉価版(もっと厳密に言えば、2002の合金材を使用して、SIGNATUREのレイジングとハンマリングを施したもの)にあたる。
なので、900がそーいった鳴りを持っている点は、特に不思議では無い。

実際、この12" Splashは使える。
単にカラーシンバルへ加える為のサイズとして欲しかったんだが、正直単体で持ち合わせていても良いと思える。

オレにとっては懐かしい現在進行形シンバルだね。
こーなってくると、やはりRUDEよりも先に900を導入していく方が先だろうな。



過ぎし時を憂う

2018-12-16 23:45:00 | ノンジャンル
今の仕事に着地して、もう一年経過か。時間経つの早ェよ(苦笑)。

まァ、去年と比べりゃ人間相関図も把握できるようになったし、多少はスムーズにいくようにはなったとは思うが、だからと言っても今はあまりグイグイと押し開きにかかろうとは考えていない。
正直、自分の得意分野を生かす持ち場ってのは大事だが、正直単なる小売り人として考えたい。
付いて回るモンではあるが、バカバカしいと感じる事もあるよ。

まだ暫くは留まる事になりそうだ。
今年これほどまでにバンド活動が制御されちまうとは思わなかったからな。

来年は、絶対にもっと動かしにかかりたい。


さて、
無駄な前置きだったか。

いまから1年と4日前、ウォレル・デインが亡くなった。

仕事最中に紙屋氏から連絡あった時、「は!?」と思ったよ。
本当に、全く予想だにしてなかったから。

オレにとっては、忘れられない日になった。

生きていればいずれは・・・と思っていたNEVERMORE再結成は永遠に無い。
現在ARCH ENEMYに在籍しているジェフ・ルーミスも、NEVERMORE復活に関しては考えており、時が経てば実現も有り得たと話していたが、「ウォレルが居ない時点で、NEVERMOREは永遠の眠りについた」と語っていたのが、誰もが感じていた事を明言している。

NEVERMOREの前進バンド(NEVERMOREが活動休止に入る前に再始動)SANCTUARYは、早々に新たなヴォーカルを加入して活動続行しているが、正直あの行動は個人的に悲しかったね。
悼む暇も無しか、と。

こーいった事態のバンドは少ないながらも居たりはするが、いざ自分が好きなバンドが直面するとなると、受け入れられないな。

SLAYERのジェフ・ハンネマンの時もそうだったよ。
バンドはEXODUSのゲイリー・ホルトを代役として迎え、『REPENTLESS』を造り上げたが、ジェフ喪失を払拭するには至らない内容だと、オレは感じてしまった。
このバンドが終わりへと向かうツアーを現在行っているのは、様々な理由があると思うが、最大の理由はジェフという存在を失った事だろう。

バンドとして鍵となる人物が誰だったのか?残されたメンバーは喪失したものを乗り越えられるのか・・・・・・オレにとっては、ジェフとウォレルの死に、その重さを感じずにはいられない。

2ヵ月以上前に、『SHADOW WORKS』というアルバムがリリースされている。
ウォレルが制作を進めていたソロ名義の2ndアルバムで、遺作である。

まだ入手していない。
亡くなる直前まで、ウォレルはメタルヘッドとして何を表現しにかかろうとしていたのか。
聴くべきだね。

いずれ何かの折に、彼(ら)への追悼として、NEVERMOREのカヴァーでもやりたいモンだよ。
スゲー苦しむ事になりそうだが(笑)、そうしてまででも、オレとしちゃその形で敬意を表したい。

恐らく、
この日にちが来る度に、また思い出す事になるだろう。


生み出された音楽が、オレにとってはそれほどデカかったって事だよ。

ある意味理想形なのか

2018-12-13 23:17:00 | ドラム
知ってる人間が見たら、あからさま過ぎだろうと笑うだろうな。


TAMAのスティック、O-DVM。
元SOILWORKで、現MEGADETHのドラマー、ダーク・ヴェルビューレンのシグネイチャーモデル。

ファンだから買った、などと思われてしまうだろうが、オレとしちゃそんな気全く無かった。
寧ろ、そのスティックの仕様に驚いて入手した。
O-DVMはオーク材を採用した、16 x 406mmサイズ。汗をかいて滑らない様にと、ナチュラル仕上げになっている。

現在、オレが使用しているメインのスティックはTAMAのO2155-B。
太さがO-DVMより0.5mm細いだけで、あとは全く同じ(通常ラッカー仕上げではあるが)。

このスティック使い続けて、もう10年は経つか。
その間、色々とスティックを試してきた。
とりあえず強度の高そうなもの、サイズ的に太めのものを選んでいき、スティックそのものが持つ重みを駆使できるだけの強さを求めていた時期があった。

O2155-Bに行きついたのも、一因としてはその重量感にあったワケだが、その後も色々と試していったものの、結果として使いやすさ、価格の安さ(笑)に於いてコレがベストだと感じた。
そして今に至る。

ただね、
何処かで望んではいたんだよ。このモデルで16mmの太さのやつが出てこないのか、と。

過去16mm以上のサイズのものを試してきたが、長さとして410mmあたりまでなら、特に負荷のかかり方に違和感を覚えることなく振れるのは解ってきた。

だからこそ、TAMAのスティック、オーク材でその太さのモデルを使ってみたかった。
まさか今MEGADETHのドラマーに就いたダークが、このモデルを出すなんて予想だにしなかった。

ダークは長身痩躯で、スピードとテクニックを高次元で折り合わせたドラミングでメタルシーンに名を馳せてきた。

だからそんな人物だけに、このスティックのサイズは意外に太いと感じる人も居る事だろう。
テクニカル系=細目のスティックと思われがちだからな。

だが、あれだけの演奏をこなす人物が、パワーの無いドラミングになるワケがない。
ましてやMEGADETHは実際、的確なサウンドを打ち出せるパワーを最低限要求されるバンド。
ダークが如何に過去の曲を高次元で再現可能な巧者だとしても、求められるパワーを引き出せないなら、例えクリス・アドラーが推薦してもMEGADETHのメンバーになり得なかっただろう(というか、あのクリスが推奨するんだから、先ずそんな条件に満たないやつを推すワケがないか)。

オレはSOILWORKに正式加入する前からダークの存在は知っていたが、改めてSOILWORKに入ってからの彼のドラミングを見聴きして、その凄さに目を見張った。

そのダークの演奏の一端を支えるのが、あのスティック。
テメェを重ねるつもりは毛頭ないが、何故あのモデルになったのかは、何となく理解できる。

このスティックを今後メインにしていくかと言えば、正直ソレは無さそうだが、少なくとも使っていけるモデルとして備蓄しておく価値はありそう。

ま、
これからあのデザインがどこまで続くかも判らんし、1ペアくらいは保存用として持っておいても良いだろう(笑)。



冬到来か

2018-12-08 14:34:00 | ノンジャンル
先月のある2日間程度、いきなり気温が落ち込んだ時があり、そこから一昨日に至るまではとても冬とは思えないほどの気温の高さが続いていた。

折からの暖冬予報は確かではあったワケだが、昨日から気温が急激に降下。
10度以上の気温差は間違いなくあった。

ここからいよいよ冬本番らしい寒さになってくるんだろうな。
漸く冬支度の甲斐が出てくるってモンだな(笑)。

とは言えど、体調がまだ追いつかんよ。こんないきなり気候が変わっちまうと。

冬は冬での体調管理ってのがあるからね。