AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

いけるかな?

2016-11-28 02:19:00 | ドラム
少し前に、ココで書いたテメェのドラムキットの件。

この2週間ほどスタジオに入って馴らしをかけたが、概ね大丈夫かな?という感じ。

先々週試した段階でも、相当低音が鳴っていた印象があり、思惑が奏功したなと思っていたが、何せギターとドラムだけ(しかもギターはその時機材トラブルで本領発揮ならず)という状態なので、真価はハッキリせず。
やはりベースが入ってこそ、本当に通用する鳴りかどうかを確認するべきなので、本日もスタジオへと持ち込んだ次第。

やっぱり、ベースの低音が重なってくると、ちょっと音の芯が通らない感じがした。
なので、もう少しトップもボトムもピッチを上げる事で、アタックを強調。
引き締まる分、高域が持ち上がるので、うーん明るいかな?と思ってしまうのだが、タムの音の存在意義を考えると、このくらい明るくて良いんだろうと思う。カラフルな聴こえ方というのも、大事である。

というか、そのくらいまでしないと、先ず自分へ音が満足に返ってこない。
ココは重要な点で、スタジオで自分にすらも届いていない生音では、アンプ側に立っているメンバーに辛うじて聴こえる程度のもの。
ドラムの低音は、程度に差はあれど、アンプ使って出す機材の大音量には結局負けるもの。

一応、バンドの弦楽器はレギュラーチューニングであっても、ギター7弦、ベース5弦を擁する音楽形態。
オレからしたら当然レヴェルだが、一般的には“聴こえてる範囲を越えるレヴェル”(所謂爆音ってやつ)の鳴らし方だし、それでいて刻むし速い。

ドラムはそれに追随するパターンや速度を以て展開するし、何よりもリズムの基盤であるという事から、兎に角前方のメンバーにしっかり音を届かせるように心がけないといけない。
音量を引き出すパワーは勿論必要だが、そこ以外にも、機材の音の聴かせ方も課題となる。

味気ない、いかにもデジタル処理した様な整理された音は嫌いだが、それでも音に対するある種の“クリアーさ”というのは意識して然るべきもの。
大音量で、楽曲としてもスピードを要求されるバンドの場合だと、タムを使用して表現を演出するドラマーは一音の聴こえ方が大事になるのは言うまでもない(ま、タムに限った事じゃないケドね)。
だからこそ、力任せの叩き方では通用しないし、機材に対して(自分の持ち物であるならば尚更)「鳴り」というものをもう少し考える必要が出てくる。

備品になってくると、余程でない限りチューニングいじらないし、そもそもスタジオやライヴハウスに於ける機材って、ある程度鳴ってくれるようにしっかりと馴らしていたりするものだ。
だから、ある意味スタジオで使用されているドラムキットなんかを目安に、どのくらいまで音を調整するかを考えてみても良いかも。


話が若干逸れたな(笑)。


2週連続持ち込んで馴らしたタムは12"と13"。紙屋氏からも特に「聴こえてこない」や「しっくりこない」といった事を聴かなかったので、問題無いんだろう。

ただ、今日は「バスドラが聴こえにくい」とは言っていたな。うん、ギターとベースの影響で、そりゃあ仕方がないし、それで良い。
そこは踏み込み方と、その中で通じる様にキックの威力を増す様に再び心がける機会になる。
練習用ペダルに調整を最早しようなどとは思わないが、ライヴでやった時は、ちゃんと貫くから。

今は4年前と比べても、上半身に於けるパワーの乗せ方は上達した筈だし、機材の音鳴りに対しても当時よりも気に掛ける様になったので、それらの成果が今回タムを持ち込んで「いけるかな」と思わせるところまでに至ったんだろうと思う。

まァ、まだ一里塚って感じだケドね。

あと、フロアタムも出来たら持ち込んで馴らしにかかりたいね。
本当はタムと共に調整にかかれたら良いんだが、運搬状況を考えたら仕方がない。
充分な低音とそれに伴うアタック、あと程よい倍音の広がり、か。

フロアに求めるのはその点だな。
ただただ重い響きが出れば良いってワケじゃないからね。単に「ドン」というサスティーン皆無な響きは嫌だね。
タイコという形状の楽器なんだから、ふくよかさの感じられる、音の伸びというのは叩いた一音から感じ取りたい。

ま、ライヴに持ち込んで使うなんて事は、殆ど無いケドね。

バスドラムは・・・・・・今のバンドだと、持ち運ぶんだったら機材車が新たに必要だね(笑)。
またそうしたらそうしたで、シェル内側にモノ詰めてとか考えていく様になるな。面倒くせー(笑)。

チューニングだけでどうにかしたいものだな。バスドラに関しては、正直サスティーンはあんまり求めていない。
サイズがサイズだから低音や重量感は自ずと引き出されるので、どっちかというと「太く短い音の存在感」が欲しい。
だから、通用するんだったらチューニングはダルダルな感じでも特に構わない。そこに伴うアタックと合わせて「ドュゥッ!」という感じの響きが作れたらそれで良い(勿論ドラムキット全て合わせた時に発するものとして)。
交響楽団で使う様な、ボワーッとした鳴りにしたいワケじゃねェし、キックに関しては出来得る限りサスティーンカット、といきたい。
まァ、コレも結局他のタイコの鳴りとの折り合いにはなるケドね。難しい(笑)。

でもトリガー取り付けた様な一部「バチッ」とした明確な鳴りは得られる筈。
アタックを強調させるために、打面にバカみたいにパッチ貼ってるからね(笑)。

それにしたって、ドラムキットをフルで持ち込んで出来るライヴなんて何時になったら実現出来るのか・・・・・・死ぬ前に一度くらいは実現させたいモンだねェ。

遂行

2016-11-27 03:11:00 | 音楽・ライヴ
暦の上では昨日、乱舞Vol.4というイヴェントに行ってきた。

本来であれば、E.O.D.で出演予定であったが、色々な経緯があり、今回は客として参加する事に(今となっては、メンバー各々それどころじゃない事態となってしまったワケだが)。

今回はOLD SCHOOL vs NEW SCHOOLという形式で、10代~50代までのバンド入り乱れのライヴ。
まァ、10~20代をNEW SCHOOL、30代以降をOLD SCHOOLと見立てる感じかな。

OLD側に関しては、最早オレもその部類に入るので、顔知り連中ばかり。
対してNEW側は初見(名前は聞いた事はある)ばかりで、ある意味対比の出来るイヴェントだった。

オレの年代側は、もうヴェテラン格でもある上に、最早達観して楽観しているところもあったりしている人間ばかりなので、音にも貫禄が備わっていると感じ、若い世代は、これからそーいう大人たちに対して食って掛かろうという勢いが音から伝わってきた。
出している音鳴りやノリっていう点で、隔世の差は否めないが、老いも若きも盛んだな、へヴィミュージックは。

あと、
今回に関してはIMPERIAL GUARDSのドラマーに、前々から約束していたシンバルを渡しに漸く辿り着いた事も個人的には大きかった。
以前から知り合って度々会っているにも関わらず、中々その機会に恵まれなかったので、長い事気にかけていた約束事がこれで完遂出来たワケだ(チケットはnecronomiconから取りました。ごめんなさい:笑)。

やっぱり、こーいうライヴ観ていると、こっちがステージに上がって演奏したくなってくる。
ライヴを観る、特に近しいジャンルでやっているものの場合は、自身のバンドにどう反映していくかを考えさせてくれる点で良い資料になったりするんだが、悪い点は、「オレここで何やってんだ!?」っていう気を起させる事か(苦笑)。

焦ってもしょうがないが、早くオリジナル曲だけでライヴやれるようにしたい。
DAMEDETHは続行していくケドね。

ま、
目下12月23日のライヴに向けて、しっかり仕上げれるようにしとかんとな。

教科書

2016-11-26 02:46:00 | ノンジャンル
生物に関しては、昔から興味はあった。
といっても、生物学に関してというよりは、その生物個体の生態に関して、といったところか。

子供の頃は昆虫、植物に対して興味があったものだが、今となってはその時吸収した知識は見事に雲散霧消しちまった(苦笑)。

極限環境に生きる生物なんてのは、そういう状況にも生命体が居るんだという興奮を覚えさせるものだとは思うんだが、どうだろう。

まァ、それは置いて、ココ最近になって、タイトルにした「教科書」という書物に引かれる。
その類は現在、雷鳥社より出版されたものを指している。

きっかけとしちゃあ、今取り組んでいるバンドの曲に対してつけた曲名。
名前としてはよく聞くし、響きもカッコイイのはあるが、イマイチその生態に関して知らな過ぎるのでは?と思い始めたところによる。

で、その辺りの書物を物色していた時にみつけたのが、件の教科書。
「カラスの教科書」という、これまでありそうでなかったものだ。
先ず、カラスに対して、身近に居る為に「そんなものだろう」と決めつけていた生態が実はここまで面白かったという発見があった。
でもって、書いている文体がまた面白い。この辺りは、多方面にオタク趣味であるという著者の性格が表れているが、興味を引く内容としては、そこもまた必要な論点。
そこらは続編にあたる「カラスの補習授業」に譲るが、読み物としては具体的且つとっつきやすいという2点は重要。
今でも何度も読み返している。

で、
つい先ごろ、「ネコ科大型肉食獣の教科書」というのが出版。
こちらはまた違う著者によるものだが、似た表紙とデザインは、やはり「カラスの教科書」と類似する見栄えで、著者2人は知り合いであるというオチもついている。

この「ネコ科大型肉食獣の教科書」は、撮影記録といった内容なので、ややお堅い感じではあるが、その分、この書物で語られている野生動物の状況と世界情勢がどう関係しているかを俄かに明かしている。
今のネコ科大型肉食獣の置かれている状況がよく分かる。

確か、「カラスの教科書」はかなり好評であるらしく、今後も同系列が同媒体で出版される可能性は高いかと思うが、その辺りはよく知る動物の生態よりは、未だ知り得ていない生物による生態に向けたものの方が、やはり効果は出るだろう。

正直、面白くてためになる本は、ホントに久しぶりな気がする。
フツーに読んでいて面白い。
今の暇つぶしのお供である。

ボチボチ馴らしに

2016-11-18 16:26:00 | ドラム
仕事場がもうカウントダウンに入っている中で、かなり自棄気味な値段設定したものもあったりしたので(笑)、この際なのでテメェの機材をもう少し押し進めてみようかと思って購入。


EVANSのBlack Chromeシリーズ。
2プライ仕様で、クリアーの内側にブラックフィルムを重ね、自然なミラー効果を狙ったモデル。
外観としては先に出ていたOnixシリーズのクリアーヴァージョンっぽい感じなのだが、厚さが若干異なるのと、フィルム内容も違うので、低音をメインにしながらもアタックに程よく高域も主張してくれる点では、よりロック/メタル系ドラマーへ向けたヘッド。
確かここ最近使っていた記憶があるのは、知っている範囲だとANTHRAXのチャーリー・ベナンテか。

仕様としては通常打面側に使うものであるのだが、今回オレはボトム用として使う事に。
現在、自分のドラムキットを持っているのだが、生憎使用頻度は非常に少なく、ヘッドがシェルと共に使い込まれて音が落ち着くに全く至っていない。
ヘッドを取ってみた時に、内側から木の香りがまだ残っているくらいだからな(苦笑)。

まァそんな状況だと解っているので、ライヴでの使用は一度も無い。
ただ、ゆくゆくは持ち込んで使えるようにしたいのは勿論ある。

で、
ボトムにBlack Chromeを装着する理由としては2つ。

一つは、現在装着している打面ヘッドをしっかりと使い込み、タムとしての相応のパンチ力を考慮。
今打面はEVANSのECクリアー。今はタム用としては廃盤になってしまった1プライのタイプで、シルヴァースリットの時のもの。
1プライのものとしては耐久力がメーカーの中ではかなり高いもので、アタックとオープンサウンドの好バランスを狙った仕様。
ボトム側を厚めに、というか2プライのタイトさを利用して、打面に於けるサスティーンを抑え込む為の用途として、Black Chromeを装着。

2プライは、タムとしては倍音を抑え込みやすい上にチューニングもしやすい点から、打面としては好まれやすいのだが、オレとしては基本倍音含みが好みで、タムも「ドゥーン」という、そこそこの伸び具合も欲しい。
裏側が薄すぎてもダメな感じがするし、だからといって1プライで同等の厚さというのも、違う気がする。

なので、今回の仕様が良いのかも、と思った。
家でチューニングしてちょっとだけ叩いてみたが、変な倍音を抑え込みにかかれていて、胴鳴りも失われず出てくれているので、あとは叩き込んでどこまで馴らしにかかれるかだろう。


二つ目は、セッティングした時の見た目。

バスドラムに関して言うと、今装着しているフロントヘッドが黒であるので、タムの裏側=バスドラのフロントに相当するので、それで合わせでやってみるのは面白いかなと。

まァ白状しちまうと、店にあったタム用サイズとして残っていたもので何となく自分にとって使えそうなのが、結果としてBlack Chromeしかなかったってことだ(笑)。

ただ、今の機会を逃すと、ドラムキットへの意識向けがかなり遠ざかりそうなので、思い切って買って、ライヴで使えるところまで持って行こうかと考え購入した(何より安かったからね:笑)。

一応、キット分のヘッドは購入して装着したが、一番小さいタムは未だ控えている。
コイツは例外的に、過去に相当使って来て実践(ライヴ)に持ち込めるまでのコンディションに一応は持っていけてるので、今いたずらに変えてしまうのは惜しいかな、と。

目下馴らしが必要なのは、タム2つ。
この仕様で叩き込んでいき、ライヴで使用する意味を持てるところまでに仕立てていきたいモンだね。

回収

2016-11-17 10:25:00 | ドラム
さて、
これから職場へ置いていた機材を取り戻しに行こうかね。

試奏とかで必要があった代物だが、ここまできたらもう良いだろう。
オレも閉店後にワザワザ取りに行きたいと思わねェし。

PearlのBC-850はどうしようかな。
使えるがオレにとっては最早かさばる荷物。

スタジオにでも寄付しようかな?
今度話してみよう。