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AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

動いていればこそ

2019-11-04 01:31:00 | 音楽・ライヴ
暦の上では一昨日、HYDROPHOBIA主催のDead In Horror(以下D.I.H.)を観に行った。

かつてはこのイヴェントにも演奏者として参加した事もあったが、現状だともうこのイヴェントでステージに立つ事は無さそうだな。

ちょっとした寂しさもあるが、まァそこで築いたバンド仲間との関係は今でも続いてるし、オレはオレでバンドの活動をする事こそが大事。

あのイヴェントに加われる事が、自分にとっての重要事とまではいかないし、あの辺りで知り合った連中は、オレがどーいう存在か認知してくれてるだけで充分だと思う。

バンドの活動するフィールドを狭めるような真似はしたくない。
コレはオレがバンドをやる上でのモットーである。

次のバンドでも、そこは押し進めていきたい。
自分らがメタルバンドであるのは当然として。


ま、
そのD.I.H.は何を観たかったかと言えば、necronomiconだったんだよね。
このバンドは一年前にドラマーが交代し、今回漸くライヴ活動出来るまでに至ったという事で、その初陣を観たかった。

前任者とはドラマー同士という事で仲良くさせてもらっていただけに、脱退してしまったのは残念だったが、後任者もフタ開けてみれば知っている人間であったワケで(少なくとも、向こうは一方的に覚えていた:笑)。

そーいう事もあって、
昨日改めて仕事場に足を運んでくれて、そこでドラム談義。
そう遠くないうちに、新たなペダルを使う事になるんだろうね。
多分、お互いに同じペダルこさえる事になりそうだな(笑)。

で、
昨日は現在行っている断捨離の引き渡しで、知り合いのドラマーに会いにスタジオへ。

ちょっと前にその断捨離の件を話していたら、即決で引き取ってくれる事になったんで有難かったね。

スタジオで少しばかり話をしていたが、現在彼はバンド活動から一歩引いているみたいで、他のやりたい事に満喫しているようだ。

コピバン色々やっているイメージあったが、それらも現在はストップし、一時期やっていたと聞いていたオリジナルバンドも結局上手く行かずに終わってしまったらしい。

そーいう諸々が重なって、一先ずは音楽活動に距離を置いてるらしいが、今回機材を引き取ってくれるっていう点を考えれば、少なくともドラムに対して興味を失ったワケではないのは判る。

生憎今回引き取ってもらった機材は、耐久面的に見てどこまで保つかは保証ができんが、ここを起点にバンド活動に踏み切れる方向に持って行ってもらえたら嬉しい。

何かにつけてもそうだが、
やっぱり動いておかないとダメだね。

これまでも、何かしらで躓きそうになっても、少なくとも行動をしていたお陰で、微々たるものではあるがバンド活動に身を入れる状況を作れてきた。

実際、今もそうだし、そーいうのがあったからこそ、周囲に仲間が居るってのを認識できる様にもなった。

あともう少し、上手く行けば良いなとは思うケドね。
それに伴って、今まで培ってきたテメェのレヴェルを落とさない様に、且つ開拓できるかも重要。

D.I.H.観ていて思ったね。
あのイヴェントに出る連中ってのは、エクストリーム系でもかなりの腕前を持つバンドが殆どで、スゲーなと思わせる反面、ここを目指したいワケでもねェなと思わせられる。

勿論、そう思わせられるだけの演奏を披露できるようなスキルと状況があれば、一目置かれる様になるかもしれないが、それもかなり限られた空間でしかない。
更に言えば、楽器隊に一つ一つではなく、音楽/曲にそもそもの説得力と存在感をどう見せていくかという点で見ても、相当狭い。

オレは、そーいうミニマルな追求を軽んじたりする事は無いが、広げられるならバラエティは豊かにしたい方。
音楽面で言えば、演奏者としてはジャンル保守の考えは持ち合わせていない。

勿論ある種のブランド力ってのは必要だが、それって個人各々が持つべきものであって、演奏者がそもそも出す音の枠に抑え込まれてたら演奏する意義を失うよ。


まァこんな話していたらきりがなくなってしまうんで、ここで打ち切る(笑)。

ともかく、バンドで活動していくなら、動いておかにゃならんな。




疎か

2019-09-24 20:37:00 | 音楽・ライヴ
過ぎし一昨日、WRECKONでライヴをやってきた。

イヴェントとしてはかれこれ10年になる「鋼鉄のロック魂」の、記念すべき10回目。

オレも過去何回か出ているが、WRECKONとしてはこれで2回目。
そこそこのデカイ場所でライヴさせてもらえるのは有難い。


まァ、演奏面はグズグズとしか言いようがなかったがな(苦笑)。
結局、バンドとして練習量の足りなさがそのまま出てきたってのはあるし、個人的にはセッティングの疎かさも加わったって感じ。

この数ヶ月で、どうにもテメェのキックプレイが安定してない気がしてならない。
確かに今回セッティングでペダルの固定力をもっと確認しておけば良かったのはあるんだが、それにしたってどうにも違和感が出ているのは否めない。

右脚をおかしくした辺りからか。
現在は回復したものの、ドラムに対しての演奏面で、特にキックプレイにどうにも不具合を感じてしまう。

単純に、筋力が落ちた可能性も考えられるケドね。その辺りで持久力をつける練習を疎かにしていた点もある。

もう一度自己鍛錬を考え直した方が良いかもな。


ま、
悪い悪いばかりじゃないけどね。

今回のライヴでは、久しぶりに会うバンドの面々も居たので、色々と話が出来て良かった。

こーいうやりとりもまた、自分にとってのモチベーションに繋がるんで、またの機会までにやはり磨き上げて行こうと思うようになる。


あとは、今回のイヴェントで帯同していたカメラマンの方が撮ってくれた写真の一部を。





2019.9/22 「鋼鉄のロック魂Vol.10」 @Beat Station

WRECKON Set List

1.DECEPTION
2.SILENT BLAZE
3.HEATED MUD
4.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE(MEGADETH Cover)
5.RAVE(N)

その時代に呼応した音

2019-08-15 23:00:00 | 音楽・ライヴ
バンドってのは、音楽としては単体でありながら、人間性というものが幾つも交錯して創り上げられる複雑怪奇なものでもある。

作曲者が一人で作り上げてしまうものであっても、そこに他者が介在する事になれば、純度はある意味落ちる。その落ち度に良し悪しがあったとしても。

なので、
人が入れ替われば音に対してもソレは反映される事がある(変わらない事もあったりするが、それでも微細な点では違うと感じ取れる)。
そうした点によって、そのバンドを支持するのを止める人も出たりするが、そこも致し方ない。


前置き長くなったが、つい先日SLIPKNOTの『WE ARE NOT YOUR KIND』を入手。
多分人によってはオレがこのバンド聴くのを意外ととるのかもね。

まァ、このバンドは最早一介のメタルバンドという範囲を超えてるし、音楽的にも正にメンバーの人数と容姿をそのまま露わにした、雑多であるのは間違いない。
このバンドに対して「メタルだ」と言うのは別に悪いワケでもないし、「ラウドロックだろ」というのももっともだと思う。結局カテゴリー内で言い合ってる点で、どっちもどっちってな感じ(笑)。

率直に言えば、オレは別段SLIPKNOTのファンではないし、以前このバンドに関わっていたジョーイ・ジョーディソンのファンというワケでもない。
だから、この10年近くで起こっているバンド内部のゴタゴタに関しても真剣に受け止める事もなかったし、そんなだからアルバムも特に持っていない中で、今作を躊躇なくパッと手にしたりする(笑)。

1999年にデビューするや否やいきなり世界的に注目され、PANTERAやKORNなどと並んで所謂ラウドロックの代表格に躍り出る様になったが、彼らこそ当時台頭していたラウドロックという呼称の、最終形態の様にも思えた。
ただ、好きになれるワケではなかった、とは言っておくよ。当時は。

あの時は自分が欲していたヘヴィの感覚とは違っていたし、混沌という点に於いても、当時はCRYPTOPSYなどテクニカル・デスメタルの極致の様なバンドも聴いたりしていたので、「コイツラよりも遥かに凄まじいバンド知ってるわ!」という世論のヤバイバンド扱いに対しての反発も一役買ってた。

あとは何よりも、コリィ・テイラーのヴォーカルが好みではなかったという点かな。
当時としては、オレはこのバンドの支持をする気は無かった。それは『IOWA』がリリースされた時も変わらなかった。

単純に「重み・速度・切れ味」の中に音楽的な曲術を求めていた、未熟も甚だしい年頃では、SLIPKNOTのやっている事は「わけがわからない=音楽的に聴かせられない=面白みのないバンド」という解釈しか持てなかった。

だからこそ、当時より20年経たんとする今だから、漸く彼らの持ち味というのが見えた気がする。
ある意味、そこは妙に入れ込んでいない、ファンというには冷静で希薄な感覚で接していたからというのもあるだろう。
当時から重要メンバーとされていた者達の離脱が起こっても、悲観に暮れる事もなく、音楽に対しての評価も妙に偏って聴き入る事もなかった。

SLIPKNOTの持つ暗く重みのある混沌はひねくれたポップ感覚を持ち、その大きなうねりを最大出力させるものがあのヴォーカルである。
無論自論であるが、ここに他のバンドとは似ても似つかない持ち味があると思っている。

ある意味ではKORNとも比較できる内傷的暗さとも言えるが、決定的違いは、KORNは膝を抱えて「お前らに理解できるもんかよ」と顔をうずめてしまう所作であるのに対して、SLIPKNOTの「お前らに理解できるもんかよ」は、血と涙を撒き散らし、顔を上げて叫ぶ所作である、というところだろう。

一つ言えるのは、あの時代、この2バンドが表出させていたその感情/音に、世界中の(当時の)若いリスナーが共鳴したって事だ。

メディアコントロールが働くか否かは論議の的となりそうだが、あの時代には、SLIPKNOTの様な、時代の鬱屈した空気を音として、感情的に表出させるものが必要だった。
ソレに呼応し、象徴となったのがあのバンドであると、今ならそう解釈できる。

そうであるからこそ、新作の持つ重く暗いうねりは、20年以上も変わることなくバンドのトレードマークとして存在しているのが聴いて取れる。

『IOWA』だけで、SLIPKNOTの何たるかを語ってはいけないよ。
個々の曲による面白みがどうかは置いておくとして(笑)、演奏の猪突猛進する激烈さだけでない、上述した雰囲気を纏わせた種々の楽曲を持つ事こそが魅力なのだ。


何となく、今回のアルバムを聴いていて、こんな事を書きたくなった。

衝動に駆られる

2019-06-23 01:08:00 | 音楽・ライヴ
先程、ライヴより帰宅。

以前より知り合いのヴォーカルの方がやっている、SIAM SHADEのカヴァーバンド主催のイヴェントに行ってきたが、一応目的としては、その中に出演していた、これまた知り合いのWHITE SNAKEのカヴァーバンドを観に行くって事になっていた。

ココ最近、こっちの投稿は気分が下がる事ばかりを綴っていたからな。たまには少し前向きになる様な事書いておきたい(笑)。

件のWHITE SNAKEのカヴァーバンドは、以前の編成から大きく変わっているんだが、少なくともヴォーカルは本家に近づいたかな(笑)。
曲で迷子になってやり直す辺りは、まァ予定調和っていうか、相変わらず練習足りてねェなというのがまるわかり(獏)。

ま、このバンドに関しては、このノリがあってもアリだと思うんだよね。
そもそも本人たちが変に真剣になっているワケではないからな。

観ている側の受け止め方も様々あるのは承知しているが、結局ライヴはその瞬間で起こっている事を目撃している形なのだから、不測の事態も起こり得る。
演奏やり直しというその場の編集というのも出来るにゃ出来るが、ソレをどう思うかは十人十色。

結局大事なのは、
ステージ上でやっている当人達がそーいう出来事に対してどう対応するか。
そして、起こったことに対してどう受け止めるかだ。

コレに関しても、メンバー各々によって思うところは違ってくる。
「自分は完璧だったのに、アイツが台無しにしやがった」とか、そういう感情も出てくるだろうしね。

そーいう感覚味わうと、悔しいモンだよな。
ソレは、テメェが失態犯した時も同じ。

だから、
「一周回って、自分の為にやるべき」と、つくづく思う様になってきた。

一周回ってんだから、そこにはバンド全体を考えてという気持ちも含まれている。
その上で、自分が何かが起こっても後悔しない様に楽しむに尽きる。

ひたむきに演奏に集中するでも、第三者にアピールできる動きするでも。
その考えも、また人それぞれ。

そんな思いをさせられるほどに、ライヴを観ていると衝動に駆られる。

早くまたライヴ演りてェな。

オレは、自分のバンドで、自分の創り上げた曲で、ステージ上で人前で披露したい。
音楽によって、自他に何らかの衝動を与えたい。

大勢に与えられたら凄いとは思うが、特に期待してない(笑)。
でも、少しばかりの人数にでも、そう感じ取ってもらえたら、それでも嬉しい。

コレもやはり思うのが、人のこーいう行動って、やはり他者が居る事を大前提としてのもの。

だからこそ、自分に集中するという意味も、理解できるようになる。


さァ、WRECKON動くの何時だ!?

生きざまを見せる、か

2019-05-04 01:18:00 | 音楽・ライヴ
というワケで(何がだ)、先程ライヴから帰宅。

今回は以前より知り合いのドラマー主催のイヴェントに、DAMEDETHとして出演。
これまた知り合いが現在オーナーを務めるライヴハウスにて。
ココで演奏するのは初めてだったが、さて中音としての環境はどうだか・・・と思いながら臨んだワケだが、思っていた以上に快適に演奏ができた。

まァ、現状スタジオでバンド練習になった場合が、ある意味最悪な出音でやってるのに近い事を考えると(スタジオ環境が悪いというのでは決してない、と一応断っておく)、単純により空間が開けた場所でやる事であれば、ある程度のところでも全然良い感触で演奏に臨めるようになってきたのかもな。


今回の演奏に関して、もうそれなりにやってきている曲で固めているのであって、取り立てて大きなミスは無かったのも録画で確認済み(ライン録りなのかな?もしそうでなければ、出音操作されてる感は若干あるものの、相当良い音で外音反映されてる事になるがコレは)。

そらまァコンディションによってミスは多少なりとも出るよ。ココをバンド単位で許容範囲と捉えれるか否かの領域でしかないからね。

オレとしちゃ、今回のミスはバンド単位としては全然O.K.の範疇。

メンバーが全員楽しくやれて、ソレ見て客も楽しんでくれるのが何よりなんですよ。


ま、
今回も例によって知り合いが出演バンドに含まれていたが、意外にも客側にも多く居たった事が大きかったかな。

一応、DAMEDETHでも使用シンバルを固定しており、メインとして使用しているのはMEINL Classics Custom Darkシリーズで固めている。

やっぱりコイツは外観、音共に抜群の性能をしているんで、メタルでやるにしてもその効力を如何なく発揮してくれる。
ドラマー心くすぐるモデルらしく、コレ使ったライヴ後は大抵「あのシンバル良いね」という感想をドラマーから言われる。

まァ、そういった活動通して、「ドラムの機材というものの魅力を知ってもらう」というのも必要だとは思っている。
そーいう生業に居るから、尚の事そういう行動に駆られるというのは確かだが、「自分が使ってるコイツはスゲー良いんだぜ」っていうのを周囲にも知らしめてやりたいってのが根底にある。


「ドラムに人生賭けてる感じだよね」と、ココ最近言われる事が多くなってきた。

生きざまがドラムに出るって事か、良い解釈としては。

かなり前から、そこは意識下としてやってきていたのは確かにあった。

ただ、自分が言うのではなく、ソレは他者の口から発せられて、初めて実感を得るものだ。

その辺り、いよいよ何か合致してきたのかもな。

但し、
現状で感じているのは、何かテメェのコンディションが下降しているという感触。

まだまだ行ける筈だと思う一方で、焦燥感も滲み出る感覚。

・・・・・・齢の所為にして、これまでやってきて培ったものを、落としていきたくはないな。



2019.5/4 PSB主催「気まぐれ演奏会」 @INSA

~DAMEDETH Set List~

1.BLACKMAIL THE UNIVERSE
2.THE CONJURING
3.99 WAYS TO DIE
4.HEAD CRUSHER
5.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE
6.RAINING BLOOD〈SLAYER Cover〉