今日は、ゆきえさんの誕生日。
そして、お店の5周年の日。
「ねぇねぇ。オープンしたらさ、全然お金なくなったよ?」
「5年経ったら、お金もらうよ。」
「オッケー。5年か。十分だな。」
「なにが?」
「大金持ち。ビーエムとか買うの。」
「そんなもんだろうか?ビーエムとかやめなよ。やらしい奴だ。」
「まぁ見ててよ。アタシ、死ぬ気でやるよ。」
そういう風に約束をして、今日で5年目。
36歳だね。
「四捨五入したら・・・」
「すんな!」
ホントだったら、そんな会話をタケチンやらミナちゃんやらとしてる頃だろうね、きっと。
本当に死んでどうすんだよ。
くそったれ。
君こそ、お誕生日おめでとう。
明日からギャラが発生するけど、もうサービスするしかないね。
永久にサービス。
今ね、それを色んな人にしているよ。
そして、細々でも仕事を貰って僕は生きています。
君に教えてもらった人生のコツのようにも思う。
彼女の長女にメールをした。
「誕生日だね。」
絵文字入りで、かわいい返信が来た。
もうすぐ高校を卒業。
やることがないのであれば、僕の所に来て仕事をしてくれない?
と伝えると、美容師かネイリストになると返って来た。
それはいいね。
ママと同じ。
でも、同時に、
「何がしたいのか、ハッキリと分かんない。」
とも書いていた。
それもいいさ。
皆、同じ。
何に命を使うか。
それを決めるにはまだ若いかもしれないね。
君のママは君達に命を使っていたよ。いつだって。
それを、僕たちがいつまでも君達に伝えようと思う。
それだけでいいような気がしています。
全てがうまくいくようで、そうもいかない。
全てがうまくいかないようで、そうでもない。
誰も今のこの時を予想出来ていなかった。
企画屋なんて、あんまり意味ないみたい。
もし、うまくいったら、ママの代わりに髪を切ってね。
かっこよく頼むよ。
ツーブロック!
僕はこれで上の方だけ髪を結んでました。
そして、アフロのあいつとフォーラスの店で接客をしていました。
サイアク。
今日はどうしても子ども達と食事をしたかったから、夕食の時間だけ抜けて戻った。
5年前に比べてだいぶ大きくなってしまったけれど、嬉しかったみたい。(笑)
煙たがられなくて良かったよ。
明日、僕の全てが止まるとしても僕はきっと笑ってる。
明日、僕は何をするかは知らない。
それでもきっと、後悔のないように気持ちのいい風を魂に吹かせる自信があるからね。
僕は僕らしく。
明後日は北海道。
僕らしく、僕が思った事を話すべきだと思います。
5年経ったら、僕はトークショーをしていた。
誰がこんな未来を知っていたか。
誰が望んで、こんな未来にしたのか。
パンチしてやっから、出て来いよ!!!
5年前のブログです。
何も変わってないな。
よくされる質問があります。
「震災後、何があって変わったんですか?」
そして僕は、いつも困ってしまう。
「元々、こんな人だよ。」
そんな風にタケチンが言ったりする。
そういう質問もされるのかな?
やだな。
誰かそばにいてくれねぇかな。
こんなに小さかったんだね。肩車だって。