僕の消灯時間まで

ブログの引越しをしました。
愛する方々へ、遺書のように。

明日、僕は

2018-12-15 23:27:39 | 日記
今日は、寒かった。
いつもより寒い気がした。

うっすらと積もった雪をサラリとワイパーではらいのけ、僕らは泉ヶ丘小学校へ向かいました。
40周年記念式典とのことで、応援団、お呼ばれです。

一年生はとっても可愛くて、六年生はしっかりしている。

少人数なこともあってか、みんなが仲がいい。
そんな印象でした。

応援団の演舞後もアンコールが出るなど、かわいい雰囲気の学校です。

しかし、いつもの通り「頑張る人を笑う」ムードは少しだけあって激が飛びます。

重ね重ね言うけれどもね、悪いのはあの子達じゃない。
僕ら、「中途半端な大人」が悪い。

一人の子が手を挙げました。
「僕は科学者になる」
その時にはもう、その子のことを笑う子はこの学校にはいませんでした。

夢を語ると笑われる。
だからやりたいことも言い出せない。
そんな環境って、いいとは思えない。
「校長。我々大人は、この状況を恥だと思わなければいけない。」
嫌味で言ったわけではない。
校長と目が合い、校長も頷く。

悪いのはその後だ。
来賓がその後、校長を笑った。
偉そうに。
アホがよ。

おのれみたいなやつが一番ムカつくぜ。

子ども達は分かってくれたような気がする。
僕は一番前のみんなと目が合う特等席にいるから、みんなの気持ちの矢印がこちらに向いてくるのがよく分かる。

「迫力のある応援をありがとうございました。」
そのようなお礼の言葉も頂きまして、僕らは帰ってきた。

いい応援だったと思えることが多い。
でも今日はなんか違った。

もちろんいい応援だったし、失敗したとは思わない。
いつも通り上手くいった。

でもなんか違った。

寂しいような、残念のような、そんな気になりました。
(役員さん達に腹が立ったとかではありません。)

青空応援団。
もっと頑張らないといけない。

頑張っても笑われない未来は、まだ少し遠い。
木を植える老人のお話しのように、コツコツやるしかないね。

「俺はバカと戦う。」
そのように決めた。

この人たちと、共に戦う。
そうしないと、まずいことになる。
間違いない。


ところで、全員が僕のデザインの服だった。
全員がです。


その後、神社へ。
毎月15日は必ず。

団員と団員の家族、それに伴う世界の安寧を祈ります。
大したことも出来ないけれど、祈ることは出来る。

愛とは祈り。
僕は祈る。


明日僕は、国民政策金融公庫にて講師をします。
すごーい。

経営のことなどを話せば良いのだろうけれど、それは別な人がやれば宜しい。

僕は、僕の言葉で。
顔を見てから話すことを決める。
ライブのように。

緊張?
さっぱりしない。
コメント (1)
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