松島マラソン。
ちゃんと晴らしてお役目御免。

松島マラソンは今年で40回。
記念大会にお呼び頂いたわけです。
応援が始まった直後に薄っすらと青空が見えて来ました。
(しめしめ。)
そんな風に思っとったことは、心に仕舞っておこう。
スタートとゴール。
全員にエールを送ります。
延々とエールを送ります。

「ゴール前のツラいところで、皆さんのエールに助けられました。」
そんな風に声をかけてくれる方が大勢でやんす。
2時間、休まずに声を出します。
終わるとね、沿道から僕らにも拍手が。
「すごいなぁ!アンちゃん達、すげぇよ!どこの応援団?どこの学校?」
全然違うの。
僕たち社会人。

その後、2件の結婚式へ向かいます。
本日は日が良いらしく、団員も4人だけというね。
一人当たりの仕事量が多いわけでやんす。
当然、疲れてる。

千田くんが、小さくなって太鼓の上で寝てる。
そんなことも出来んのかよ。

今日の結婚式。
一つ目は、新婦からのサプライズとして呼ばれました。
新郎に向けて、エールを。
そんな内容でした。
その新郎は、僕の高校時代の一つ上の応援団長でした。
僕に応援をするということを教えてくれた人でした。
生まれてはじめて。
僕に「エール」を教えてくれた人でした。
阿部副団長と同期の団長です。
愛する人を応援し続けられるかどうか。
伴侶となる人を、死ぬまで応援出来るのかどうか。
「アンタなんて、どうせ。」
「お前なんて、いつも。」
「うちの旦那なんて。」
「うちのカミさんは。」
そんなことを言い合うために結婚したわけじゃない。
いがみ合うために一緒になるのではない。
健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、
富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、
これを敬い、
これを慰め、
これを助け、
その命ある限り、
真心を尽くすことを誓うのです。
先輩への応援は僕らにも出来る。
とてもよく知ってる人だから。
だけど、奥さんのことは知らない。
でも、僕が一つ確実に知ってることがありました。
その人は、空気を裂くようなエールの使い手です。
「奥さんには、どうかご自身でエールをどうぞ。」
そのように、更なるサプライズを仕掛けた。
見事に、先輩は自らの声で奥さんにエールを届けました。
そして、二件目。
正直。
何が何だか分からない依頼でした。
誰が誰に対して、なんのエールを?
聞けば、新郎から新婦へ。
なるほど、それであれば引き受けられます。
僕らはサプライズや余興の飛び道具ではない。
「それであれば引き受けられます。」
その奥さんは、僕の知ってる人だった。
人を支え、人を応援するようなそんな人だった。
ウェルカムボードを見て、やっと顔と名前が一致したのです。
「あ!俺、この人知ってる!石巻の人だよ。スコップ団だ。」
気付けてよかった。
知り合いだと分かって良かった。
「いい奥さんをもらったのう!」
出来る限りのエールをしました。
僕には、エールという武器があります。
それと、無鉄砲という武器があります。
皆も、どうか武器を取れ。
そして、この世を明るくするために、和かに戦うのだ。
まずは、旗を乾かしてから。

そうそう。
昨日応援したこの子たち。
寺岡の野球部の子たち。
優勝したそうです。

子ども達って、強く約束をすると守ってくれます。
この子たちもいつか。
そんな風な「想う武器」も、誰もが持ってます。
心を武装して強くなれ。
雨は必ず皆に降る。
そして、止まない雨はない。
それでも。
とてもとても苦しい時には、
その小さな心に、僕らが小さな傘をさして、
いつまでも立ってますから。
いつまでもいつまでも立ってますから。
だって。
そのように先輩達に鍛えられたもんでのう。
何時間でも、ただ立っているだけで人のエネルギーになることがあります。
君が生きているだけで誰かの応援になっている。
それは、確実なこと。
押忍。
ちゃんと晴らしてお役目御免。

松島マラソンは今年で40回。
記念大会にお呼び頂いたわけです。
応援が始まった直後に薄っすらと青空が見えて来ました。
(しめしめ。)
そんな風に思っとったことは、心に仕舞っておこう。
スタートとゴール。
全員にエールを送ります。
延々とエールを送ります。

「ゴール前のツラいところで、皆さんのエールに助けられました。」
そんな風に声をかけてくれる方が大勢でやんす。
2時間、休まずに声を出します。
終わるとね、沿道から僕らにも拍手が。
「すごいなぁ!アンちゃん達、すげぇよ!どこの応援団?どこの学校?」
全然違うの。
僕たち社会人。

その後、2件の結婚式へ向かいます。
本日は日が良いらしく、団員も4人だけというね。
一人当たりの仕事量が多いわけでやんす。
当然、疲れてる。

千田くんが、小さくなって太鼓の上で寝てる。
そんなことも出来んのかよ。

今日の結婚式。
一つ目は、新婦からのサプライズとして呼ばれました。
新郎に向けて、エールを。
そんな内容でした。
その新郎は、僕の高校時代の一つ上の応援団長でした。
僕に応援をするということを教えてくれた人でした。
生まれてはじめて。
僕に「エール」を教えてくれた人でした。
阿部副団長と同期の団長です。
愛する人を応援し続けられるかどうか。
伴侶となる人を、死ぬまで応援出来るのかどうか。
「アンタなんて、どうせ。」
「お前なんて、いつも。」
「うちの旦那なんて。」
「うちのカミさんは。」
そんなことを言い合うために結婚したわけじゃない。
いがみ合うために一緒になるのではない。
健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、
富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、
これを敬い、
これを慰め、
これを助け、
その命ある限り、
真心を尽くすことを誓うのです。
先輩への応援は僕らにも出来る。
とてもよく知ってる人だから。
だけど、奥さんのことは知らない。
でも、僕が一つ確実に知ってることがありました。
その人は、空気を裂くようなエールの使い手です。
「奥さんには、どうかご自身でエールをどうぞ。」
そのように、更なるサプライズを仕掛けた。
見事に、先輩は自らの声で奥さんにエールを届けました。
そして、二件目。
正直。
何が何だか分からない依頼でした。
誰が誰に対して、なんのエールを?
聞けば、新郎から新婦へ。
なるほど、それであれば引き受けられます。
僕らはサプライズや余興の飛び道具ではない。
「それであれば引き受けられます。」
その奥さんは、僕の知ってる人だった。
人を支え、人を応援するようなそんな人だった。
ウェルカムボードを見て、やっと顔と名前が一致したのです。
「あ!俺、この人知ってる!石巻の人だよ。スコップ団だ。」
気付けてよかった。
知り合いだと分かって良かった。
「いい奥さんをもらったのう!」
出来る限りのエールをしました。
僕には、エールという武器があります。
それと、無鉄砲という武器があります。
皆も、どうか武器を取れ。
そして、この世を明るくするために、和かに戦うのだ。
まずは、旗を乾かしてから。

そうそう。
昨日応援したこの子たち。
寺岡の野球部の子たち。
優勝したそうです。

子ども達って、強く約束をすると守ってくれます。
この子たちもいつか。
そんな風な「想う武器」も、誰もが持ってます。
心を武装して強くなれ。
雨は必ず皆に降る。
そして、止まない雨はない。
それでも。
とてもとても苦しい時には、
その小さな心に、僕らが小さな傘をさして、
いつまでも立ってますから。
いつまでもいつまでも立ってますから。
だって。
そのように先輩達に鍛えられたもんでのう。
何時間でも、ただ立っているだけで人のエネルギーになることがあります。
君が生きているだけで誰かの応援になっている。
それは、確実なこと。
押忍。
