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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

シトロエン・ジャポン 2012 売上台数3年連続最高記録!…の影でC6生産終了…に思う。

2013-01-17 14:40:19 | シトロエン

C6

 シトロエン・ジャポンが2012年の売上台数を発表。

 それによると2008年、最低の1497台のどん底状態から脱出しV時回復、前年比22.7%増の3796台、3年連続で最高記録を更新…とのこと。

 まぁ、実際のところ、売れているのはC3をメインとしたコンパクト・クラスなのだろうが、ある程度の数売れてくれないと「日本撤退…。」がありうるので、とりあえず売れて何より…と言ったところ。

  ただ本国フランスでは、ユーロ危機の影響をもろにかぶってシトロエン、プジョーとも苦戦。とりわけ、年末にフラッグシップ・モデルであるC6がひっそりと生産終了となったのは寂しい限り。

 あれだけ専門家筋から絶賛を受け、ファンからも「シトロエンが帰ってきた!」と大歓迎を受けたC6だが、累計生産台数は名車DSの145万台は勿論のこと、欠陥車と罵声を浴びたXMの20万台にも遠く及ばない2万台!

  まぁ、シトロエンとしても、C6はフラッグシップ・モデルとしての広告塔という感じで、売れるとは思っていなかったのだろうが、ここまで数が出なかったのはさすがに誤算だったのではないか。

  「結局、売れなきゃしょうがないよね…。」とまでは言わないが、ある程度数が出ないとやっていけないのが自動車業界の現実、生産終了はやむを得ないよな…という感じ。

 もはや本国フランスでも、唯我独尊、フランス・テイストの大型車は必要とされていないことが証明されてしまった訳で、次期プレステージモデルのDS9は完全に中国現地生産の中国オンリーモデルになるんだろうな…と言ったところ。

 シトロエン・ジャポン 2012 売上台数3年連続最高記録!の影で、一抹の寂しさを感じたシトロエンC6生産中止のニュースであった。


シトロエンC5 インジェクター交換。まぁ、しょうがないよね。

2012-12-11 22:23:16 | シトロエン

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 本格的な冬を前にシトロエンC5のエンジンが激しい振動を起こし不調。ディーラーであるシトロエン新潟に持ち込み、テスター検査してもらうと、インジェクター(燃料の噴射ノズル)が1つ死んでるのことで、部品交換。手数料込みで34,545円の出費。
 
 痛いと言えば痛い出費だったが、ここまでほぼノン・トラブル、9年以上乗っていて、バッテリーなどの消耗品を抜かせばトータル10万円ちょっとしか修理費が掛かっていないので、しょうがないというか、責める気になれない…というところ。

 今のところ、次の車検でそろそろ乗り換えかな…と思っているマイC5であるが、では次の車で乗りたい車があるか?と聞かれるとどれも決定打に欠ける…と言う感じ。
 
 先日見たDS5にしても、現行C5にしても、やたらサイズは大きくなっているものの(特に横幅)、室内空間はかえって狭くなっているというのはどうしたことか…。サイドクラッシュ対策にスペースが割かれているとは思うが、DS5の天井などはやたら低いし、パッケージングについて、最近のシトロエン、ちょっと詰めが甘いよな…と言う気がする。 オーナーだから言う訳ではないが、先代C5やエグザンティアあたりが日本で乗るのにはジャストサイズだったのではないだろうか。(開放感もあったし…。)
 
 いずれにしろ、インジェクター交換したマイ・C5は走行距離7万3千kmを経過したが好調そのもの。もう少しがんばってもらうつもりである。


シトロエン青山 シトロエンDS5、良くできてるけど、これを買う粋人どれだけいるかな。

2012-11-04 10:08:25 | シトロエン

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 せっかく東京にきたのだから…と表参道にあるシトロエン青山をちょっと覗いてみる。メインに飾られていたのは、勿論、最新鋭、DSシリーズのプレステージモデルDS5。遅ればせながらじっくりと鑑賞。

 RVなのか、ワゴンなのか、それともクーペなのか、さっぱり良く分からないフォルムはいかにもシトロエンらしいもの。

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 リアからのヴォリューム感も大したもので、エクステリア・デザインは好印象。

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 中に入ってインテリア・デザインは最高級バイエルン牛を使ったと言うレザーシートを始め、大変高級感あるもので、自分が乗っている初代シトロエンC5などとは3クラスは違う印象。「あのチープな内装で有名だったシトロエンがここまで来たのか…。」と感慨深いシトロエン・マニアも多いのではないだろうか。

 凝りまくったインパネ、コンソールなどは「やり過ぎだろ、コレ。」と思われる方も多いんじゃないかな…という感じで、正直言って好みが分かれるところだろうが、クオリティの高さは誰もが認めるところだろう。自分も「ちょっとゴチャゴチャし過ぎかな…。」と思わなくもなかったがDSラインのプレステージモデルに相応しい出来にはなっていると思う。 

 しかし、このDS5、とにかく狭い。全長はともかく、全幅が1870mmもあるのに、センターコンソールがやたら広いこともあって囲まれ感は相当なもの。まぁ、囲まれ感は飛行機のコックピットを意識した…ということで確信犯的にやっているのだろうが、後席の狭さは「これはちょっとないよな…。」という感じ。175cm以上の方だと上に頭が着いてしまうし、いくらスパルタンな車とはいえ、ファミリー・カーとしてはどうかな…と疑問に思った次第。 

 走りの方は試乗していないのでなんとも言えないが、試乗記をいろいろ読んでみると、今一つのようで、少なくともシトロエン=ハイドロにこだわってしまう自分は「お呼びでないかな…。」と言う感じ。

 まぁ、車の性質上、シトロエン・ジャポンも数は期待していないとは思うのだが、ハイドロ・ニューマチック非搭載ということもあって、日本でこれを買う人はよっぽどの粋人、何人いるのかな…とさすがに心配。

 どの位売れるのか「さっぱり分からない。」というDS5ファースト・インプレッション、セールスについても注目してみたいと思う。


カーグラフィックTV 祝!シトロエンBX30周年。

2012-09-13 07:01:23 | シトロエン

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 BS TBSカーグラフィックTV、シトロエンBX30周年特集を観る。

 シトロエンBX…、1982年に登場、中型モデルながらハイドロニューマチック・サスペンションを搭載。歴代シトロエンの中で最も日本で売れたシトロエンとしても知られている。
 今回、カーグラフィックTVで改めて見てみると、マルチェロ・ガンティーニがデザインした個性的なエクステリアは今見ても新鮮、とても30年前の車とは思えない。この時期、BX、XM、ZX、エグザンティアあたり、ベルトーネが手がけた時期のデザインが個人的に一番好き…と言うことを再確認した次第。

 番組の中では、珍しいBXのラリー仕様を始め、トランクシオ・アヴァン、2CV、DSからC6まで、歴代シトロエンそろい踏み。シトロエン・クラブの方々が自分のシトロエンを熱く語る姿に「本当にシトロエンが好きなんだなぁ…。」と言う感じで、ちょっと感動。

 故障のことを考えれば、さすがに中古に手を出す気にはなれないが、機会があったら1回運転してみたいな…と思わせるシトロエンBX、やはり歴史に残る名車と改めて思ったカーグラフィックTV シトロエンBX特集であった。


シトロエンC5 7万㎞突破! 21世紀 ハイドロは生き残って欲しい。

2012-08-01 20:52:31 | シトロエン

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 我がシトロエンC5、本日、走行距離が7万㎞突破。5,600km走った試乗車を1年4か月後に購入したので、自分が乗った分について言うと1年当たり8400km、月当たり700km平均…と言ったところ。

 高速休日1000円時代は日帰り東京往復などと言う結構無茶な遠出をしたものだが、制度終了とともに、走行距離は激減、最近は半径10kmをぐるぐる廻っている…という感じで、月当たりの走行距離も500km行くか行かないか…というところ。

 それでも、ゴムボートのようなうねうねした乗り心地はハイドロ・シトロエン独特のもので、夜、新新バイパスに乗っていると「あ~、これこれ…。」と言う感じでニンマリ。「やっぱりハイドロニューマチック・サスペンションは良いよな~、やっぱりハイドロから離れられんわ。」と言うところ。
 
 しかし、1955年に登場後、半世紀以上に渡って作り続けられたシトロエン独特のハイドロニューマチック・サスペンションも今度発売されたDS5には搭載されず、次のC5にハイドロが採用されるのか…かなり微妙な情勢。

 確かにバネ式のサスペンションに比べ、ハイドロニューマチック・サスペンションはコスト高なのだろうが、その乗り心地はやはり独特の良さがあるし、かつてオイル漏れしまくった信頼性も今やスプリング式に劣らないまでになっているし、なんとか生き残って欲しい…と思う次第である。