所用で古町へ。チンクエ・フェスタも終わって、いつもの古町に戻る…って感じで荒涼ムード。
途中、古町6を通ったのだが、この5日を最後にクローズした喫茶店 白十字さんのシャッターが降りていて、今更ながら寂しい気持ちに…。
結構コーヒー好きの私だが、自分の日常生活において、喫茶店というのはかなり縁遠い存在。(そこそこコンスタントに行っている喫茶店は通勤途中にある豆煎坊さん位だろうか。)
いつも車で通勤しているので街中にある喫茶店に立ち寄ることが少ない…というのが最大の理由なのだが、一番大きな要因はやはりタバコの問題。
自分はノンスモーカーながら、親父がかなりのヘビースモーカーだったので、それなりにタバコへの対応能力はあるつもりだが、やはり近くでバカスカ吸われると、はっきり言って良い気持ちはしない…というのが正直なところ。(家に帰れば、子供からタバコ臭い…と言われるし。)
それでも、居酒屋なら「しょうがないなぁ…。」という感がするし、そこまでタバコを目の敵にする気もないのだが、喫茶店の場合、味とともに香りを楽しむ為に専門店に行く訳で、「タバコの煙に晒されるぐらいなら行かなくて良や…。」ということで、どうしても足が遠のいてしまっている…というのが現状。
特に最近は職場で吸えなくなってきている影響もあってか、以前よりタバコを豪快に吸っている人が多いような気がする。実際、以前は音の良さをウリにしていた某喫茶店に結構行っていたのだが、最近はやたら煙にまみれることが多く、「もういいや…。」と行くのを止めてしまった。
古町あたりだとエトワールさんが禁煙で、空いている時間帯限定で立ち寄っているのだが、ほとんどの喫茶店は喫煙可だし、分煙と行っても名ばかり分煙で煙が流れてくる店ばかり…と言うことで、自然に喫茶店から足が遠のいている自分がいる。
「タバコの煙が嫌なら禁煙のスタバに行け!」と言われればそのとおりで、たまにスタバに行く私だが、BGMが大きいし、ガーッと豆をひく音もうるさいし、かなり落ち着かない感じで、最近はあんまり行っていない。
まぁ、喫茶店側には喫茶店側の理由があって、常連の喫煙者の方の手前、禁煙にする訳にもいないないのだろうし、そこあたりはあくまで自由主義経済、店の自由ではあるのだが、昔と違って、喫煙率も大幅に減っている訳だし、自分と同じような理由で喫茶店から足が遠のいている人って結構多いんじゃないかな…という気がする。
…ということで、おいしいコーヒーは家でゆっくり楽しもう…という感じで、仕事帰りに豆煎坊さんに寄って豆を買い、家でゆっくり楽しむ…という珈琲生活が続きそうである。