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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

私のROCKジャケットアート十選 しかし、本当に奇跡のフォーマットだったよなぁ…。

2015-03-26 22:14:36 | ロック

  日本経済新聞の文化面に現在 イラストレーター 宇野亜喜良氏による「ROCKジャケットアート十選」が連載中。第1回目に選ばれたのはピンク・フロイドの「原子心母」、今日、26日の第2回目に登場したのはレッド・ツェッペリンの「聖なる館」(ともにbyヒブノシス)
  
 一応、LP時代にロックの洗礼を浴びた私、自分なりにROCKジャケットアート十選を選んでみた。

 1 海洋地形学の物語 イエス
 2 リレイヤー イエス
 3 クリムゾン・キングの宮殿 キング・クリムゾン
 4 恐怖の頭脳改革 ELP
 5 ハージェスト・リッジ マイク・オールドフィールド
 6 原子心母 ピンク・フロイド
 7 アニマルズ  ピンク・フロイド
 8 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド  ビートルズ
 9 ハット・フィールズ・アンド・ザ・ノース ファースト
10 ベルベットアンダーグラウド&ニコ ベルベットアンダーグラウド&ニコ
(やっぱり、ヒプノシスとロジャー・ディーンが大半を占めてしまった。)
 
 アルバム・ジャケットというのは、単体で存在するものではない。アルバムに収録された音楽にマッチしているだけでなく、更にイマジネーションを掻き立ててくれるジャケットこそが、やはり名作の名にふさわしいのだろう。
 
 世はCD時代を経て、ダウンロード時代、ジャケットなんてもはやどうでも良い…という感じになっている訳だが、かつてLP時代は「ジャケ買い」という言葉があったように、ジャケットの占めるウエイトは非常に大きく、中にはツェッペリンの「聖なる館」や「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」のようにアートワークの問題でリリース自体が大幅に延期されたアルバムがあった程。

 片面23分というフォーマット、31.3センチ×31.5センチというジャケット・サイズから生まれた名盤達。このような時代にギリギリ間に合ったことを感謝したい…と改めて思った次第である。


ポール・マッカートニー武道館 ライブ チケット10万円!! でも、これで良いんじゃない?

2015-03-20 19:51:20 | ロック

 ポール・マッカートニー 武道館 ライブ チケット予約が始まる…とのニュースを聞く。チケット価格はSSアリーナ及び1階南スタンド席が破格の10万円、続いてS席8万円、A席6万円、B席4万円、C席2100円(25歳以下限定)の5カテゴリー。SS席10万円というのはロックコンサートとしては破格のチケット価格だが、昨年中止になった時も同じ値段だったし、実際、即ソールド・アウトするだけでなく、ネットオークションに数十万の価格で出されるんだろうな…と言ったところ。

 クラシックのコンサートなどはS席からD席まで、値段が5カテゴリーぐらいに細分化されているのが普通だが(オーケストラの場合)、ロックやジャズの場合、S席とA席の2ランクというのが通常。(それもA席は2割程度で、ほとんどS席というケースがメイン。)今回のポール・マッカートニーのコンサートはチケットが高額というだけでなく、席が細分化されているという点でも珍しいロック・コンサートと言える。

 クラシックも聴くロック・ファンである私、前からロック式のアバウトなランク分けには疑問を持っていて、「おいおい、こんな席でステージかぶりつきと同じS席かよ。納得出来ん!!」と思ったことは一度や二度ではない。(良い席をゲット出来たときはそんなことは思わないけど。勝手なものである。)

 だいたい、ロックだけでなく、クラシックでもチケットについてはコネだのマスコミ枠だの非常に不透明なところが多く、さらに人気アーティストの場合、ネットダフ屋が暗躍するので、今回のポール・マッカートニーの様に席が細分化されたロック・コンサートが増えることに基本的には賛成。「金持ちしか行けないのか?」という批判もあるだろうが、本コンサートが硬直的なロック・コンサートの価格設定を変えることを期待したい。(あと、ちゃんとコンサートが開かれることもね。)


デヴィッド・アレン 安らかに…。

2015-03-17 18:52:46 | ロック

  ソフト・マシーンに参加後、フランスでゴングを結成し活躍したデヴィッド・アレンが肺がんのため亡くなった…とのニュースを聞く。享年77歳。

  個人的にはそれほど聴きまくったという感じはないのだが、やはり大御所がいなくなった…というのは寂しい。今日はゴングの代表作「ユー」を聴いて喪に服したいと思う。


決めつけてちゃいけないね。イマイチ評価アルバム再聴。キング・クリムゾン「ポセイドンのめざめ」の巻

2015-02-27 21:32:52 | ロック

  (トリアン加藤さんのプッシュにより)数年ぶりにキング・クリムゾンのセカンド・アルバム「ポセイドンのめざめ」を聴く。
 この「ポセイドンのめざめ」、世紀の名盤、衝撃のファーストアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」の後に発表された…ということで、一部マニアは別として、「名盤は名盤なんだろうけど、構成も似ているし、宮殿の二番煎じなんじゃない?」というイメージが強く、実際、私もそう思っていたことを告白しなければならない。

 ただ、今回、改めて聴き直してみると、確かにアルバム全体の構成は宮殿に類似(旧A面)しているものの、キース・ティペットのピアノを加えたジャズ・インプロビゼーション、不気味なカオス的な迫力は宮殿にはない本作ならではの魅力。良く聴くと、後の後期クリムゾンの方向性も示されていて、「宮殿の二番煎じ」の一言で済ます訳にはいかない、フィリップズ・クリムゾンの出発点となったアルバムという印象。

 しかし、このアルバム発表時のフィリップはなんと22歳!!、アメリカン・ツアーの後、オリジナル・メンバーが次々と脱退しバンドは崩壊状態、そんな中、新たに雇い入れたメンバーも契約の関係からゲスト・ミュージシャンという感じの中、よくぞ、ここまでのアルバムを作り上げた…と驚く他ない。

 今回はたまたまクリムゾンの「ポセイドンのめざめ」だったが、購入した当時は「何かイマイチだよな…。」とか「う~ん、なんかよ~分からん。」と思って聴いてないアルバムは多い様な気がする。
 これから機会を見て、そういったアルバムを聴き直していきたい…と思った次第である。


やっぱり年度末は無理だわ…。キッス来日公演 参戦断念。

2015-02-25 22:47:45 | ロック

 年度末を迎えバタバタ。
 ちょっと前までキッスの来日コンサートに行こうかな…とか考えていたのだが、とても行ける状況ではなく、「やめておいて良かった…。」って感じ。

 この2月、3月はティレーマン指揮のドレスデン・シュタッカーペレ、サロネン指揮のフィルハーモニア管も来日しているのだが、これも無理。(フィルハーモニアっていつも3月来日で1回も聴いたことなし…。)

 サラリーマンの宿命で致し方ないのだが、2月中旬から3月にかけての年度末、それに年度初めの4月中旬までは本当にバタバタで落ち着かない。いつものパターンになってしまうが、早くリタイアして、「もうすぐ春だな~。」とか暢気なことを言って過ごしたい…と思う次第である。