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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

ジロ・デ・イタリア 第15ステージ やったぜ!ラボティーニ。やっぱりロード・レースは素晴らしい。

2012-05-21 01:39:08 | 自転車

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 BS Jスポーツでジロ・デ・イタリア2012 第15ステージをライヴ観戦。

   ジロ・デ・イタリアも後半、山岳戦に突入。総合優勝争いが激しくなる中、スタートから18km地点で単独アタックに出たのは地元イタリアの若手、ラボティーニ。ゴールまで140kmあまりを単独で逃げに逃げるエキサイティングな展開。残り2kmで総合優勝を狙うスペインのホワキン・ロドリゲスが猛烈にアタック、一旦はかわされるも、スプリント勝負で再度ラボティーニが刺してステージ優勝!と言う劇的展開に大興奮。

 まさにロード・レースの醍醐味が凝縮されたジロ・デ・イタリア2012第15ステージ、「歴史的瞬間を共有出来たな…」という感じで深夜まで観戦して大満足…。

 ロード・レースは戦略が分からないとなにが面白いのかさっぱり…という特性上、なかなか日本では人気が上がっていかないが、ハマるとハマるので、是非、多くの方にこの素晴らしい世界を共有して欲しい…と思う次第である。


コンタドールドーピング裁定に思う。

2012-02-07 20:13:55 | 自転車

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 朝起きて、インターネットで「2010年のツール・ド・フランスでマイヨジョーヌを獲得したアルベルト・コンタドールにドーピング裁定、2年間の資格停止処分を受けるとともに、ツール&ジロのタイトル剥奪…。」とのニュースを聞く。

 実際にドーピングで引っかかるか引っかからないかは別として、何らかの薬物はどの選手も使っているのだろうが、やはり、ステージレースの頂点ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアの優勝者がドーピングでタイトル剥奪…と言うのはショックというか、イメージの低下は免れない…という感じで自転車ロードレース・ファンとしては残念だ。

 ただ、自転車ロードレースの名誉の為に言っておくと、長らくドーピング検査をしてこなかったメジャー・リーグ・ベースボールなどに比べ、自転車ロードレースはドーピングについて厳しい姿勢で臨んできたことは評価しなければならいと思う。

 体力の限界ギリギリ、極限状態の中行われる自転車競技はドーピングと切っても切れない関係…なのだろうが、ドーピング絶滅を目指し、厳しい姿勢でこれからも臨んで欲しいものだ。


ローラン・フィニョン1周忌に思う。

2011-08-31 21:06:10 | 自転車

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  今日、8月31日は昨年、50歳の若さでガンで亡くなったツール・ド・フランス2回の優勝を誇るフランスの英雄、ローラン・フィニョンの1周忌。YouTubeで彼のアグレッシヴな走りを見て喪に服す。

 「一度でも星になった人間にはなりそこねた連中にわからん苦悩がある!」とは「巨人の星」の中の星雄馬のセリフ。
 フィニョンも若くして頂点を極めた後、膝の故障に悩まされ長く低迷の時期を過ごしたというストーリーを持つ。大変なのは大変だったのだろうが、やはり、ファンの心にその勇姿を焼き付けたフィニョンは幸せだったと思う。ほとんどのスポーツ選手は栄光など遙か彼方、触れることもできず引退していく訳だから…。

 などと、考えたフィニョン1周忌であった。


サイクル・スポーツ9月号 別冊付録 「ツール・ド・フランス 2011」よかったねエヴァンス。

2011-08-26 06:54:57 | 自転車

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  自転車ブームを受け、最近では多くの自転車雑誌が出ている。しかし、やはり自分が好きなのは老舗とも言える「サイクル・スポーツ」。(通称:サイスポ)だ。…と言っても、かつては毎月買っていたのだが、ペーパーライダーとなっている現在、買うのは9月号のみ。なんで9月号だけは買うかというと別冊付録で「ツール・ド・フランス 2011」が付くからだ。これを読んで、今年の熱き戦いの余韻に浸る…と言う訳。(しかし、カデル・エヴァンス、34歳のツール初制覇はやはり泣ける…。)

 一時期、7月号でジロ・デ・イタリアを別冊付録にしていた時期があったのだが、やめてしまったのは残念…。あと、自転車ブームを受けて、以前に比べて広告が増えた関係でずいぶん厚くなっているのにビックリ。広告が減ってどんどん薄くなっている「レコード芸術」などとは対照的。ここにも今の自転車ブームの勢いを感じる。

  まぁ、かつて「暗黒フジテレビ時代」、放映権を持っていながら、さっぱり放映していなかった時は、紙媒体は本当に貴重だったのだが、今はCSでほぼ完全放送されているので、有り難みは薄れているのは確か。それでも、「なるほど、そう言うレース展開だったのか…。」とか各選手のマシンなど、紙媒体でしか味わえないことも多いので、やはり買って損はないな…という感じ。

 これまでの別冊付録を眺めていると、フィニョン、レモン、デルガド、インデュライン、ブーニョ、キャプッチ、ブロイキンク、チッポリーニ、ビランク、ジャラベール、ツェーレ、ロミンゲル、リース、ウルリッヒ、パンターニ、アームストロング…とかつての英雄達の走りが蘇ってくる。引退後、それまでの反動でぶぉわぁぁ~と太ってしまう自転車選手は数多いのだが、紙の中ではヒーローは永遠…。1991年からのツール別冊付録は私にとっての宝物なのである。


自転車ロードレース、マイナー競技から脱出の日はくるのか?

2011-07-25 06:30:46 | 自転車

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  世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは、最終日前日の個人タイム・トライヤルで逆転したカデル・エバンス(オーストラリア)が結局、合計86時間12分22秒で初優勝を飾った。

 これまで、何度も不運に見舞われ、惜しいところで総合優勝を逃してきたエヴァンス。年齢的にも34歳ということで、正直「もう優勝は無理かな…。悲運の名ライダーがまた一人…。」と思っていたので、「よかったな、エヴァンス」ということで嬉しいツール2011リザルトとなった。(個人的にはバッソにもうちょっと頑張って欲しかったが…。)

 しかし、ヨーロッパではサッカーに次いで人気ナンバー2を誇る自転車ロードレースだが、日本での人気はというと…、正直、寂しい限りというか、一部マニア人気に止まっているのが現状ではないだろうか。確かに、チームの戦略や作戦など、最初見ただけでは、なにが面白いのかさっぱり分からないというスポーツ特性もあるのかもしれないが、やはりちょっと寂しい感じはする。(地上波を持っていたときフジテレビがもっとちゃんと放送しておけば…ブツブツ。)

 それでも、最近、「のりりん」や「かもめ☆チャンス」など、自転車ロードレースをテーマにした漫画も増えてきているし、健康志向を反映して自転車がブームになっているので、自転車ロードレース人気もこれから高まってくるかもしれない。

 「変にブームになるのはちょっと…。」とは思うが、これだけ素晴しいスポーツ、もうちょっと日本でも人気が出て欲しいと思った2011ツール・ド・フランスであった。

Win