秋はクラシックのコンサート・シーズン。「イ・ムジチだ、佐渡裕だ、東響定期だ、マゼールだ!」と騒いでいたのだが、りゅーとぴあのHPを見ていると、劇場で11月27日に「上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト」というコンサートがあるのを発見。
「ふ~ん。上原ひろみかぁ…。なんか売れているようだけど、マジで聴いたことないなぁ…。」と思って一応クリックしてみると…ドラムスにサイモン・フィリップスの名前を発見!
「サイモン・フィリップスと言えば、一般的にはTOTOのドラマーとして有名なのだろうが、私的には70年代から80年代にかけて、多くのプログレ系アーティストのアルバムに参加した馬鹿テク・ドラマー。マイク・オールドフィールドのアルバム「クライシーズ」では共同プロデューサーを務めるとともに、タイトル・ナンバーでの超パワフルなドラミングが印象に残っている。
「うわぁ~、新潟に来るんだ!1回聴いておきたい!」と、チケットを買おうとしたのだが…、完売はしていないものの、残っている席は一番最後尾席のみ。
「う~ん、全席同一料金で、最後尾…というのはなぁ…。」ということで、資金繰りも厳しいおり、悩んだ末、断念。
「人気あるんだなぁ、上原ひろみ。」と思うとともに、「ジャズ系のコンサート情報って、ちゃんと自分で能動的にチェックして行かないと分からないんだな…。」と思った次第。
クラシックの場合、無料のコンサート情報誌「ぶらあぼ」、それにWeb盤ぶらあぼHP版という全国カバーの決定的な情報源とともに、各コンサート・ホールのHPも充実しているし、地元密着のコンサート情報も溢れているし…という充実した情報体制がしかれていて、まず、「しまったぁ…。」と見落とすことはないのだが、ジャズ、ポピュラー系となると、各音楽事務所、コンサート会場ごとがバラバラに広報していて、ここを見れば全てが分かる…的な情報源がないのが辛いところ。
ここあたりが、コンサートのウェイトが高いクラシックと違ってジャズ系コンサートの弱いところ…という気がする。(単に私が情報に疎いだけかも知れないが…。)
まぁ、負け惜しみになってしまったが、行かれる方には楽しんで欲しいと思う次第である。