年2回開催されている新潟が誇る音楽イベント、新潟ジャズストリート。その開催が7月14日(土)、15(日)…と、あと10日に迫ってきた。そのパンフレットがタワーレコードに置いてあったので家でパラパラとめくってみる。
新潟とジャズ…というと、「日本ジャズ発祥の地、神戸、横浜に追随…港繋がりで便乗してるの?ちょっと、イージーじゃない?」と思う方も多いかもしれないが、新潟ジャズストリートの公式HPによると、新潟市は昔からなぜかジャズが盛んで、演奏者も愛好家もジャズ関係の店舗も多い土地柄だったとのこと。(そう言えば、ウチのおじいちゃんもジャズ好きだった…。オヤジはクラシック派だったけど…。)
実際、デューク・エリントンを始め、チャーリー・ミンガス、ビル・エバンス、マイルス・デイビス、セシル・テイラー、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナー、キース・ジャレット、それにパット・メセニー等、ほとんどのジャズ・ジャイアントが新潟で演奏している…というのはちょっと驚きだ。
新潟がジャズが盛んという理由として、戦後、進駐軍が駐留、アメリカ文化センターでは日夜アメリカ文化の紹介として盛んにジャズのコンサートや放送が行われていた…ということがあるらしい。それに、なんと言っても、今回のジャズストリート~デューク・エリントン・メモリアル~とあるとおり、昭和39年、来日中のデューク・エリントンが次のハワイ公演を蹴ってチャリティ・コンサートを開催、大地震にあった新潟市に2000万円を寄付してくれた…という美しいストーリーもある。(デューク・エリントンは新潟名誉市民である。)
…と言うことで、ちゃんと「新潟はジャズの街」…という正当性もあるし、新潟ジャズストリートという、官主導でない、自発的なイベントも開かれているし…ということで、個人的には新潟=港町=ジャスの街…というノリで売っていくことも良いんじゃないかな…と思っている。(個人的にはジャズというとちょっと変わった人が聴いているというイメージを持っているのだが、一般的にはオシャレで良いイメージもあるんだろうし…。)
いずれにしろ、今回のジャズ・ストリートにもアルコールを入れつつ参戦する予定。このジャズ・ストリートに出演する地元ミュージシャンのレベルも高いし、是非、多くの方に聴きに来て欲しい…と思う次第である。
新潟ジャズストリート公式HP ↓
http://www.niigata-jazzstreet.com/