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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

将棋界の一番長い日 2011雑感。

2011-03-03 23:45:12 | 将棋

 今日は昨日、深夜2時まで「将棋界の一番長い日」を見ていた影響で激眠。しかも、結果は贔屓にしている藤井猛九段、木村一基八段が降級、谷川九段が負けてしまい、負け越し決定&通算1200勝またもお預け。そして見たかった「羽生名人VS渡辺竜王」の名人戦も渡辺負け、森内九段勝利で実現せず…、と自分的には最悪の結果に…涙。

 まぁ、勝敗の結果は望んだとおりにはならなかったのだが、久保2冠の粘りに粘る指し回し(最終的には負けたが)は順位戦ならではの光景。見所の多い順位戦最終局だったと思う。

 もう一つ今回の順位戦最終局で印象に残ったのは50歳を過ぎてがんばり続ける高橋道雄九段の雄姿。今回、贔屓にしている藤井九段の首切り役になった訳だが、内容的には丁寧な指し回しでほとんど完勝という一局は圧巻だった。藤井ファンとしてはファンタ(終盤の大ポカによる負け)でなく、作戦負けから上手い指し回しでの完敗だったので、諦めがついたと言うか、「まぁ、しょうがないな…」と言う感じである。

 今回、藤井九段は10年守り続けたA級から陥落になってしまった訳だが、来期はここで踏ん張り、A級復帰を果たして欲しいと思う。


将棋界の一番長い日。落ちるのは誰か?

2011-03-02 07:34:42 | 将棋

 ほとんどの人にはなんの興味もないのだろうが、今日、3月2日は日本将棋連盟 第69期順位戦最終戦。所謂、「将棋界の一番長い日」で、将棋ファン(正確にはプロ将棋ファン)が最も盛り上がる一日である。

 既に羽生名人への挑戦権は森内九段、渡辺竜王の2名に絞られているが、ほとんどの人の興味は降級戦線だろう。降級者2名は久保、三浦、丸山、木村、藤井の5名の中から2名という大混戦ぶり。個人的に応援している藤井九段は絶望的な状況からなんとか3勝5敗まで持ち直し、残留の可能性十分。やはり藤井先生のいないA級順位戦はつまらない。なんとか頑張って欲しい。

 今夜はNHK-BSの生中継にかじりつきになりそうだ。


やる気あるのか?新聞の将棋欄!

2011-02-04 22:07:52 | 将棋

 将棋ネタ3連発で恐縮。今日、朝日新聞を開くと最終面手前に将棋A級順位戦の結果がひっそりと掲載。ほとんどベタ記事扱いと言う感じ。

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 う~ん、将棋ファンとして言わせていただければ、数年前にせっかく毎日新聞と共催という形で名人戦(順位戦)を獲得したというのに、この力の抜けた扱い方というのはいったい何?というところ。

 いくらなんでも、もうちょっと大きく取り上げてくれても良いのではないだろうか?

 だいたい前から思っていたのだが、新聞の将棋欄は保守的過ぎるというか、やる気が全く感じられないのだ。十年一日というよりも、五十年一日のごとく、1局をゆっくりと観戦記者が綴るだけという、なんの工夫も感じられない記事構成。

 まぁ、棋戦のスポンサーになってくれているだけマシなのかもしれないが、もう少し、将棋ファンだけでなく、一般の読者の方にもアピールする掲載方法を考えて欲しいものだ。


将棋界の宝 米長哲学

2011-02-03 22:34:33 | 将棋

 角界が八百長問題で揺れている。新聞では「八百長 12力士聴取 メールで交渉の疑い 協会謝罪、外部委員会の調査」との見出しとともに、識者のコメントが並べられているが、私個人は「やっぱりね…」と言う感じ。

 まぁ、携帯履歴という物的証拠が残ってしまっているので、もうどうしようもないだろう。理事長は「過去には一切なかったことであり、新たに出た問題」とかいって「初めての八百長」と強調しているようであるが、その言葉を信じられる人はどのくらいいるだろうか。

 「相撲はスポーツではないので、別に良んじゃない」と言っていた職場仲間もいたが、(法的にはなんの問題もないだろう)普通の人ならそこまで割り切れないだろう。私もそうだ。

 この点、同じ日本が誇る文化である我が(?)将棋界は現会長の米長邦雄氏が現役時代提唱し、将棋界のスタンダードとなった立派な不文律がある。

 「自分にとって消化試合でも、相手にとって重要な対局のときは相手を全力で負かす」

 所謂、「米長哲学」。私は必ずしも米長氏を全面的に支持するもではないが、この哲学を浸透させた一点だけでも、氏の将棋界への貢献は計り知れないものがあったと思っている。

 角界と同じく過去いろいろスキャンダルもあった将棋界だが、こと勝負に関しては全て真剣勝負と私は信じている。


第69期将棋A級順位戦 大混戦!

2011-02-03 07:17:34 | 将棋

 昨日から今日にかけて、世間の99.999%はなんの興味もないであろう、しかし、一部ファンは大注目していた将棋「第69期将棋順位戦」A級8回戦が行われた。

 ここで1位になれば羽生名人への挑戦権獲得、成績下位2名は下のクラスであるB1へ降格という大勝負、下手をすると最終局9回戦を待たず挑戦者と降級者2名が決まってしまう可能性もあったのだが、そこあたりは皆勝負師。星のつぶし合いが起こって挑戦者、降級者とも決まらず、3月2日の「将棋界の一番長い日」と呼ばれる最終9回戦に全て持ち越しとなり、ファンとしては嬉しい限り。

 個人的に贔屓にしている谷川九段は渡辺竜王に敗れ4勝4敗となって挑戦権獲得の可能性がなくなったのは残念だが、もう一人贔屓にしている藤井九段は丸山九段に勝利、3勝5敗とし、残留の目を残した。挑戦者は森内九段、渡辺竜王の2名に絞られたが、降級者は久保、三浦、丸山、木村、藤井の5名の中から2名という大混戦ぶり。

 いずれにしろ、3月2日の「将棋界の一番長い日」は盛り上がること必至。お楽しみはこれからだ。

  http://www.shogi.or.jp/kisen/junni/2010/69a/index.html