今日は昨日、深夜2時まで「将棋界の一番長い日」を見ていた影響で激眠。しかも、結果は贔屓にしている藤井猛九段、木村一基八段が降級、谷川九段が負けてしまい、負け越し決定&通算1200勝またもお預け。そして見たかった「羽生名人VS渡辺竜王」の名人戦も渡辺負け、森内九段勝利で実現せず…、と自分的には最悪の結果に…涙。
まぁ、勝敗の結果は望んだとおりにはならなかったのだが、久保2冠の粘りに粘る指し回し(最終的には負けたが)は順位戦ならではの光景。見所の多い順位戦最終局だったと思う。
もう一つ今回の順位戦最終局で印象に残ったのは50歳を過ぎてがんばり続ける高橋道雄九段の雄姿。今回、贔屓にしている藤井九段の首切り役になった訳だが、内容的には丁寧な指し回しでほとんど完勝という一局は圧巻だった。藤井ファンとしてはファンタ(終盤の大ポカによる負け)でなく、作戦負けから上手い指し回しでの完敗だったので、諦めがついたと言うか、「まぁ、しょうがないな…」と言う感じである。
今回、藤井九段は10年守り続けたA級から陥落になってしまった訳だが、来期はここで踏ん張り、A級復帰を果たして欲しいと思う。