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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

将棋&日本酒の類似点

2010-12-26 18:46:35 | 将棋

 「3月のライオン」を読んだ影響で本当に久々にNHK杯将棋トーナメントをゴロリと横になって見る。

http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/shogitou/

 激しい矢倉戦を熱中して見ていると妻が横から「なんかこの人たち暗いね…。女の子にあんまり○NASA……。」とボソリ。

私「………」。(反論出来ず)

 趣味には女性受けする趣味としない趣味というものがあって、おそらく将棋などは後者の最たるものだろう。(まだ、囲碁の方が女性棋士も多いし、上品だし、イメージが良いような気がするが…。まぁ、大差ないか。)

 まぁ、別に女性に受けなくても良いとは思うのだが、あまりネガティヴなイメージを放置しておくのはやはりマズイと思う。確かに一般の人からも将棋は「オジンくさい。暗い。ダサい。」とあんまり良いイメージは持たれていないのは残念ながら事実だと思う。

 実際には、名人戦などタイトル戦での和服姿の棋士の対局姿は本当に美しいし、「知的な魅力を持つ素晴らしい日本文化なのだ!」と力説したいところなのだが、一般的にそこあたりの魅力が伝わっていないようだ。

 これと似たようなことが、おそらく同じく日本固有の文化である「日本酒」にも当てはまるのではないだろうか?

 かく言う私も元来、外国かぶれっぽいところもあって、この年まで「日本酒」というと何かダサいというか、古臭いイメージを持って敬遠していたのも事実。「人は見た目が9割」ともいうが、趣味や文化も中身が素晴らしくともイメージがネガティヴだと人は注目してくれない時代なのだ。

 日本酒業界も遅まきながらそのイメージ改善に乗り出してきているようで、先に取り上げた「蔵元のイケメン若旦那の座談会」などスタイリッシュな企画や女性向けのマーケティングに力を入れ始めたようだ。

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 将棋や日本酒は日本が誇る素晴らしい文化であることは事実。ネガティヴなイメージを払拭して21世紀も生き残って行って欲しいと思う。

 

 


3月のライオン 一気読み

2010-12-26 12:08:31 | 将棋

 前から気になっていた将棋漫画、ハチミツとクローバーの羽海野チカ著「3月のライオン」の1巻から最新刊の5巻まで大人買いして一気読み。(正確に言うと1巻を買って面白かったので残り5巻までを大人買い。)

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 あらすじは「東京の下町に1人で暮らす17歳の少年・桐山零。彼は幼い頃に事故で家族を失い、心に深い傷を負ったまま、将棋のプロ棋士として孤独な生活を送っていた。そんな零の前に現れたあかり・ひなた・モモの3姉妹。彼女たちとの交流を深めていくうち、零は失っていたものを少しずつ取り戻していく…。」(Wikipediaより)というものなのだが、グイグイ引き込まれて一気に読んでしまった。

 将棋を題材にした漫画はこれまで、「駒が舞う」、「五5の龍」、「月下の棋士」、「投了すっか」、「将棋の子」、「しおんの王」、「ハチワン・ダイバー」…と結構あって、それなりに皆、読み応えがある作品だった。ただ、どうも将棋漫画は非常に暗い設定というか、かなり誤解を与えかねない面をもっていたのも事実。

 おそらく、今あげた作品の中では週刊スピリッツに連載された「月下の棋士」が一番メジャーだと思うのだが、ここに出ているプロ棋士達は相当ぶっ飛んだと言うか、はっきり言って変態みたいなキャラクターがバンバン登場。将棋ファンとしては、嬉しい反面、ちょっとやり過ぎでは…の思いが拭えなかった。(谷川九段をモデルにした滝川名人など「フェヘツッヘ…」とか言って狂ちゃうし…)

 その点、この「3月のライオン」、主人公の生い立ちの設定など暗いことは暗いのであるが、羽海野チカタッチのほのぼの感が暗い設定を抑えて、ギリギリのところで成立しているようで、将棋ファンとしてちょっと安心という感じだ。

 将棋を全く知らなくても楽しめる作品であるが、将棋ファン(というか正確に言うとプロ将棋ファン)だと数倍楽しめる作品になっていて、私など思わず笑ってしまい、家族に不気味がられてしまった。いずれにしろ、今後の展開が楽しみである。

※  タイトルの「3月のライオン」"March comes in like a lion"は、“March comes in like a lion and goes out like a lamb. というイギリスのことわざの一部より取られているらしい。勉強になった。

※ この漫画の3巻からは私の ファンである藤井猛九段が辻井武史九段として登場している。ここでもギャクにされているのには笑ってしまった。藤井九段は真のエンターティナーなのである。


関西将棋会館訪問

2010-12-14 21:59:47 | 将棋

 ザ・シンフォニーホールを出て、JR福島駅方向に歩いて行くと見えてくるのが、関西将棋会館。

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 ふらりと中に入ってみると、流石に谷川九段関連商品が目立つ。なんだかんだ言っても関西での谷川人気は絶大と言う感じでファンとしてはやはり嬉しい。

 ふと掲示板を見ると渡辺竜王3勝目の記事が。羽生名人の憔悴しきった表情が印象的。渡辺の竜王戦での強さは驚異的だ。

 竜王戦も煮詰まってきているようだが、個人的にはやはり順位戦に注目。私の予想通り、順位戦は森内九段が首位に立っているが、谷川先生も次の丸山戦に勝利すれば同率首位ターン。是非、夢を見せてほしいと思う。

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谷川浩司九段、順位戦単独トップ!

2010-10-29 00:16:23 | 将棋

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 将棋、竜王戦「渡辺竜王vs羽生名人」の方は渡辺竜王が出だし2連勝と、「2-4で羽生4冠竜王奪取!」との私の予想が早くも外れそうな気配であるが、同時に名人戦挑戦者を決めるA級順位戦も進行し、現在、4回戦まで終了している。

 現時点でのトップは全勝の谷川九段、それに3勝1敗の森内九段と渡辺竜王が追う展開。一方、降級戦線ではここまで3連敗で沈んでいた藤井九段が初勝利を上げ最下位を脱出した状況。

 谷川、藤井ファンの私としては嬉しい展開を見せた4回戦である。まぁ、谷川九段については、昨年も破竹の4連勝で「谷川完全復活、名人戦登場!」とファンを沸かせたものの、後半、大失速に終わっているだけに過度な期待は禁物だが、やはり、久々振りの名人戦登場を期待してしまう。

 まぁ、結局、森内挑戦という結果になりそうな気がするが、谷川挑戦、藤井、驚異の残留に期待したい。


第23期竜王戦七番勝負開幕! 渡辺竜王VS羽生名人

2010-10-14 23:08:58 | 将棋

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 第23期竜王戦七番勝負 渡辺竜王VS羽生名人が10月14日長崎市で開幕した。私の場合、現在、指す方は完全に休業状態、プロ棋戦のフォローも十分ではないライトな将棋ファンなのだが、将棋界の最も長い日と言われるA級順位戦最終日(3月初め)と名人戦(4月~6月)、そしてこの竜王戦(10月~12月)の2大棋戦は一応フォローしている。

 渡辺竜王VS羽生名人といえば、2年前の竜王戦、まさかの「渡辺竜王3連敗からの4連勝、永世竜王獲得。羽生名人、将棋界初の3連勝からの4連敗で永世7冠獲得ならず」と言う劇的な展開が記憶に新しい。今回は羽生名人の永世7冠再挑戦、リベンジなるかという訳でかなり注目度が高いのではないだろうか?

  個人的には4-2で羽生名人、竜王奪取、永世7冠制覇という展開になると読んでいるが、いずれにしても名勝負を期待したい。

(個人的には谷川浩司永世名人と藤井猛九段のファンなので、今期は谷川先生名人戦挑戦決定、藤井先生またもや奇跡のA級残留を期待しています(笑))