朝新聞を開くと、将棋第70期名人戦7番勝負 森内vs羽生第1局を観戦した将棋ファンの梅田望夫氏の寄稿記事が目に入る。タイトルは「将棋の控室が熱い 名人戦の見方」。
梅田氏はミューズ・アソシエイツ社長を務め、シリコンバレーを中心に活躍されている方だが、「シリコンバレーから将棋を観る」などの著作もあり、将棋ファンとしても有名。
梅田氏は羽生二冠の「将棋を自由に楽しんでほしい。強さには関係なく、思ったことを自由に言い合いながら。絵画だって、知識豊富な専門家だけが楽しむものではないですよね」との言葉を引用、インターネットで気軽に楽しめる環境が整った今、「将棋は難しい、だから強い人や勉強した人しか楽しめない。」というファンの意識を変えるべきでは…と提唱している。全く同感だ。
私が趣味としているクラシックも同じようなことが言えるが、将棋はどうしても深淵な世界…ということが強調されがちで、弱い人、初心者を受け入れない体質があるのは否めない事実だろう。まぁ、野球やサッカーに比べて、超初心者でも一目で「スゲェ~。」と言う分かりやすさはなく、ある程度基礎的な知識が必要なのは確かだが、ちょっと必要以上にマニアックで閉鎖的傾向が過ぎるのではないだろうか。これだけ素晴らし世界、やはりもうちょっと垣根を低くして、多くの方に気軽に楽しんでもらいたいと思う。
今回の梅田さんの記事で観る将棋ファンが少しでも増えることを期待したい。