goo blog サービス終了のお知らせ 

りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

「森田将棋」で知られる森田和郎さん死去判明。 我が将棋再入門のキッカケ。ありがとう、森田さん。

2013-06-04 22:50:55 | 将棋

   コンピューター将棋ソフト「森田将棋」を開発したプログラマーの森田和郎(もりた・かずろう)さんが、昨年7月27日に亡くなっていたことが、3日分かった…とのニュースを聞く。

 森田さんはコンピューター将棋の草分け的プログラマー。1980年代半ばに発売されたパソコン用ソフト「森田和郎の将棋」に始まる「森田将棋 シリーズ」には私もお世話になった。

 将棋については、対戦相手を見つけるのが大変…というのが難点だった訳だが、森田将棋を始めとするコンピュータ・ソフトの登場により、手軽に将棋が指せるようになった。(その後、インターネット対戦に移行。)

 小学校の時以来、指していなかった将棋を再び、社会人になって指すようになった切っ掛けとなった森田将棋。私のように森田将棋で将棋再入門した人というのは結構多いのではないだろうか?。

 森田将棋の登場から28年。当時は私にすら敵わなかった将棋ソフトも今やプロ棋士をも破る程。そのような将棋ソフトの進化を森田さんはどう感じていただろうか?

 遅れてしまったが、謹んでご冥福をお祈りしたいと思う。森田さんありがとうございました。


第2回電王戦、プロ棋士敗北。当然、リベンジしなきゃダメでしょ。

2013-04-21 00:51:07 | 将棋

 将棋のプロ棋士とコンピューターソフトが5対5の対抗戦を行う第2回電王戦。1勝2敗1持将棋…と、コンピュータ側に先行を許したプロ棋士側、最後は現役A級棋士 三浦弘行八段登場、引き分けに持ち込むことが出来るか…ということで注目を浴びていた訳だが、102手にてGPS将棋が快勝、結果1勝3敗1持将棋…とコンピュータ側の勝利…という結果に。

 正直、初戦、阿部四段が勝利した時、「おっ、これで行けるか?」と思ったのだが、その後はコンピュータ側の勝利が続き、1勝3敗1持将棋…という結果は、想定内とは言え、やはりショック。

 主催者側は第3回の電王戦開催を既に日本将棋連盟に申し込んだ…ということらしいが、ここで引き下がっては、情けない…「当然、リベンジしなきゃダメでしょ。」と言う感じ。

 まぁ、ファンというものは勝手なもの。谷川会長以下、日本将棋連盟には、是非、前向きに検討してもらいたい…と思う次第である。


第71期名人戦開幕!よりも注目は第2期電王戦だよな、やっぱり。ホント、商売下手なんだから将棋連盟。

2013-04-10 23:30:34 | 将棋

 第71期名人戦が開幕。第1局は相掛戦、後手番の森内名人が先勝、3連覇に向けて好スタートを切る…とのニュースを聞く。(ホント、名人戦となると森内名人強いんだから…。)

 しかし、世間の注目は棋界の最高峰、名人戦よりも、プロ棋士vsコンピュータ将棋ソフトの五番勝負、電王戦の方ではないだろうか?こちらの方はプロ棋士先勝でスタートしたものの、第2局、第3局と連敗。五番勝負でプロ棋士側はカド番に追い込まるという危機的状況。

  しかし、なんで電王戦、名人戦とかかるこの時期に行うのかなぁ…。世間的にはプロ棋士vsコンピュータに注目が集まるのは必然。どうせやるなら名人戦が終わった7月頃にやれば良いのに…と思ってしまう。ホント、日本将棋連盟って商売ヘタなんだから…。

 正直言って、電王戦の方は「もうダメポ…。」というムードが漂っているが、塚田九段、三浦八段、是非とも意地を見せて欲しい…と思っている。


第2回電王戦開幕!祝、阿部光瑠四段先勝!! まだ人間がコンピュータに負けるところは見たくない。

2013-03-23 23:13:31 | 将棋

  将棋のプロ棋士と、コンピューターソフトが5対5の対抗戦を行う第2回電王戦の第1局が東京将棋会館で行われ、阿部光瑠四段が将棋ソフト「習甦」に113手で勝ち、プロ先勝…とのニュースを聞く。

 昨年1月に行われた第1回電王戦は最強ソフト「ボンクラーズ」が故米長邦雄永世棋聖を打ち破った訳だが、米長さんは一応、引退棋士だったので、まだ、公式戦では現役棋士はコンピュータに敗れてはいない…と言うことで、ひとまず「ほっ…。」と言ったところ。

 10年程前までは、「チェスとは違い、中盤が長い将棋に関しては、まだまだ人間に追いつくのには時間がかかる。」…と言う見解が強かったように思うが、コンピュータ将棋の実力の向上は急で、今や人間が負け越すのは時間の問題…という雰囲気なのは確か。

 ただ、短時間の将棋ならともかく、持ち時間の長い将棋については、まだまだ人間の負けるところは見たくない…というのが一般の将棋ファンの本音ではないだろうか。(今回の電王戦の持ち時間は4時間と、かなり長い部類。)今回の阿部光瑠四段vs習甦 戦は、先手番の阿部四段が角交換から力将棋に持ち込み、無理な攻めを誘って終始優位、勝ちきった…とのことだが、いかに中盤、未知の局面に持ち込むか…というのが、人間勝利のポイント…と言ったところだろうか。

 今後、佐藤慎一四段対「ponanza」、船江恒平五段対「ツツカナ」、塚田泰明九段対「Puella α」(ボンクラーズ後継)、三浦弘行八段対「GPS将棋」…と、五番勝負が続いていく訳だが、やっぱりまだ人間がコンピュータに負けるところは見たくない…と言うことで、各棋士にはプレッシャーがかかると思うが、がんばって欲しい…と思う次第である。

 (一応、本電王戦、期待を込めて4-1で人間勝ち…と予想しておこう。)


第71期A級順位戦 谷川九段 2勝7敗 負けて残留決定。しかし、締らないなぁ…。

2013-03-02 08:09:24 | 将棋

 有料で観られない…と思っていた将棋第71期A級順位戦だが、囲碁・将棋チャンネルとは別にスカパーが無料放送実施してくれるということで、夜9時から終局まで5時間程視聴。(なんかスカパーの方は途中、盤面そっちのけでメール紹介ばかり…。やっぱり囲碁・将棋チャンネルじゃなきゃダメだな…って感じ。無料放送なんで文句は言えないけど…。)

 羽生-橋本戦は早々に橋本八段が投了。羽生三冠の名人挑戦が決まるとともに、橋本八段の降格が決定…ということで、焦点はもう一人の降格者は谷川九段か高橋九段か?へ。

 個人的にファンである谷川九段、是非とも勝って地力残留を!と思ったのだが、相穴熊戦となった屋敷九段との戦いは、私の様なド素人目にも勝機なし…といった局面が続き、程なく投了。2勝7敗という成績で高橋-三浦戦の結果次第と言う状況に。

 高橋-三浦戦は日をまたぐ紛れた展開になったが、最後、高橋九段が投了。2勝7敗…と谷川九段と同じ勝ち星ながら、順位の関係で降格、谷川九段は九死に一生を得て、残留ということになった。

 昨シーズンのアルビレックス新潟のように最終戦 勝って残留決定!と言うことなら「さすがタニー!」と、ファンとしても盛り上がる訳だが、負けて(しかも惨敗)なんとか残留…ということで、「締らないなぁ…、まぁ、容赦なしの真剣勝負、米長死しても米長哲学は残っているというところか。」といった感じ。

 かつての剛速球投手が痛めた肩をかばいながら、だましだまし押さえている…といった感じで、痛々しい谷川九段の今の姿だが、まぁ、A級残留が決まってなにより。(会長就任直後にB1に陥落っていうのもねぇ…。)

 ほとんど無理だとは思うが、来期は谷川九段の復活を期待したいと思う(毎年裏切られているけど…)。