コンピューター将棋ソフト「森田将棋」を開発したプログラマーの森田和郎(もりた・かずろう)さんが、昨年7月27日に亡くなっていたことが、3日分かった…とのニュースを聞く。
森田さんはコンピューター将棋の草分け的プログラマー。1980年代半ばに発売されたパソコン用ソフト「森田和郎の将棋」に始まる「森田将棋 シリーズ」には私もお世話になった。
将棋については、対戦相手を見つけるのが大変…というのが難点だった訳だが、森田将棋を始めとするコンピュータ・ソフトの登場により、手軽に将棋が指せるようになった。(その後、インターネット対戦に移行。)
小学校の時以来、指していなかった将棋を再び、社会人になって指すようになった切っ掛けとなった森田将棋。私のように森田将棋で将棋再入門した人というのは結構多いのではないだろうか?。
森田将棋の登場から28年。当時は私にすら敵わなかった将棋ソフトも今やプロ棋士をも破る程。そのような将棋ソフトの進化を森田さんはどう感じていただろうか?
遅れてしまったが、謹んでご冥福をお祈りしたいと思う。森田さんありがとうございました。