録画してあった今年の大河ドラマ「平清盛」第1回を観る。
17.3%という歴代ワースト3位の低視聴率で「松ケン 大河大爆死!」、兵庫県知事からは「薄汚れた画面で見る気にならない」などとボロクソ状態の今回の大河、どれだけ酷いか…と期待して?観たのだが、言われるほど悪くないな…という感じ。(確かに天皇を王家とか言っていたり、松田聖子がグイグイでているとか、いろいろ違和感はあったけど…。)
まぁ、視聴率に関しては、平清盛というテーマからして、低視聴率は約束されたようなもので、低視聴率、低視聴率…と騒ぐのはちょっと酷かな…という気がする。個人的には主役の松山ケンイチは映画「マイ・バックページ」での好演の印象が強いので、これから盛り返していってもらいたい…というところ。
今回の大河で個人的に注目しているのは音楽。テーマ音楽を始め、音楽全般を担当しているのは個人的にファンの現代作曲家 吉松隆氏。オープニングは「あぁ、吉松さんしているな~。」という、ちょっとプログレッシヴしているなかなかの佳曲。
あと、最後の次回予告につかわれてるのが、エマーソン・レイク&パーマーの名曲「タルカス」オーケスラ・ヴァージョン。(編曲は 吉松隆氏)以前より、NHKはBGMにプログレッシヴ・ロックの名曲を多用していたが、ついに大河まで…と感慨深い。
…と言うことで、「平清盛」、低視聴率にめげず、盛り返してもらいたい…と思う次第である。