日曜日の夜、NHK Eテレ 「ららら♪クラシック」(しかし、もうちょっと番組名なんとかならんかったんかい…。)、今回のテーマは「もっと自由にピアノ特集」ということで、ピアニスト、小曽根真登場! デビュー当時からファンの私、しっかりとチェックさせてもらう。(なんだかんだ言って、N響アワーの時より遙かに観ている感じ。)
小曽根 真さんというと、天才ピアニストとして、ゲイリー・バートンとのデュオ・アルバム「OZONE」で衝撃デビュー…、音楽的に高い評価を得たものの、一般には「難解…。」と評され、セールス的に低迷…。その後、スタンダード・ナンバーをやったり、マルタをプロデューサーに迎えポップに変身したり、withストリングスしたり…いろいろ迷走した後、ザ・トリオでジャズ・ピアニストとして吹っ切れた後、クラシックにもフィールドを広げ、クラ・ファンにも認められ(ているのかな?)、今や押しも押されぬビッグ・ネームに…と言う感じだろうか。
デビュー当時からファンだった私としては、「良かった、良かった。」と言う感じなのだが、実は最近の小曽根さんのアルバム、買ってないのだ…。
ニューアルバムをCDショップで見つけると、「おっ、小曽根さんのニューアルバム出てる、買ってみるか。」と思うのだが、国内盤しかなく、定価3000円のプライス・タグを見ると「ひでぶ…。」ということでスッと棚に戻してしまう。(アマゾンでも2500円を切ることはないし…。情けない話だが…。)
以前は、迷わずバカスカCDを買っていた私だが、家族持ちの身、なにかと金が掛かる今日この頃、しかも最近は以前と違ってコンサートに主軸が移っていることもあってCDの購入には慎重になってしまっている状態…。それに、なんと言っても、DVDなどのソフトの値段が劇的に下がっているのに加え、CDも輸入盤なら新譜で1500円程度、昔の名盤ならクラシック、ジャズとも1000円アンダー当たり前…というデフレ状態の中、国内版の新譜CD3000円(!)というゴーマンかまして良いですか?的値段は「はぁ?」という感じで、割高感バリバリ…、「よほどのことでなければ、買わないよなぁ…。」と言うところ。前にも書いたが、やはり日本のレコード会社には根本的に考え直してもらいたい…という感じ。
小曽根真さんに話を戻すと、ファンでありながら、実際、コンサートに行ったことがないのが残念。(新潟に来たこともあるのだが、どうしてもスケジュールが合わなかった。)
やはり、ライヴ体験なく小曽根さんの事を語るのも説得力ない訳で、是非とも機会を捉えてコンサートに足を運びたい…、そんなことを思った 「ららら♪クラシック」だった。
※小曽根さん、クラシックも良いですが、デビューアルバム「OZONE」級のジャズ・アルバムをヨロシクお願いしま~す。