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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

きらっと新潟 新潟ジャズ・ストリートに集う人々 好番組、今度はクラシック・ストリートよろしく。

2014-01-31 23:10:43 | テレビ番組

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 NHKテレビ、地元局が制作した「ジャズあふれ出す街角で 新潟ジャズ・ストリートに集う人々」を観る。

 出演者、観客…それぞれの視点から新潟ジャズ・ストリートを多面的に描いた本番組、内容の濃い好番組だったな…という印象。(主催者の視点も欲しかったけど、なにしろ30分番組ですからね。)

 せっかくの新潟が誇る一大イベント、一音楽ファンとして一人でも多くの方に足を運んでいただきたいと思っているが、やはりテレビ番組、それも地上波で放送されると集客効果は大きいよな…という印象。

 マスコミの方には地元でがんばっている人を取り上げて欲しい、今度は新潟クラシックストリートをよろしく…と思った「きらっと新潟 ジャズあふれ出す街角で 新潟ジャズ・ストリートに集う人々」であった。


プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎 駿 スペシャル 人生は面倒くさいこととの戦い。

2013-08-27 22:29:35 | テレビ番組

 月曜日に放映されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎 駿スペシャル」を録画鑑賞。

 本番組は最新作「風立ちぬ」の企画から完成まで、宮崎監督とスタジオジブリに密着した1000日間のドキュメンタリー。

 いままでの宮崎作品から逸脱する作風への戸惑い、戦闘機への愛着と戦争への憎悪とに揺れる心境、300人を統率して一つのアニメーション映画を仕上げる大変さ…などなど、いろいろ興味深かったが、番組の中で一番印象に残ったのは「面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」と言いながら、黙々と絵コンテを描続きける宮崎監督の姿。アニメーション作品に限らず、映画、芸術作品というのは、実に面倒くさく、地味な作業の連続の上での成果…ということを改めて実感した次第。まぁ、芸術作品に限らず、それなりのプライズを得ようとすれば、面倒くささは避けられないというか、「人生は面倒くさいこととの戦い」なのかも知れない…と思った次第。 

 映画なり、音楽なり芸術作品というのは出来た作品が全て、その制作過程などを考えながら鑑賞するのは邪道…という考え方もあるし、実際、私もそう思ってきたのだが、これだけ細部にこだわった映画、のほほ~ん、と1回観て評価する…というのも失礼な気がしてきた。上映中にまた映画館で観ようかな…と思った次第である。


NHKスペシャル 新富裕層vs国家 ~富をめぐる攻防~ 限界効用逓減の法則って真理だな、やっぱり。

2013-08-21 06:30:17 | テレビ番組

 この日曜9時から放送された「NHKスペシャル 新富裕層vs国家 ~富をめぐる攻防~」を録画で視聴。

 資産100万ドル以上の新富裕層は現在、世界に1100万人居るそうだが、その数が世界第2位の日本の新富裕層が向かっている先は税負担が低く、富裕層を優遇している金融国家シンガポール。

 番組では、そのシンガポールに移住した日本人新富裕層の生活が紹介されていたのだが、その生活は超高層マンションに住み、フェラーリで仲間と隣国マレーシアまで一杯数百円のローカルフード食べに行ったり、高級ワインを飲んで仲間とパーティー(情報交換)したり…。

 う~ん、別に負け惜しみじゃないが、「特に羨ましい生活という風には見えないなぁ…。基本、やっている事、自分の生活と大差ないし…。」という感じで、「お金稼いでも、やっていることってこんな程度?」と言うのが正直な感想。

 お金持ちと言えばお約束のようにフェラーリを始めとした高級車な訳だが、私も親戚のフェラーリ カリフォルニアやポルシェ、ベンツ、BMW…と言った高級車に一通り乗せてもらったことがあるのだが、凄いことは凄いけど、ドイツならともかく、制限速度が基本100キロの日本で乗ってもなぁ…って感じ。(そこまでお金出して買う価値あるのかなぁ…保険だけで年100万近く掛るらしいし…。)

 また、家にしても、大きさで言うと4LDK、坪単価で言うと80万円ぐらいまではグレードの高まりは実感できるものの、それ以上になると、大して変わらなくなるなぁ…というのが自分が家を建てた実感。

 新裕福層と呼ばれる方々の行動パターン、テレビを観た限りでは、まさに19世紀の経済学者ヴェブレンの言うところの誇示的消費そのもの…という感じを受けた。

 経済学の教科書で「限界効用逓減の法則」※と言うのを最初の頃習う訳だが、お金はあるにこしたことはないが、ある程度を越えると、一気に効用って下がっていくんだなぁ…と思った「NHKスペシャル 新富裕層vs国家 ~富をめぐる攻防~」。新富裕層になるには、能力は無論だが、リスクを取るとともに、長時間労働、多大なプレッシャーに基本耐えなければならない訳で、とても自分には無理って感じ。

 自分はあくせく働らかなくても(残念ながら、あくせく働いているけど。)、のんびり、ダラダラ暮らすのが合っているかな…と改めて思った次第である。

 ※ 財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる、とする考え方。良くビールが例にあげあれるが、当たり前といえば当たり前の考えで、法則なんてオーバーだなぁ…って感じ。なんで経済学って難しそうな用語(ジャーゴン)を使うんだろう…。


朝まで生テレビ 激論、日本の戦争 今、何を伝え、学ぶのか? とりあえず近現代史は教えた方が良いんだ

2013-08-10 12:35:54 | テレビ番組

 テレビ朝日の「 朝まで生テレビ 激論!日本の戦争 今、何を伝え、学ぶのか?」を視聴。 

 舛添要一さんや石川 好さんと言った初期の朝生で活躍された方が久々に登場、個人的には「懐かし~。」という感じでそれなり面白かったのだが、(東大助教授時代の桝添さんは抜群の切れ味だったのだが、いまは口数も少なく、時の流れを感じた次第。)、テーマがテーマだけに、所謂右派と左派はいつものとおり平行線…。

 そんな中、若手の古市憲寿氏(社会学者)と、いつもはブチギレて退席寸前…という感じの東浩紀氏(批評家)の冷静な発言が印象的だった。 

 議論となっていた歴史教育の必要性には同感だったのだが、近現代史については、どんなに頑張ってもイデオロギーを完全に排除する事はできないので、どのように教えるかについては難しいところ。ただ、今はどうか良く分からないが、私のころは近現代史あたりは時間がなくてろくに授業で取り上げなかったたので、教えないより一応教えた方が良い事は間違いないだろう。

 個人的には社会科学系学部の大学受験に世界史を必修にして、ちゃんと近現代史を出せば状況は相当改善すると思うのだが…。(今は一般入試の比率が著しく下がっているので、効果は限定的だと思うけど…。)

 そんなことをぼんやりと思った「朝まで生テレビ 激論!日本の戦争 今、何を伝え、学ぶのか?」だった。

 


BSプレミアム 英雄たちの選択「日露戦争・運命の一日~東郷平八郎の日本海海戦~」運命の女神はなんと残

2013-07-26 06:39:43 | テレビ番組

 NHK-BSプレミアムで放送された 英雄たちの選択「日露戦争・運命の一日~東郷平八郎の日本海海戦~」を鑑賞。

 英雄たちの選択は今回3回目。1回目の勝海舟、2回目の徳川家康に続いて取り上げられたのは日露戦争の勝利を決定づけた日本海海戦の英雄、東郷平八郎。

   日本海海戦と言えば、所謂T字戦法が有名な訳だが、本番組は、その前段、姿を消したバルチック艦隊をどこで迎え撃つか、直前まで葛藤し続けた東郷平八郎、その運命の選択に迫るという切り口。武士の家計簿で知られる磯田道史氏が司会を担当、宮崎哲弥、半藤一利、中野信子、小谷賢さんなどが出演して喧々諤々。

 バルチック艦隊は対馬海峡を通るか、津軽海峡を通るか…ギリギリまで分からず、連合艦隊司令部の意見も真っ二つに分かれる中、東郷の下した決断は「もう一日待つ。」
 次の日、バルチック艦隊が発見され、対馬海峡を通ることが判明、そして日本海軍大勝利、日露戦争終結、その後の日本の躍進へと繋がっていく。

 史実を振り返れば、間違いなく東郷の決断は正しく、東郷が近代日本史に輝く英雄なのは間違いはないのだが、この日本海海戦の大勝利(東郷が一日待つ…と言った決断によるもの)が、長期的に見れば、日米開戦に至る悲劇の始まりだった…というのはなんとも皮肉というか、運命の女神はなんと残酷なのだろう…と感じた次第。(この日本海海戦の大勝利=東郷の決断がなければ日本の日露戦争の勝利はなく、大陸への足がかり、後の思い上がった大国主義もなく…ということで、太平洋戦争に至ることは確実になかったことだろう。超長期的に見れば、東郷の正しい決断が日本に災いをもたらしたとも言える。無論、東郷には何の責任もないが…。(この時点では…。))

 いずれにしろ、アジアの小国日本の歴史的大勝利は日本ばかりでなく、世界史も変えた。戦後教育からは消されてしまった東郷平八郎だが、やはり世界史に刻まれる英雄と思った「日露戦争・運命の一日~東郷平八郎の日本海海戦~」であった。