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りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

「デート〜恋とはどんなものかしら〜」 年度末迫る…。はぁ、俺も高等遊民になりたいよ。

2015-02-16 23:02:13 | テレビ番組

 月曜日、どんよりムードで朝仕事に向かう。

 月曜日はいつもどんよりムードなのだが、特にあっと言うまに2月中旬、これから年度末のバタバタ生活が始まるのか…ということで、何時にもまして「哀愁のマンディ(I Don't Like Mondays)」状態。

  そんな憂鬱な月曜日なのだが、最近、ちょっと楽しみにしていることもあって、それが夜9時から始まるフジテレビのドラマ(所謂 月9)「デート〜恋とはどんなものかしら〜」。(恥ずかしいけど言っちゃった。)

 ほとんど民放地上波などは観なくなった私なのだが、このドラマに出てくる長谷川博己演じる高等遊民と自称する35歳のニートが「現在寄生している母の年齢や老いから、新しく「寄生」出来る相手を探し結婚する。」という発想に共感、面白く観ている次第。(客観的に面白いドラマかは疑問だが…。)

 主人公は本やDVDの山に囲まれた部屋に一人籠もって生活しているのだが、「俺もこんな生活送くりたい…。」と言うのが本音。(実際、私も休日出勤の代休などは朝から酒を飲みながら本読んだりDVD観たりしているけど。)

 実際問題、27年余りサラリーマン生活を続けてきた訳だが、日付けが変わるまで残業、それでも終わらず休日出勤とか、子供の世話をしながら共稼ぎでぶち切れ寸前とか、家族に気を遣って良き父親を演じる…などという生活はもういいや…という感じもあって(投げやり人生)、このドラマのような人生もアリだったのかもな…と思う次第。

 まぁ、隣の芝生は青いと言うし、どんな人生を送っても人間後悔するものなのだろう。

 今の段階では住宅ローンも残っているので、「もうやめた!!」とは言えず、今の生活を続けるしかないのだが、早くリタイアして毎日、朝から高等遊民生活を送りたいものだな…と思う次第である。


少子化推進ドラマ「残念な夫」 今の世の中、男性に厳し過ぎるんじゃないかな…。

2015-01-16 20:37:56 | テレビ番組

 一応、子育て世代の私、この14日から始まった玉木宏主演のドラマ「残念な夫」を録画鑑賞。
 
 玉木宏演じる主人公榛野陽一と倉科カナ演じる専業主婦知里。陽一は仕事は出来て、性格もよく、ルックスも抜群の「理想の夫」。結婚生活は順調だったが、子供が生まれてから一転。
 初めての育児でストレスが高まった知里は、育児を手伝わない夫に「残念な夫」の烙印を押してブチギレ。陽一は妻の知里が何故イライラしているのか理解できない中、なんとか円満の家庭を取り戻そうと奮闘するのだが…というストーリー。

 女性視点からすると「妻の気持ち分かる、分かる。もっと言ってやって!!」という感じなのかも知れないが、やたら妻がブチギレ、キーキー叫びまくる…と言う場面ばかりで、独身男性が見たら「結婚生活ってこんなものなのか…。俺、ムリポ…。」という気持ちになるのではないだろうか。

 本作も脚本陣は全て女性みたいだが、主人公の様に、一人の稼ぎでそれなりのマンンションに住まわせ、専業主婦させられる年収の男性が今やどの位いると言うのか?
 それに加え、性格もルックスも良い…となると、本作の主人公は1万人に一人いるかいないか…という逸材であって、それでも「残念な夫」とか言われると、男性としては立つ瀬がない…というか、やってらんねー状態になるのでは…。そう言う意味では本作、「少子化推進ドラマ」と言えるかも知れない。(正直、ドラマとしても「残念な出来」と言わざるを得ない…。)

 なかなか表だっては言えないのだが、今の少子化問題、ほとんど全てが女性視点から語られている…というのが現状であって、男性の本音を言うことはほとんどタブー状態。
 長時間労働でクタクタになりながら、子育ても分担、休日には家族サービスしろ!と言われるなら、「だったら収入もハーフ&ハーフでシャアしてね…。」と言いたくなる男性も多いのではないだろうか。

 まぁ、コミカルドラマに毒着く気はなく、半分冗談な訳だが、男性視点の意見もちゃんと言える世の中にならないと、少子化はどんどん進んでいくんじゃないかな…と思った「残念な夫」であった。
(そんな事で、東村アキコさんの「東京タラレバ娘」どこかドラマ化してくれないかな…。ムリだよなぁ、やっぱり。)


大河ドラマ 軍師官兵衛終了Ⅱ 関ヶ原で西軍が勝っていたら日本は…やっぱり、考えちゃうよなぁ。

2014-12-23 06:22:53 | テレビ番組

   NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」最終回「乱世ここに終わる」のメインは天下分け目の関ヶ原。

   徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍、合計20万近くの大軍が激突、小早川秀秋を始め裏切り続出し、西軍は総崩れ、長期戦必至の予想に反してわずか1日の戦いで東軍が勝利、以後、徳川の天下へと時代は動いていく…ということになった訳だが、歴史ファンの誰もが一度は「もし西軍が勝っていたら日本はどうなっていたのか?」と考えるのではないだろうか。

 たしかに徳川家康が礎を築いた江戸幕府は260年もの長きに渡って戦乱のない世を作った訳だが、その間、経済は伸び悩むは、度重なる飢饉が襲い、何万人もの餓死者は出るわ、鎖国の実施により世界の趨勢から取り残されるわ…と日本が失ったものは少なくなかったのではないだろうか?

 実際の話、西軍が勝っていたとしても、その後、豊臣政権が続いていたかについては不確定要素が多すぎて、なかなか難しいところだが、確実に言える事は、日本人のメンタリティは確実に今とは異なっていただろう…と言う事。

 生前、国民作家 司馬遼太郎氏は功罪半ばすると言いつつも、世界的普遍性から離れていった江戸時代には批判的であった様だ。私は司馬氏の歴史観にはかなり疑問…という立場の者だが、この意見には静かに頷くしかない…と言う感じ。
 少なくとも、「西軍が勝った方が、日本の歴史は面白かったんじゃないかなぁ…。」と思った「軍師官兵衛」最終回「乱世ここに終わる」を観ての感想であった。


大河ドラマ 軍師官兵衛終了。なかなか良かったな、今年の大河。

2014-12-22 19:10:19 | テレビ番組

   突然の衆議院選挙の影響で1週間遅れで放映となったNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」最終回「乱世ここに終わる」を観る。
   大河ドラマは「今年こそ観よう。」と思いつつ、いつも途中で観るのを断念するのが常なのだが、今年は最後まで楽しませて頂いた。

 最近の大河ドラマ、アイドルの起用が多く、いろいろ批判を浴びていた訳だが、今回のキャスティングは結構良かったのではないだろうか。やはりMVPは主役 黒田官兵衛を演じた岡田准一さんだったと思うが、黒田長政を演じた松坂桃李、石田三成を演じた田中圭さんあたりもがんばっていたんじゃないかな…と思った次第。(松坂桃李については、映画「ガッチャマン」で大ミソをつけたけど、これで挽回…って感じ。また映画「マエストロ」で大コケしないか心配だけど…。)

 終盤、個人的にファンである石田三成について「ちょっと悪役に描き過ぎているんじゃないかな…。」と言う感がなきにしもあらずだったが、最終回、ちょっとしたフォローがあって、三成ファンとしては「とりあえず納得…。」というフィナーレに「ほっ。」最終回は有名なエピソードを巧みに挿入しつつ、うまく纏めていたと思った次第。

 また、暇が出来ればじっくりと再鑑賞したいな…と思った今年の大河「軍師官兵衛」であった。


BSプレミアム 英雄たちの選択 すいません、武田勝頼。歴史評価の難しさを再認識。

2014-09-26 18:21:43 | テレビ番組

 木曜日、BSプレミアムで放送された戦国合戦の謎「長篠の戦い 戦国最強・武田軍はなぜ敗れたか?」を視聴。

 戦国最強と謳われた武田軍。その武田軍が信長・家康連合軍に大敗した長篠の戦い。  近代史についてはそれなりに知識のある私だが(無駄な知識ばかりだけど。)、日本の戦国時代については高校の授業でぼぼ止まっている状態。そのため、長篠の戦いについては、「偉大な信玄を継いだ無能な二代目、武田勝頼が無謀な正面突撃を敢行するも革命的な鉄砲戦術の前に惨敗。その後、武田氏は滅亡に向けてまっしぐら…。」という知識しかなかったのだが、実際には武田軍は意外に善戦、勝頼にしても、無能な二代目…ということではなく、いろいろな考えあって正面突撃作戦を選択したことも判明。あと、長篠の戦い敗戦の後、旧家臣団をパージしつつ、改革を断行、一時は武田の領国最大化に成功した…というのは新鮮な驚きだった。

 まぁ、あまりに性急な改革は家臣団の離反を招き、結局4年後、武田家は織田信長の手により滅亡…という最悪の結果に終わってしまったので、武田勝頼の今の低評価は致し方ないのかも知れないが、名門であるが故に強力な家臣団が強く、改革が難しかった…という不利な条件の中、奮戦した武田勝頼、もうちょっと再評価されても良いのかな…という気がした。

 番組をそのまま鵜呑みするの気はないが、歴史評価の難しさを再認識するとともに、山川出版の歴史教科書レベルで止まっていてはダメだな…と思った次第。(まぁ、こんなこと知って、実生活にどれだけプラスになるか疑問ではあるけど…。)

 この「BSプレミアム 英雄たちの選択」、「武士の家計簿」で知られている静岡文化芸術大学教授の磯田道史さんが司会を務め、「日本軍のインテリジェンス」などの著作がある防衛研究所の小谷賢さんがレギュラーとして脇を固めていることもあり、エンタメ性をキープしつつ、レベルの高い議論が繰り広げられるのが魅力。

 最近、スポーツ系とクラシック系以外はほとんどテレビを観ない私だが、「BSプレミアム 英雄たちの選択」にはこれからも期待していきたい…と思う次第である。