流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

尾道水道 <渡船>

2023-02-16 | 旅客船・フェリー等
広島県尾道市において、東西に細長い尾道水道で本土と向島(むかいじま)を結ぶ渡船が運航されています。


地元生活に密着した交通手段の一つです。
最盛期には9航路が運航されていましたが、現在は2社(おのみち渡し船、福本渡船)による3航路が運航されています。

駅前渡し

おのみち渡し船・渡船「むかいしまⅠ」


おのみち渡し船株式会社(尾道市向東町)により、通称航路駅前渡しを運航しています。


「尾道駅前乗り場」(尾道東御所)


建造:神原造船(尾道市向東町)、総トン数:19.0トン


旅客定員:95名、車両搭載数:自転車及び125cc未満自動二輪車


福本渡船「向島乗り場」の前を通過します。


河口に入り、向島の中心部である富浜へと運航します。


向島(富浜)に着岸します。


距離650m、所要5分の船旅でした。(^_^v

兼吉渡し

おのみち渡し船・渡船「にゅうしまなみ」


おのみち渡し船株式会社(尾道市向東町)により、通称航路兼吉渡しを運航しています。


「兼吉乗り場」(向島町兼吉)


兼吉乗り場には、映画「あした」(平成7年/監督:大林宣彦)の舞台となったロケセットがあります。


建造:石田造船(尾道市因島三庄町)、総トン数:19.0トン


旅客定員:120名、車両搭載数:乗用車8台又は4トン車1台


土堂に着岸します。


距離300m、所要4分の船旅でした。(^_^/

福本渡し

福本渡船・渡船「第拾五小浦丸」


福本渡船(尾道市向島町)により、通称航路福本渡しを運航しています。


「尾道(土堂)乗り場」(土堂)


当地は、映画「さびしんぼう」(昭和60年/監督:大林宣彦)のロケ地の一つです。
ヒロイン・橘百合子(演:富田靖子)が、渡船からの自転車通学で登場します。


建造:備後造船(尾道市向島町)、総トン数:92.0トン


旅客定員:125名、車両搭載数:8トン車7台


本航路の運航は始発6時から最終22時までの間、ひんぱんに運航とのこと。


向島(小歌島)に着岸します。


距離250m、所要3分の船旅でした。(^_^)


福本渡船は、明治22年(1889年)創業で尾道水道の渡船の中では最も古いそうです。


尾道水道の夜景

古くから市民や観光客の足として活躍し、尾道の風景に無くてはならない渡船でした。
のんびりした雰囲気が堪能できるクルージングでしたね。
ヽ(●´∀`●)ノ【゚。*。+ ワ━イ +。*。゚】ヽ(○´∀`○)ノ

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