流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

宇治駐屯地創立66周年記念行事

2017-11-23 | 陸上自衛隊
11月23日(木曜日)、陸上自衛隊宇治駐屯地において創立記念行事が開催されました。


当地は、京都府宇治市五ヶ庄官有地に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


同駐屯地には次の部隊が駐屯しています。
・関西補給処
・第318基地通信中隊宇治派遣隊
・第131地区警務隊宇治連絡班


同駐屯地の沿革は次のとおり。(同駐屯地ホームページから引用)
・明治27年11月、大阪陸軍砲兵工廠宇治火薬製造所が宇治に発足
・昭和20年9月~21年5月、アメリカ軍駐留
・昭和26年 2月、陸軍砲兵工廠宇治火薬製造所跡地に警察予備隊 「宇治管理補給部隊」発足
・昭和27年10月、保安隊「関西地区補給廠」と改称
・昭和29年 7月、陸上自衛隊「関西地区補給処」と改称
・平成10年 3月、陸上自衛隊「関西補給処」と改称され現在に至ります。


・平成13年、関西補給処・宇治駐屯地創立50周年記念


「1号道路」


「宇治駐屯地通信所」


「駐屯地教場」


「本部庁舎」


駐屯地は明治27年、日清戦争を契機に旧陸軍 造兵廠宇治火薬製造所として発足しました。
日露戦争後には、火薬製造所の分工場が設置されました。


現在の京都大学宇治キャンパス、黄檗山一帯を含めた火薬製造所の総面積が現在の宇治駐屯地の約3倍でした。
大東亜戦争終戦まで多種多様な火薬類の製造を行っていました。


宇治駐屯地の建物は、明治・大正・昭和戦前のものが40%強を占めているとのこと。


厚生センター「鳳凰」


<装備品展示場>
退役した装備品が展示されていました。


「58式155mmりゅう弾砲M1」


国産化されたものを58式と呼ばれています。


「74式自走105mmりゅう弾砲」


最大射程:14,500m、発射速度:10発/分


「60式装甲車」


第2次世界大戦後に開発された日本初の装甲兵員輸送車


「60式自走106mm無反動砲 C型」


車体右側に主砲として60式106mm無反動砲を2門搭載


陸上自衛隊の普通科部隊に装備されていました。


C型は、昭和50年(1975年)以降の生産型として液冷ディーゼルエンジンに変更


多用途ヘリコプター「UH-1H」(41659)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


「61式戦車」


乗員:4名、全備重量:35,000kg


全長:8.19メートル、全高:2.49メートル、全幅:2.95メートル


戦後初の国産戦車として、平成12年まで運用されました。

当地は昭和26年に警察予備隊唯一の管理補給部隊として設立され、幾多の変遷を重ね、昭和29年に
関西地区補給処として改編され、昭和55年にほぼ現在の体制が確立しています。
陸上自衛隊の訓練、有事の際の行動を円滑にするための後方支援を担当しています。
戦闘職種の部隊が所在する駐屯地と比較出来ませんが、要衝の地には間違い有りません。

この後も引き続き、駐屯地内を探索します。・・・・・・・つづく。(^_^¥
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大久保駐屯地見学会

2017-11-21 | 陸上自衛隊
過日、京都府宇治市広野町に所在する陸上自衛隊大久保駐屯地を訪れました。

同駐屯地では、毎月定期的に駐屯地見学会が行われています。詳しくは、ここへ。
平日ではありますが、なんとか都合をつけて見学会に参加しました。


史料館へ案内され、広報担当さんから陸上自衛隊(駐屯地及び部隊)の概要説明を受けました。
大久保駐屯地は建築土木工事を主な任務とする施設科部隊が所在する陸上自衛隊の駐屯地として、災害派遣はもとより国際貢献においても大きな力を発揮しているとのこと。
平成4年、本駐屯地から陸上自衛隊初めてである第1次カンボジアPKOへ派遣された地でもあります。
その後、駐屯地内を案内してくれました。

<駐屯地見学>

「庁舎」
大久保駐屯地では次の部隊が所在しています。
・第4施設団(団本部、団本部付隊、第7施設群、第102施設器材隊、第307ダンプ車両中隊)
・中部方面後方支援隊 第104施設直接支援大隊
・第3施設大隊
・第3後方支援連隊第1整備大隊 施設整備隊
・第397会計隊
・第318基地通信中隊大久保派遣隊
・第131地区警務隊大久保派遣隊
・大久保駐屯地業務隊

<装備品見学>

駐屯地が保有する車両及び施設器材を見学しました。


「73式大型トラック」第3施設大隊 第2施設中隊


「中型セミトレーラ2型_Aタイプ」第7施設群 第381施設中隊


「中型セミトレーラ2型_Bタイプ」第3施設大隊 第2施設中隊


「75式ドーザ」第7施設群 第381施設中隊


防衛省技術研究本部と小松製作所で共同開発された装甲付のブルドーザーです。


戦闘下での土木作業を可能とし、小銃弾及び砲弾片から防護できるとのこと。


「92式地雷原処理車」第7施設群 第381施設中隊


広範囲に地雷が敷設された地雷原を啓開することを任務とする車両です。
73式けん引車を改良した車体の上に2連装の92式地雷原処理用ロケット弾の箱型発射装置が装備されています。


「トラッククレーン」第7施設群 第381施設中隊


「油圧ショベル」第3施設大隊 本部管理中隊


「油圧ショベル」第3施設大隊 第2施設中隊


「グレーダ」第3施設大隊 本部管理中隊


「バケットローダ」第3施設大隊 本部管理中隊


「特大型ダンプ」第4施設団 第307ダンプ車両中隊


「バケットローダ」第7施設群 第381施設中隊


「92式浮橋/動力ボート」第4施設団 第102施設器材隊
92式浮橋は橋間橋節、橋端橋節、動力ボート、道路マット、道路マット敷設装置から構成されています。


動力ボートは、展開した橋節を移動し連結させます。


連結された橋節に車両などを乗せ対岸まで輸送する門橋として使用する方法や両岸まで橋節をつなぎ合わせます。


水流で流されないように動力ボートを使用してバランスをとります。


「92式浮橋/橋間橋節」第4施設団 第102施設器材隊


水面に浮かべる橋間橋節は、折りたたまれて積載されています。


荷台を傾斜させて橋間橋節を水面に滑り落とします。


水面上にて橋間橋節は自動で展開し、フロートとして機能します。


「パネル橋MGB」第4施設団 第102施設器材隊


74式特大型トラック等により現場まで運搬、荷台より降ろし、人力等で組み立てして展開します。
従来のパネル橋の半分程度に抑えられ、耐久重量を60トンまで増加しているとのこと。
90式戦車を通過可能としています。


「ポールタイプトレーラ」
主に弾薬類の運搬や施設機材などの運搬に使用されています。


「1トン水タンクトレーラ」
1軸2輪で1,000リットルの水を運搬することができます。


車体前面左右にそれぞれ3箇所ずつ合計6箇所の蛇口が備え付けられています。

史料館見学

史料館に戻り、館内を見学しました。


「大久保駐屯地について」


開設当日の観閲行進(昭和32年5月3日)


大久保駐屯地全景(平成19年10月)


駐屯地所在部隊の識別帽子


扇子「最後の砦」(偕行社 贈)


「旧軍展示」










「陸上自衛隊の紹介」


陸上自衛隊制服(左:女子用、右:男子用)


防暑服4型(イラク復興支援時に着用)


戦闘糧食Ⅰ型(非常用糧食)


戦闘糧食Ⅱ型(軽包装糧食)


携行食市販品型


「任務達成無事帰る」
第1次カンボジアPKOへの派遣以来から、派遣隊員の無事帰還を祈念し、駐屯地正門近くに置かれたとのこと。

陸上自衛隊としては初めてのPKO派遣された駐屯地を訪れる事ができた事に感激です。
施設科部隊の任務や重要性を知る事もできました。

従来の駐屯地行事とは違った細やかな駐屯地見学の案内でした。
見学当日、参加者があまりの少人数でした。
この状況で対応していただけるのかと心配しましたが、駐屯地広報の方々には快く対応していただきました。

本当にありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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姫路駐屯地創立66周年記念行事 装備品展示

2017-11-15 | 陸上自衛隊
11月12日(日曜日)、陸上自衛隊姫路駐屯地にて創立記念行事が開催されました。
当地は、兵庫県姫路市峰南町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
訓練展示等が終了した駐屯地グランドでは、陸上自衛隊が保有する装備品等が展示されました。


「03式中距離地対空誘導弾/発射装置」(中SAM)第8高射特科群(青野原駐屯地/兵庫県小野市)


ミサイル本隊は、発射装置及び運搬装てん装置に各6発ずつ搭載されています。


「81式短距離地対空誘導弾」(短SAM)第3高射特科大隊(姫路駐屯地/兵庫県姫路市)


「SAM-1 訓練弾」


発射装置には、誘導弾4発が装填可能です。


「93式近距離地対空誘導弾」(近SAM)第3高射特科大隊(姫路駐屯地/兵庫県姫路市)


自走式の近距離防空ミサイル・システムです。


「120mm迫撃砲RT」第36普通科連隊(伊丹駐屯地/兵庫県伊丹市)


「偵察用オートバイ」第3特科隊(姫路駐屯地/兵庫県姫路市)


「155mmりゅう弾砲FH70」第3特科隊(姫路駐屯地/兵庫県姫路市)


通称“FH70”は、西ドイツ、イギリス、イタリアの3か国が共同開発しました。


「軽装甲機動車」(LAV)第36普通科連隊(伊丹駐屯地/兵庫県伊丹市)


「96式装輪装甲車」(WACP)第3戦車大隊(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)


「87式偵察警戒車」(RCV)第3偵察隊(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)


観測ヘリコプター「OH-6D」(31280)中部方面航空隊(八尾駐屯地/大阪府八尾市)


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した500型ヘリコプターです。


日本では、川崎重工業が昭和44年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊に配備されました。
同じく海上自衛隊にも練習機として導入されています。


同機は導入時の OH-6J から → OH-6D へと機種更新されています。


他用途ヘリコプター「UH-1J」(41867)第3飛行隊(八尾駐屯地/大阪府八尾市)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。


同機は導入時の UH-1B から → UH-1H → UH-1J へと機種更新されています。


来場者からの質問に答えていたパイロットさん。


パイロットが身につけている装具品の中に「9mmけん銃」が見えました。
操縦士とはいえ、有事に備える自衛官ですね。 ( ̄ー ̄)ゞ


「74式戦車」第3戦車大隊(今津駐屯地/滋賀県高島市)


74式戦車による体験試乗が行われていました。


61式戦車の後継として開発された第2世代主力戦車に分類される戦車です。


0から200メートル加速:25秒、最高速度:53km/h


日常的に触れる事がない戦車に試乗し、皆さん笑顔ですね。
ワーイワーイへ(ゝд・三≧Д≦)ノワーイワーイ

久しぶりに陸上自衛隊を堪能しました。
隊員の皆様、楽しい時間をありがとうございました。 <(_ _)>

以上で陸上自衛隊姫路駐屯地を後にします。
゚・:,。★\(^^ )♪ありがと♪( ^^)ノ★,。・:・゚
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姫路駐屯地創立66周年記念行事 訓練展示

2017-11-14 | 陸上自衛隊
11月12日(日曜日)、陸上自衛隊姫路駐屯地にて創立記念行事が開催されました。
当地は、兵庫県姫路市峰南町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。

式典会場にて「訓練展示」が行われました。
残念ながら進行に関するアナウンスが一般来場者には全く伝わらず不明でした。(×_×;)
ここは、適当に画像を並べます。 ゴメ━━m(。>_<。)m━━ン!!!!
















進行内容は一切不明でしたが、とにかく迫力ある特科射撃を見せていただきました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"


隊員の皆様、お疲れ様でした。
ヽ(-ω-【*◆*――オツカレサマ――*◆*】-ω-)ノ

この後は、式典会場での装備品展示へと移行します。・・・・・つづく(^_^v


<<番外編/装備品展示への準備>>

他用途ヘリコプター「UH-1J」


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。


観測ヘリコプター「OH-6D」


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した500型ヘリコプターです。


「155mmりゅう弾砲FH70」


短距離であれば自走が可能だそうです。


「87式偵察警戒車」(RCV)


「偵察用オートバイ」


「96式装輪装甲車」(WACP)


「軽装甲機動車」(LAV)


「93式近距離地対空誘導弾」(近SAM)


「81式短距離地対空誘導弾」(短SAM)


「03式中距離地対空誘導弾/発射装置」(中SAM)


純国産の中距離防空用地対空ミサイル・システムです。


準備完了したようです。あとは時間を待つだけですね。
ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
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姫路駐屯地創立66周年記念行事 史料館

2017-11-13 | 陸上自衛隊
11月12日(日曜日)、陸上自衛隊姫路駐屯地にて創立記念行事が開催されました。
当地は、兵庫県姫路市峰南町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。

駐屯地内では、様々な催しが行われていました。
画像にあるゆるキャラは、さんと君だそうです。
細部は不明ですが、姫路駐屯地に所在する第3特科隊から名称しているのでしょうか?


「史料館」
同館は旧陸軍の関連資料をはじめ、警察予備隊から自衛隊へ至る関連資料などが展示されています。


「三一式速射野砲」


明治32年制定、口径:7.5センチ、最大射程:6,200メートル


「75mm砲弾」


館内では、旧陸軍の関連資料をはじめ、警察予備隊から自衛隊へ至る関連資料などが展示されています。


明治29年に第十師団が創設され、姫路市内には次の隷下部隊が置かれました。
・歩兵第八旅団 歩兵第十聯隊
・歩兵第二十旅団 歩兵第三十九連隊
・騎兵第十聯隊
・野砲兵第十聯隊
・輜重兵第十大隊


陸軍大将 本庄 繁(姫路第十師団長→関東軍司令官)


・大戦末期の陸軍兵装(左側)
・南方仕様の陸軍兵装(中央)
・陸軍中尉(右側)


「大阪毎日新聞」


「零式艦上戦闘機52型」


警察予備隊~保安隊制服(昭和25年~昭和29年)


・105mm榴弾砲(10H)(左側)
・105mm榴弾(中央)
・155mm榴弾(右側)


・陸上自衛隊91式制服用雨衣(平成4年から着用)(左側)
・陸上自衛隊91式冬制服(平成4年から着用)(中央)
・陸上自衛隊91式夏制服幹部用(平成4年から着用)(右側)


※左側から各種制服の変遷
・陸上自衛隊制服(平成4年から着用)
・陸上自衛隊制服(女子用)(平成4年から着用)
・陸上自衛隊制服(昭和45年から平成3年までの間着用)
・陸上自衛隊制服(女子用)(昭和45年から平成3年までの間着用)
・陸上自衛隊制服(昭和33年から昭和45年までの間着用)
・陸上自衛隊制服(昭和29年から昭和33年までの間着用)


・国際貢献活動(PKO)の防暑服4型(平成12年から着用)(左側)
・国際貢献活動(PKO)の防暑服(平成2年から着用)(中央)
・旧迷彩服(米軍のウッドランド仕様)(右側)


「110mm個人携帯対戦車弾」(略称:LAM)


「84mm無反動砲」


「89式5.56mm小銃」


「対人狙撃銃」(口径:7.62mm)


史料館隣の広場にて、退役した装備品が展示されていました


「74式自走105mmりゅう弾砲」
最大射程:14,500m、発射速度:10発/分


「75式自走155mmりゅう弾砲」
最大射程:19,000m、発射速度:6発/分


「75式自走地上風速装置」
特科部隊に装備され、主として75式130mm自走多連装ロケット弾発射機近傍の地上風を測定し、
射撃諸元の算定に必要な資料を得ます。


「75式130mm自走多連装ロケット弾発射機」(略称:MSSR)
圧倒的な弾量を同時瞬間的に指向するための特科火力を有します。


「35mm2連装高射機関砲」(L-90)
近代戦に即応する高射自動火器として運用されました。


「105mmりゅう弾砲」


最大射程:11,160m、発射速度:10発/分、操作人員:10名


「155mmりゅう弾砲」


最大射程:14,900m、発射速度:40発/時(持続)、操作人員:12名

今回初めて75式自走地上風速装置を見る機会を得ました。
この様な装備の存在は知りませんでした。
まだまだ知らない事が多いですね。(;^_^A

この後は式典会場へ移動します。・・・・・・・・当然ながら続きます。(^_^¥
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姫路駐屯地創立66周年記念行事

2017-11-12 | 陸上自衛隊
11月12日(日曜日)、陸上自衛隊姫路駐屯地にて創立記念行事が開催されました。
当地は、兵庫県姫路市峰南町に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


同駐屯地には次の部隊が駐屯しています。
・第3特科隊
・第3高射特科大隊
・第3後方支援連隊第2整備大隊 特科直接支援隊
・第3後方支援連隊第2整備大隊 高射直接支援隊
・第352会計隊姫路派遣隊
・第318基地通信中隊姫路派遣隊
・第131地区警務隊姫路派遣隊
・姫路駐屯地業務隊


「本部庁舎」
昭和26年2月、警察予備隊先遣部隊が善通寺から到着して姫路駐屯地として開設。
昭和26年4月、特科第63連隊が発足して以来、幾多の改編を経て現在に至ります。
第10特科連隊(豊川駐屯地/愛知県)や第13特科連隊(日本原駐屯地/岡山県)など多くの特科部隊は、
当地において新編されたことから同駐屯地を『特科部隊、発祥の地』といわれているそうです。


37号庁舎/第3師団姫路自動車教習所


庁舎入口に自動車エンジンのカットモデルが置かれていました。


39号庁舎/予備自衛官隊舎
37号庁舎と同じく歴史がありそうな建物と推測されますが、細部は不明です。


「伝統」
隊員が警衛所を通過する際に毎日『伝統』を目にする事が出来るようにと郷友会から寄贈され建立


「青雲の志」


「誠」


「砲魂」
平成6年3月、特科連隊縮小により第3特科連隊第4大隊が廃止、その功績を称え勇士一同により建立


「哨所」
旧陸軍時代、野砲兵第十聯隊の営門歩哨用として使用されていました。


「記録石板」(左側)
昭和36年11月、播州平野にて陸軍特別大演習が行われ、大元帥である明治天皇の視察を受けた際に
記録した石板として残され建立
「行幸松」(中央)
昭和36年11月、天皇陛下が姫路に行幸せられた際、野砲兵第十聯隊の営門前に玉座
それを誉れとし、永久に記念にするために石碑を設置
「砲弾」(右側)
旧陸軍野砲兵第十聯隊営門付近に野砲兵に象徴である砲弾を模り建立
その後、警察予備隊時に陸軍徽章の星から警察予備隊の鳩徽章を付け替え現在に至る


「軍馬鎮魂 愛馬之碑」
戦場で散っていった軍馬その功績を讃え改めて軍馬の霊よよ安からなれと祈り建立


「野砲兵第十聯隊こゝに」
明治30年10月に創設、日露戦争では遼陽・奉天会戦に参加
姫路第十師団の隷下部隊として駐屯、その間の戦歴を記念碑として設置


「継続は力なり」
平成18年3月、第3特科連隊が第3特科隊に改編され、その際に連隊の沿革を記し建立


「厚生センター」


厚生センター内の食堂にて、カレーライスをいただきました。(^_^)


第131地区警務隊姫路派遣隊「73式小型トラック」(警務隊仕様)


「第3音楽隊」(千僧駐屯地/兵庫県伊丹市)
式典会場へ移動します。


式典行事に備える各部隊の車両群

当地は、明治30年10月に旧陸軍の野砲兵第十連隊、騎兵第十聯隊及び輜重兵第十大隊が駐屯して以来、
第二次世界大戦終結まで第十師団隷下部隊が使用していたとのこと。
歴史ある地に訪れたことに感慨深いです。

この後も引き続き、駐屯地内を探索します。・・・・・・・つづく。(^_^¥
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防府分屯地創設53周年記念行事

2015-11-21 | 陸上自衛隊
11月21日(土曜日)、陸上自衛隊防府分屯地にて開催された「防府分屯地創設53周年記念行事」へ行ってきました。
本行事は同分屯地からの招待を受けた限定イベントでした。
今回は知人が招待者であったことから、付き添い(運転手)として同行することができました。(^_^)

陸上自衛隊防府分屯地は、航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)の敷地内に所在しています。
同分屯地には、次の部隊が駐屯しています。
・第13飛行隊
・中部方面管制気象隊第2派遣隊
・第312基地通信中隊防府派遣隊

航空機を保有する第13飛行隊の格納庫では、各種装備品などが展示されていました。
第13飛行隊は、、海田市駐屯地(広島県安芸郡海田町)に位置する第13旅団の隷下部隊です。
同隊は、同旅団唯一のヘリコプターを保有する航空部隊です。


「バンビバケット」
ヘリコプター用の消火バケツです。
主に林野火災や都市火災を対象とした空中消火活動に使用されます。


「救助ホイスト(UH-1用)」


人員や担架などを吊り上げる装置です。


救助ホイストで吊り上げる「ストレッチャー」など


「ピックアップスリング」


スリングを装着しての吊り上げ体験が行われていました。


「航空ヘルメット」


第13飛行隊が保有するヘリコプター2機種が展示されていました。


偵察ヘリコプター「OH-6D」(31311)


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した小型ヘリコプターです。


乗員4名(操縦士2名を含む)、巡航速度:239km/h


OH-6Dの操縦室内


他用途ヘリコプター「UH-1J」(41803)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


UH-1Jは、エンジンをAH-1Sと同じT53-K-703に換装しています。


同機種は、富士重工業独自の改良型といわれています


UH-1Jの操縦室内


「けん引車,航空機用2.5t」


「航空電源車」


同行事招待者への体験搭乗が行われました。


知人は、招待者なのでUH-1Jに搭乗しました。


搭乗できなくても近くでヘリコプターを見る事ができました。


ちっとも悔しくありません。(×_×)


離陸後、防府市内を飛行するそうです。


約20分の飛行を終えて、防府飛行場に戻ってきました。


この日は晴天だったから、さぞかし見応えはあったでしょう。(+_+)


整備員の誘導によりエプロンに着地します。


体験搭乗された方々は、みなさん笑顔ですね。(^_^)


「ヘリコプター御輿」
防府天満宮御神幸祭“裸坊祭”に参加しているそうです。

体験搭乗できなくて少し・・・・でしたが、この様な限定された行事を見学できたのは貴重でした。
招待者(知人)の付き添い(運転手)として同行できたことに感謝です。

誘ってくれた知人に感謝するとともに陸上自衛隊防府分屯地の隊員みなさま、ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゜・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゜。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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山口駐屯地創設60周年記念行事 装備品展示

2015-10-15 | 陸上自衛隊
10月11日(土曜日)、陸上自衛隊山口駐屯地にて催しされた「山口駐屯地創設60周年記念行事」へ行ってきました。
観閲式及び観閲行進終了後の駐屯地グランドでは、陸上自衛隊が保有する装備品等が展示されました。


「87式偵察警戒車」第13偵察隊(出雲駐屯地/島根県)


「82式指揮通信車」第17普通科連隊(山口駐屯地/山口市)


「96式装輪装甲車」第13戦車中隊(日本原駐屯地/岡山県)


「155mmりゅう弾砲FH70」第13特科隊(日本原駐屯地/岡山県)


「偵察用オートバイ」第17普通科連隊(山口駐屯地/山口市)


「軽装甲機動車」第17普通科連隊(山口駐屯地/山口市)


「高機動車」第17普通科連隊(山口駐屯地/山口市)


「除染車3形(B)」第13特殊武器防護隊(海田市駐屯地/広島県)


「81式自走架柱橋」第13施設隊(海田市駐屯地/広島県)


河川など車両が通行できないような箇所に迅速に橋を設置することができる装備を保有しています。


架橋器材は橋脚と橋桁がセットなっており、油圧動作により車体後方へ繰り出され、架橋位置にセットされます。


架橋器材は73式特大型トラックの荷台に搭載されています。


「81式短距離地対空誘導弾」第13高射特科中隊(日本原駐屯地/岡山県)


「74式戦車」第13戦車中隊(日本原駐屯地/岡山県)


「TACMET-R(携帯気象観測装置)」航空自衛隊防府気象隊(防府北基地/防府市)
各センサーから気象観測データを取得し、収集されたデータを処理する気象観測装置です。
可搬性、短時間での展開性と様々な環境下での運用を可能としているとの事


第13旅団隷下部隊の第13飛行隊に装備されているヘリコプターが展示されていました。


多用途ヘリコプター「UH-1J」(41908)第13飛行隊(防府分屯地/防府市)


同機は、ベル・エアクラフト社(アメリカ)が開発したモデル204/205/212ヘリコプターです。
“UH-1”は、アメリカ軍における制式名称です。


日本では富士重工業が昭和37年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊へ配備されました。


同機は導入時の UH-1B から → UH-1H → UH-1J へと機種更新されています。


UH-1JはエンジンをAH-1Sと同じT53-K-703に換装し、ワイヤーカッターなどを装備しています。
富士重工業独自の改良型といわれています。


同機には、映像伝送装置もしくは赤外線監視装置を搭載している機体があります。


観測ヘリコプター「OH-6D」(31289)第13飛行隊(防府分屯地/防府市)


同機は、ヒューズ・ヘリコプターズ社(アメリカ)が開発した小型ヘリコプターです。


日本では、川崎重工業が昭和44年からライセンス生産を行い、陸上自衛隊に配備されました。
同じく海上自衛隊にも練習機として導入されています。


同機は導入時の OH-6J から → OH-6D へと機種更新されています。


D型から暗視ゴーグル対応操縦席、赤外線監視装置、赤外線照射装置などが追加装備されています。


海上自衛隊では川崎重工業でのライセンス生産終了後、OH-6Dの機体数が足りないことから、アメリカから
MD500Eを購入し、“OH-6DA”として飛行訓練に使用されています。


久しぶりに陸上自衛隊を堪能しました。
隊員の皆様、楽しい時間をありがとうございました。 <(_ _)>

以上で陸上自衛隊山口駐屯地シリーズを終わります。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゜・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゜。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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山口駐屯地創設60周年記念行事 音楽演奏

2015-10-14 | 陸上自衛隊
10月11日(土曜日)、陸上自衛隊山口駐屯地にて催しされた「山口駐屯地創設60周年記念行事」へ行ってきました。
本行事プログラムの一つである『音楽演奏』が駐屯地グランドで行われました。


本演奏は、第13音楽隊(海田市駐屯地/広島県安芸郡海田町)が担当します。


岡山市在住の頃以来、久しぶりに第13音楽隊による演奏を聴きます。


個人的には、陸上自衛隊の音楽隊が親しみがあって好きですね。(^_^)


本演奏を指揮する第13音楽隊長


本音楽演奏は第13音楽隊と山口駐屯地音楽隊及び山口大学吹奏楽部との合同演奏でした。


アンコール曲は、陸上自衛隊行進曲「大空」でした。
【☆ウレ★】゜+o。o。o+゜(★ゝ_●・)b゜+o。o。o+゜【☆シイ★】

陸上自衛隊音楽隊による地域と密着した素晴らしい音楽演奏でした。
当地にて第13音楽隊と再会できたことが嬉しかったです。ありがとうございました。
(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトー

この後は、装備品展示のエリアへ移動します。
しつこいですが、つづく・・・・・・・・・・・(^_^¥

<<おまけ/音楽隊車両>>

「楽器運搬車」


車両後部に「13th Band」の表記


当然ですが、音楽科隊員が車両操縦して各地を移動します。
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山口駐屯地創設60周年記念行事 観閲行進など

2015-10-13 | 陸上自衛隊
10月11日(土曜日)、陸上自衛隊山口駐屯地にて催しされた「山口駐屯地創設60周年記念行事」へ行ってきました。
本行事のメインである観閲式の終了後、観閲行進が始まりました。
観閲行進の先頭は、観閲部隊指揮官及び連隊旗が乗車する82式指揮通信車です。


観閲部隊指揮官である第17普通科連隊・副連隊長


第17普通科連隊・第1中隊から第3中隊の徒歩部隊


73式小型トラック及び軽装機動車等の車両部隊


5.56mm機関銃MINIMI”が据え付けられている軽装甲機動車


01式軽対戦車誘導弾”(軽MAT)を携行する隊員が乗車する軽装甲機動車


73式小型トラック(三菱・ジープ)


偵察用オートバイ(カワサキ・KLX250)

<<祝賀飛行>>

第13飛行隊(防府分屯地/防府市)・観測ヘリコプター「OH-6D」


第13飛行隊(防府分屯地/防府市)・多用途ヘリコプター「UH-1J」


海上自衛隊 第201教育航空隊(小月航空基地/下関市)・練習機「T-5」×4機


航空自衛隊 第12飛行教育団(防府北基地/防府市)・初等練習機「T-7」×4機

<<戦闘訓練展示>>

観測ヘリコプター「OH-6D」が敵陣地を航空偵察する場面から「状況開始」です。


多用途ヘリコプター「UH-1J」から隊員が降下します。


敵陣地を奪取するため、部隊を増強します。


偵察部隊(偵察用オートバイ)が敵陣地を地上偵察します。


不法占拠されている敵陣地を確認


偵察部隊(偵察用オートバイ)の離脱を援護する87式偵察警戒車


部隊長は不法占拠された敵陣地の奪取を決心し、攻撃準備を命じます。
特科部隊(155mmりゅう弾砲FH70)が陣地展開するため機動します。


高射特科部隊(81式短距離地対空誘導弾)も対空戦闘に備えて陣地展開します。


普通科部隊は、迫撃砲を展開します。


高射特科部隊(81式短距離地対空誘導弾)が対空戦闘の準備を完了


普通科部隊による迫撃砲の攻撃準備を完了


特科部隊(155mmりゅう弾砲FH70)も同じく完了


敵陣地を奪取するため、特科部隊(155mmりゅう弾砲FH70)が突撃支援射撃を実施


戦車部隊(74式戦車)も同じく突撃支援射撃を実施


特科部隊(155mmりゅう弾砲FH70)による攻撃が着弾(白煙)し、敵陣地が被弾(赤煙)


着弾に合わせ、普通科部隊車両(軽装甲機動車及び96式装輪装甲車)が敵陣地へ突入


普通科部隊車両(96式装輪装甲車)から普通科隊員が下車し、敵陣地へ攻撃を敢行


普通科隊員は敵を殲滅し、不法占拠されていた土地を奪取完了
以上で「状況終了」です。

日頃からの訓練の成果による各部隊の共同連携でした。
素晴らしい戦闘訓練展示でした。お疲れ様でした。 <(_ _ )>

この後は、本行事プログラムの一つである音楽演奏を聴講します。つづく(^_^¥
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山口駐屯地創設60周年記念行事 防長尚武館(史料館)など

2015-10-12 | 陸上自衛隊
10月11日(土曜日)、陸上自衛隊山口駐屯地にて催しされた「山口駐屯地創設60周年記念行事」へ行ってきました。
当地は、山口市上宇野令に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
戦前の当地には、陸軍歩兵第四十二聯隊が所在していました。
現在、歩兵第四十二聯隊及び山口駐屯地の歴史を紹介する史料館が駐屯地敷地内にあります。


石碑「歩兵第四十二聯隊之碑」
同聯隊は明治29年、第5師団(広島市)の隷下として創設
明治30年夏、山口市へ移駐
明治31年3月24日、軍旗が授与され編成完結
その後、北清事変、日露戦争及びシベリア出兵等に参戦しました。


石碑「殉職軍馬之碑」


石碑「根性」
平成11年3月、第112教育大隊の廃止を偲んでいます。


石碑「廃隊 第304地区施設隊」
平成2年3月25日、廃隊された同施設隊の歴史を刻んでいます。


石碑「廃止 第四中隊」
平成11年3月19日、師団改編に伴う第17普通科連隊の第4中隊廃止を刻んでいます。


石碑「北支那派遣記念」


「四一式山砲」
歩兵連隊に配備されたことから連隊砲(聯隊砲)と称されています。
展示されている砲は、サイパンから持ち帰ったものだそうです。


石碑「百万一心」
安芸(広島県西部)国人領主・毛利元就(もうりもとなり)
日を同じくし、心を同じくし、衆人が協力一致して事に当たれば、何事もなしとげられないものはない


説明銘板「日本のクリスマス発祥地」
1552年(天文21年)12月24日、山口市在住の宣教師がクリスマスの祝いを催しました。
その場所が山口駐屯地付近であったと推測されています。
初めて日本人宣教師とともに祝ったこの日が日本初のクリスマスといわれています。


史料館「防長尚武館」
当館は、歩兵第四十二聯隊が駐屯していた当時の武道場(正式名称「武徳殿」)です。


「防長尚武館」のパンフレット
館内は、歩兵第四十二聯隊の足跡や数々の遺品、自衛隊の活動を紹介したコーナーなど約1,600点を展示。
残念ながら館内は撮影禁止でした。(;_;)(T_T)(×_×)


石碑「和」・「迫友」
平成11年3月19日、第17普通科連隊の重迫撃砲中隊が廃止された記念碑です。


「旧軍衛兵哨所」


「陽映坂」
平成14年4月2日完工と記されています。


石碑「文武両道の地」
昭和45年6月、明治百年を記念し建立したとの事

<<観閲行進に備える各種車両>>

第13偵察隊(出雲駐屯地/島根県)「87式偵察警戒車」(RCV)


第13特殊武器防護隊(海田市駐屯地/広島県)「除染車3形(B)」


第13特科隊(日本原駐屯地/岡山県)「中砲けん引車」


第13特科隊(日本原駐屯地/岡山県)「155mmりゅう弾砲FH70」(サンダーストーン)


第13高射特科中隊(日本原駐屯地/岡山県)「81式短距離地対空誘導弾」(短SAM)


第13施設隊(海田市駐屯地/広島県)「81式自走架柱橋」(VTLB)


第13戦車中隊(日本原駐屯地/岡山県)「96式装輪装甲車」(WAPC)


第13戦車中隊(日本原駐屯地/岡山県)「74式戦車」(74TK)

<<観閲式場へ移動する部隊>>

第13音楽隊(海田市駐屯地/広島県)


第17普通科連隊

歴史ある駐屯地内を散策しました。
この後は、本駐屯地行事を見学します。当然続きます。(^_^¥
わーい♪ヽ(∩。∩゛ヽ) (ノ〝∩。∩)ノわーい♪
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山口駐屯地創設60周年記念行事

2015-10-11 | 陸上自衛隊
今日(10月11日)は、陸上自衛隊山口駐屯地にて催しされた「山口駐屯地創設60周年記念行事」へ行ってきました。
当地は、山口市上宇野令に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。


駐屯地正門に置かれている「哨所」


「警衛所」


第17普通科連隊「高機動車」


山口駐屯地業務隊「消防車」


第132地区警務隊山口派遣隊「73式小型トラック」(警務隊仕様)


「庁舎」
山口駐屯地には、次の部隊等が所在しています。
・第17普通科連隊
・山口駐屯地業務隊
・第350会計隊山口派遣隊
・第2普通科直接支援小隊
・第312基地通信中隊山口派遣隊
・第132地区警務隊山口派遣隊


「百葉箱」
駐屯地において気象観測が行われています。


「業務車3号」(日産・ブルバード シルフィー)
駐屯地司令(連隊長)車両と推測されます。


第17普通科連隊「73式小型トラック」(三菱・パジェロ)


幌無し仕様です。


<<駐屯地内の官用車両等駐車場>>


「73式大型トラック(作業装置付)」
作業用のクレーンが追加で装着されている車両です。


「73式小型トラック」(三菱・ジープ)
現在では、旧タイプの小型汎用輸送車両です。
未だに現役だったとは、全く知りませんでした。(×_×;


「軽装甲機動車」


「高機動車」


幌無し仕様です。


「1tトレーラ(高機動車用)」


「資材運搬車」
履帯式の軽貨物運搬車として弾薬運搬や築城資材運搬などの不整地での局地輸送に使用されます。


山口駐屯地業務隊衛生科「救急車」


「山口厚生センター」
食堂や売店などが営業しています。


「野外売店」


売店内では、「野外炊具2号」などで調理されていました。


「肉うどん」(300円)
天かす増し増しでいただきました。(●′σ3`)ツ))ご馳走さま~♪.+゜。☆


<退役装備品展示場>


観測ヘリコプター「OH-6D」(31181)


「60式自走106mm無反動砲」


「60式装甲車」


「61式戦車」


「74式戦車」

この後も引き続き駐屯地内を探検します。つづく・・・・(^_^¥
~~ヾ(●ゝω・)ノ[。*○+゜*。○ヨロシクネ♪。*○+゜*。○]
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陸上自衛隊 米子駐屯地

2015-08-14 | 陸上自衛隊
米子駐屯地は、鳥取県米子市両三柳に所在する陸上自衛隊の駐屯地です。
同駐屯地には、第8普通科連隊などの部隊が所在しています。

<沿革>
昭和25年12月、旧逓信省米子航空機乗員養成所跡地にて、警察予備隊 第3管区隊 米子駐屯部隊を新編。
その後、様々な変遷を経て、現在は次の部隊が駐屯しています。
・第8普通科連隊
・第13後方支援隊第2整備中隊第1普通科直接支援小隊
・第356会計隊
・第312基地通信中隊米子派遣隊
・第132地区警務隊米子派遣隊
・米子駐屯地業務隊


説明板「米子国際飛行場跡」
昭和13年6月、当地において『米子飛行場』が完成
昭和15年4月、東京・大阪・京城(現在:ソウル)・新京(現在:長春)を結ぶ国際航路が開設。
この地が日本海側の玄関口、国際飛行場として脚光を浴びたとのこと。


石碑「米子航空機乗員養成所之碑」
昭和13年6月11日、当地において逓信省の外局である航空局が設置した民間航空機乗員を養成する施設が
開所され、昭和20年8月15日まで続きました。


「74式戦車」


「75式自走155mmりゅう弾砲」


観測ヘリコプター「OH-6D」(31149)


他用途ヘリコプター「UH-1H」(41676)


輸送ヘリコプター「KV-107ⅡA-4」(51742)

国道431号線に面して展示されている陸上自衛隊の退役装備品や史跡を外柵沿いから拝見しました。
次回は、記念日行事の公開時に駐屯内をしっかり見学したいですね。(^_^¥


<<昼食>>

天下一品「屋台の味ラーメン(並)」
(。・`ω´・。)ゝごっちゃんです.:゜+。★
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空挺館 (御馬見所)

2014-08-03 | 陸上自衛隊
(8月2日)、陸上自衛隊習志野駐屯地にて開催された「習志野駐屯地夏まつり」
へ行った際に同駐屯地にある『空挺館(御馬見所)』を見学しました。

同館は、旧騎兵連隊の御馬見所として天皇や皇族が馬術などを見ることを目的に
建てられた用途の建物です。
御馬見所(ごばけんしょ)は、明治44年に東京都目黒区駒場に所在した旧陸軍騎
兵実施学校に学生終業式における臨幸の建物として、また、高官並びに外国貴賓
接遇客用の施設として使用されました。


1階では、空挺団の活動などが紹介されています。


空挺教育で使用される施設模型


C-1訓練台(模型)


跳出塔(模型)


航空自衛隊輸送機・C-46(模型)
昭和29年10月8日、同機から20名が初降下しています。


大正5年、旧陸軍騎兵実施学校の習志野への移転に伴い御馬見所も習志野へ
移設されました。


2階では、空挺の歴史などが紹介されています。


一式落下傘を装着した昭和17年頃の落下傘部隊員(複製品)


臨幸のための御立ち所
※臨幸:天皇が行幸してその場に臨むこと。


旧国鉄津田沼駅貴賓室に置かれた皇族用椅子


晩年の明治天皇の体力に合わせた設計がなされており、正面の玄関を入るとすぐ
傾斜のゆるやかな帝王階段があり、バルコニーの手前のホールに至るようになって
おり、バルコニーに至る動線が最短になるように配慮されているとのこと。


「備える防人」
空挺館建立百周年に合わせて寄贈されたものだそうです。


「九四式三十七粍砲」


旧陸軍が開発・採用した対戦車砲(速射砲)です。


戦後は、進駐軍(米陸軍第1騎兵師団)に接収、司令官の宿舎として使用され、
昭和37年に「空挺館」と改名され、第1空挺団の資料及び旧陸軍落下傘部隊や
騎兵連隊関係の資料の展示館として活用されています。

貴重な歴史ある建物を見学できました。
ありがとうございました。 <(_ _)>
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習志野駐屯地夏まつり

2014-08-02 | 陸上自衛隊
今日(8/2)は、陸上自衛隊習志野駐屯地にて開催された「習志野駐屯地夏まつり」
へ行ってきました。
当地は、千葉県船橋市に所在する駐屯地です。


同駐屯地には、自衛隊唯一の空挺部隊である「第1空挺団」が所在しています。


第1空挺団は航空自衛隊の輸送機(C-1、C-130H)からの落下傘降下もしくは、
陸上自衛隊のヘリコプターを使って空挺作戦を展開する能力を持っている部隊であり、
また各国軍の空挺部隊と同様、精鋭軽歩兵としての位置付けがなされています。


通称「かさ松」
樹齢約100年の松だそうです。


「五八式105ミリ榴弾砲」(牽引式)


第1空挺団特科大隊に装備されていました。


「105ミリ榴弾砲用弾薬」


「日本騎兵之碑」


「空の神兵像」「礎の碑」


殉職隊員の慰霊碑


「軍馬慰霊之碑」


「降下塔」
地上高83メートルの訓練塔です


「跳出塔」
地上高11メートルの訓練施設


「C-1訓練台」


本訓練台は、当時の新型輸送機(現在の航空自衛隊C-1輸送機)開発のために
技術研究所第3研究所(立川)にて強度試験に使用された機体とのこと。


輸送機C-1の機内を模しています。


訓練機材「輸送ヘリコプター・CH-47J(2904)」


第1ヘリコプター団第103飛行隊で退役した機体だそうです。
ローターが撤去されていました。


CH-47Jの機内です。


「1トン水タンクトレーラ」第1空挺団第1普通科大隊第1中隊(習志野駐屯地)

従来の記念日行事と違い、装備品展示等はありませんが、見所は満載でした。
このあと、一番に見学したかった資料館へ移動します。
つづく・・・(^_^¥
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