午前中は健康診断。また例によって胃がん検診でバリウム飲まされた。しかしあれだけはほんとになんとかならんもんだろうか?飲みたくないものを紙コップ1杯も飲まされるのはきついんだがな。しかもあの炭酸の顆粒は強烈だから完全にげっぷを我慢するのは無理。絶対無理。今日もちょこっとげっぷしてしまった。 なんかもうちょっと改良できんもんかいな。そして飲んだ後は例によってサンダーバードの発進だ。あれもなんだかなぁ。医療の世界ってのは発展してるようでそうでもないわな。
その後はバーゲンの時期ということで服を買いに行った。ワシが服を買うのはバーゲンの時だけ。思えば情けない習慣だ。服の本当の値段がわからなくなった。
ESEグルメの取材で3軒まわってから帰宅。夜はイタリアの発泡赤ワインでほろ酔い。
いい休日だった。
「バーゲン」
バーゲンに 慣れて正札 露知らず
蔵
小説200枚突破した。もしかすると9月には完成をみるかもしれない。そうなるとかなり見直す時間ができる。実にいい感じだ。
とにかく今はモチベーションを落とさないようにすることが大事だ。
読む方では「平家物語」が10巻目に突入。ついに平家は都落ちし、木曽の義仲が慣れぬ京で次に打つ手を見失っている状態。さぁ、ぼちぼち義経の出番だ。
「自己満足」
誰が読む? それを思えば 筆止まる
自己満足の 長編小説
蔵
7月のスタートは「中国鍼灸院」さんから。
「名利」
呉炳宇
烏賊追漁火、(漁火烏賊を追う)
急者早上釣。(急ぐもの早く釣り上げらる)
世人逐名利、(世人名利を追う)
緩者生命長。(緩き者生命長らう)
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)。
漁火は烏賊ば追いかけよるばい
慌てもんの烏賊ははよぉ釣り上げられてしまうたい
みんな利益と名声ば追いかけるばってん
ゆっくりしときゃ長生きでけると
呉先生の芦屋の診療所からは海が一望できるが、そこから烏賊釣りの漁火がきれいに見えるらしい。漁火といえば故郷対馬を思い出す。あぁそんなこと考えてたら烏賊の刺身で一杯やりたくなった。
ワシ: | 「先生は誰に武術太極拳習ったんですか?」 |
呉先生: | 「父から習ったヨ」 |
ワシ: | 「お父さんは誰から?」 |
呉先生: | 「祖父から。祖父は仙人から習ったヨ」 |
ワシ: | 「ははははは」 |
呉先生: | 「えしぇ蔵もすぐ覚えるヨ」 |
ワシ: | 「お父さんも強かったですか?」 |
呉先生: | 「自分では何も言わなかったヨ。でも私は父が負けるところを一度も見たことないネ」 |
ワシ: | 「すごいですね!」 |
呉先生: | 「大丈夫。えしぇ蔵も強くなれる」 |
ワシ: | 「どうですかね」 |
呉先生: | 「ほとんどの人は武術知らないからだいたい最初の一手で勝てるヨ」 |
ワシ: | 「相手が知ってる人だったら?」 |
呉先生: | 「お互いの技がずっと続くヨ」 |
ワシ: | 「決着がつきませんね」 |
呉先生: | 「相手がミスをするのを待つヨ。いつか必ずミスをする。そこで倒すネ」 |
ワシ: | 「なるほど」 |
今日は両腕をつかまれてしまった時の対処法。何を習っても全ての動きが理にかなって美しい。
あぁ早くマスターしたい!
「名利」
いつの世も 人は名利の 漁火を
急ぎ追ひては 死ぬる烏賊なり
蔵