サランヘヨ 登山

登る男の山行き日記がメイン
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339明神平から星降る桧塚奥峰へ、初の雪山テン泊

2013年02月17日 | 登 山

2月16日(土)、17日(日)2013年、COOPERと行くお泊まり登山は3回目、ついに真冬のテント泊デビューです。
初日は、青空が少なかったが真っ白なブナ林に美しい霧氷の世界が広がっていた。
夜間、外は-15℃以下、テント内は-7℃という厳しい寒さであったが、シュラフ、マットなど装備品は見事に
機能を発揮してくれた。
早朝、-15℃という極寒の中、満天の星空に日の出の瞬間を2時間、時や寒さを忘れ撮影に没頭した。
テント泊をした者にしか味わえない素晴らしい光景を体験することができた。
COOPERさんとの出会い以降、山行きが広がり、深みにはまっていく自分に驚いています。

詳細な山行き記録はヤマレコをご覧ください。 スライドショウで見て下さい。
       339明神平から星降る桧塚奥峰へ、初の雪山テン泊 [大台ケ原・大杉谷・高見山]
     

桧塚奥峰山頂にテント設営、満天の星空から日の出の瞬間を体験してきました。

少しぶれて、ピントも甘いですが、遠目で見れば雰囲気は出ています。

2月16日(土)9:00到着、大又林道、積雪5cm以上   登山道は大又川の谷を渡渉しながら高度を上げる

明神滝、氷瀑は一部            登山道を振り返って、薊岳に遠く金剛山

青空は一瞬、青空に映える霧氷

雲に覆われているが展望は良い、大又渓谷とその北側の尾根。 天気予報は曇り一時晴れ

明神平のシンボル、あしび山荘。 西風きつく、向こう側で風を避けて昼食

強風を避けるため、あしび山荘に集まるハイカー、ゆっくりできません

強風が吹くと、雪が舞い上がり様相が一変する

団体客が登ってこられた。聞くと桧塚へ行かれるという、マイクロバス2台、ガイド先頭です。

三塚に向かう一行。30名以上が整然と一列となっての行進です。踏み跡を追わないと新雪で大変です。

穏やかなブナの森を抜けると、強烈な北風が吹き荒れる桧塚奥峰の手前。

まるでブリザードです。遭遇・体験したことがありませんが多分そうでしょう

14:30、桧塚奥峰に到着です。1420m、-7℃。山頂標識も霧氷が付着して読めません。

まもなく、桧塚から引き返してきた団体客。ここまで来て、桧塚奥峰山頂を踏まないでスルーとは...?。

山頂横、林の中にテントを設営。COOPERさんのスコップで整地。新雪の下は凍って硬かった。強風の中1時間。

テント設営後、一時、晴れ間が広がる

この後は、ガスに覆われて夕暮れ時の光景は見られず。もちろん夜の星空もダメ。
夕食はそれぞれのテント内で。 外気-15℃、室内-7℃。 飲料水の凍結に注意し19:00には就寝

4時に起床。急速に晴れ間が広がり、星が瞬いている。温かい飲み物と軽食を取って、5時に撮影に出る

外気温-15℃、満天の星で星座を見つけるのに苦労。低温でバッテリーもすぐダウン、その都度予備と交換。

COOPERさんから、星だけでなく山並みや木を入れて撮ると良いよとアドバイス

ピントも甘撮影は難しい、もたもたしてると水平線付近が明るくなってきた。この時間帯はまさしく時間勝負ですね。

5:54撮影に没頭するCOOPERさん、一時間経過で手足冷え切ってくる。星も見えなくなってきた

綺麗なオレンジ色、この瞬間が綺麗です

日の出直前、6:23、大峯方面も浮かび上がってくる。 桧塚奥峰山頂の展望は270度以上のパノラマです

日の出後、6:56早朝の陽射しを浴び少し赤く染まった大峯の山並

日の出の瞬間 、6:32迷岳1309mの右から陽が昇り始めた

6:38日の出シーンは感動ものです。テン泊したからこそ味わえる光景です。

桜の花が咲いたような樹氷のしたに二張りのテント、入口を向かい合わせ、おしゃべりしながらの朝食タイムです。

真東、目の前に桧塚1402m、でもその山頂は全く展望が無い。

南、手前がヒキウス平、その向こうは台山脈の尾根、更に遠くに大台ヶ原

西、明神岳。右の鞍部、遠くに金剛山

東、桧塚の遠くに熊野灘、伊勢志摩の英虞湾か。海面が赤く光っている

南東、白倉山、江股ノ頭。 その手前に池木屋山への登山道、宮ノ谷・風折滝がある

南西、大峯の山並み。いつもは反対側から眺める大普賢岳に山上ヶ岳。手前には登尾、白鬚山。

下山開始してすぐ昨日は、強風が吹き荒れていた所、今日は無風で青空もある。明神岳が真っ白

振り返って桧塚奥峰方面

強烈な風で霧氷が成長しエビの尻尾になっている

鞍部、北が開け高見山も真っ白、この角度から見た高見山の山容は、関西のマッターホルンとは異なる

その北斜面、COOPERさん、撮影に没頭         やっと下って行きました。スキーで滑っている感じです。

ナの森を進むと向こうから若いカップルが。なんと1ヶ月前、北八ヶ岳の北横岳ヒュッテでご一緒した方達でした。

イナバウアーになった木。まだ耐えられると言っているようです。 明神岳の尾根から遠くに金剛山

三塚から明神平に下り始めると、これまで見たことのない場所に黄と赤のテェルトにテント。

明神平にあしび山荘が見えてきた。登山者も続々登ってきます

スキーを履いた青年が目の前に滑ってきた。いろいろ尋ねると自分で改造して作ったクロスカントリースキーだと。
明神平の森の中に2張りのテント。これが北横岳ヒュッテの青年達のテント。ほどなくそのカップルが帰ってきました。

先ほど出会った青年、スキーをザックに背負って下って行きます。

あしび山荘前には今日もたくさんのハイカーです。珍しく山荘の窓が開いています。壊された窓が修理されていました。

明神平から西に、薊岳に大又渓谷、下山道はこの谷を下る。遠くに金剛・葛城山脈、Vに窪んだ所が水越峠。

すれ違ったグループは、全員、ヒップソリを背負っていました。前山で滑るんだろう。 水場、もちろん流れています

霧氷の枝を額縁にして薊岳に金剛山を入れた構図。ちょっと欲張ったかも

渡渉ポイントは、全4箇所     またまたスキー青年、専用のザック。枝や急斜面で、トップやテールが当たると       

4度目のスキー青年は昼食中。よく見るとカートリッジに自作の断熱材。good ideaだ。作り方を教えてもらった。
14:00無事下山しました。日曜日、駐車は40台ほど。最近、明神平は人気スポットになった。
一晩でタイヤ下の雪が凍って、発進するも滑って進まず。テント用スコップで氷を取り除いて脱出に成功した。

帰路、近くのやはた温泉に入浴。貸切状態でした。

温泉の向かい側に東吉野・ふるさと村、この中の食堂いちえに直行

玄関を入ったらロビーに薪ストーブ。メラメラ燃え暖かい。ざるそば定食を戴く。美味しかった。¥1000

装備品             登山計画書          登山ルート 3D図       明神平から西
                

桧塚奥峰手前から北     桧塚奥峰から南南西    桧塚奥峰から日の出       桧塚奥峰から日の入り
                


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無事でなによりでした (団子)
2013-02-18 20:39:11
たくさんの人だろうなと思ったら
やっぱり スゴイ人ですね。
日曜日に 行こうかと思ったけれど
人間嫌いの我が輩にとっては 止めて正解でした(笑) 

そろそろ 節分草が咲きそうですね。
藤原岳は高すぎますので3月に入ってからでしょうか。 
もっと低山の石灰岩の多い山を探してます(笑) 
Unknown (COOPER)
2013-02-19 01:49:39
アンニョンさん、こんばんは。

昨日はどうもありがとうございました。
明け方の撮影が最高でしたね!
こういうのに出会うからテン泊がやめられないんですよね(^^)
これからもどんどん深みにハマっていきましょうw

しかし、改めて見てもネタが多過ぎですね。
素晴らしい景色が薄れてしまわないようにちょっとUPの仕方を考えます。
仕事が忙しいので今週UP出来るか微妙なところですが。。。

またテン泊宜しくお願いしますw
星空 (ke-n)
2013-02-19 08:45:04
アンニョンさん、おはようございます。

土曜は風が強く、寒かったでしょうね。
お疲れ様でした。
今回も泊りということで、素敵な風景との出会いがたくさんあったようですね。
山頂からの星空はやはり神秘的です。
日の出前の赤く染まる空に浮かぶ稜線も良いですね。

写真の腕もCOOPERさん直伝で、
どんどん上がってきているような…(笑顔。

お天気の良い土日は、樹氷の名所ともなると
訪れる人も多く賑やかになりますね。
団子さん、こんばんは (アンニョン)
2013-02-19 19:10:03
今年、これで3回目のお泊登山です。
我ながら驚いています。
まさか、雪山でテントを張るとは思っていませんでした。
明神平から桧塚奥峰は、ますます人気コースになって来ていますね。
私は、賑やかな方が好きですね。
COOPERさん、こんばんは (アンニョン)
2013-02-19 19:25:32
今年になって、3回目の泊り山行きでしたね。
昨年までの山行きとえらい変わりようで驚いています。
ke-nさんの誘いで一緒に行った金剛山が始まりでしたね。
定年前に山に行きだして2年半。
多くの方と出会って山行きの楽しみ方を教えてもらっています。
おかげで、山行きの楽しみ方が広まって来ています。
邪な心での山行きではなく、素直な気持ちで自然を愛し山友さんに巡り会って行こうと思っています。
星空の撮影、ピンぼけやブレが多かったです。
難しいですが、テン泊で挑戦してみたいですね。
COOPERさん、今後ともいろいろご指導下さい。
どこでもご一緒しますから、誘って下さい。
今回も色々とお世話になりました。
ありがとうございました。
ke-nさん、こんばんは (アンニョン)
2013-02-19 19:39:36
こんな雪山テン泊、できるとは思っていませんでした。
思えば、ke-nさんとご一緒した昨年暮れの金剛山がきっかけです。
あの時、紹介していただいたCOOPERさんとの山行きが、もう3回目の泊り登山になっています。
ご一緒の山行きで、山行きの楽しみ方をあれこれを教えてもらっています。
もちろん写真撮影の仕方もあれこれアドバイスをもらっています。
どんどん山行きが楽しくなってきています。
写真の腕はなかなか上達しませんが、徐々にコツを教えてもらうつもりです。
桧塚奥峰のすぐ前に迷岳や池木屋山が見えていました。
機会があれば、これらの山行きに、ご一緒しましょう。
はじめまして。 (ゆな)
2013-02-24 21:39:24
ヤマレコから飛んで来ました。
私もこの日、明神平に行きまして、スキーの青年と話しているアンニョンさんたちを見ました( ´ ▽ ` )ノ
スキー気になってたので、私もお話聞きたかったです(´Д` )笑

桧塚奥峰からの朝焼け、綺麗すぎますね!
今回は行けませんでしたが、次回は行きたいです!

実は、1週間前に鳥見山にハイキングに行ったのですが、そのときに参考にしたヤマレコがアンニョンさんのものでした。
偶然!!と思って思わずコメントしてしまいました。

また、ちょくちょく読みにこさせてください( ´ ▽ ` )ノ
ゆなさん、コメントありがとう (アンニョン)
2013-02-26 00:00:31
明神平や鳥見山に登られましたか。
スキーの青年は、あれこれ器用に工作されていましたね。
ガスバーナーの断熱巻を真似さしてもらいました。
鳥見山周辺の山々の山頂よりも展望台からの眺めが最高でしたね。
あの付近、三郎岳などいくつも未踏の山があります。
登ってみたいですね。
ヤマレコは山行きする人にとっては実に素晴らしいサイトですね。
どんどん利用してください。
そのうちヤマレコを書くようになりますね。

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