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サランヘヨ 登山

登る男の山行き日記がメイン
ものづくり、わが家の飯、料理レシピ、手打ち蕎麦、韓国発見は映画紹介に日韓文化比較。

142 ダイトレ縦走 屯鶴峰~葛城山~金剛山(テン泊)~岩湧山~槇尾山・施福寺

2011年10月02日 | 登 山

先週、3泊4日で北アルプス、槍・双六縦走をして来た。その余韻もあって今回は、ダイトレルート(45.3km)を通して歩く
ことにした。テン場はこれまで2度世話になった、ちはや園地。今回は1泊2日で全コースを歩いた。
テントを担いで登れば帰宅を考えずに行けるところまで登り、夜はそこに泊まって休み、次の朝そこからスタートできる。
ダイトレ、ルート上のテン場は、葛城山頂、金剛山頂、滝畑の3箇所、ルートから外れて麓の岩湧の森キャンプ場がある。

一般的には2泊3日コース。北アルプスの縦走の足慣らしには全行程を一度に歩くのがよいらしい。
これまでは、1日目は葛城高原ロッジ、2日目は紀伊見荘に泊まっての行程が1日の15~19kmでちょうど良かったと。
ところが紀伊見荘が2011年3月末で閉鎖で2泊目が出来ない。これまで下山後に入浴を楽しみにしていた方が多くいた。

 



今日の登山記録      ダイトレ イラスト         ダイトレとは
      
 2Dマップ           3D                                  アクセスマップ
     

ダイトレで見つけた小さい秋    クリックで拡大



5:41近鉄南大阪線・布忍駅から始発電車に乗る。古市で吉野行きに乗り換え二上山駅で下車。ここから30分国道を歩く。
どんずる峰は、二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化
・浸食を経て奇岩群となった岩山。ダイトレ始点の標識を探すが見つからない。急坂で足下が滑りやすい。穴虫峠へ。

7:05穴虫峠から下ったところにダイトレ北入口。朝一番でクモの巣が多い。小さなアップダウンを登って行く。

8:23本来のコースは二上山頂を絡まず万葉の森に下るが、雌岳山頂からの展望が素晴らしいので寄り道する。


しばし休憩し岩屋峠を経て竹内峠に下る。国道166沿いを峠まで登り、右の林道へ入る。
  
9:20竹内峠。林道から薄暗い山道になる。急坂を過ぎると 10:12平石峠に出る。

ここから岩橋山への急坂が続く、早くもダイトレ名物の丸太階段が200段以上続く。 11:02岩橋山で一休み。
  
岩橋山の標高は659m、展望全く無し。さらに丸太階段が続く。
  
11:45持尾辻に出る。西に下るとサクラの名所貴念寺。さらに登ると奈良県側から山麓公園分岐(近鉄・忍海駅へ)

丸太階段が延々と続くいたあと左手が明るくなる。リョウブ林の急坂を上り詰めると電波塔。山頂近し腹も減ってバテ気味。

12:55白樺食堂で昼食。ここは土日営業。きつね蕎麦・いなり寿司をいただく。食後キャンプ地に予約電話を入れる。
 
13:20葛城山頂。ここもダイトレルートから外れるがせっかくなので寄り道。今日は特別見晴らしが良かった。

葛城ロッジは山頂の北側。つつじ園から水越峠まで激下り。14:20国道・旧369を跨ぎ金剛山のルートへ。東屋で一息。

水越峠からガンドガコバ林道のだらだら登りを行くと、金剛の水が湧きでる水場。この付近でもテントは張れる。

カヤンボの小橋を渡ると植林の急坂を登る。ほどなく旧パノラマ台。ここから奈良県側、大和三山・明日香の展望が良い。

休憩後ちはや園地を目指す。16:30までのテェックインは間に合うか。16:20一の鳥居。時間が無いので国見城址はパス。

16:25、あと少し、キャンプ地から電話が入る。後10分で着くと。
 

16:35キャンプ地到着。テン場代500円。今日は私以外に3組利用があるので賑やかになりそうだ。隣では早くも夕食。

17:30無洗米を炊き野菜・豚肉を蒸して食す。19:00就寝。翌日3:45起床・片づけ 4:30朝食はスープにパン・おにぎり

5:00展望台へ雲があり星はちらほら。大阪方面は光輝いている。ほどなく東の稜線が赤く染まってきた。5:50日の出

6:10キャンプ場出発 伏見峠からしばらく登りが続く。早朝は、爽やかで足取りも軽い。

6:41久留野峠からが丸太階段の急坂が続く。ここを過ぎると中葛城山のピーク。暖まってきたのでタイツやヤッケなどを脱ぐ。

南側が隈笹で開け大峯方面の展望が素晴らしい。弥山もはっきり確認できた。高谷山のピークを過ぎ千早峠へ下る。

ここまでのダイトレルート、全線に渡り草刈りをした後で大変歩きやすい。7:48千早峠で休憩。おにぎりが美味しい。

神福山を左に見て金剛トンネルの上を通過すると3府県境の行者杉。この杉の大木の下に風雨をしのげる避難小屋がある。

植林地帯を西に向かって進む。
標高750mほどでアップダウンが無く、歩きやすいのでスピードが上がる。杉尾峠通過。

タンボ山の南を巻き快調に飛ばす。今朝、麓から登ってきた方と何組か出会う。8:30西の行者堂に着く。

山ノ神までは丸太階段の激下り、ここで足裏に異変発生、山ノ神で靴下を脱ぐと水ぶくれ。サビオを入念に足指に貼り付ける。

山ノ神から紀見峠までは簡易歩道を通り、旧国道371を100mほど進むと右手にダイトレルートの大きい標識。山中へ入る。
 

稜線の北側を巻き、雑木林のアップダウンを進むと 11:13ボ谷ノ池に着く。葛城第17経塚を経て険しい坂を登る。

11:55丸太階段を上り詰めると標高650m、三合目の辻。しばし休憩。もう一度坂を上り詰めると根古峰。

南葛城山の分岐を左に送ると湿地帯に。錦命水をボトル1本汲む。 12:52ほどなく五ツ辻。展望休憩場はパスし山頂へ。

岩湧寺への急坂の道手前で、越路さんに出会う。越路さんは1ヶ月ほど前、金剛山・ツツジオ谷コースを案内してくれた方。
私が丸太階段を喘いで登っている最中に10人ほどのグループを引率されていて、声を掛けていただいた。思わず握手を交わした。

13:35岩湧山頂に到着。今日はいつになく賑やか。多くの方が弁当を広げていた。ススキも風に靡いて秋、真っ盛り。
 
14:10滝畑へ下山。ここでも多くの方とすれ違ったり追い越したり。

カキザコで右に折れると滝畑が近い。水のせせらぎが聞こえてくる。15:18滝畑。下りきったところにトイレと売店がある。

滝畑地区の駐車料金は1000円と高い。新関谷橋を渡り民家脇か案内通りに登山道に入る。

最後の登山道をボテ峠、番屋峠、追分を経て槇尾山・施福寺に登り返す。茶店の前から岩湧方面の展望が綺麗。
 

16:45施福寺着。やっとダイトレルート完走。施福寺も寺男が戸締まり中。終点の標石を探し記念写真。

しかしここから、参道を下りバス停まで1時間以上延々と歩く。日も沈み、18:00槇尾山口・バス定に着く。終わった!

ダイトレに咲いていた山野草
    
    
    
    



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千早赤阪村・桐山 実りの秋 「棚田と彼岸花」

2011年09月29日 | 登 山

今日は、地元大阪の千早赤阪村・桐山地区に棚田の稲と彼岸花を撮影しに出かけた。
結構、雲は出ていたが撮影にはちょうど良い天気でした。計画では葛城古道や明日香にも彼岸花を見に行く予定であったが
始めに寄った千早赤阪村の景色が素晴らしかったので、それに満足して家路につきました。

ルートmap         3D風
  
葛城山を背景に                              金剛山を背景に


 


 




 
千早赤阪.下赤阪城址付近  棚田

蕎麦畑

コスモス



柿                                       栗


今日の山野草
ゲンオショウコウ     ツユクサ       ひまわり        ツリガネニンジン    コスモス
    
ススキ              柿            栗          稲           彼岸花     
    

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141 北アルプス わさび平から 新穂高温泉ロープウウェイ駅  第四日目

2011年09月28日 | 登 山

26日(月) 7:40出発  わさび平・テン場-中崎橋-登山口ゲート-温泉(ニューホタカホテル)-昼食(中崎山荘)-
       新穂高ロープウウェイ駅-バス乗車-新大阪着 

第4日目 登山記録     ルートmap 復路
     
4:45起床、5:30朝食はトマトにコーヒーとカロリーメイト、6:00片づけ 7:40わさび平小屋を出発。
    帰り際、中崎山荘の入浴時間を尋ねると温泉の割引券を頂いた。800円が100円引きに。

10分ほど進むと笠ヶ岳(日本百名山)への登山口・笠新道の標識。

ゴロ石の沢、水は流れていない。 蒲田川の少し上流・左俣谷の水量は豊富、北陸電力・栃尾発電所の取水口があった。

さらに登山道を下って行く。途中いくつかの登山グループと出会い挨拶を交わす。振り向くと険しい笠ケ岳がそびえ立つ。

途中にオオヤマレンゲの案内標識。白樺や他の広葉樹は青々としている。今年は10月中旬が紅葉の見ごろか。

9:00わさび平小屋を出発して1時間で登山ゲートに到着。下山届けをポストに投函。その前に温泉宿・ニューホタカ

9:20露天風呂と500円の看板に釣られニューホタカに入る。他のお客さんは誰一人いないと。やった-貸切温泉だ。
久しぶりの風呂。丁寧に身体を洗い、髭も剃った。日焼けで厚い顔がヒリヒリと痛む。露天風呂は100m下るという。
一度服を着ないと行けないがバスの発車までたっぷりある。カメラ持参で露天風呂へと向かう。入浴シーンはバッチリ。

せせらぎ流れる林を下って行くと情緒満天の露天風呂。脱衣小屋も風情がある。素っ裸で誰に遠慮がいるものか!

風呂上がり、テラスでのんびりしていたら、頭上・軒先にスズメ蜂の巣があった。盛んに蜂が飛び交っていたが・・・。

10:20温泉を出て5分ほどで新穂高温泉ロープウェイ駅に着く。

新穂高温泉ロープウェイに乗れば,標高1100mから一気に2156mの西穂高口駅に着くという。

ここが湯煙上がる温泉施設の中崎山荘。食事もゆっくり出来る。駅周辺の施設は、こことホテルの2軒だけ。
ざる蕎麦を食べたかったが温かい蕎麦しかなくやむを得ずがまんする。でも温泉卵は冷たかった?
このあと駅で土産を買い、新大阪行きのバスに乗った。

まとめ
出発前、台風でバスが出なくなるというアクシデントがありましたが、台風一過のこの4日間は良い天気に恵まれました。
単独山行きは寂しいですが、現地で多くの方と山登りをご一緒し会話から山の事やそれ以外にもいろんなことを教えて
頂きました。少し自信が付いたと思います。ただテント泊は、いまだ熟睡できていません。これが課題です。
この計画にあったてヨシミスポーツの皆さんをはじめ、団子さん、ke-nさん他、多くの方にアドバイスを頂きました。
おかげで、今回の北アルプス縦走が無事終えることが出来たと感謝しています。いろいろごと心配をおかけしました。

北アルプスで出会った山野草
イワツエクサ       トリカブト        サラシナショウマ   ハンゴンソウ     アザミ
    
                         ミソガワソウ       ヤマハハコ      ナナカマド
     
                                        ヨツバヒヨドリ      野いちご
    
                          オオヤマレンゲ                   あじさい
    
                           山ふき          マルハハギ  ゲンノショウコウ
     

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140 北アルプス 双六小屋から 双六岳 鏡平山荘 わさび平(テン泊) 第三日目

2011年09月28日 | 登 山

25日(日) 6:35出発  双六小屋・テン場-双六岳-テン場-弓折乗越-鏡平山荘-シシウドガ原-
          小池新道-登山口-わさび平・テン場   泊 



双六岳から      北鎌尾根      槍ヶ岳     大キレット 北穂高 奥穂高 西穂高 

双六岳から、  槍ヶ岳に穂高連峰               焼岳・乗鞍岳・御嶽山     笠ヶ岳


第3日目の登山記録


5:10 双六小屋から東の方向、右上に三日月。樅沢岳の急勾配。今朝も冷え込んでいて水場には3cmほどの氷が
張っていた。朝方、ガスボンベを抱いて寝たので今朝の湯沸かしは快調。朝食はα米のチキンライス。お湯を注ぎ10分で
できあがり、何故か食が進まなかった。よく見ると粉末スープを入れ忘れていた。双六小屋のテン場は広い。

双六小屋の裏から山頂に向かう登山道が続く。ハイマツの緑が鮮やか。正面の岩場を縫って登るが、山頂はずっと奥。

朝日が昇ってきて暖かい。これで3日連続のピーカン(青空)
ピーカンの語源は諸説あるが、快晴の空がタバコのピース缶の色に似ていたという説が好きだ。

登山道には、5cmほどの霜柱が出来ている。今朝は冷え込んでいた。7:30双六岳山頂、左奥は西穂高、右に笠ヶ岳

双六岳山頂からは、360度のパノラマ、素晴らしい景色です。太陽が眩しい槍ヶ岳に穂高連峰。

双六岳から南の方向、遠くに御嶽山・乗鞍岳が見える。

双六岳から南東方面

双六小屋から双六岳まで往復2時間かかった。

8:30テン場に戻って、荷物とテントの片づけ。30張り程あったテントが5張り。デポし双六岳に登っているのか。

9:15今日の宿泊地、わさび平に向け出発。双六池前で記念撮影。冷えているためかたくさん着込んでいる。木道が続く。

尾根に上がると穂高連峰の山並みが美しい。徐々に雲が広がってきた。弓折岳乗越まで登りが続く。


左、中腹に赤い屋根が見えてきた。これから向かう鏡平山荘。早く着かないと雲で鏡池の逆さ槍が映らなくなる。 

10:35弓折乗越(峠のこと)ここで正面の穂高連峰を見ながら休憩。今朝、槍ヶ岳のテン場を出て西鎌尾根からここまで
縦走してきた青年と出会う。朝5時に出発したと。ガスバーナーでラーメンを作っていた。聞くと奥穂高岳から北穂高岳
大キレットを通り南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳へと縦走し山荘に泊まったと。大キレットやルートについていろいろ聞いた。

11:15鏡平山荘で昼食休憩。朝ご飯の食べ残し、無味のチキンライスと注文した700円の濃いラーメン。ちょうど良いマッチ。

11:40山荘を出発してすぐ鏡池。穂高連峰から槍ヶ岳の山頂はガスに覆われてきたため、逆さ槍はまたの機会。
この先、左俣谷に向かって標高差1000m以上を一気に下って行く。遠くに焼岳が見える。煙は雲でわからない。

この登山道は、小池新道と呼ばれ大きな岩が歩きやすいようによく整備されている。

この付近は標高2000m、広葉樹が多くなってきたが紅葉は全く見られない。木の実が赤く色づいているだけ。

所々沢を渡るので冷たい水で顔を洗う。白樺の樹は美しい。樹皮が横にめくれていてよくわかる。

弓折岳から沢のように見える白い線は、すべて岩。雨が降ればここを滝のように流れるのだろう。雨に会わず良かった。

小池新道とは北アルプスの新穂高温泉を基点とし、鏡平・弓折岳を経て双六小屋へ至り、三俣蓮華岳~双六岳~槍ヶ岳
の裏銀座コースに接続する登山道の名称。1955年に双六小屋経営者・小池義清氏らにより整備されたとある。
標高差1000m以上にわたりこの岩の道が続くが槍ヶ岳や笠ヶ岳等の眺望も効き、比較的静かな山行が楽しめるコース。

13:55やっと小池新道の登山口に下りてきた。ここで黒部五郎岳から縦走してきた地元、神岡の若い夫婦と出会う。
わさび平まで山談義に夢中になった。別れがたく、わさび平でリンゴをかじり地図を広げ、雲の平周辺の素晴らしさを聞く。

冷えたリンゴは1個250円、トマトは200円、久しぶりの果物と野菜が美味しかった。わさび平小屋までは車が入れる。

小屋のすぐ隣に、テン場がある。すでに2張り。ブナ林が美しい。


15:15テント設営、今日のテン場は空いている。良い場所を選んで今回のツアー最後のテント泊に備えた。
夕食は、米から炊いた白ご飯に、カレーマルシュ、さらに日清・焼きそば、トマトは食べられなかった。


このブナの林で小さい秋を発見。一枝数枚の葉が赤く紅葉していた。3人用テントなので中はゆったりしている。



141 北アルプス わさび平から 新穂高温泉ロープウウェイ駅  第四日目



139 北アルプス  ババ平テン場から 槍ヶ岳 西鎌尾根 双六キャンプ場  第二日目

2011年09月27日 | 登 山

9月24日(土) 6:47出発  ババ平・テン場-大曲-天狗原分岐-坊主岩小屋-殺生ヒュッテ-槍ノ肩-槍ノ穂先
         槍ヶ岳山頂-下山・槍ノ肩-昼食-西鎌尾根出発-千丈乗越-樅沢岳-双六小屋-テン場   泊 

二日目、テン場は、早朝4時頃から慌ただしい。昨日の夕方に降った雨が乾かぬまま今朝の冷え込みで凍り付いている。
このテントに付着した氷を払っている音があちこちで聞こえる。食事の準備でガスバーナーに点火するが、ボンベが冷え過ぎて
5分程で火が消え、ガスが気化しないので火が付かない。α米に生ぬるい水を入れ1時間待つことにする。
湯を沸かせないので仕方なくカロリーメイトを食べる。  その後トイレに行くが1箇所しか無く男女入り乱れて長蛇の列。
待っている最中にいろいろ冷えた話で盛り上がる。寒くてエマージェンシーシートにくるまって寝た人、ガスボンベをお腹に抱いて
寝た人。朝、水を汲みに行ったら凍っていて出なかった人、急に冷えるので皆大変です。
テントに戻ると隣の方がコップ一杯の湯をくれた。ありがたく頂き熱いお茶を立てて飲んだ。

写真:槍ノ肩から南東方向の雲海の上に富士山が見えた。富士山の雄大な裾野は雲海にかくれ見えるのはほんの一部。

槍ヶ岳山頂には祠がある。私も、この前で記念写真を撮ってもらった。
山頂は360度の大パノラマ。狭い山頂は15人程度で一杯。早く下りないと次の人が上がって来れない。

あの山は何かと尋ねると、よく知っている人が答えてくれる。

北尾根から険しい岸壁を登って槍ヶ岳に登頂する人もいる。肩には大きなザックを背負っている。ヘルメットも着用している。

二日目の登山記録

        
4:30起床。気温-2℃、すごく冷えている。テントのフライには氷がビッシリ。テントを片づける音で何かと慌ただしい。

6:47テン場出発、片付けが氷で思った以上に手間取った。河原にもテントが。対岸の壁に常念岳の鋭い影が映っている。

ババ平から大曲まではなだらかな登り。その後U字谷の様相が現れると水俣乗越への道を右に送る。ピーカンの空。

氷河公園(天狗原)への道を左に分けハイマツの中を登って行く。岩屑のジグザグ道を登ると最後の水飲み場。凍っている。

この付近から、隣にテントを張っていた女性二人組と行動を共にする、というよりこちらが一方的にくっついて登った。。
師匠と呼ばれる年配者は私と同年代、日本百名山の殆どを登っておられるという。ここからきつい坂が続く30分毎に休憩。

やっと、槍の穂先が見えてきた。皆写真を撮り出す。携帯で送っている人も。真似をするが、私のauは圏外、ドコモのみ。 
モーレンの急坂をジグザグに登って行くとヒュッテ大槍の道標。

槍ヶ岳、開山の播隆上人が泊まったという坊主岩屋の石窟の前を通る。その横には白く光る雪渓が。
 
見上げる槍の穂先がだんだん大きくなってくる。殺生ヒュッテへの道を右に分けキャンプ場を過ぎる。

ここから最後の急坂、ジグザグ道。 殺生ヒュッテには数張りのテントが。

キャンプ場を通過すると最後の急登。 東鎌尾根コース、よく見ると尾根に人影がいくつも。

まだまだ、auは圏外。ソフトバンクもダメ。情けない。 山頂にもテン場があった。

11:20 やっと、槍ヶ岳山荘の建つ槍ヶ岳の肩に。小屋の前に荷物をデポし槍の穂先を目指すが大渋滞。
同行の女性二人組に奥穂高から縦走してきた青年二人組も交えて話が弾み2時間以上の穂先登頂が退屈しなかった。

標高差200mほど、クサリやハシゴが続く。危険な箇所は登りと下りのコースが分けられている。慎重に登っている。
日陰では一部が氷っている。岩肌も冷たい。下から風が吹き上げてくるので寒い。

ハシゴは全部で5段ほど、下を見ると目のくらむような急崖。とにかく下を見ないで、手すりを持って一歩一歩確実に登る。

小槍の垂直壁に登っている人が一人。なんぼなんでも小槍の上でアルペン踊りは出来ないだろう。山頂には祠が。
12:50 私も槍ヶ岳登頂・記念の写真を撮ってもらう。結局山頂が狭くここで写真を撮るため渋滞することがわかった。

穂先の真下、北鎌尾根から登ってくる人が何と怖いところを登るのか。13:20下山。渋滞で往復2時間。予定の2倍。

13:20山荘で昼食、おでんとうどん。山荘のすぐ下にテント場が昼過ぎだがもはや、満席。正面は奥穂高へ続く尾根。

13:40予定より1時間以上の遅れで西鎌尾根から双六小屋を目指して下って行く。遙か遠くに双六岳、三俣蓮華岳。 

槍の肩から北側の斜面に回りこんで進む。しばらくして振り返ると槍の穂先の前に小槍が鋭い。

千丈乗越(峠)まで約1時間、激下り。石を落とさないように慎重に下った。

岩ばかりの黒い地肌から緑の山肌に変わっていく。このルートは、延々と4時間以上続くコース。

振り返るとピーカンの空に槍や穂高連峰が鮮やかに浮かんでいる。なんとか日暮れ前に到着したいので気持ちが焦る。。

17:03やっと樅沢岳山頂に太陽が落ちかけている。この山の向こうに双六小屋が、17:25テン場に到着。
18:00小屋でテン場の使用料500円を払い空いているスペースにテントを設営。19:00遅い夕飯となる。














140 北アルプス 双六小屋から 双六岳 鏡平山荘 わさび平(テン泊) 第三日目



138 北アルプス  大正池 から 槍沢 ババ平テン場  第一日目

2011年09月26日 | 登 山

9月26日(月)20:30自宅着。 北アルプスから戻ってきました。 槍ヶ岳から双六縦走を終え無事帰還できほっとしています。

台風12号の大雨で大峯行きが中止に、また直前の台風15号で出発が1日延び9月22日発になった等いろいろありましたが、
今回、4泊5日(車中1泊)のツアーは晴天に恵まれ計画通りに初めての北アルプスを縦走できました。
いろいろと心配をかけた皆さん方のお陰だと感謝しています。
何故、穂高縦走は初心者は無理か、ヘルメットがいるのか、テン場以外はダメなのか、山頂は冷えるのか、固い底の登山靴が必要か
ピーカンの青空って・・・いろんなことがわかりました。 日焼け止めクリームも何故するのか?今、顔を洗ったりするとヒリヒリ痛む。

初日は3連休と重なり、大正池バスターミナルはすごい人出でビックリでしました。上高地だけの観光の方も多いですが、ほとんどが
大きなザックを担いで穂高や槍に向かって行きます。ババ平のテン場も20張の容量に対し50張り以上、登山コースなどお構いなしに
わずかのスペースがあればという感じでテントを設営していた。
私は15番目で比較的良い位置に張れました。
ところが、午後3時過ぎから1時間以上、小雨が降り、雹やみぞれに変わるほど気温が下がって来ました。
翌朝はその水滴が凍って冷凍庫の中みたいでした。

写真:朝6時、大正池から焼岳(2455m)山頂付近、朝日があたり赤く輝いている。焼岳は活火山で今も煙が出ている。
大正池は大正4年に焼岳が噴火した際に梓川がせき止められ誕生した。朝靄が幻想的な雰囲気。マガモが身繕い中。

日程
9月22日(木):夜、新大阪発-バス車中泊-
9月23日(金):早朝、沢渡着-現地バスに乗り換える-上高地へ
          大正池下車-上高地バスターミナル-かっぱ橋-明神館-徳沢ロッジ-新村橋-横尾山荘-
          一ノ俣-槍沢ロッジ-ババ平・テン場  泊 

登山記録 第一日目        装備

       

マップ詳細    概略            3D        ルートマップ 往路
            
早朝5:00、満員のバスは沢渡へ到着。荷物も人もそっくり現地バスに乗り換える。ここから上高地へは一般車は通行禁止。
大正池で2名下車、殆どは大正池BTへ。ザックを担ごうとした際、ストックの先端が外れ無いことに気づくがバスは彼方へ。
早朝の大正池は3℃と寒い。大正池にガスが漂い南に焼岳が浮かんできた。幻想的な光景です。山頂が朝日で輝いている。
 
田代池:原生林の中湿原地帯に澄んだ湧水をたたえる。イワナが見え夏はバイカモの白い花が咲くという
 
大正池から田代池、かっぱ橋へ続く自然研究路。まもなく梓川上流に明神岳が迫ってくる。
 
下流は焼岳がさらに朝日を浴びて赤く染まっている。大正池バスターミナル。ここで全員下車し思い思いのコースへ出発。
 
登山者は、ここで入山届を提出。下山時はその登山口で下山届。ここからのトイレは有料。ごみ箱は無い、持ち帰る。 
河童橋は上高地の象徴。橋の上流には3000m級の奥穂高、前穂高、明神岳がが迫る。橋の上は絶好の展望台。
 
朝靄が晴れ晴天に、梓川の水面はまさしくエメラルドグリーン。
 
上高地・明神館で一休み。昔の松本-上高地メインルート徳本峠の入口にあたる。空は真っ青。 
 
奥上高地自然探勝路が明神岳の裾をぐるりと周遊。徳沢ロッジに着く。ここは「氷壁」の舞台となった所。
 
梓川河畔からは蝶ヶ岳も望め、開放感たっぷりに広がる。新村橋からは前穂高岳や北尾根が迫る。
 
左の屏風岩が次第に近くなってくると、横尾山荘に到着。トイレは男女とも長蛇の列。そのまま直進する。
 
山小屋、キャンプ場があり梓川に架かる横尾大橋を渡ると涸沢から穂高岳への分岐となる。6割以上が涸沢方面へ。
 
槍ヶ岳は横尾山荘前を直進。蝶ヶ岳への道を右に分けワサビ沢を過ぎると槍見河原に出る。
 
樹間越しに槍ノ穂先が見える場所だが・・・?一ノ俣谷を木橋で渡り樹間の道を進む。
 
ほどなく進むと樹林に囲まれた槍沢ロッジにたどり着く。12時前でちょうど昼食の時間。登山者もずいぶんと減った。
 
ロッジの昼食メニューはカレーやうどん等5品どれも1000円。ラーメンを注文。カップ麺は400円。1泊3食で1万円。
この先、30分上流のババ平テン場を利用する際は、ここでテント設営代500円を払う。その先のテン場は、4時間以上
かかる殺生ヒュッテのテン場。ここは無理をせずに計画通りババ平でテント設営とする。住所氏名など記入し500円を払う。
 
ロッジを出たところに望遠鏡が覗くと樹間のすきまから槍ノ穂先がはっきりと確認できた。初めて見る槍は小さかった。

 
13:00 ババ平に到着。すでにテントが15張り。キャパは20張りなので何とか間に合う。平らで石のない区画を見つけ
てマイテントを張った。テント場の真ん中を登山道が、初めは広く道を空けていたが、時間と共にテントが増え翌朝は
50張り以上でどこが道かわからない。水場は1箇所。トイレもバラックの簡易トイレが1箇所。
 
河原に下りて、雄大な景色と川のせせらぎに疲れが癒されて行く。15:30から1時間ほど小雨が降り気温が下がってきた。
夕飯はカレーとラーメン。無洗米でご飯を炊き、湯を沸かしレトルトカレーを温め、その湯でインスタントラーメンを作った。
 

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139 北アルプス  ババ平テン場から 槍ヶ岳 西鎌尾根 双六キャンプ場  第二日目







137 寺谷道から 金剛山 テント泊 伏見峠道

2011年09月18日 | 登 山

今回は、雨天時の登山とテント泊の訓練をするために金剛山に登った。
午後から、小雨が降ってきたがザックカバーのみでカッパは着なかった。普段の土曜日なら大勢の登山者に出会うのだが
雨と言う事で極端に少なかった。ちはや園地のキャンプ場も予約客が全てキャンセルしたらしく私一人の貸切でした。
夜明け前に雨が上がり、星空も、日出も何とか写真に納める事が出来た。

今日の登山記録    3D             大阪湾           オリオン座と月      パノラマ 岩湧山方向
       
12:36ロープウェイ手前の登山口、少し入ったところで昼食。  伏見峠道から寺谷道への分岐点に水飲み場がある。
 
標高600mから900m付近まで沢沿いの道を登る。
 
930mポイントでザックを下ろし休憩するが雨が強くなり、山頂を目指した。
 
14:00頃ガスに包まれた転法輪寺。土曜日なのに雨天で登山者がまばら。国見城址広場も人の姿がない。
 
14:15金剛山頂は雨。ここから、ちはや園地に向かう。
 
参道脇に夫婦杉なる大きな古木。その隣に夫婦とはの石碑。
 
金剛山頂は、葛木神社の境内で残念ながら中へは入れない。
 
一の鳥居、直進すると葛木神社。右に折れるとダイトレコースで葛城山へと続く。樹木の間から御所の町が。
 
ちはや園地内の展望塔へ登る。雲が多く眺めは良くない。今晩・明日の明け方に期待する。
 
ちはや園地、夏はここから日の出が拝めると。         キャンプ場の炊事場。
 
雨が降ったり止んだり。今日は予約客が全てキャンセル。係員の支持で屋根付き炊事場の中にテントを設営した。
 
18:00夕飯は五目ご飯にみそラーメン。食後、地図を広げ、槍・双六縦走コースのポイント確認。 19:30に就寝
 
4:00雨が上がって星空に、月が明るく南の空にオリオン座が確認できただけ。大阪の街灯りが美しい。神戸も確認できた。
 
5:20青年二人がヘッドライトを付け伏見峠道で登ってきた。日の出時刻は5:45。空も明るくなってきた。左が金剛山頂
 
5:30年配者二人が三脚付きのカメラを提げ登ってきた。東に厚い雲があり日の出が5分以上ずれた。
 
壷坂付近にガスが、雲海のように立ちこめている。    大和三山が確認できた。手前が畝傍山、その向こうに耳成山。
 
6:55片付けが済んでこれから下山。約30分で下山、その先の道路沿いに馬場谷の延命水があった。2L汲んで帰った。
 

今日の山野草
アカチョウジ        ミズヒキ         
     
トリカブト         ツリフネソウ 
    
    

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136 三峰山 仏隆寺の彼岸花

2011年09月15日 | 登 山

 今日は、初めて三峰山(みうね)に登ってきました。トリカブトの花を見るために。大峯山系の山々にとりつかれていて
気がついたら台山系は、3ヶ月ぶりでした。久しぶりの369号線は急勾配もなく快適でした。奈良県宇陀郡御杖村。
あいにく到着時に小雨が降り出した。また、登山道は先の台風12号の大雨で土砂崩れや倒木があり荒れた状態であった。
三峰山頂や八丁平からの展望は全く無く、新道峠付近まではガスに包まれたため何度か登山道を踏み外しそうになった。
今日は、登山者に誰一人会わなかった。ゴール付近で復旧工事の作業員に出会っただけ。みつえ青少年旅行村も閉鎖。
帰宅後、ネットで調べると台風12号の影響で、みつえ青少年旅行村は予約客を断り、今シーズの営業を終了したとあった。
三峰山は、しばらく土砂崩れのため入山しないようにとあった。帰路、桜で有名な仏隆寺に立ち寄った。彼岸花は3分咲き。
新道峠から下った地点で、倶留曽山や古光山・大洞山の絶景を見ることができた。 

今日の登山記録   3D            ルート図            みつえ村最新情報 
        
5:18夜明けに自宅を出発                6:47みつえ青少年旅行村の駐車場に止める。他の車は無い。
 
登山コースは右回りの周回で進んだ。少し下りた所の橋を渡るとその先に木橋があり登尾コースと不動滝コースの分岐点。
 
登尾コースで植林から出たところに休憩所。ここで三方に別れる。不動滝の方に林道を下るがあちこちで土砂崩れ発生。
 
不動滝付近の小屋WCは前後で大きな土砂崩れ。鳥居をくぐると赤い橋が見えてくる。
 
この先に不動滝がある。20mほどの高さがあり上部に朱塗りの祠が祀ってあった。
 
  
滝の横を通過すると本格的な登りで1100m付近で登尾ルートと合流。小屋があった。その先、三峰峠で左に山頂へ向かう。
 
天気が良ければ山頂から倶留曽山など絶景が見られるのだがガスに包まれていて全く見えない。
 
八丁平はなだらかな平原状。風とガスが下から吹き上げていて気持ちがいい。ここでトリカブトの花を発見。
 
奈良・三重県境の道を新道峠まで行く、ガスや落ち葉で登山道が分かり難い。新道峠から下ったところで目の前に絶景。
 
出発点に戻ってきたが神末川沿いの林道が流され河原になっていた。大きな橋も全て流されていた。
 
堤防より高いところに流木が横たわり痛々しい光景が続いている。
 
11:50みつえ青少年旅行村に到着。バンガローの一角を借りてテント設営や昼食の用意をした。 
 
今日もザックの中味は、2泊3日のテント泊に必要な物全てで約16kg。今日はハウスカレーと日清焼きそばのダブル。
 
帰路、仏隆寺の彼岸花を観に行った。ここでは眩しい夏空になっていた。彼岸花は参道両脇にいっぱい芽を出している。
 
彼岸花は葉が無い、以外と長い茎の先に花芽。3分咲と言ったところ。
 
山門をくぐるり境内に入ると、白と黄色の彼岸花が数本ずつ花を咲かせていた。
 
花に見とれていると参道の石段を踏み外しそうになる。無人直売所で古代米の赤米と黒米、黄色のミニトマトを土産に買った。
 

今日の山野草
トリカブト(25年前にトリカブト保険金殺人事件があった)     蕾み     この時期珍しいギンリョウソウ
    
アキチョウジ                     ツリガネニンジン
    
                           ツユクサ        白いツリフネソウ(珍しい)
    
ヤマジノホトトギス                            ヤマホトトギス
    
キンミズヒキ        ミズヒキ                ゲンノショウコウ(ピンクと白)               
   
彼岸花は本当に彼岸の頃に咲きますね。 赤、白、黄                    タンポポ


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135 天狗谷道から 葛城山

2011年09月11日 | 登 山

今日は葛城山に登った。もちろん大峯テント泊に向けての訓練登山でザック重量は16kg。今日、出会った方から
スズメバチが飛んでいたという情報を聞いたが私は見なかった。昨年のこの時期、天狗谷道はスズメバチの巣があり、
危険だということで閉鎖になっている。この時期は用心のためにハチノックSというスプレー式殺虫剤を携帯しています。
今日は雲が結構でていたが山頂からの展望は実にすっきり、遠くまで見渡せた。もちろん大峰山脈もばっちり。
出発が遅かったので山頂に着いたのが、1時40分。この後テントの設営や食事をして3時35分までゆっくり過ごした。
写真:山頂から東方向に大和三山、音羽三山が見えた。


今日の登山記録     3D         葛城山から見える大峯山    パノラマ 南西(和泉)   南東(大峯)
           

11:15青崩の集落外れから天狗谷道へ。早くも稲刈り作業をしていた。狭い棚田にもコンバインが活躍。でもここだけ。
 
登山道入口脇の用水路は勢いよく水が流れていた。登山道に入って15分ほどの所に鎖のある岩場。
 
20分ほど沢沿いの道が続き、別れ際に水飲み場。ありがたい、もちろん一休み。頭から冷たい山の水を浴びた。
 
結構な急斜面が続く。丸太階段も下から見れば美しい。この付近でスズメバチを見たという情報。私は確認出来ず。
 
危険地帯は、静かに急いで通過するに限るが登りで汗がしたたり落ちる。山頂手前のキャンプ場。今日もテントが1張り。
ここのウッドデッキは8箇所ほどあるが、半数は朽ちかけて危険・使用禁止の張り紙。水道や炊事場はすぐ隣にある。
 
白樺食堂は土日営業か。テラスから奈良盆地が綺麗に見えた。雲が多いが意外と展望が良い。
 
正面は、金剛山。今日もパラグライダーが飛んでいた。テント設営は慣れて来たので5分ぐらいで完了。
 
今日の昼食は牛丼。作るのに30分以上、食べるのは10分足らず。食後、地図を広げコンパスと双眼鏡で山座同定。
 
時折、雲の間から強い陽射しが照りつける。30度以上。今日のザックの中味です。16kg。靴を脱いでのスリッパは快適。
 
つつじ園の展望デッキから東南方面を望む。高見山から台山脈、大台ヶ原、大峰山系の山並みが美しい。
 
葛城山頂のシンボル前からリモコンでシャーッターを切る。山頂のススキが秋風にそよいでいた。青空にうろこ雲か。
2011年の中秋の名月は、9月12日。わが家では里芋煮と月見おにぎり(丸くにぎるだけ+ごま)を頂きます。
 
下山道、植林帯は間伐され明るくなっている。          788m地点の休憩ベンチ。
 
青崩集落の田んぼの前から見た金剛山。                水越峠から見た葛城山
 
帰路、下赤阪の棚田の様子を見に行った。夕日が沈む頃で強い西日で稲穂が輝いていた。稲刈りはまだまだ先のようだ。
9月中旬は、彼岸花の咲く時期。今度は彼岸花と黄金色に実った稲穂を求めて出かけよう。

 

今日の山野草
ツリガネニンジン   ワレモコウ            イワタバコ       ヤマホトトギス    フシグロセンノウ
     
マルバハギ        イヌショウマ       アキチョウジ      ミズヒキ         ミズヒキ
    
ヒヨドリバナ         キンミズヒキ       ゲンノショウコウ(赤・白)           マツカゼソウ
    
キツリフネ         ツリフネソウ     イナカギク         カタバミ         ダイコンソウ
    
柿             タウコギ          アカツメグサ    ヨシノアザミ        イナカギク
    

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134 ツツジオ谷から 金剛山 ちはや園地 展望塔 寺谷道

2011年09月10日 | 登 山

 今日は、金剛山の人気コース、ベスト3位のツツジオ谷で山頂へ登った。登山口がわからないまま出発した。登山口手前で
挨拶を交わした方が、なんとツツジオ谷で登られると聞きビックリ。早速、この方の了解を得てご一緒させて頂いた。
この登山道は谷に沿って登るが沢に入るコースでは無い。途中、山登りの事やコース、滝、花などいろいろと説明をしていた
だき無事、国見城址・時計台に到着しました。75歳と伺ったが20年以上登山を続けられ、ハツラツとされていたのがとても
印象的でした。ツツジオ谷コースを1時間20分で休憩無しで登られた体力に感心しました。私は目一杯でした。
また、ツルニンジンの咲いている場所やツユクサに2種類ある事なども教えていただきました。
たくさんの事を学ばせて頂き感謝しています。 今回もザック重量は、2泊3日のフル装備で15.5kg。
今回は家内と一緒登りテント泊をする予定だったが、夜に雨という予報が出ていたのでキャンセルしました。またの機会に。


登山記録           3D          金剛山人気ルート      腰折滝      二の滝
                         
9:30ツツジオ谷道に入る。 丸太の朽ちかけた所が時々あった。注意してください
 
しばらく登ると腰折滝。この滝は凍らないと。水量が多いのと標高が低いからか
 
沢沿いの登山道を上っていくがなかなかの勾配が続く。途中に水飲み場がある。
 
二の滝は、冬には凍るのでいいですよと。またその際は岩場が凍って滑るので気を付けるようにと
 
900m付近から雑木林の中を急登り。六地蔵様が出迎えてくれる。今日も無事を祈った。
 
山頂前の広場。井戸水をくみ上げている手洗い場がある。10:50山頂着。ここからの眺めは雲が多く良くなかった。
国見城址広場でツルニンジンの花が咲いている場所に案内して頂いた。ツルニンジンに出会うのは初めてでした。
 
案内して頂いた方にお礼を言って、トリカブトの花を探しにカトラ谷へ下った。3株花を咲かせていた。
再度、山頂に上がり、ちはや園地へ向かった。ロープーウェイの標識に沿って30分程進んだ。
 
ちはや園地の研究路はウドデッキもあちこちにある。     12:20展望塔に到着。標高995
 
展望台からの眺め。西は岩湧山方面。   南東方面の大峰山脈は雲が多く全く見えません
 
1230展望塔下の広大なウッドデッキで休憩。ご飯を炊きながら、並行してテントの設営をした。
しばらくすると50人ほどの一団が到着、賑やかに記念撮影をされていた。花の会のメンバーで年配の方が多い。
 
ウッドデッキは有料のテントサイトと全く同じ構造。展望塔から下ったところ、この付近はカタクリの自生地という案内標識。
昼食後、このデッキで休憩されていた方と定年後の仕事や山行き・テント・道具の事などあれこれ1時間以上談笑。
 
14:57下山開始。文珠岩の標識手前から寺谷道で下りていく。
 
いきなり急坂が続く。100m程下ると水飲み場があった。冷たい水で顔を洗う。気持ちが良かったのでを頭にかぶった。
 
途中、木道が現れる。このルートは3箇所水飲み場があった。明るく沢が流れていて心地よい下山道だ。
 
最後、林道に下るところが急坂。下って行くと伏見峠の標識。
 
ここに千早・栃の木と案内板があった。 ロープーウェイ前の道を20分ほど下ると鱒釣り場が現れる。
 

今日の山野草
ツルニンジン     ヤマボウシの実      トリカブト         イヌショウマ        ジャコウソウ
     
タカサゴユリ      ゲンノショウコウ(白と赤)          シュウカイドウ     ツユクサ
    
 オタカラコウ     ミズヒキ          ヨシノアザミ                  ツリフネソウ
    
ヤマジノホトトギス                 アキチョウジ      マツカゼソウ     ダイコンソウ
    

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133 天見から ボ谷道 岩湧山  砥石谷道

2011年09月08日 | 登 山

台風12号でしばらく山行きがストップしていた。今日は、絶好の登山日和。一週間ぶりの登山は、電車で岩湧山へ。
もちろん、9月末・大峯テント泊の訓練を兼ね、ザックの中味は2泊3日に必要な物全てを詰めた。重量は16.2kg。
岩湧山頂ではテントを設営し、ご飯を炊き、湯を沸かし、すき焼き鍋を作っての食事となった。
山頂からの展望は、北の大阪市内方面は霞がかかってすっきりしない状況。東南方面の山並みはまずまずの展望だった。
写真:山頂から東の方向。金剛山の右はるか遠くに高見山(関西のマッターホルン)、その右30度あたりに稲村ヶ岳、
大日山、弥山、八経ヶ岳、さらに右に釈迦ヶ岳これまで登った大峰山系の山並みが一望出来た。

今日の登山記録     岩湧山頂から大峯の山々
   
流谷の集落からすぐ、左折れ、ボ谷道に沿ってダイトレへ、この道は砥石谷より急斜面が続く。30分程でダイトレに合流

台風の影響か倒木や土砂崩れが数箇所あったが登山に支障は無かった。ボ谷の池では携帯が通じた。

葛城第17経塚を過ぎると3合目まで丸太階段が続く。ここが一番汗の出るところか。

五つ辻からは、山頂まではあと少し。約40分 標高差130m程 4箇所ほど丸太階段がある程度。

山頂手前、最後の階段。階段両端は草刈りの後で広々していた。ススキの穂が一段と顔を出してきた。

今日のメニューは、すき焼き鍋・白ご飯・味噌汁。山頂は木がないため日陰無し。ところが案内板の前だけ日陰が出来る。

山頂も草刈りしたところで広々していた。テントは1週間前雨にあったので日なた干しを兼ねた。消毒になるかな。

次々と登山者が登って来るが、日陰が無く暑いので食事をしてはすぐ下山する。私だけ日陰独占してます。
 
砥石谷道を下ったところから東の方向に天見駅。この付近の稲は成長が早い。実るほどにこうべを垂れる稲穂かな。

今日の山野草

     
     
    

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登山役立ち net情報です。

2011年09月03日 | 登 山

登山のコツと裏技です

登山に役立つ地図サイトです

これは高いが欲しいなあ  GPS 

 

  •  

     


大峯登山計画は中止します

2011年09月02日 | 登 山

8月末頃から計画していた大峯登山(テント泊2泊3日)の計画は、現地が甚大な水害のため中止します。
またの機会にチャレンジします。
これに替わるツアーとして日本アルプスの槍・双六縦走(4泊5日)に行きます。
9/21~25 上高地から 槍ヶ岳・双六岳縦走 4泊5日(テント3泊、車中1泊)




山と高原map      天川村map        コース3D 拡大します
         


大峯登山計画中の概要  


出発日  :2011年9月23日(祝)~25日(日)  2泊3日 テント泊               費用:入浴代600 
集合時間:9/23 午前6時00分                                     
集合場所:天川村・虻トンネル出口の無料駐車場(観音峯登山口)
ルート概略:観音峯登山口からみたらい渓谷、弥山、大普賢岳、山上ヶ岳など反時計回りに一周するコースです。
日  程

 第1日目 
        6:00       6:45      7:15     10:30        12:00        14:00           15:00   
   観音峰登山口→みたらい渓谷→ 熊渡 →カナビキ尾根 → 高崎横手 → 狼平避難小屋 → 弥山(国見八方睨・幕営) 
   駐車場 WC                                                          WC

  第2日目
    6:00       7:30         9:00         9:30      11:30      13:30     14:30 
   弥山 → 行者還トンネル → 行者還小屋 → 七曜岳 →大普賢岳→ 阿弥陀ヶ森→ 小笹宿(幕営)
         西口・奥駈道出合    WC                     (女人結界門)    
 
 第3日目
      6:00     7:00      8:30       9:30      10:00      11:00        12:30     14:00     15:00
   小笹宿 → 山上ヶ岳 → 山上辻 → 稲村ヶ岳 → 山上辻 → 法力峠 → 観音峯 → 観音平 → 観音峯登山口
                                                                                         ※帰着後、洞川温泉へ


主なルート
 1.みたらい渓谷 ハイキングコース
 2.世界遺産の大峯奥駈道を歩く(山上ヶ岳周辺は女人結界門があり男性のみ)。
 3.近畿最高峰・八経ヶ岳1915、弥山1895、大普賢岳1780、山上ヶ岳1719、稲村ヶ岳1726等、大峯の山々に登る。
 4.稲村ヶ岳登山コース、観音峯パノラマコース
                                                                                  
◆荷物
  ザック(60L)、ザックカバー、テント、グランドシート、シュラフ、マットレス、ガスバーナー、ガスボンベ、コッヘル、
  ライター、コップ、箸、スプーン、ヘッドランプ、ラジオ、懐中電灯、携帯電話、デジカメ、同予備電池、ウエストバック、
  帽子、レインウエア、ウインドブレーカー、ソックス、パンツ、ズボン、シャツ、タオル、ハンカチ(2)、ウェットティッシュ、
  ティッシュ、虫除け、ハッカ油、蚊取り線香、歯ブラシ、スリッパ、エアー枕、本、地図、ノート、ペン、方位磁石、
  救急品パック、非常食パック、ストック、登山靴  

◆食料
  α米・・・(白ご飯、チキンライス、五目御飯)、無洗米(500cc)、レトルトカレー、味噌汁(3)、ラーメン、カロリーメイト(3)、
  チョコ、菓子、、飴、ポカリペットボトル(2L)、 水(1L)、 ポカリ粉末(3)(現地で水を汲み混ぜる) 

Totalパック重量 16kg
    

車に温泉用パック・・・ タオル、パンツ、ジーパン、Tシャツ  、靴下、カミソリ、クリーム  
       
資料  天川村パンフレットから
    map              みたらい渓谷     洞川温泉街    三湯めぐり     うまいもの
  
                     





132 天見から ダイトレ 金剛山 ちはや園地 テント泊 千早本道

2011年09月01日 | 登 山

今日は、初めてのテント泊登山に行ってきた。天気予報では8月31日は晴天9月1日午前中まではくもりだったが、
台風12号の影響で夕方には雨が降り出した。夜半は風雨が強まり朝方少し止んだが、下山する際に一段と雨脚が強まった。
幸い施設の整ったキャンプ地を利用したため、テントをウッドデッキに設置でき雨水が浸入するのを防げた。
また近く屋根付き炊事場があり、テーブルも使えたのでスムーズに片付けられた。実際山のテント場では、泥水や雨水が
テントに浸入し、シュラフや荷物まで濡れて悲惨な状況になっていたところであった。ほろ苦いテント泊デビューでした。
出発前には天気予報をもっと慎重に調べるようにすること。これが今回の教訓です。
写真は午後3時頃、まだ雨が降っていない状態  

翌朝6時頃、ちはや園地のすぐ横の広場。雨が小康状態になったときにお日様が一瞬、顔を出しかけた。

今日の登山記録      3D              ちはや園地配置図
      すぐ隣の香楠荘で入浴・食事が出来る

7:50南海高野線、天見駅から島の谷集落を抜け天見道の登山口である文田口へ、ここから標高差400m上がる。
今日のザック重量は16kg。ザックの肩に食い込む痛さは腰ベルトを有効に使えば防げるというアドバイスをいただいた。

8:25ダイトレ道に合流、ここはベンチが無いのでその先の西の行者堂まで。登山口から1時間10分休憩しなくて登れた。
前回、前々回と15kgの荷物が肩に食い込むように痛く30分ごとに休憩していたが、今回はアドバイスのおかげで平気だった。

10:40予定よりも1時間ほど早く着いた。標識の前は草が茂り放題。祠の横で大休憩を取った。

千早峠の手前で大峯山脈が見えるポイントがあるが樹木が茂ってほとんど見えない。秋の落葉後に見たいものです。

ダイトレ道はよく整備されていて道に迷う心配はまず無い。思えば4月のダイトレチャレンジ登山以降、久しぶりに歩いた。

中葛城山付近、南に五條市の街並みが美しい。遠くの山並みには台風の影響で雲がかかっている。大峯は雲の中。
この付近で、もはや時期外れのギンリョウソウがたくさん顔をだしていて驚いた。

一般道で峠と言えば高い所だが、登山で尾根を歩いていて峠があれば、そこは一番下がった所、久留野峠は急坂。、

伏見峠付近まで来れば、ちはや園地はすぐそこ、山頂方面から救急車が下ってきた。千早赤阪村と書かれていた。

ちはや園地の管理事務所。チェックインが午後2時から4時。チェックアウトは午前10時。持込テントの料金は500円。
夏の期間(7/16~8/28)は常設テントもあり、初心者でも手軽にキャンプが楽しめる。また、一年を通じて宿泊キャンプ
(持ち込みテントのみ)や日帰りの飯盒炊さんも楽しめる。炊事用具や食器セットも貸出ししているという。バンガローもある。

14:00チェックインの後、Cゾーン6番のウッドデッキ上にテントを張った。この下に炊事場。上にトイレと便利な場所を借りた。
17:00係員が来て、今日の利用は2組だけ。万一強い風雨が来た時は休憩施設を利用してくれ、と告げ下山された。
 
17:00夕食、炊いた無洗米にレトルトカレーをかけて食べた。定番の味噌ラーメンも。テントの中の様子3人用でゆったりだ。
18:00には寝床に着いた。この付近、民間機の飛行コースになっているのか頻繁にエンジンの音がする。

20:00頃から雨が強くなってきた。テントの中は快適。熟睡したいが雨がシートにあたってなかなか寝付けない。
夜中3時、雨が心配で起きる。テントには雨水は浸入してない。4時前にテント内を整理し屋根付き炊事場へ移動させる。

5:00朝食、熱々ご飯に納豆と味噌汁。        右の写真の建物、無人だが緊急時は使っても良いと言われた。
その建物の左奥に香楠荘(千早赤阪村営宿泊施設)があり入浴や食事も出来る。金剛ロープウェイ山上駅はこの先。

6:15出発時刻になると雨脚が強くなってきた。レインウエアーを着、ザックカバーを付け万全の備えで葛木神社へ。

その先に、夫婦杉、転法輪寺にお参りした。ここから、ちらほら登山者とすれ違った。

6:55 国見城址広場もガスがかかっていた。ここで河内長野駅行きのバス時刻を見ると始発は8:20。下山は1時間ほど。

下山途中から、風雨が強まってきた。階段道は小川状態。あと少しで登山口というポイントで千早城址の道案内あり。

千早城址はあっさり見て通過。8:05バス停に到着。まもなく南海バスがやって来た。
 
今日の山野草

ギンリョウソウこの時期珍しい  シュウカイド   ボタンヅル     ヘクソカヅラ
    
 ツユクサ       キンミズキ             イワタバコ見事な花の数          ヤブラン
    
 ツルリンドウ       イガホオズキ           ヤマジノホトトギス
   
ツリフネソウ       ダイコンソウ      ゲンノショウコウ
    

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131 水越峠から ダイトレ 葛城山 天狗谷道

2011年08月29日 | 登 山

今日は、水越峠からダイトレルートで葛城山に登った。山頂ではテント設営や昼食・休憩をしたので3時間ほど滞在した。
幸い木陰がありテント設営ができたので良かったが、久しぶりに真夏の陽射しで空気もムッとして暑かった。
昨日の岩湧山頂では涼しいし空気で早や、秋の気配がしていたのに。 15kgの荷物は重い30分ごとにザックを下ろして
休憩した。まだまだ訓練は始まったばかり。下山はいつもの天狗谷道。ちょうど反時計回りに1周して駐車位置に戻った。

今日の登山記録

10:25 水越峠手前の無料駐車場へ、平日でも満車に近い状態。ここから葛城登山口まで車道を15分上る。

葛城山へのダイトレルートは、急斜面で階段が目立って多い。550m付近から振り向くと金剛山が一望出来る。

ここの階段は段差が大きく不揃いなので疲れる。今日は晴れてカンカン照り、荷物も重いので汗が流れ落ちる。

登りは30分で肩が痛くなりザックを下ろしての休憩。800m付近の御所側にパラグライダーの離陸場所、今日も飛んでいた。

つつじ園側の山頂付近、ススキの草原の中に黄色い花が咲いていた。秋の七草のオミナエシ(女郎花)

12:20葛城山頂へ、山頂で28℃と熱い、陽射しが強く夏空だった。 岩湧き方面の山並みもよく展望できた。

今日の荷物は全部で15kg。パラグライダーの離陸場所に松の木。この木陰で買ったばかりのテントを設営した。

テントは、Puro Monte VL34 3人用超軽量山岳テント 本体・フライシートはポリエステル、ポールはジュラルミン製
ペグはアルミ製。セットで1.75kg。テントの下に敷くグランド用シートは別売り品0.4kg。合計で2.15kg

今日は、牛肉の鉄板焼き(コッフェルの皿はチタン製)と炊きたてのご飯で豪華な昼食になった。ご飯は80%の出来。

大峯テント泊を想定しての2泊3日の食料。米は500g、カロリーメイト4箱、水は1Lと少ないが現地の水場で調達。

今日、山頂に担ぎ上げた15kgの荷物。

白樺食堂のすぐ下にキャンプ地がある。ここで青年が調理していたので声をかけた。水場や釜戸も整っていて便利だ。

下山時も荷物が重いので、2回ザックを下ろして休憩した。5分ほどの休憩だが元気が出てくる。水場では頭からかぶった。

今日は夏日の晴天。金剛山の山並みがはっきりわかる。水越トンネルの付近、排気ガスで空気が汚れているのがわかる



今日の山野草
オミナエシ(女郎花) ツリガネニンジン  イヌショウマ     オトコエシ      イタドリ 

マツカゼソウ      キンミズキ       フシグロセンノウ   キツリフンネソウ  ツリフネソウ

ゲンノショウコウ    ツユクサ        ヤマジノホトトギス  ミズヒキ        ヌスビトハギ

クサアジサイ      ガンクビソウ      ゲンノショウコウ   ヒヨドリバナ


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