ランダム・メモランダム 3

バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

落日

2016-08-06 01:31:04 | サッカーその他

(もはやバイエルンでもドイツ代表でもないシュバネタをどのカテゴリに収めたらいいのか…。。(;_;))
(画像は全てキャプチャ画像です。埋め込みリンクではありません(汗))

エゲレスメディアを追従するのはメンドいので、実際のところはどうだかわかりませんが、「シュヴァインシュタイガーの32歳の誕生日(8月1日)のまさにその当日、モウリーニョ監督が問答無用で、ロッカールームの荷物をまとめアマチュアチームに行くように命じた」という、日本語ニュースに書かれていることが本当だという前提で話をします。ドイツメディアや世界のファンもそう信じているみたいだし。

トビアス兄さんがどんだけ弟想いかということはファンなら誰もが知っている。
自分より遥か高みに登りつめた弟を妬むことなく、何度もはるばるマンチェスターまで足を運んで応援したり、ことあるごとに「誇りに思うぞ」と弟を称賛するコメントをSNSで発信。
そのお兄さんが、ハッシュタグも付けず意図ははっきりさせてはいないものの、モウリーニョ及びマンUに対する批判であることが明白なこのつぶやきは、注目を浴びました。

あの栄光の2013年だったかもっと前だったか、当時レアルの監督だったモウリーニョはシュヴァインシュタイガーのことを気に入って、絶賛していたような記憶があります。 
だからマンUの新監督に就任したと聞いた時は、シュバのこともよく使ってくれるものと期待したのに、魔さかの仕打ち…。。。
絶望しました。
もともと個人的にモウリーニョのことは好きではないのですが、それにしても。
シーズン始まる前に構想外と告げておいて、条件の良いところへ移籍できるよう準備しなさいよ、というやり方はさほど珍しいことではないと思いますが、…

まだチームに合流する前からイラン子だと切り捨て、「1分たりともファーストチームではプレーさせない」と…。
ポジション競争に参加する権利さえ与えられないのか…


それなのに、恨みごとひとつ言わず、クラブレジェンド・ルーニーの功労試合をスタンドで観戦して「オールドトラッフォードに戻って来れて嬉しいな~」とか、人がいいにもホドがあるでしょ(涙)
だけどそんなマジメで心優しいシュバのことがみんな大好きなんだ(号泣)

もういいからバイエルンに帰って来い。
ファンハールはとっくに消えた。マンUにとってイラン子になっちゃった以上、義理立てする必要はないのだ。
甘い?
もっと頑張るべき?ポジション獲得のために戦うべき?
そういう意見は理解します。なんとなく、シュバ本人もそうするつもりなんじゃないか、という気がします。
シュバがまだ20代だったら、ワタシも、もちょっと頑張れ!とシリを叩いたことでしょう。
だけど彼はもう32歳。現役引退のプランを具体的に考えていてもおかしくない年齢です。ノーチャンスのマンUに留まるのはキャリアのムダだと思うのです。

シュバは我がバイエルンのフースバルゴットであり象徴でした。ミアサンバスティ、なのでした。
自分の大切な家族が悩み苦しんでいたら?
要るとかイラネとか言いますか?
「辛いんだったら帰っておいで」と、抱き締めるものではありませんか?

とはいえ!とはいえ!
問題はシュバ本人が(少なくとも表立っては)バイエルンに救いを求めていないということと、悲しいかな、本当の家族ではなく、プロプレーヤー&クラブとしての利害関係が存在するということ…。
チームとしてはやはり試合に勝利してナンボなわけで、現場の指揮官が戦術的理由で「必要ない」と判断すれば、それは優先されるべきということ。。
ヴィダル、シャビ・アロンソ、ラーム、ハビ、キミッヒ、と、有能なCHが粒ぞろいのバイエルンにあって、シュバの居場所はない、というアンチェロッティの見解は正しいと思います。

だけどー!だけどー!
理屈ではわかっているけれどどうしても感情がついて行きません。
プレーしなくてもいい、シュバがバイエルンにいることが何より大事、というワタシの考えが、受け入れられないものだということはわかっています。
それでももう、他のどのチームどのリーグにも行って欲しくない。バスティアンの家はここにしかない、と、思うのです。。。