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感動をありがとう

2016-03-26 01:35:15 | PSV

すっかり過去の話になってしまいましたが、よろしければお付き合いください。

16年3月15日 UEFAチャンピオンズリーグ 1/8決勝(ラウンド16) 2nd leg
アトレティコ・マドリー 延長0-0(PK8-7) PSVアイントホーフェン
(2試合合計ゴール数0-0、PK戦の結果アトレティコが準々決勝進出)

ズート - アリアス、ブルマ、モレノ、イジマ=ミラン、ヴィレムス - ファン・ヒンケル、グアルダード、プロパー - デ・ヨンク[C]、ロカディア

交代:ブレネット(75ヴィレムス)、レスティエンヌ(87)、ナルシング(118デ・ヨンク)
サブ:パスフェール、ヘンドリクス、スハールス、ヨゼフゾーン

ペレイロは警告のため出場停止

PK:0-1ファン・ヒンケル1-1グリーズマン1-2グアルダード2-2ガビ2-3プロパー3-3コケ3-4ブルマ4-4サウール4-5モレノ5-5トーレス5-6レスティエンヌ6-6ヒメネス6-7アリアス7-7フェリペ・ルイス7-7ナルシング8-7フアンフラン

カード:ロカディア(30)、デ・ヨンク(67)、グアルダード(120)、ファン・ヒンケル(120+1)

 

1st legと合わせ、210分間スコアレスはCL史上初めての事だそうです。
歴史に残る死闘の末、最後のPK戦のナルシングのたった1球で、PSVのCLでの冒険は終わりました。
本当に悔しいです。
悔しさのあまり、その瞬間はちょっと涙目になりました。
これが、なすすべなくあっさりとボロ負けしたのなら、まだ諦めもついたものの…。

アトレティコ相手によく健闘したじゃないか、なんて言葉は、PSVが格下だと言ってるようなものなので気に入らん。
いや実際そうなんでしょうけど(汗)、でも、だからこそ、みごとに勝って、「偶然じゃなくて必然よフフン」と胸を張りたかったのです。

だけど!
サッカーを観ていて、泣けるほど悔しい気持ちになるのは久しぶりのような気がします。
思い出すのも辛すぎて未だに見返せない、アノ2012年CL決勝以来かも…(もっともあの時はワケわからんくて、悔しいとか悲しいとかすら感じられなかったけど…、ってこの際関係ないわ(苦笑))
こんな風に感情が動くのは、なんて言うの、ちょっと嬉しいことでもあります。熱い気持ちを思い出しました。
それというのも、ここまで、今シーズンのPSVでのCLでの戦いには本当に感動させられたから。
マンUやヴォルフスブルクを撃破し、近年アヤックスですらなかなか到達できなかった決勝トーナメントに進むことができました。そして一昨シーズンのファイナリストを大いに苦しめ苦しんで、勝ち抜けまで紙一重、髪一本(?)というところまで来たのです。

プロ野球シーズンが終わった後のスーパーマーケットのセールみたいなので、やすやすとこの言葉を使うのは嫌いなのだけど、このたびは心を込めて、感動をありがとう、と言うのです。

この日に起こった、数人のサポの恥ずべき行動は不愉快の極みですが、それはさておき。
自分がPSVのファンであることを誇らしく思いました。
世界を感心させた(かも知れない)PSVの躍進がほんとうに必然だったかどうか、それは今後のCLで、常連として活躍できるか、にも依ると思います。
今後に期待!なのですが、そのためにはリーグ優勝しないとね…。2位でも予備3回戦には回れますが、できることならストレートINしたい…。


ズートはこの日も神だった。

2節続けてのベストイレブン!しかも1st legではメッシを抑えてベストプレーヤーにも選ばれました。


たった1人、PKを外してしまったナルシングを慰める控え選手たち。特にスハールスやヨゼフゾーンに感激です…
グアルダードやヘンドリクスが好調なので、スハールスの出番がさっぱり回って来ませんが、こうやってチームの支えになっているのね…。。